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おじさん♡受けとめます
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みぃ♡
「お目覚めかな、視作生」
…あれ、僕ってば寝ちゃってたみたい。
気がつくとすっかり夜も更けている。
窓から見える満月の、くっきりとした輪郭が眩しいくらいだ。
室内は柔らかな蝋燭の灯に、ほの明るい。
すやすやと眠る僕を、両側から旦那様が見守ってくれていたらしいね。
そういえば夢の中でも髪や身体を優しく撫でられている感触がしていた。
「ふむ、顔色がよろしいな」
額にかかる髪を指でそうっとかき分けながら、右耳の辺りでセスが低い声で囁く。
「うん♡すっきりした」
「ふん、それならば…お腹が減ったのではないかい?」
マックスがクスクスと笑みながら、そんな事を左耳に囁きかける。
「ん♡そう言われたら…、、」
そう、ですね♡
Ωっ子の恥ずかしい性が、むくむくと頭をもたげてキそうだ\(//∇//)\
なのに!
「いや、まだ旅の疲れがあろう。中断していた身拭いを済ませて、もう一度お休みなさい」
セスの心配性が水を差す。
「それもそうだね。では続きをしよう」
折角いい雰囲気を醸し出していたのに!
マックスもあっさりと身をひくと、さっさと準備を整えてしまった。
ちょっとモヤモヤするけど、大人しくしよう。
…いや、僕ったら本当に、好きモノ♡だよね:(;゛゜'ω゜'):
いやいや、もちろん僕にとって“精食”ことセックスは、食事に等しい生命活動だからさ!
特に妊娠中だから、特に気をつけて♡適度にしっかり致しておりました。
それに睡眠欲が増えたのと同時進行で、性欲も大増加している\(//∇//)\
でも、お城で過ごしていた時は…
ヴィクターが中心になって“精食♡”を致しておりまして\(//∇//)\
彼が主導権を握るセックスは…
ヤリ手な王様が主役になりがちで、若手はかなり翻弄されてしまっていて…
ちょっと可哀想なくらい、でした\(//∇//)\
絶倫の壮年は、青年に肩を並べる事を許さなかった♡
それはもう!
なかなかどうして、大人気ないくらいだった\(//∇//)\
でも、仕方ない。
ヴィクターは婚姻の為にルイスに渡っている身で、滞在期間は限られていた。
王様の留守は例の王妃様が守ってくれているそうだけど、そう長く国を空ける事は出来ない。
彼は帰国を余儀無くされており、一旦そうなれば次に領地を離れる事は容易ではなかった。
だから、精一杯に愛し合う必要があったんだ。
きっと次の逢瀬はずっと先になるだろうから…
そんな切ない事情もあって、ヴィクターに華を持たせてあげていた…
という言い訳を、若者達は言い張っていましたね\(//∇//)\
はい、所で、お気づきでしょうか。
そうなんです(´・Д・)」
この度“ヴィクトール”は“ヴィクター”と言う“愛称”で呼ぶ事と相成りました。
今回も御本人からのたってのお願いでそんな事になったんだけど…
どうにからならないかな、この負のループ:(;゛゜'ω゜'):
『視作生、君は親しい間柄の相手を愛称でお呼びだそうだね』
王様は自分がそうで無いのが気に入らない事を明確に表情に出して、そんなふうに切り出してきました。
…出ましたよ、愛称問題(-_-;)
う~ん、、、二択だな。
どっちがいいんだろう。
ヴィッキーか、ヴィックル。
…うん( ˙-˙ )
いや、それなら“ヴィクトール”が良いでしょうが:(;゛゜'ω゜'):
…僕って、ありとあらゆるセンスが無いんだよ(´Д` )
そもそも、そう長い名前でもないしね。
別に要らなくないか?
正解が分からなすぎて、悶々としてしまう。
そんな僕を見守る、新夫の期待に満ち溢れた眼差しが痛い…
『え、、っと。…う、ん、、と』
全く、思いつかなかった!\\\٩(๑`^´๑)۶////
そうしておのずと、雰囲気が停滞して行く。
様子のおかしい僕に、セスとマックスは心配顔で焦れてきた。
『そも、愛称は悩んでまで決める事では無いでしょう』
『陛下、視作生を困らせてはいけない』
『持たざる者の悲哀を、君達には解せぬ様だ。残念だね』
王様はしれっと言い返して、我関せずの表情を取り繕ってはいる。
でも内心では、なかなか愛称をくれない僕にガッカリしているんだろう…
…って、もう、何だこりゃ:(;゛゜'ω゜'):
こんなもの凄いくだらない事で、信じられない位に空気が澱んでいる!
