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「……ねー、そろそろ起きてよー」
俺と香菜子の子は無事産まれた。
男の子、だった。
産まれてすぐ、恐る恐る話かけてみたらしいが……
子の中には、双葉は、居なかった。
「ねーってばー、折角の休みなんだしどこか連れて行ってよ~!」
其れならば、まだ香菜子の中に留まっているのか?
……
だが、俺達の子が産まれた瞬間から……
……香菜子の中から、双葉は、消えた。
……
……
香菜子は取り乱し、私の考えなしの行動が結局双葉ちゃんを消してしまったと慟哭した。
俺はそんな香菜子を抱きしめ、そんな事は無い、これはそういう「宿命」だったんだ……どのみち俺と香菜子が普通に結婚し、女の子が産まれていても、多分双葉は……。
……
……
……
其れから12年の月日が流れ、俺と香菜子は30代、俺達の息子は12才となっていた……そして……
「これか~、この布団が悪いのか~! ……せ~のっ、えいっ!」
「ふごわっ!!」
ドッベシャ~ン! 思いっきり布団を引っぺがされ、ベッドの下に転がり落ちる俺。すわ一体何がっ! ……きょろきょろするパジャマ姿の俺の前に立つのは……。
「お兄ちゃん、やっと起きたっ! さっ、早速行きましょっ!!」
「あ~! 又とうさんの寝室に来やがって!! いい加減にしやがれ!!」
「っつ~~~……ど、どこにですかっ!」
「キャハハハハッ! 何その敬語っ♪ 寝惚けたお兄ちゃん面白~い♪」
「……全く、いっつも急に遊びに来ては兄さんにべったりなんだから……」
……其処には12歳・小学六年生になった双葉がいた……
「だってかな姉、お父さんお母さんも、この身体のお父さんお母さんも、もぅ足がとか腰がとか言いだして遊んでくれないんだも~ん!」
いや、正確には、
俺と香菜子の息子と同時期に、
香菜子の両親が産んだ女の子に入った双葉だ。
……ややこしい……つまり今の双葉は俺の妹でもあり、香菜子の妹、にもなったのだ。
香菜子は一人っ子で、両親は若く、元々香菜子に兄弟姉妹を作りたかったらしいが、娘の妊娠を知って発奮してしまったらしい。
勿論香菜子の妹としての人格も存在する……其方は香菜子の妹らしく大人しいんだけどなぁ。
「ま、これで私もかな姉と同じ様に、兄さんのぶんし~んとも結婚出来る訳で、これはこれでハッピーエンドでしょ?」
「何言ってやがるこのエロ小学生!!」
「誰が分身だ! それにお前なんかとケッコンするかよ!!」
「そうよ双葉ちゃん、そういうのはギリギリまで言わずに、私が兄さんとシたようにギリギリで押し倒すのよ!!」
……何だこのカオスエクスプロージョン。
双葉は相変わらず、ニシシッ、っと笑っていた。
俺と香菜子の子は無事産まれた。
男の子、だった。
産まれてすぐ、恐る恐る話かけてみたらしいが……
子の中には、双葉は、居なかった。
「ねーってばー、折角の休みなんだしどこか連れて行ってよ~!」
其れならば、まだ香菜子の中に留まっているのか?
……
だが、俺達の子が産まれた瞬間から……
……香菜子の中から、双葉は、消えた。
……
……
香菜子は取り乱し、私の考えなしの行動が結局双葉ちゃんを消してしまったと慟哭した。
俺はそんな香菜子を抱きしめ、そんな事は無い、これはそういう「宿命」だったんだ……どのみち俺と香菜子が普通に結婚し、女の子が産まれていても、多分双葉は……。
……
……
……
其れから12年の月日が流れ、俺と香菜子は30代、俺達の息子は12才となっていた……そして……
「これか~、この布団が悪いのか~! ……せ~のっ、えいっ!」
「ふごわっ!!」
ドッベシャ~ン! 思いっきり布団を引っぺがされ、ベッドの下に転がり落ちる俺。すわ一体何がっ! ……きょろきょろするパジャマ姿の俺の前に立つのは……。
「お兄ちゃん、やっと起きたっ! さっ、早速行きましょっ!!」
「あ~! 又とうさんの寝室に来やがって!! いい加減にしやがれ!!」
「っつ~~~……ど、どこにですかっ!」
「キャハハハハッ! 何その敬語っ♪ 寝惚けたお兄ちゃん面白~い♪」
「……全く、いっつも急に遊びに来ては兄さんにべったりなんだから……」
……其処には12歳・小学六年生になった双葉がいた……
「だってかな姉、お父さんお母さんも、この身体のお父さんお母さんも、もぅ足がとか腰がとか言いだして遊んでくれないんだも~ん!」
いや、正確には、
俺と香菜子の息子と同時期に、
香菜子の両親が産んだ女の子に入った双葉だ。
……ややこしい……つまり今の双葉は俺の妹でもあり、香菜子の妹、にもなったのだ。
香菜子は一人っ子で、両親は若く、元々香菜子に兄弟姉妹を作りたかったらしいが、娘の妊娠を知って発奮してしまったらしい。
勿論香菜子の妹としての人格も存在する……其方は香菜子の妹らしく大人しいんだけどなぁ。
「ま、これで私もかな姉と同じ様に、兄さんのぶんし~んとも結婚出来る訳で、これはこれでハッピーエンドでしょ?」
「何言ってやがるこのエロ小学生!!」
「誰が分身だ! それにお前なんかとケッコンするかよ!!」
「そうよ双葉ちゃん、そういうのはギリギリまで言わずに、私が兄さんとシたようにギリギリで押し倒すのよ!!」
……何だこのカオスエクスプロージョン。
双葉は相変わらず、ニシシッ、っと笑っていた。
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