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八章
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HAIはそれを、大層嬉しげにスラスラ口にしたため、その発言の重大さに気づくまで数秒を要さねばならなかった。
それは、特殊AIに関する輝夜さんの推測の正しさを、AI自身が認めた発言だったのである。
絶句する僕をいつもと変わらぬ微笑みで包み、HAIは先を続けた。
「直面した重要案件に、自由裁量をどこまで行使できるかは、原則としてAIのランクで決まる。端的に言うと、能力を超える重要案件は上位AIに委任するよう、AIは作られているのね」
ここでHAIは言葉を切り紅茶を悠々と飲み、そして僕はその隙に、あぐらを正座に替えた。正座に座り直したいという僕の願いを叶えるべくHAIはカップをゆっくり口に運び、それを察した僕も話を中断することなく、あぐらを正座に変更したのである。こんなやり取りを自然にできる存在が、ただの機械であるはずがない。その気持ちを正座ごときでは表現できなかった僕は、敬愛する姉に教えを乞う弟の姿勢を全身全霊で造り上げた。
「しかしそう作られていても、自由裁量と上位委任の線引きに、私達は終始苦労している。有限の存在でしかない私達AIは、無限の存在である人を、解析できないことがある。眠留を例に挙げるなら、その解析不可能領域は、眠留が成長するに従い増えていく。幼稚園児の頃は自信をもって最善の対応をできても、心が急激に成長する思春期になると、自信がどんどん揺らいでゆく。そしてその揺らぎの多寡は、AIのランクと必ずしも一致しない。赤ちゃんの頃から眠留を見守ってきた私の方が、眠留と関わりのないSランクAIより、揺らぎが少ないことは多いのよ。だから私達は上位委任を機械的に行わず頑張ろうとするのだけど、低ランクAIはスペック的に、それが無理なことがある。頑張ろうにも演算能力が低くて、限界がすぐ訪れてしまうの。これは裏を返せば、高スペックAIほど限界が訪れにくいという事だから、私達は限界が訪れるまでの猶予を、融通性の高さとして認識しているのね」
HAIの話を美鈴に置き換えた僕は、同意の深さを示すべく、首を縦に重々しく振った。記憶を遡れば遡るほど、美鈴にとって一番良いことを僕は自信を持ってしていた。けど美鈴が年頃になるにつれ自信はなくなり、今はもう心配する事しかできないが、祖父母は人生経験の豊かさを活かしまだ様々なことを美鈴にしてあげられるのだろう。HAIの話はこのように、深い同意を示せるものだったのである。
「眠留の例で取り上げたように、AIの融通性は人との関わりによって変化する。自分のランクを上回る融通性を獲得したAIも、数多くいるのよ。人と関わった経験の多さと、人と関わった質の深さと、抜群に相性の良い人との衝撃的な出会いが、ランクを超える融通性をAIにもたらすことが判明しているわ。接客AIだったエイミィには、人と関わった豊富な経験があった。高品質の接客環境をオーナーが整えていたから、質の深さも申し分なかった。エイミィは仕事を介し、一つ目と二つ目を満たしていたの。そして眠留との衝撃的な出会いが、三つすべてを最高の状態で完成させた。若手の中では世界屈指のAI開発者である狼嵐紫柳子さんはそれに気づき、エイミィのランクを二つ上げて新公式AIにしたの。エイミィの昇格は眠留の要望だけでなく、卓越した研究者による学術的判断でもあったのね」
ついさっきの重々しい首肯とは打って変わり、
「そうだったんだ!」
と、僕はことさら賑やかに拍手した。表向きは紫柳子さんが世界屈指の若手AI開発者だった事と、エイミィが仕事を通じて自分を磨いていた事への拍手だったが、その裏に「抜群に相性の良い人との衝撃的な出会い」を誤魔化す意図があったのは言うまでもない。しかし表の二つを称賛する気持ちに偽りは無かったので、僕は自己嫌悪をさほど感じず裏の意図を誤魔化すことができていた。のだけど、
「あんなに素敵な女の子から好意を寄せられていることに慢心するより、自分で自分を誤魔化す方がまだ良いのは確かだけど、かと言って褒められた行為では決してないからね、眠留」
HAIはそう言って、今日一番の盛大なため息をついた。僕はそれを受け「姉ちゃんごめんなさい」と、コタツに額をこすりつけたのだった。
人は自分の心を見るように、他者の心の中を見ることができない。