ああ、もう、耐えられない…
これ以上、いい案が出る事なんてないよ(;´д`)
いっそここで観念して、微妙なあだ名をつけちゃったら…
楽になれますかね?
『ヴィ、ヴィ、、ック、、ル…、、?』
いや!
早まってはいけない、気がする。
彫刻の様に整ったお顔の麗しの王様に、乳酸飲料みたいなあだ名をつけるのは、どうだろう…:(;゛゜'ω゜'):
するとそんな空気を切り裂く、空気を読まない発言が、空気を変えました。
『視作生!どうか些末な事ごとに御悩み召されませんでください!』
うん。
君のお兄様のたってのお願いを、君ってヤツは“些末”と言ったね。
スッパリと足蹴にして、切り捨てたね。
…コレ、平気かな?:(;゛゜'ω゜'):
『君が愛を持って称された御名であれば、変であっても良いのです!』
ほう。
ずいぶんとハッキリと、変って言ったな( ˙-˙ )
…まあ、確かに自分でもそう思ってたよ。
『多少、可笑しなふうでも兄上には喜びとなりましょう。さあ、遠慮なく!どうぞ!』
変なあだ名を受け入れざるをえない、変な応援を仕掛けてくる弟を、お兄様は無言で微笑しては眺めている。
お、おう、、、。
チラッと見た感じ、王様、目が笑ってないよ。
…コレ、ホント、大丈夫?:(;゛゜'ω゜'):
『私は、兄上が視作生と睦まじく…些細な幸せを紡いでおられる事が、嬉しいのです。私には、その光景こそ眼福で御座います!』
はい?
何じゃ、そりゃ( ˙-˙ )
…感動のあまりに涙目で、君ったらそんな風に言うのか。
『…あ。そっかぁ、、そう、なんだ、ね』
アレックス♡(*´꒳`*)
君はお兄ちゃんが大好きだね。
僕のちょっと間抜けた愛犬は♡
ふさふさのシッポをわさわさと振り乱しながら、喜びを振りまいていますね。
心底で“嬉しい”って全身で表しているアレックスこそ“眼福”って感じだよ。
一瞬、殺気だった君の“兄上”は…
一転、困惑気にむず痒そうな微苦笑を浮かべる羽目になった。
『全く、其方こそは変人であるね。、、、可笑しな男だ』
言い淀んだ上に心底に呆れた顔には、でも人の情が浮かんでいる。
王様は生身の人間らしさを、この弟の為に無くさずにいるのかも知れない。
ヴィクトールと深く交わって、僕はこの人の芯の堅さに戸惑う事が幾度とあった。
彼はどう仕様もなく“支配者”だから、容易に他者と迎合する事は出来ないんだ。
それでも、それと識っていてさえ…
アレックスは彼の兄上を、愛して止まない。
ウチのワンコはとにかく懐っこい!
人の懐に飛び込むって、けっこう勇気がいるじゃないか。
あ、解ったぞ♡
正解、見ぃつけた(*´꒳`*)
『じゃ、ヴィクター♡って呼んでいい?』
なかなか素敵な愛称になったなぁ\(//∇//)\
聞き覚えのあった、どっかの会社名から拝借しただけです。
ワンコのマークが可愛くて好きだった。
僕の愛犬♡アレックスを見てて、思いつきました。
そして念願の“愛称”をもぎ取った王様は渋々ながらも満足気に、帰路に着く事になさいました。
『視作生、君が出産を迎える頃には必ずお側に参ります。君の安産が為に、私が強き精をつけて差し上げなくてはいけないからね』
最後までごく自然に、ごく真面目にエロい事を囁いて、僕の王様はお国に帰って行きました\(//∇//)\
あの豪奢な長い金髪の後髪をめちゃくちゃに引かれながら、ね(*´꒳`*)
うん。
思い出すだけで、彼が恋しい…
彼と過ごした濃密な時間の記憶は、僕の身体中に染み込まされている。
あんな事、こんな事、あったでしょう♡
…あら、ウッカリ思い出したらば!
