21 / 32
魔法の話とか聞くとテンション上がりますよね!
しおりを挟む
前略
孫の体力について行けないと悲しんでいるお母様
娘は初のコスプレ?を経験してます。
★異世界にトリップしましたが、何の能力も無くて生きるだけで精一杯です!★
課長に青と白色の説明をちゃんとしました。
何色なのかを必死に考えるもんだから、危うく新たな色を作る流れになりかけました。
そんなことはさておき、2日後に精霊祭に行くことになったわけだが、聖霊祭は屋台などがたくさん出ていて催し物などもたくさんするようだ。
一番人気な催し物は精霊様を決めるコンテスト…いわゆるミスコンだ。
どんな世界でも、そういうの好きね。
今年は聖女様や薔薇の乙女もでるんじゃないかという噂も出ているらしい。
因みに、全てルゼルたん情報だ。
「まあ、あの女達が好きそうな催しではあるわね。
注目されるのが好きな2人ですもの。」
「あれ?ルゼルたんは聖女と薔薇の乙女に会ったことあるの?」
「当たり前よ、シャルについてると会わなきゃいけないことも多いわ。」
「へー、精霊様に立候補するってことは可愛いの?」
「まあ、顔は良いわね。
貴方とは大違いよ。」
「お?突然ディスられたぞ?」
「中身は最悪よ。
貴方の方がマシね。」
「え?なんでこんなディスられてるの?
なんで???」
本日のお勉強も兼ねて、ルゼルたんに精霊祭について教えてもらっているところに突然罵倒された??
まあ?顔は普通だと思いますが??
「いい?おさらいよ?
精霊祭は作物などの実りを感謝、疫病退散などの祈りを込めているお祭りでしてよ。
この国は水が豊富で綺麗だから水の精霊が宿っていると言われているわ。」
「はい!先生!」
「質問を許可しますわ。」
挙手をすると、ルゼルたんから質問の許可を頂けた。
「精霊や妖精は実在するんですか?」
「いい質問ね。
人間たちは妖精や精霊は御伽噺と認識しているケースが多いですわ。
しかし、実在します。
聖女や薔薇の乙女は妖精の力を借りて魔法を使っている時もあるわ。
王族、魔力が強い人には妖精や精霊が見えるのよ。」
「へー、そうなんだ。」
「精霊は滅多に人前には出てこないわ。
会えることはほぼ無いことから、架空の存在にされているわね。」
「はい、先生」
「質問を許可するわ。」
「先生は使い魔ですよね?
使い魔はどういう存在なんですか?」
私の質問にルゼルたんは目を光らせた。
「凄く良い質問ね。
使い魔は色々種族がいるわ。
魔族、妖精、神の使い、悪魔等が主軸ね。
その種族が人間と契約を結び力を貸す代わりに対価を払って貰うのよ。」
悪魔の契約みたいな感じで怖いな。
対価に魂よこせみたいな…
「それって、人間にしたら危ないんじゃ無い?」
「まあ、そうですわね。
悪質な対価を貰う奴もいますわよ。
だから、色々な誓約を課されるのよ。
主人の命令は絶対とかがありますわ。
自分の身の丈に合った使い魔を召喚しないと模範を起こされますわ。
国としても使い魔に対する法を作るくらい、使い魔を使役するのは大変ですのよ。」
「そうなんだ。
ルゼルたんはどんな対価を貰ってるの?」
「あら、それは言えないわ。」
「ちえー。
まあ、いいや。
妖精とか精霊とか見たいけど、魔力ないと見れないんだよね?」
「魔力が特に高くないと見れないわ。
まあ、貴方の場合は見れない割には妖精に好かれるみたいね。」
ルゼルたんは呆れたような声を出した。
え、私好かれてるの??
まじで??
「貴方の周りは、妖精が常にいるわ。
相手してくれない貴方に怒っていましてよ。」
「え!?
怒られて大丈夫なの??」
「問題ないですわ。
貴方がちょっと不幸な目にあうくらいでしてよ。」
それ、ダメじゃね??
