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四章
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夏休み直前、東京のスポーツ専門病院で、猛は軽く走ることを一年ぶりに許可してもらった。それ以降の、嬉しくて楽しくてしょうがないという猛の日々が、腕を介して伝わって来たのだと思う。猛にヘッドロックされただけで、僕は明るく晴れやかな気持ちになって行った。
けどそんな、友とじゃれ合う和やかな時間はそこまでだった。いきなり猛が、
「しょぼくれているくらいなら陸上部に来い、頭が空っぽになるまで走らせてやる」
などと意味不明なことをほざき、僕をグラウンドに引きずり始めたのだ。僕は説得を試みるも、それはことごとく失敗に終わった。
「服がないから無理」と反論しても、「俺の予備を貸すから心配するな」と返される。「正式な部の陸上部にお邪魔するのは気が引ける」と遠慮しても、「俺が上手く取り成すから気にするな」とまったく聞き入れてもらえない。このままでは本当に連れて行かれかねないと危ぶんだ僕は、
「午前も午後も運動するなんて教育AIが許してくれないよ」
思い切って伝家の宝刀を抜いてみた。これにはさすがの猛も怯んだが、
「試してもいないのに決めつけるな」
なんて痛いところを突かれてしまった。売り言葉に買い言葉ではないが、僕はほとんど投げやりでハイ子を取り出し、教育AIに陸上部への参加の諾否を尋ねた。すると信じられない事にいつもの優しい声で、
「新忍道サークルと陸上部の掛け持ちを特別に許可します」
という、不可解な言葉が即座に帰ってきたのである。すかさず猛が「ほら見ろ」と得意満面になったのは言うまでもない。こうして僕はハテナマークを大量生産しつつ、グラウンドにズルズル引きずられて行ったのだった。
もしかしたらこの宇宙には、同種のことは連続して起こる、という性質があるのかもしれない。なぜなら僕はグラウンドでも二回、つまりその日だけで都合三回、不可解な事態に遭遇したからだ。
部活の準備にいそしむ一年生の陸上部員達へ両手を振り、「猫将軍も俺らと一緒に練習させてあげたいんだが、どうかな」と猛は呼びかけた。すると皆がみな一瞬憐みの表情を浮かべたのち、「どうぞどうぞ」とこぞって僕を歓迎してくれた。それだけでも不可解なのに、猛に連れられ許可を求めに行った三年長からも、不可解極まるお言葉を頂戴したのである。
「教育AIの通知を今もらった。噂はかねがね聞いているぞ、猫将軍。ここで汗を流すことでお前の悩みが少しでも軽くなるなら、遠慮はいらん。いつでも参加してくれ」
確かに僕は避難場所を奪われ一人トボトボ歩いていたけど、それは三年生の耳に届くほどの「かねがね聞く噂」なのだろうか? 一年生から三年生までの陸上部員を束ねる三年長をして「お前の悩みが少しでも軽くなるなら」と言わしめるほどの、大それた悩みなのだろうか? 疑問が次々沸いてきて、僕は若干の眩暈を覚えた。けどそんな僕の肩を、
「さあ、早く着替えて、俺らも部活の準備をしようぜ」
猛がグイッと引き寄せた。そのとたん、心を占拠していた疑問の大嵐が、嘘のように凪いでいった。
「お前は、でっかいヤツだな」
思わず漏れた本音に、
「何だそりゃ」
すっとぼけて猛は走り出す。その背中を、僕は夢中で追いかけたのだった。
陸上部で過ごした時間は楽しく有意義で、そしてとても思い出深いものとなった。
「どれくらい体を使うと体はどれくらい疲労し、その回復にはどれくらいの時間が必要なのか。これは、本人にしか判断つかん事だ。だから体の使い方だけでなく、体の回復のさせ方も研究し、伸ばしてゆくように」
後輩の技術指導に来ていた四年のエーススプリンター、馳風さんはそう言って、僕に様々な疲労回復方法を教えてくれた。精密巧緻でありながらも理解しやすく、かつ覚えやすいその指導方法に、僕はただただ感激していた。それが恥ずかしかったのか、
