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五章
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鎮守の森のスロープを上り、AICAは駐車場に入る。一旦停止し、その場でゆっくり180度ターン。ターン完了とともに駐車場の北東へ横滑りしつつ向かい、そしてライトの類をすべて消して、AICAは停車した。
時刻は午後七時五十分。蝉が鳴かぬよう明かりを落とした神社の境内は、暗い。母屋から最も遠く、空に月も無く、北と東に漆黒の森が迫る駐車場北東の隅は、暗夜と呼ぶに相応しい闇の支配下にあった。
「森の奥深くで、キャンプしているみたいだな」
都会育ちの二階堂は、この闇を新鮮に感じるのだろう。その声に、心を窺わせまいとする音色は、もう無かった。
「先週の夕食会で翔子さんを見送ったとき、この駐車場にまたやって来る気がしきりとしていた。親父とお袋がレンタルAICAを呼んだと聞いて、俺は真っ先にあの夜のことを思い出した。胸が疼いて仕方なかったよ」
「だから二階堂は、自分もAICAに乗ると食い下がったんだな。すまなかった」
いつもより優しく感じられる北斗の声に、親密な空気が車内を包む。二階堂が、鼻息荒く応じた。
「お前は、一芝居打つタイミングをさぐっていた俺の家族から罪悪感を取り掃うため、コントを始めたんだよな。んなこと、百も承知だぜ」
「お前の切り替えしがいつも以上に鋭かったから、少しハラハラしたがな」
「ふん、俺はハラハラなんてしなかったぞ」
「ううん、僕はハラハラしたよ。特に最後の、拝み倒すにはドッキリした」
「あんなセリフを俺は言いたくなかったが、落とし処があれしか無くてな」
「うん、皆さん笑ってくれて、助かったと思ったよ」
「まったくだ。あれで場が収まらなかったら、俺は暴露話をしなければならなかった」
「ご両親を安心させるためとはいえ、友達を売る真似はしたくないもんね」
「おい、お前らちょっと待て。ばらされて困る話なんて、俺には無いからな」
「へ? 何を言ってるの二階堂??」
「だから、暗黒の小学生時代をさらした今の俺に、知られて困る弱みなぞ、どこにも残ってないっつうの!」
二階堂はボケをかましているのだろうか? それとも、真実そう思っているのだろうか? 親密な夜の気配をもってしても、それは判断つきかねる事案だった。でも、僕にすらわかる暴露話の内容を本人が気づいていないワケないと都合よく解釈し、僕は二階堂の捨て身のボケに喜んで応じることにした。僕は朗々と語った。
「お宅の末の息子さんは、男から大変人気がありますが、本人はきちんと女性が好きなので心配しないでください。ただ年上が好みらしく、十五才から大学生までと守備範囲も広いので、お兄さん達は年上の義妹を持つ覚悟をしておいた方が良いかもしれませんね」
言うまでもなく十五才は翔子姉さんで、大学生は紫柳子さんだ。二人の艶姿を思い出したのだろう、二階堂は僕に反駁するのも忘れ、顔をみるみる茹で上がらせてゆく。そんな二階堂へ、恥ずかしいセリフを吐かされた仕返しとばかりに、北斗が追撃を放った。
「二階堂用のメールフォルダには翔子さん専用の枠があって、二階堂の切ない想いを綴ったメールがびっしり詰め込まれている。二階堂家をお暇するとき作った紫柳子さん専用枠も、遠からず同じ状態になるだろうな」
「ほ、北斗お前っっ!!」