すっかりと眠気が飛んだ、かも\(//∇//)\
だとしたら、ここはひとつ!
やっぱり、睡眠欲だけじゃ物足りません。
こうなったらば、もう一つの欲を満たしてしまいたい\(//∇//)\
僕の身体を木綿の布巾で丁寧に拭ってくれていたマックスが、ふいに顔を上げる。
そして綺麗な笑みを浮かべて、僕を見つめた。
「…、ねぇ、視作生。お疲れ、ではなかったのかな」
バレました\(//∇//)\
「あは♡…マックスがいやらしい感じで、触るからだよ?」
もう、八つ当たりして誤魔化して、甘えちゃえ!
そんなやり取りを始めたならば、セスもすかさず便乗してきた。
「ふん。ああ、これはひどいな…」
彼は眉を顰めて非難する。
「拭う側から、もう布巾が、水盥が…、すっかりと桃色だ。君という人は、ほんに堪え性のない方だ」
…久しぶりの、言葉責め\(//∇//)\
コレ、最近はご無沙汰でしたね!
おサイコな旦那サマは、本領を発揮なさるおつもりの様です♡
「そうだね。君を安らかに御世話致そうと心砕く夫への、コレは何とも酷い仕打ちだ」
マックスもカナリ、乗り気の様だ。
「フッ、淫乱だな。こんな仕方でこう迄も感じるなんて、流石は“女王”で座す」
彼にしては容赦の無い言い方が、矢鱈と嫌らしくて酷く胸が沸く。
これは仕返し、かもしれないな。
誇り高い彼らは、ヴィクトールにやられっぱなしだった事が気にいらなかったに違いない。
僕とヴィクターが支配した♡あの房事の復讐を、企んでくれているのなら…
望む所だよ。
愛する君達なら、僕をどんなふうに可愛がってくれても構わない。
でも、勘違いしないで♡
きっと主導権はいつだって、僕だ。
僕はいつだって、どうしたって君達の“女王様”だからね?
結局“支配者”は、君達の奥様なんだよ。
「んふ♡」
安心して、酷くシて?
どんな愛し方だって受け止めちゃう♡ぞ。
\\\٩(๑`^´๑)۶////
「お目覚めかな、視作生」
…あれ、僕ってば寝ちゃってたみたい。
気がつくとすっかり夜も更けている。
窓から見える満月の、くっきりとした輪郭が眩しいくらいだ。
室内は柔らかな蝋燭の灯に、ほの明るい。
すやすやと眠る僕を、両側から旦那様が見守ってくれていたらしいね。
そういえば夢の中でも髪や身体を優しく撫でられている感触がしていた。
「ふむ、顔色がよろしいな」
額にかかる髪を指でそうっとかき分けながら、右耳の辺りでセスが低い声で囁く。
「うん♡すっきりした」
「ふん、それならば…お腹が減ったのではないかい?」
マックスがクスクスと笑みながら、そんな事を左耳に囁きかける。
「ん♡そう言われたら…、、」
そう、ですね♡
Ωっ子の恥ずかしい性が、むくむくと頭をもたげてキそうだ\(//∇//)\
なのに!
「いや、まだ旅の疲れがあろう。中断していた身拭いを済ませて、もう一度お休みなさい」
セスの心配性が水を差す。
「それもそうだね。では続きをしよう」
折角いい雰囲気を醸し出していたのに!
マックスもあっさりと身をひくと、さっさと準備を整えてしまった。
ちょっとモヤモヤするけど、大人しくしよう。
…いや、僕ったら本当に、好きモノ♡だよね:(;゛゜'ω゜'):
いやいや、もちろん僕にとって“精食”ことセックスは、食事に等しい生命活動だからさ!
特に妊娠中だから、特に気をつけて♡適度にしっかり致しておりました。
それに睡眠欲が増えたのと同時進行で、性欲も大増加している\(//∇//)\
でも、お城で過ごしていた時は…
ヴィクターが中心になって“精食♡”を致しておりまして\(//∇//)\
彼が主導権を握るセックスは…
ヤリ手な王様が主役になりがちで、若手はかなり翻弄されてしまっていて…
ちょっと可哀想なくらい、でした\(//∇//)\
絶倫の壮年は、青年に肩を並べる事を許さなかった♡
それはもう!
なかなかどうして、大人気ないくらいだった\(//∇//)\
でも、仕方ない。
ヴィクターは婚姻の為にルイスに渡っている身で、滞在期間は限られていた。
王様の留守は例の王妃様が守ってくれているそうだけど、そう長く国を空ける事は出来ない。
彼は帰国を余儀無くされており、一旦そうなれば次に領地を離れる事は容易ではなかった。
だから、精一杯に愛し合う必要があったんだ。
きっと次の逢瀬はずっと先になるだろうから…
そんな切ない事情もあって、ヴィクターに華を持たせてあげていた…
という言い訳を、若者達は言い張っていましたね\(//∇//)\
はい、所で、お気づきでしょうか。
そうなんです(´・Д・)」
この度“ヴィクトール”は“ヴィクター”と言う“愛称”で呼ぶ事と相成りました。
今回も御本人からのたってのお願いでそんな事になったんだけど…
どうにからならないかな、この負のループ:(;゛゜'ω゜'):
『視作生、君は親しい間柄の相手を愛称でお呼びだそうだね』
王様は自分がそうで無いのが気に入らない事を明確に表情に出して、そんなふうに切り出してきました。
…出ましたよ、愛称問題(-_-;)
う~ん、、、二択だな。
どっちがいいんだろう。
ヴィッキーか、ヴィックル。
…うん( ˙-˙ )
いや、それなら“ヴィクトール”が良いでしょうが:(;゛゜'ω゜'):
…僕って、ありとあらゆるセンスが無いんだよ(´Д` )
そもそも、そう長い名前でもないしね。
別に要らなくないか?
正解が分からなすぎて、悶々としてしまう。
そんな僕を見守る、新夫の期待に満ち溢れた眼差しが痛い…
『え、、っと。…う、ん、、と』
全く、思いつかなかった!\\\٩(๑`^´๑)۶////
そうしておのずと、雰囲気が停滞して行く。
様子のおかしい僕に、セスとマックスは心配顔で焦れてきた。
『そも、愛称は悩んでまで決める事では無いでしょう』
『陛下、視作生を困らせてはいけない』
『持たざる者の悲哀を、君達には解せぬ様だ。残念だね』
王様はしれっと言い返して、我関せずの表情を取り繕ってはいる。
でも内心では、なかなか愛称をくれない僕にガッカリしているんだろう…
…って、もう、何だこりゃ:(;゛゜'ω゜'):
こんなもの凄いくだらない事で、信じられない位に空気が澱んでいる!
ああ、もう、耐えられない…
これ以上、いい案が出る事なんてないよ(;´д`)
いっそここで観念して、微妙なあだ名をつけちゃったら…
楽になれますかね?
『ヴィ、ヴィ、、ック、、ル…、、?』
いや!
早まってはいけない、気がする。
彫刻の様に整ったお顔の麗しの王様に、乳酸飲料みたいなあだ名をつけるのは、どうだろう…:(;゛゜'ω゜'):
するとそんな空気を切り裂く、空気を読まない発言が、空気を変えました。
『視作生!どうか些末な事ごとに御悩み召されませんでください!』
うん。
君のお兄様のたってのお願いを、君ってヤツは“些末”と言ったね。
スッパリと足蹴にして、切り捨てたね。
…コレ、平気かな?:(;゛゜'ω゜'):
『君が愛を持って称された御名であれば、変であっても良いのです!』
ほう。
ずいぶんとハッキリと、変って言ったな( ˙-˙ )
…まあ、確かに自分でもそう思ってたよ。
『多少、可笑しなふうでも兄上には喜びとなりましょう。さあ、遠慮なく!どうぞ!』
変なあだ名を受け入れざるをえない、変な応援を仕掛けてくる弟を、お兄様は無言で微笑しては眺めている。
お、おう、、、。
チラッと見た感じ、王様、目が笑ってないよ。
…コレ、ホント、大丈夫?:(;゛゜'ω゜'):
『私は、兄上が視作生と睦まじく…些細な幸せを紡いでおられる事が、嬉しいのです。私には、その光景こそ眼福で御座います!』
はい?