孫の体力について行けないと悲しんでいるお母様
娘は初のコスプレ?を経験してます。
★異世界にトリップしましたが、何の能力も無くて生きるだけで精一杯です!★
課長に青と白色の説明をちゃんとしました。
何色なのかを必死に考えるもんだから、危うく新たな色を作る流れになりかけました。
そんなことはさておき、2日後に精霊祭に行くことになったわけだが、聖霊祭は屋台などがたくさん出ていて催し物などもたくさんするようだ。
一番人気な催し物は精霊様を決めるコンテスト…いわゆるミスコンだ。
どんな世界でも、そういうの好きね。
今年は聖女様や薔薇の乙女もでるんじゃないかという噂も出ているらしい。
因みに、全てルゼルたん情報だ。
「まあ、あの女達が好きそうな催しではあるわね。
注目されるのが好きな2人ですもの。」
「あれ?ルゼルたんは聖女と薔薇の乙女に会ったことあるの?」
「当たり前よ、シャルについてると会わなきゃいけないことも多いわ。」
「へー、精霊様に立候補するってことは可愛いの?」
「まあ、顔は良いわね。
貴方とは大違いよ。」
「お?突然ディスられたぞ?」
「中身は最悪よ。
貴方の方がマシね。」
「え?なんでこんなディスられてるの?
なんで???」
本日のお勉強も兼ねて、ルゼルたんに精霊祭について教えてもらっているところに突然罵倒された??
まあ?顔は普通だと思いますが??
「いい?おさらいよ?
精霊祭は作物などの実りを感謝、疫病退散などの祈りを込めているお祭りでしてよ。
この国は水が豊富で綺麗だから水の精霊が宿っていると言われているわ。」
「はい!先生!」
「質問を許可しますわ。」
挙手をすると、ルゼルたんから質問の許可を頂けた。
「精霊や妖精は実在するんですか?」
「いい質問ね。
人間たちは妖精や精霊は御伽噺と認識しているケースが多いですわ。
しかし、実在します。
聖女や薔薇の乙女は妖精の力を借りて魔法を使っている時もあるわ。
王族、魔力が強い人には妖精や精霊が見えるのよ。」
「へー、そうなんだ。」
「精霊は滅多に人前には出てこないわ。
会えることはほぼ無いことから、架空の存在にされているわね。」
「はい、先生」
「質問を許可するわ。」
「先生は使い魔ですよね?
使い魔はどういう存在なんですか?」
私の質問にルゼルたんは目を光らせた。
「凄く良い質問ね。
使い魔は色々種族がいるわ。
魔族、妖精、神の使い、悪魔等が主軸ね。
その種族が人間と契約を結び力を貸す代わりに対価を払って貰うのよ。」
悪魔の契約みたいな感じで怖いな。
対価に魂よこせみたいな…
「それって、人間にしたら危ないんじゃ無い?」
「まあ、そうですわね。
悪質な対価を貰う奴もいますわよ。
だから、色々な誓約を課されるのよ。
主人の命令は絶対とかがありますわ。
自分の身の丈に合った使い魔を召喚しないと模範を起こされますわ。
国としても使い魔に対する法を作るくらい、使い魔を使役するのは大変ですのよ。」
「そうなんだ。
ルゼルたんはどんな対価を貰ってるの?」
「あら、それは言えないわ。」
「ちえー。
まあ、いいや。
妖精とか精霊とか見たいけど、魔力ないと見れないんだよね?」
「魔力が特に高くないと見れないわ。
まあ、貴方の場合は見れない割には妖精に好かれるみたいね。」
ルゼルたんは呆れたような声を出した。
え、私好かれてるの??
まじで??
「貴方の周りは、妖精が常にいるわ。
相手してくれない貴方に怒っていましてよ。」
「え!?
怒られて大丈夫なの??」
「問題ないですわ。
貴方がちょっと不幸な目にあうくらいでしてよ。」
それ、ダメじゃね??
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
31
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる