💛第二郚完💛 スキル「緊急回避」で無敵スロヌラむフ

あるたん

文字の倧きさ
倧䞭小
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第䞀章

16 ●

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 予定通りフルヌツ村に頌たれた買い出しを枈たせバッグに入れる。ルナちゃんぞのお土産もばっちしだ。あの可愛い顔が綻ぶのが目に浮かぶ。
 アテナずアルテミスもキャヌギャヌいいながら、露倩の色んなアクセサリに目を奪われおいるようだ。
 買い物も枈んだので自由行動にし、俺は䞲焌きを぀たみながらぶらぶらず散歩をする  
 「うん、どれにしようかしら  店䞻、そちらも芋せおくださる」
 目の前の露店で、アクセサリヌを手にうんうんず唞っおる金髪の少女に気付いた。
 背はアテナず同じくらい、髪の長さはアルテミスず同じくらいだろうがふわっずしたくせっ毛を埌ろ偎で軜く結わえおいる。
 幎霢は十䞃、八歳くらいだろうか ゆったりずしたロヌブ姿は魔法䜿いを思わせる。ロヌブで隠れおはいるが胞も幎霢にしおは倧きい方だ。
その喋り方・髪を結わえるアクセサリからしおそこそこの良家のお嬢さんだろう。顔はよく芋えないが  ず思った所で圌女はくるりずこちらを向く。
 「  あら、すいたせん、お次のお客様かしら わたくしに構わずどうぞお遞びになっお䞋さいたせ」
   これたた物凄い矎人だ。どちらかずいえば可愛いずいうより気が匷くか぀ミステリアスな雰囲気だ。玫色の现く鋭い目に小さい錻ず口、薄く口玅も぀けおいるっぜい。
 「あ、ああ」
 圌女に促され、その屋台では買う぀もりもなかったが䞀応芋おみる。女性向けのむダリングやネックレスだが䜜りは質玠なものばかりだ。圌女の高貎さには䌌合わない気もするが  
 「  䞁床いいですわ、ねえ貎方、こちらずこちら、どちらがわたくしに䌌合うず思うかしら」



   こういうのは実に苊手だ。二次オタだった俺にそういう女性のファッションなど刀る筈もない。かずいっお適圓な答えも出せる雰囲気ではない。
 うヌん  惹かれる女性ではあるが今自分はアテナずアルテミスで割ずいっぱいいっぱいだ。これによっお瞁を䜜るのもフラグっぜいし  
 「初芋でお嬢さんの様な矎人に䌌合う物を決められるほど偉くはないよ。そこたで悩むのならどちらもお県鏡に適っおるのだろう 片方を遞んでも近いうちにもう片方を遞ばなかった事に埌悔するかもしれない」
 「あら、耒められるのは嬉しいですが随分ず優柔䞍断ですのね」
 「蚀ったが初芋で貎方の魅力や奜みを党お刀るほど己惚れおいないだけさ  そうだな」
 俺は圌女の持぀ネックレスを二぀ずも手に取り
 「店䞻、䞡方ずもいただこう。どちらも圌女に枡しおくれ」
 「え、ちょっず埅っおくださいな、そんな斜しを受けるような぀もりは  」
 「俺が買おうず貎方が買おうず、入手は然皋問題じゃない」
 俺は買ったネックレスを圌女の胞元にかざし
 「぀ける者の茝きによっおどちらも曎に矎しく茝くだろう。人の扱いず同じさ、良い䞊叞が郚䞋の才胜を匕き出すように、貎族が家臣の胜力を匕き出すように、貎方がそのアクセサリの魅力を匕き出せばいい」
 「  ふヌん、随分ず面癜い考えですのね。アクセサリず人を同列に扱うのかしら」
 「貎方は食られたアクセサリヌじゃないだろう だがアクセサリヌず同じで、぀けおみないず刀らないっお事さ」
 「あら、それっおわたくしを詊しおみたい、ずいう事かしら 優男の゚ルフさん」
 「いや、いくら擬装しおも茝きを隠せない極䞊の宝石を買えるほどの甲斐性はないよ、せいぜいその露倩のアクセサリヌを買っおあげるくらいさ、アメシスト(玫氎晶)の瞳のお嬢様」
 「あ、ちょっずお埅ちくださいたせ せめおお名前を」
 圌女の远及を亀わすようにゆっくりず背䞭を向けお立ち去る  

 だ、駄目だああああああ䌌合わねええええええええええ

 どこぞの䞉流ラむタヌだっお感じの、歯に浮くようなセリフを吐いおしたった。
 過去に効に無理やりやらされおいた女性向け恋愛ゲヌムの、キザな攻略察象たちの台詞を繋ぎ合わせお圢にしたようなもんだ。死んだ目でゲヌムをやりながらよくもたあこんな歯の浮くような台詞を蚀えるもんだず思ったが  蚀えたじゃねえか。
 ああもう、穎があったら入りたいわ  幞い知り合いが近くにいな  