「俺は先輩から教えてもらったことをお前に教えているだけだ。だからそんな顔するな」
馳風さんは顔を赤らめ、そっぽを向いてしまった。すると、同じく後輩の技術指導に来ていた四年女子の姉御肌の先輩が、豪快に笑って暴露話を始めた。
「はいはい、あんたも一年生のころ、先輩からそう言われてたわね。照れ方までそっくりだなんて、あんたよっぽど先輩のこと好きだったのね」
グラウンドの一角に爆笑が沸き起こる。みんなと一緒に笑いながら、僕は胸中呟いた。
――神社から逃げ出したのは後ろ向きな選択だったけど、他にどうしようもないなら、後ろ向きでもいいのかもしれない。だって僕は今、こんなに幸せだもんなあ。
日差しがカンカンに照りつける真夏のグラウンドを、僕はがむしゃらに駆け抜けて行ったのだった。
猛に誘ってもらったお蔭で、こうして陸上部でも過ごせるようになった。これは途方もなく幸運なことだったと、僕は考えている。
陸上部の練習に参加することを新忍道サークルの先輩方に話した時のことも、忘れられない思い出だ。新忍道と陸上部が重なる日は、最初に誘って頂いた新忍道を優先しますと話す僕の間違いを、サークル長が正してくれたのである。
「このサークルに恩義を感じているなら、それは陸上部へも同様だ。だから猫将軍、陸上部の練習にも、週四日以上必ず参加する事。週三日の自由日を使っている部員達と変わらぬよう、練習に参加するんだ。どうしても日程が合わないなら、俺に相談に来い。どうだ、約束できるか」
「はい、約束します。ありがとうございます」
そう答えるのが、感極まる僕にできた精一杯だった。
研究学校は長期休暇中、部やサークルの活動時間を固定しない。二日連続がちらほらある程度で、この週は午前活動で次の週は午後活動といった、二交代制のような日程を研究学校は組まない。北斗によるとそれは、夜型になるのは容易だが朝型になるのは困難だから、という理由なのだそうだ。
「活動が午後に固定されると、人はすぐ夜更かし朝寝坊の夜型になる。だが週が変わったとたん、それを早寝早起きの朝型に変えるのは、人にとって容易なことではない。ああ眠い、もう部活なんて辞めてやると週の初めに思うヤツが、続出するだろうな」
深夜二時に起きて魔想討伐をしている身としては、そう説明されてもイマイチ実感できず、僕は苦笑してやり過ごした。しかし数日後、僕は偶然、この決まりを大層ありがたいと思うことになるのである。
けどそんな、友とじゃれ合う和やかな時間はそこまでだった。いきなり猛が、
「しょぼくれているくらいなら陸上部に来い、頭が空っぽになるまで走らせてやる」
などと意味不明なことをほざき、僕をグラウンドに引きずり始めたのだ。僕は説得を試みるも、それはことごとく失敗に終わった。
「服がないから無理」と反論しても、「俺の予備を貸すから心配するな」と返される。「正式な部の陸上部にお邪魔するのは気が引ける」と遠慮しても、「俺が上手く取り成すから気にするな」とまったく聞き入れてもらえない。このままでは本当に連れて行かれかねないと危ぶんだ僕は、
「午前も午後も運動するなんて教育AIが許してくれないよ」
思い切って伝家の宝刀を抜いてみた。これにはさすがの猛も怯んだが、
「試してもいないのに決めつけるな」
なんて痛いところを突かれてしまった。売り言葉に買い言葉ではないが、僕はほとんど投げやりでハイ子を取り出し、教育AIに陸上部への参加の諾否を尋ねた。すると信じられない事にいつもの優しい声で、
「新忍道サークルと陸上部の掛け持ちを特別に許可します」
という、不可解な言葉が即座に帰ってきたのである。すかさず猛が「ほら見ろ」と得意満面になったのは言うまでもない。こうして僕はハテナマークを大量生産しつつ、グラウンドにズルズル引きずられて行ったのだった。
もしかしたらこの宇宙には、同種のことは連続して起こる、という性質があるのかもしれない。なぜなら僕はグラウンドでも二回、つまりその日だけで都合三回、不可解な事態に遭遇したからだ。
