未完成な世界のサバイバル開拓記―UNFINISHEDWORLD―

第1章 そんなはじまりの物語

exそんな運営の物語

とある日の運営（天界）会議
「そんなデスゲームすればいいっていうものじゃないだろ！」
「アンタは死についてなめてるんやないか。」
「そんなことしても、母数が減るだけだろう。」
「それよりも大きく効率が上がって…」

どうも、天使Aです。
なんだかんだこんな話をして、早2億年。
ちょっとした知的生命体を生み出せばある程度まで、
発展させれるのにそれすらしようとしない。
許可も無しにちょっと余裕のある世界から連れ去ろうというのだ。
もうそろそろこの職場やめようかな…？
まあ、他にも天使はいるしね…。

「スキルの方がいいに決まっているだろう？」
「ステータス、ジョブ制の方がいいに決まっている。」
「アンタはいつも本当に…」
「そっちこそいつも…」

お久しぶりです、同期の天使が私一人になってしまった天使Aです。
前にあってから15億年ぐらいたってますかね？
明日こそやめよう。明日こそやめよう。と後延ばしにしたらこんなことになりました。
もう、やめれない。
前は星の数ほどいた天使が今となっては片手で数えれるほどしかいないのですから。
天使の退職理由も様々ですよ。
一生治らない五月病や、悪魔を召喚すると脅したり。
一番覚えているのは、厨二病の治療ですかね。
「青龍の衣の加護を受けし、左手が…」とか本格的な演技でした…演技ですよね？
もうそろそろ世代交代deathかね？
跡継ぎを探さないと…あっもっと聞いていかれますか。っていうか聞いてください！

あなたはそっとこの場を離れた。