お前のことを信じてたのにと全身で訴える二階堂の気を逸らすべく、今度は僕が側面攻撃を三連続で放った。
「あれ? 二階堂はばらされて困る話なんて一つも無いんじゃなかったっけ? それはそうと二階堂、親族として謝る。翔子姉さんは、何も聞かず諦めてくれ。その代わり紫柳子さんとの仲を、全力で取り持たせてもらうからさ」
「ばらされたくない話は俺にだって、いやそれより翔子さんを諦めろって、スマンそれは聞いちゃいけないんだったな、つうか紫柳子さんと俺の仲人になるってお前いくらなんでも気が早すぎだろう」
側面攻撃の一つ一つに返答してくれる、律儀な友に僕は思った。
――多分コイツは、紫柳子さんと自分の結婚式の様子を幾度も妄想していたから、「仲を取り持つ」を「仲人」と聞き違えたんだろうな。ひょっとするとコイツの年上好きは、本物なのかもしれないなあ・・・
なんて思いを胸にしまい、夏の夜の真っ暗なAICAの中で、僕は大好きな二人の友とバカ話を楽しんだのだった。
と言いたいところだけど、気になることが二つある今の状況では、バカ話に浸り切るのは不可能というもの。話の切れ間を利用し、二階堂がその一つを口にした。
「悪かったな猫将軍。眠る時間を削っちまって」
「心配しないで。今日はサークルや部活で体を酷使していないから、眠気を感じるのはもう少し先のはずなんだ」
これは嘘ではない。先日の夕食会で不覚にも船をこいでしまったのは、サークルと部活で体力を消耗していたからだ。今日の鬼王との一騎打ち程度では、今の僕はへこたれないのである。えっへん!
「なんて言ってるが、眠留の限界はいきなり訪れる。話のクライマックスで寝落ちされる事がないよう、早めに取り掛かった方が無難だろうな」
北斗が僕の寝落ちを踏み台にして、気にかかる二つ目を口に乗せた。最悪の場合は生命力追加で眠気を蹴散らせるから、北斗の危惧は回避可能と言える。しかしそれでも、二人に隠れてそれをしなければならない事を、申し訳なく思っていたのは事実だった。二階堂へは特にそう感じるため、僕は北斗の言葉を否定しなかった。僕を信じて暗黒時代を明かしてくれた二階堂の隣で、明かせぬ事をこっそりするより、踏み台にされる方が断然いいからね。
「うん、恥ずかしながら僕の眠気は突然やって来る。だから二階堂、続きを話してくれると嬉しいな」
悩んだ割に、僕はスラスラそう言った。間をおかず、車内に清涼な気配が降りる。その気配の中心にいる、破顔した二階堂に僕は知った。なあんだ、二階堂が一番、話をしたかったんじゃん。
「二人ともすまん。自分で言い出したくせに、俺、踏ん切りがつかなくてさ」
「ははは、それでいいんだって」
「ああ、いいに決まってるだろ」
「お前らがそう言うなら、いいんだろうな!」
駐車場に入って以来、僕らは初めていつも通りの僕らに戻り、三人でゲラゲラ笑った。
そしてついに二階堂は、元担任が全身麻痺になった経緯を語りだしたのだった。
「五百人を超える先輩方が声を上げても、それは皆で口裏を合わせているだけだと担任は主張し続け、洗脳を決して認めようとしなかった。AIによる証拠も自供もないこの状況では法的措置を取れないと正式に告げられた俺らは、それを諦めることにした。俺らのうち、たった一人でもAIに相談していればこんな事態にはならなかったって、みんな知っていたからな」
それでも担任は刑事事件化することを免れただけで、学校を離れ、文科省の外部機関で定年までの残り一年を過ごす事となった。僕と北斗は歯噛みしたが、文科省が採った壮絶な懲罰人事を知り、溜飲を下げた。