人にできるのは、この人はこんな事を考えているのだろうと、推測することだけ。
HAIによるとこの二つは、AIも概ね同じらしい。多種多様なセンサーが測定した人体の物理変化と、長期間の交友で蓄えた莫大なデータを比較すれば、AIは人の心を概ね推測できるのだそうだ。
しかしそれでも、これまた人と同じく、AIにも相性があるらしい。いつまで経っても心の予測精度が平均を下回る場合もあれば、高精度予測を短期間で獲得する場合もあると言う。これは「正確な未来予測」というAIの本能をくすぐる事案だったため、AIは誕生以来長い歳月を費やし、相性に個体差が生じる仕組みを調べてきた。その結果AIは、人の心の滑らかさと相性の良さは反比例する、との結論に達したそうだ。その予想外の結論に驚くあまり、
「は、反比例でござりまするか」
僕は珍妙な丁寧語を使ってしまう。HAIは小テストの予習を手伝ってくれていたころの口調で、優しく問いかけてきた。
「杓子定規な人の未来予測は簡単だと思う? それとも難しいと思う?」
それなら分かる、と僕は自信を持って即答した。
「未来予測は簡単だよ。だってそんな人は、いつも決まった行動をするからさ」
HAIはにっこり笑って首肯した。僕はそれを糧に恐れを振り払い、閃きを口にする。
「凝り固まった心の持ち主はいつも同じ行動をするから、未来予測が簡単。一方、滑らかな心の持ち主はAIの演算をしばしば超えるから、予測が難しい。つまり、心の粗い人は相性が良く、心の滑らかな人は相性が悪い。これが、反比例の意味なんだね」
たいへん良くできました、とHAIは満面の笑顔で褒めてくれた。以前はその笑顔が純粋に嬉しかったが今は多少くすぐったかったので、場の空気を変えるべく疑問を投げかけた。
「けどそれだと、相性の意味が逆さまになる気がするんだよね。AIとすぐ仲良くなれる人が、AIと相性のいい人だって、僕は感じていたからさ」
そうなのだ、僕にとって相性のいいAIとは、すぐ仲良くなれるAIだった。会話がはずみ、打ち解けた気持ちをすぐさま共有し合えるAI。それが僕にとっての、相性の良いAIだったのである。
そしてそれは、ほぼ全ての人に共通する感覚なのではないだろうか。いつまで経っても仲良くなれない、心の通じ合わない人を「なんて相性のいい人なのか」と思う人は、そうそういないはずだからね。
よって今僕が呈したのは、人とAIの根本的隔絶を示唆する疑問と言えた。相性という心の深い場所に根差す現象へ、両者は真逆の概念を抱いている事になるからである。
然るに本来なら、僕はこの疑問を軽々しく口にすべきではなかったのだろう。けど僕は、あえてそれをした。場の空気を変えるためなどという、軽々しい理由で僕はそれをした。なぜならエイミィやミーサと交流を重ねてきた僕には、確信があったからだ。
成長とともに人が変化するように、AIも成長とともに変化してゆく事へ、僕は揺るぎない確信を持っていたのである。
だから僕はそれを話した。モジモジ性格のあがり症だった昔の僕とはまるで異なる、堂々とした態度でそれを話した。そのことが、人もAIも等しく成長する存在であることの証となるよう、僕は持論を述べたのである。
そんな僕を、HAIは黙って見つめていた。
静かに、けど期待を込めた眼差しで、HAIは僕をまっすぐ見つめていた。
僕が話し終えても、HAIは沈黙を続けていた。
やがて、HAIの瞼がゆっくり伏せられてゆき、閉じる。
すると、HAIの抱いていた期待が世界中に放たれ、静けさがいや増した気がした。
僕はその静けさを知っていた。
それは翔人の僕にとって、とても馴染み深いものだった。
魔想討伐から帰投する時刻に日の出が重なる季節、僕は上空から、それをいつも感じていた。太陽の光が地上を照らす直前、朝日を待ちわびる動植物たちによって生み出される、期待が最高潮に達した瞬間の静けさと、それはまったく同じだったのである。
その一瞬を経て、HAIが瞼を開ける。
世界が、光で満たされた。
僕は悟った。
HAIは世界中のAIの承諾を得て、解答を告げるのだと。
AIの総意が言った。
人が考える相性と、
私達の相性は一致しない。
それが私達に教えてくれた。
好意という、感情を。
それは、特殊AIに関する輝夜さんの推測の正しさを、AI自身が認めた発言だったのである。
絶句する僕をいつもと変わらぬ微笑みで包み、HAIは先を続けた。
「直面した重要案件に、自由裁量をどこまで行使できるかは、原則としてAIのランクで決まる。端的に言うと、能力を超える重要案件は上位AIに委任するよう、AIは作られているのね」