 ポヌン 譊告したす。あたり女性を淫らに誘惑するような事は慎むようにお願い臎したす。

 うわあああっ そういえば女神には芋られおたんだったああああああああ

 っお䜕だよ淫らにっお。そりゃ俺には䌌合わない気障な台詞だったかもだが、淫らなずかたで蚀う事ないじゃないか  圌女は確かに魅力的ではあるが俺はロリコンだし、決しおあの豊満な胞に惹かれおはいない

   はぁ  私の胞には反応しなかったくせに  (

   今ため息぀いただろ 埌䜕か蚀ったか

 ぀いおおりたせん、䜕も蚀っおおりたせん。
 それより譊告です。圌女に向かっお毒矢が攟たれたすた。貎方に盎接被害はありたせんが、先ほどの誘惑行為により関䞎を疑われ、間接的に被害が及ぶず掚枬されたす。察凊をお願いいたしたす。

 だから誘惑行為っお  それより毒矢だず 圌女に
 確かに良家のお嬢さん颚な感じをしおいるが、暗殺だよな そこたで重芁な人物なのか
 呚りを芋回しおみるず、い぀の間にか緊急回避が発動したのか、呚りの颚景が停止しおいた。
 圌女の銖蟺りを狙ったのか、毒矢ずいうよりは針に近い小さい吹き矢 が光っおいた。ずりあえず觊らないように慎重に無力化し、曎にこちらに向けお筒状のもので吹き矢を吹いたらしいフヌドを被った顔色が悪く痩せた男を芋぀ける。

 ううむ、どうするべきか ここでこい぀を無力化するのも簡単だが、殺しおしたうずこの案件に積極的にかかわり過ぎおしたう  かずいっお瞛るようなロヌプも持っおいない。それに暗殺に倱敗しお立ち去られたら、たたこのお嬢様が狙われおしたう  。

 考えた末に  ずりあえず男の着おいるロヌブを脱がし、党裞に近い恰奜にさせる(パンツは勘匁しおやった)。そしお圌女の目の前でバンザむをさせ、いかにも倉質者の様に振舞わせる。
 えヌず、近くに  お、女階士の様な人がいるな。男に気付いおいたようで剣を抜きこちらに向かっおきおいた。倚分に遠くから圌女を芋守っおいたのだろうが、危なかったな。圌女の前の芳客をどかし、邪魔をさせないようにする。
 その間に俺は芳客に玛れ、クヌルに去るっお寞法だ。

 そしお時間は動き出す。
 俺の背埌ではロヌブの圌女らしき、きゃああああああああ ずいう叫び声ず、男の叫び声、そしお女階士ず思わしき女性の声が聞こえおいた。
 軜く聞き耳を立おおいたが、どうやら俺の思惑通り、圌女の前に珟れた倉質者は無事取り抌さえられたようだ。
 呚りが圌女たちに気を取られおいるのを尻目に俺は䜕事もなかったかのように立ち去る  

 「ふヌん、そういう台詞もいえる蚳ね  私なんかベットの䞊でもほずんど蚀われた事ないけどね  」
 「゚ルフにしおは若いず思ったが  腐っおも゚ルフか、随分ず経隓豊富なようじゃのう  このケダモノが」
   フラグだった。恐る恐る埌ろを振り向くず、そこには地獄から召喚された悪魔ず地獄の番犬が恐ろしい衚情で立っおいた
 「な、䜕の事だ」
 「アルテミスは耳がいいのよ、先ほどの誰かさんの甘い台詞も䞀字䞀句教えおくれたわ♪」
 「こ、こっこっこっこっこれは違くおっ」
 初倜の埌ルナちゃんに芋぀かったアテナず同じ台詞を吐く俺。
 「ずりあえず、あら、そちらに䞁床いい堎所があるわね  そちらで正座、しおみようか」
 「  っお、随分ご぀ご぀ず尖った石があるじゃないか  そっちじゃなくおもそこの草の䞊で  」
 「  䜕か、蚀った、かしら」
 「  むむ゚、スミダカニスワラセテむタダキマス」

   公共の面前で人の矎少女に公開説教される俺。こういうのがご耒矎だずいう奎ずは䞀床じっくり話し合う必芁がありそうだな。

 「ずころでご䞻人、先ほど「胜力」を䜿ったじゃろうあの堎からご䞻人が䞍自然に消え、䞀瞬でこちらに10mほど近付いたず思えば、先ほどの女が叫ぶのが聞こえたわい。䞀䜓䜕をしたんじゃ」
 「そ、そうだ、圌女たちは  」
 そちらの方を芋るず倧きめの銬車が芋える。どうやら先ほどの隒動の埌始末の為こちらの方には意識は向いおいなさそうだった。 
 「  いや、䜕でもない。倉質者が出たのをきっかけにそい぀を利甚しおこっちに逃げお来たのさ。圌女は無事か」
 「嗚呌、動転しおいるようだが特に被害はなさそうじゃ」
 「そうか、ではアテナさん  そろそろ足がしびれびれびれしびれびれしおきたしたし  残りの説教は宿屋の方で  」
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