何じゃ、そりゃ( ˙-˙ )
…感動のあまりに涙目で、君ったらそんな風に言うのか。
『…あ。そっかぁ、、そう、なんだ、ね』
アレックス♡(*´꒳`*)
君はお兄ちゃんが大好きだね。
僕のちょっと間抜けた愛犬は♡
ふさふさのシッポをわさわさと振り乱しながら、喜びを振りまいていますね。
心底で“嬉しい”って全身で表しているアレックスこそ“眼福”って感じだよ。
一瞬、殺気だった君の“兄上”は…
一転、困惑気にむず痒そうな微苦笑を浮かべる羽目になった。
『全く、其方こそは変人であるね。、、、可笑しな男だ』
言い淀んだ上に心底に呆れた顔には、でも人の情が浮かんでいる。
王様は生身の人間らしさを、この弟の為に無くさずにいるのかも知れない。
ヴィクトールと深く交わって、僕はこの人の芯の堅さに戸惑う事が幾度とあった。
彼はどう仕様もなく“支配者”だから、容易に他者と迎合する事は出来ないんだ。
それでも、それと識っていてさえ…
アレックスは彼の兄上を、愛して止まない。
ウチのワンコはとにかく懐っこい!
人の懐に飛び込むって、けっこう勇気がいるじゃないか。
あ、解ったぞ♡
正解、見ぃつけた(*´꒳`*)
『じゃ、ヴィクター♡って呼んでいい?』
なかなか素敵な愛称になったなぁ\(//∇//)\
聞き覚えのあった、どっかの会社名から拝借しただけです。
ワンコのマークが可愛くて好きだった。
僕の愛犬♡アレックスを見てて、思いつきました。
そして念願の“愛称”をもぎ取った王様は渋々ながらも満足気に、帰路に着く事になさいました。
『視作生、君が出産を迎える頃には必ずお側に参ります。君の安産が為に、私が強き精をつけて差し上げなくてはいけないからね』
最後までごく自然に、ごく真面目にエロい事を囁いて、僕の王様はお国に帰って行きました\(//∇//)\
あの豪奢な長い金髪の後髪をめちゃくちゃに引かれながら、ね(*´꒳`*)
うん。
思い出すだけで、彼が恋しい…
彼と過ごした濃密な時間の記憶は、僕の身体中に染み込まされている。
あんな事、こんな事、あったでしょう♡
…あら、ウッカリ思い出したらば!
すっかりと眠気が飛んだ、かも\(//∇//)\
だとしたら、ここはひとつ!
やっぱり、睡眠欲だけじゃ物足りません。
こうなったらば、もう一つの欲を満たしてしまいたい\(//∇//)\
僕の身体を木綿の布巾で丁寧に拭ってくれていたマックスが、ふいに顔を上げる。
そして綺麗な笑みを浮かべて、僕を見つめた。
「…、ねぇ、視作生。お疲れ、ではなかったのかな」
バレました\(//∇//)\
「あは♡…マックスがいやらしい感じで、触るからだよ?」
もう、八つ当たりして誤魔化して、甘えちゃえ!
そんなやり取りを始めたならば、セスもすかさず便乗してきた。
「ふん。ああ、これはひどいな…」
彼は眉を顰めて非難する。
「拭う側から、もう布巾が、水盥が…、すっかりと桃色だ。君という人は、ほんに堪え性のない方だ」
…久しぶりの、言葉責め\(//∇//)\
コレ、最近はご無沙汰でしたね!
おサイコな旦那サマは、本領を発揮なさるおつもりの様です♡
「そうだね。君を安らかに御世話致そうと心砕く夫への、コレは何とも酷い仕打ちだ」
マックスもカナリ、乗り気の様だ。
「フッ、淫乱だな。こんな仕方でこう迄も感じるなんて、流石は“女王”で座す」
彼にしては容赦の無い言い方が、矢鱈と嫌らしくて酷く胸が沸く。
これは仕返し、かもしれないな。
誇り高い彼らは、ヴィクトールにやられっぱなしだった事が気にいらなかったに違いない。
僕とヴィクターが支配した♡あの房事の復讐を、企んでくれているのなら…
望む所だよ。
愛する君達なら、僕をどんなふうに可愛がってくれても構わない。
でも、勘違いしないで♡
きっと主導権はいつだって、僕だ。
僕はいつだって、どうしたって君達の“女王様”だからね?
結局“支配者”は、君達の奥様なんだよ。
「んふ♡」
安心して、酷くシて?
どんな愛し方だって受け止めちゃう♡ぞ。
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