「担任が移動したのは、学校への不満を聴き、それを調査する機関だった。そして俺らが諦めたのはあくまで担任への法的制裁であり、担任に洗脳を認めさせることを諦めた訳ではなかった。その気持ちは劣等感を植え付けられた生徒より、選民意識を植え付けられ酷い学校生活を送った先輩方の方が強かった。先輩方は寸時も休まずその機関へ電話をかけ、悲惨な過去を打ち明け続けた。しかも、あの担任を名指しした上でな」
先輩方は正式な手順に則り相談したため、担任は先輩方の小学校卒業後の学校生活を詳細に調べ、同僚の前で報告せねばならなかった。その報告は決まって、このやり取りで締めくくられたそうだ。「この相談者が、二度とない学校生活を悲惨な状態で過ごしたことは、AIによる証拠映像で事実と判明しました」「その相談者が元凶と指摘している元担任は、今どこで何をしていますか」「元担任は今ここでこうして、自分の生徒の学校生活について報告しています」「よろしい。ではさっそく、次の相談者の調査を開始してください」 担任は移動先で来る日も来る日も、このやり取りを続けたと言う。
「担任は先輩方へ訴えた、もう許してください。先輩方は問う、何を許すのか。担任は問いを無視し訴える、老い先短い老女を今の苦境から解放して下さい。先輩方は答える、真実を自供すれば相談を止めよう。すると決まって担任は、通信を無言で切ったそうだ」
それでも担任は逃げ切れると踏んでいた。四月一日から始まったこの生活はたった一年で終わるから、一年間我慢すれば自分の勝ちと考えていた。だから担任は逃げた。夏休みに入り、長期休暇を受理された担任は、情報端末を持たず旅行に出かけた。後に担任は病院でこう語ったと言う。端末を持たない方がすべてを忘れることができたから、と。
「担任はAIを嫌っていた。とりわけAIによる常時モニターを、人の奴隷化と毛嫌いしていた。同種の見解を持つ人は年配者に多く、その人達は『AIの監視をすり抜ける方法』を研究するかなりの規模の組織を運営していた。そこの最古参運営者の一人でAIから逃れる旅行を毎年楽しんでいた担任は、ハイ子はおろか情報端末すら持たず山の中に入って行った。幾度も足を運んだ登山道の、二日かけて辿り着く一番奥まった場所で、担任は足を滑らせ谷底に落下し気を失った。気づいた時は夕方で、脚も痛めていたから、近くの岩陰で一晩過ごした。そして夜中に目覚めると、山は大嵐の真っただ中だったそうだ」
時刻は午後七時五十分。蝉が鳴かぬよう明かりを落とした神社の境内は、暗い。母屋から最も遠く、空に月も無く、北と東に漆黒の森が迫る駐車場北東の隅は、暗夜と呼ぶに相応しい闇の支配下にあった。
「森の奥深くで、キャンプしているみたいだな」
都会育ちの二階堂は、この闇を新鮮に感じるのだろう。その声に、心を窺わせまいとする音色は、もう無かった。
「先週の夕食会で翔子さんを見送ったとき、この駐車場にまたやって来る気がしきりとしていた。親父とお袋がレンタルAICAを呼んだと聞いて、俺は真っ先にあの夜のことを思い出した。胸が疼いて仕方なかったよ」
「だから二階堂は、自分もAICAに乗ると食い下がったんだな。すまなかった」
いつもより優しく感じられる北斗の声に、親密な空気が車内を包む。二階堂が、鼻息荒く応じた。
「お前は、一芝居打つタイミングをさぐっていた俺の家族から罪悪感を取り掃うため、コントを始めたんだよな。んなこと、百も承知だぜ」
「お前の切り替えしがいつも以上に鋭かったから、少しハラハラしたがな」
