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顔のいい人に囲まれると疲れると思うの。
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前略
一度寝るとなかなか起きないお兄様
猫たんに気持ち悪がられましたが、本望です!
★異世界にトリップしましたが、何の能力も無くて生きるだけで精一杯です!★
ルゼルたんとくだらない会話をしていると、曲がり角で人とぶつかってしまった。
ぶつかった拍子に借りた絵本3冊が落ちてしまった。
相手の足に
相手はラフな格好をしていて、サンダルみたいなものを履いていた。
絵本の角が相手の足にクリティカルヒットだ。
相手は声にならない状態みたいで痛がっている。
「ご、ごめんなさい!」
「い、いや、俺の方こそ悪かった。」
相手は痛がりながら謝ってくる。
いや、当たった部分赤くなってるよ?
「医務室いきましょう。
少し冷やした方がいいと思います。」
「怪我は慣れてるから大丈夫だよ。
君の方こそぶつかった時、怪我しなかった?」
「あ、私は大丈夫です。」
相手は眉を下げ、少し困ったような優しい笑顔を向けてきた。
優しそうな平凡な顔、少しそばかすが散っている。
その顔に似合わない筋肉質な身体…
思ったのは、そう、アニー好きそう。
以上だ。
「あの、医務室行かなくて大丈夫ですか?」
「うん、俺はこれでも騎士団所属なんだ。
これくらいなら、鍛錬で慣れてるから大丈夫だよ。」
やはり、騎士団所属なのか。
顔からしたら庭師とかが似合いそうな優しくて爽やかな顔だ。
最近、城で会った人はほぼ顔が良い人ばかりだから安心するわぁ、この感じ。
相手の名前はジョンソンと言うらしい。
今日は休みだったらしく、出かけようとしていたら私とぶつかったらしい。
私の絵本を部屋まで運んでくれると言い出した。
お断りしたが、私が異世界人と分かっているらしく私の住んでいた世界の話を聞かせてくれとお願いされた。
その言葉に、なぜか嬉しく感じて部屋まで送っていただいてしまった。
「今日はありがとう!
タチバナの世界に興味あったから聞けて嬉しかったよ。
よければ、また聞かせてね!」
ジョンソンは良い笑顔で去って行った。
仲良くなれそう、そんな気がした。
「あなた、浮気はダメですわよ?」
ジョンソンが去って行った方を見ていたらルゼルたんが話しかけてきた。
「浮気?
特段付き合っている人いないから、浮気はないよ?」
「何を言っていらっしゃるの?
あなたは私とシャルが保護したのよ。」
そ、それはもしかして…
「ルゼルたん…
嫉妬してくれたの!!!???
私の心はルゼルたんのものだよ!!」
強烈な猫パンチをいただきましたー!!!
一度寝るとなかなか起きないお兄様
猫たんに気持ち悪がられましたが、本望です!
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ルゼルたんとくだらない会話をしていると、曲がり角で人とぶつかってしまった。
ぶつかった拍子に借りた絵本3冊が落ちてしまった。
相手の足に
相手はラフな格好をしていて、サンダルみたいなものを履いていた。
絵本の角が相手の足にクリティカルヒットだ。
相手は声にならない状態みたいで痛がっている。
「ご、ごめんなさい!」
「い、いや、俺の方こそ悪かった。」
相手は痛がりながら謝ってくる。
いや、当たった部分赤くなってるよ?
「医務室いきましょう。
少し冷やした方がいいと思います。」
「怪我は慣れてるから大丈夫だよ。
君の方こそぶつかった時、怪我しなかった?」
「あ、私は大丈夫です。」
相手は眉を下げ、少し困ったような優しい笑顔を向けてきた。
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その顔に似合わない筋肉質な身体…
思ったのは、そう、アニー好きそう。
以上だ。
「あの、医務室行かなくて大丈夫ですか?」
「うん、俺はこれでも騎士団所属なんだ。
これくらいなら、鍛錬で慣れてるから大丈夫だよ。」
やはり、騎士団所属なのか。
顔からしたら庭師とかが似合いそうな優しくて爽やかな顔だ。
最近、城で会った人はほぼ顔が良い人ばかりだから安心するわぁ、この感じ。
相手の名前はジョンソンと言うらしい。
今日は休みだったらしく、出かけようとしていたら私とぶつかったらしい。
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お断りしたが、私が異世界人と分かっているらしく私の住んでいた世界の話を聞かせてくれとお願いされた。
その言葉に、なぜか嬉しく感じて部屋まで送っていただいてしまった。
「今日はありがとう!
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よければ、また聞かせてね!」
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「浮気?
特段付き合っている人いないから、浮気はないよ?」
「何を言っていらっしゃるの?
あなたは私とシャルが保護したのよ。」
そ、それはもしかして…
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