【アラウコの叫び 】第3巻/16世紀の南米史

ヘロヘロデス

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ウアリナの戦い

第123話「最先端の老人」

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-1547年10月ウアリナ-
センテノ軍はチチカカ湖南東に位置するウアリナで、カルバハル軍と対峙していた。

ガブリエル「パントーハ!!」

パントーハ「ガブリエル久しぶりだな。
生きていたんだな。そちらの御仁は?」

ガブリエル「アントニオ・デ・ウジョア殿だ。
話すと長くなるが、今回ここまで来るのに
助けてくださった方だ。」

パントーハ「ウジョア殿、私からも礼を言わせて頂きます。」

ウジョア「いえいえ、当然の事をしたまでですよ。」

ガブリエルは、パントーハにこれまでの事を話した。

パントーハ「その様な状態からここまで回復したのか・・何から何までウジョア殿のおかげだな。」

ガブリエル「ウジョア殿、この戦が終結したら
宴を開きますので是非いらして下さい。」

ウジョア「ビジャグラ家の宴、楽しみにしてます。」

パントーハ「数では勝ってはいるが
肝心のセンテノ様が熱を出してな。
今回は籠に乗って参加するらしい。
ただ、その様な状態でも戦場に向う
気概のあるセンテノ様を見て士気は上がってる様だ。」

ウジョア(センテノのカルバハルに対する執着も凄まじいな・・)


-1547年10月20日 ウアリナの戦い-
ドンドンドン!!

センテノ兵「何だ?奴ら空に銃を撃ち踊りながら行進しておるぞ!」

センテノ兵「何やってるんだアイツら?勿体無い、弾の無駄よ。」

ドンドンドン!!

センテノ兵「銃兵30人ほどに槍騎兵が控えておるな。
こちらと同等ではある。」

センテノ騎兵長
「しかし、あやつら銃の扱いを知らんのか?
撃った後の準備の間に一気に駆逐するぞ!」

ドンドンドン!

センテノ騎兵長「今だ突撃!!」

ドンドンドン!

センテノ兵「何?!銃兵がすぐ撃ってきたぞ・・
しかも槍騎兵まで銃を装備している・・」

ドンドンドン!

センテノ兵「早い!!3発目まで・・
まずい槍騎兵が今度は突進してきたぞ!」

コルドバ「うおおぉぉ!」
 

ゴンサロ達に不信感を抱いているコルドバではあったが
仕事だけはこなしている。

ボシュ!

コルドバは馬上からセンテノ兵を力強く殲滅している。

コルドバ(これほど近代兵器を有効に活用してる戦は見た事がない。しかもその発案者がカルバハル・・人格は問題あるが、認めざるを得ない人物よ。)

今回の戦いでゴンサロ軍の銃兵の占める割合は非常に多かった。
センテノ軍の銃兵200に対しゴンサロ軍の銃兵487。
しかもカルバハルはすぐに次を撃てる様に、
1人2~3丁の銃を携帯させていた。

最初の突撃でカルバハル軍に向かったセンテノ軍は100を失う。
第二波に銃兵が速撃てるとは知らず、
深く突進したセンテノ軍は大きな被害を被り、
かつ槍騎兵の追い打ちにより完膚なきまで潰され200を失った。

ガブリエル「くっ・・なんて悪魔的な戦い方なんだ・・
カルバハルに向かった軍が悉く壊滅している。」

パントーハ「いや、こちらも負けていない。」
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