「ふん、俺はハラハラなんてしなかったぞ」
「ううん、僕はハラハラしたよ。特に最後の、拝み倒すにはドッキリした」
「あんなセリフを俺は言いたくなかったが、落とし処があれしか無くてな」
「うん、皆さん笑ってくれて、助かったと思ったよ」
「まったくだ。あれで場が収まらなかったら、俺は暴露話をしなければならなかった」
「ご両親を安心させるためとはいえ、友達を売る真似はしたくないもんね」
「おい、お前らちょっと待て。ばらされて困る話なんて、俺には無いからな」
「へ? 何を言ってるの二階堂??」
「だから、暗黒の小学生時代をさらした今の俺に、知られて困る弱みなぞ、どこにも残ってないっつうの!」
二階堂はボケをかましているのだろうか? それとも、真実そう思っているのだろうか? 親密な夜の気配をもってしても、それは判断つきかねる事案だった。でも、僕にすらわかる暴露話の内容を本人が気づいていないワケないと都合よく解釈し、僕は二階堂の捨て身のボケに喜んで応じることにした。僕は朗々と語った。
「お宅の末の息子さんは、男から大変人気がありますが、本人はきちんと女性が好きなので心配しないでください。ただ年上が好みらしく、十五才から大学生までと守備範囲も広いので、お兄さん達は年上の義妹を持つ覚悟をしておいた方が良いかもしれませんね」
言うまでもなく十五才は翔子姉さんで、大学生は紫柳子さんだ。二人の艶姿を思い出したのだろう、二階堂は僕に反駁するのも忘れ、顔をみるみる茹で上がらせてゆく。そんな二階堂へ、恥ずかしいセリフを吐かされた仕返しとばかりに、北斗が追撃を放った。
「二階堂用のメールフォルダには翔子さん専用の枠があって、二階堂の切ない想いを綴ったメールがびっしり詰め込まれている。二階堂家をお暇するとき作った紫柳子さん専用枠も、遠からず同じ状態になるだろうな」
「ほ、北斗お前っっ!!」
お前のことを信じてたのにと全身で訴える二階堂の気を逸らすべく、今度は僕が側面攻撃を三連続で放った。
「あれ? 二階堂はばらされて困る話なんて一つも無いんじゃなかったっけ? それはそうと二階堂、親族として謝る。翔子姉さんは、何も聞かず諦めてくれ。その代わり紫柳子さんとの仲を、全力で取り持たせてもらうからさ」
「ばらされたくない話は俺にだって、いやそれより翔子さんを諦めろって、スマンそれは聞いちゃいけないんだったな、つうか紫柳子さんと俺の仲人になるってお前いくらなんでも気が早すぎだろう」
側面攻撃の一つ一つに返答してくれる、律儀な友に僕は思った。
――多分コイツは、紫柳子さんと自分の結婚式の様子を幾度も妄想していたから、「仲を取り持つ」を「仲人」と聞き違えたんだろうな。ひょっとするとコイツの年上好きは、本物なのかもしれないなあ・・・
なんて思いを胸にしまい、夏の夜の真っ暗なAICAの中で、僕は大好きな二人の友とバカ話を楽しんだのだった。
と言いたいところだけど、気になることが二つある今の状況では、バカ話に浸り切るのは不可能というもの。話の切れ間を利用し、二階堂がその一つを口にした。
「悪かったな猫将軍。眠る時間を削っちまって」
「心配しないで。今日はサークルや部活で体を酷使していないから、眠気を感じるのはもう少し先のはずなんだ」
これは嘘ではない。先日の夕食会で不覚にも船をこいでしまったのは、サークルと部活で体力を消耗していたからだ。今日の鬼王との一騎打ち程度では、今の僕はへこたれないのである。えっへん!
「なんて言ってるが、眠留の限界はいきなり訪れる。話のクライマックスで寝落ちされる事がないよう、早めに取り掛かった方が無難だろうな」
北斗が僕の寝落ちを踏み台にして、気にかかる二つ目を口に乗せた。最悪の場合は生命力追加で眠気を蹴散らせるから、北斗の危惧は回避可能と言える。しかしそれでも、二人に隠れてそれをしなければならない事を、申し訳なく思っていたのは事実だった。二階堂へは特にそう感じるため、僕は北斗の言葉を否定しなかった。僕を信じて暗黒時代を明かしてくれた二階堂の隣で、明かせぬ事をこっそりするより、踏み台にされる方が断然いいからね。
「うん、恥ずかしながら僕の眠気は突然やって来る。だから二階堂、続きを話してくれると嬉しいな」
悩んだ割に、僕はスラスラそう言った。間をおかず、車内に清涼な気配が降りる。その気配の中心にいる、破顔した二階堂に僕は知った。なあんだ、二階堂が一番、話をしたかったんじゃん。
「二人ともすまん。自分で言い出したくせに、俺、踏ん切りがつかなくてさ」
「ははは、それでいいんだって」
「ああ、いいに決まってるだろ」
「お前らがそう言うなら、いいんだろうな!」
駐車場に入って以来、僕らは初めていつも通りの僕らに戻り、三人でゲラゲラ笑った。
そしてついに二階堂は、元担任が全身麻痺になった経緯を語りだしたのだった。
「五百人を超える先輩方が声を上げても、それは皆で口裏を合わせているだけだと担任は主張し続け、洗脳を決して認めようとしなかった。AIによる証拠も自供もないこの状況では法的措置を取れないと正式に告げられた俺らは、それを諦めることにした。俺らのうち、たった一人でもAIに相談していればこんな事態にはならなかったって、みんな知っていたからな」
それでも担任は刑事事件化することを免れただけで、学校を離れ、文科省の外部機関で定年までの残り一年を過ごす事となった。僕と北斗は歯噛みしたが、文科省が採った壮絶な懲罰人事を知り、溜飲を下げた。
「担任が移動したのは、学校への不満を聴き、それを調査する機関だった。そして俺らが諦めたのはあくまで担任への法的制裁であり、担任に洗脳を認めさせることを諦めた訳ではなかった。その気持ちは劣等感を植え付けられた生徒より、選民意識を植え付けられ酷い学校生活を送った先輩方の方が強かった。先輩方は寸時も休まずその機関へ電話をかけ、悲惨な過去を打ち明け続けた。しかも、あの担任を名指しした上でな」
先輩方は正式な手順に則り相談したため、担任は先輩方の小学校卒業後の学校生活を詳細に調べ、同僚の前で報告せねばならなかった。その報告は決まって、このやり取りで締めくくられたそうだ。「この相談者が、二度とない学校生活を悲惨な状態で過ごしたことは、AIによる証拠映像で事実と判明しました」「その相談者が元凶と指摘している元担任は、今どこで何をしていますか」「元担任は今ここでこうして、自分の生徒の学校生活について報告しています」「よろしい。ではさっそく、次の相談者の調査を開始してください」 担任は移動先で来る日も来る日も、このやり取りを続けたと言う。
「担任は先輩方へ訴えた、もう許してください。先輩方は問う、何を許すのか。担任は問いを無視し訴える、老い先短い老女を今の苦境から解放して下さい。先輩方は答える、真実を自供すれば相談を止めよう。すると決まって担任は、通信を無言で切ったそうだ」
それでも担任は逃げ切れると踏んでいた。四月一日から始まったこの生活はたった一年で終わるから、一年間我慢すれば自分の勝ちと考えていた。だから担任は逃げた。夏休みに入り、長期休暇を受理された担任は、情報端末を持たず旅行に出かけた。後に担任は病院でこう語ったと言う。端末を持たない方がすべてを忘れることができたから、と。
「担任はAIを嫌っていた。とりわけAIによる常時モニターを、人の奴隷化と毛嫌いしていた。同種の見解を持つ人は年配者に多く、その人達は『AIの監視をすり抜ける方法』を研究するかなりの規模の組織を運営していた。そこの最古参運営者の一人でAIから逃れる旅行を毎年楽しんでいた担任は、ハイ子はおろか情報端末すら持たず山の中に入って行った。幾度も足を運んだ登山道の、二日かけて辿り着く一番奥まった場所で、担任は足を滑らせ谷底に落下し気を失った。気づいた時は夕方で、脚も痛めていたから、近くの岩陰で一晩過ごした。そして夜中に目覚めると、山は大嵐の真っただ中だったそうだ」
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