部活の準備にいそしむ一年生の陸上部員達へ両手を振り、「猫将軍も俺らと一緒に練習させてあげたいんだが、どうかな」と猛は呼びかけた。すると皆がみな一瞬憐みの表情を浮かべたのち、「どうぞどうぞ」とこぞって僕を歓迎してくれた。それだけでも不可解なのに、猛に連れられ許可を求めに行った三年長からも、不可解極まるお言葉を頂戴したのである。
「教育AIの通知を今もらった。噂はかねがね聞いているぞ、猫将軍。ここで汗を流すことでお前の悩みが少しでも軽くなるなら、遠慮はいらん。いつでも参加してくれ」
確かに僕は避難場所を奪われ一人トボトボ歩いていたけど、それは三年生の耳に届くほどの「かねがね聞く噂」なのだろうか? 一年生から三年生までの陸上部員を束ねる三年長をして「お前の悩みが少しでも軽くなるなら」と言わしめるほどの、大それた悩みなのだろうか? 疑問が次々沸いてきて、僕は若干の眩暈を覚えた。けどそんな僕の肩を、
「さあ、早く着替えて、俺らも部活の準備をしようぜ」
猛がグイッと引き寄せた。そのとたん、心を占拠していた疑問の大嵐が、嘘のように凪いでいった。
「お前は、でっかいヤツだな」
思わず漏れた本音に、
「何だそりゃ」
すっとぼけて猛は走り出す。その背中を、僕は夢中で追いかけたのだった。
陸上部で過ごした時間は楽しく有意義で、そしてとても思い出深いものとなった。
「どれくらい体を使うと体はどれくらい疲労し、その回復にはどれくらいの時間が必要なのか。これは、本人にしか判断つかん事だ。だから体の使い方だけでなく、体の回復のさせ方も研究し、伸ばしてゆくように」
後輩の技術指導に来ていた四年のエーススプリンター、馳風さんはそう言って、僕に様々な疲労回復方法を教えてくれた。精密巧緻でありながらも理解しやすく、かつ覚えやすいその指導方法に、僕はただただ感激していた。それが恥ずかしかったのか、
「俺は先輩から教えてもらったことをお前に教えているだけだ。だからそんな顔するな」
馳風さんは顔を赤らめ、そっぽを向いてしまった。すると、同じく後輩の技術指導に来ていた四年女子の姉御肌の先輩が、豪快に笑って暴露話を始めた。
「はいはい、あんたも一年生のころ、先輩からそう言われてたわね。照れ方までそっくりだなんて、あんたよっぽど先輩のこと好きだったのね」
グラウンドの一角に爆笑が沸き起こる。みんなと一緒に笑いながら、僕は胸中呟いた。
――神社から逃げ出したのは後ろ向きな選択だったけど、他にどうしようもないなら、後ろ向きでもいいのかもしれない。だって僕は今、こんなに幸せだもんなあ。
日差しがカンカンに照りつける真夏のグラウンドを、僕はがむしゃらに駆け抜けて行ったのだった。
猛に誘ってもらったお蔭で、こうして陸上部でも過ごせるようになった。これは途方もなく幸運なことだったと、僕は考えている。
陸上部の練習に参加することを新忍道サークルの先輩方に話した時のことも、忘れられない思い出だ。新忍道と陸上部が重なる日は、最初に誘って頂いた新忍道を優先しますと話す僕の間違いを、サークル長が正してくれたのである。
「このサークルに恩義を感じているなら、それは陸上部へも同様だ。だから猫将軍、陸上部の練習にも、週四日以上必ず参加する事。週三日の自由日を使っている部員達と変わらぬよう、練習に参加するんだ。どうしても日程が合わないなら、俺に相談に来い。どうだ、約束できるか」
「はい、約束します。ありがとうございます」
そう答えるのが、感極まる僕にできた精一杯だった。
研究学校は長期休暇中、部やサークルの活動時間を固定しない。二日連続がちらほらある程度で、この週は午前活動で次の週は午後活動といった、二交代制のような日程を研究学校は組まない。北斗によるとそれは、夜型になるのは容易だが朝型になるのは困難だから、という理由なのだそうだ。
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