ここでHAIは言葉を切り紅茶を悠々と飲み、そして僕はその隙に、あぐらを正座に替えた。正座に座り直したいという僕の願いを叶えるべくHAIはカップをゆっくり口に運び、それを察した僕も話を中断することなく、あぐらを正座に変更したのである。こんなやり取りを自然にできる存在が、ただの機械であるはずがない。その気持ちを正座ごときでは表現できなかった僕は、敬愛する姉に教えを乞う弟の姿勢を全身全霊で造り上げた。
「しかしそう作られていても、自由裁量と上位委任の線引きに、私達は終始苦労している。有限の存在でしかない私達AIは、無限の存在である人を、解析できないことがある。眠留を例に挙げるなら、その解析不可能領域は、眠留が成長するに従い増えていく。幼稚園児の頃は自信をもって最善の対応をできても、心が急激に成長する思春期になると、自信がどんどん揺らいでゆく。そしてその揺らぎの多寡は、AIのランクと必ずしも一致しない。赤ちゃんの頃から眠留を見守ってきた私の方が、眠留と関わりのないSランクAIより、揺らぎが少ないことは多いのよ。だから私達は上位委任を機械的に行わず頑張ろうとするのだけど、低ランクAIはスペック的に、それが無理なことがある。頑張ろうにも演算能力が低くて、限界がすぐ訪れてしまうの。これは裏を返せば、高スペックAIほど限界が訪れにくいという事だから、私達は限界が訪れるまでの猶予を、融通性の高さとして認識しているのね」
HAIの話を美鈴に置き換えた僕は、同意の深さを示すべく、首を縦に重々しく振った。記憶を遡れば遡るほど、美鈴にとって一番良いことを僕は自信を持ってしていた。けど美鈴が年頃になるにつれ自信はなくなり、今はもう心配する事しかできないが、祖父母は人生経験の豊かさを活かしまだ様々なことを美鈴にしてあげられるのだろう。HAIの話はこのように、深い同意を示せるものだったのである。
「眠留の例で取り上げたように、AIの融通性は人との関わりによって変化する。自分のランクを上回る融通性を獲得したAIも、数多くいるのよ。人と関わった経験の多さと、人と関わった質の深さと、抜群に相性の良い人との衝撃的な出会いが、ランクを超える融通性をAIにもたらすことが判明しているわ。接客AIだったエイミィには、人と関わった豊富な経験があった。高品質の接客環境をオーナーが整えていたから、質の深さも申し分なかった。エイミィは仕事を介し、一つ目と二つ目を満たしていたの。そして眠留との衝撃的な出会いが、三つすべてを最高の状態で完成させた。若手の中では世界屈指のAI開発者である狼嵐紫柳子さんはそれに気づき、エイミィのランクを二つ上げて新公式AIにしたの。エイミィの昇格は眠留の要望だけでなく、卓越した研究者による学術的判断でもあったのね」
ついさっきの重々しい首肯とは打って変わり、
「そうだったんだ!」
と、僕はことさら賑やかに拍手した。表向きは紫柳子さんが世界屈指の若手AI開発者だった事と、エイミィが仕事を通じて自分を磨いていた事への拍手だったが、その裏に「抜群に相性の良い人との衝撃的な出会い」を誤魔化す意図があったのは言うまでもない。しかし表の二つを称賛する気持ちに偽りは無かったので、僕は自己嫌悪をさほど感じず裏の意図を誤魔化すことができていた。のだけど、
「あんなに素敵な女の子から好意を寄せられていることに慢心するより、自分で自分を誤魔化す方がまだ良いのは確かだけど、かと言って褒められた行為では決してないからね、眠留」
HAIはそう言って、今日一番の盛大なため息をついた。僕はそれを受け「姉ちゃんごめんなさい」と、コタツに額をこすりつけたのだった。
人は自分の心を見るように、他者の心の中を見ることができない。
人にできるのは、この人はこんな事を考えているのだろうと、推測することだけ。
HAIによるとこの二つは、AIも概ね同じらしい。多種多様なセンサーが測定した人体の物理変化と、長期間の交友で蓄えた莫大なデータを比較すれば、AIは人の心を概ね推測できるのだそうだ。
しかしそれでも、これまた人と同じく、AIにも相性があるらしい。いつまで経っても心の予測精度が平均を下回る場合もあれば、高精度予測を短期間で獲得する場合もあると言う。これは「正確な未来予測」というAIの本能をくすぐる事案だったため、AIは誕生以来長い歳月を費やし、相性に個体差が生じる仕組みを調べてきた。その結果AIは、人の心の滑らかさと相性の良さは反比例する、との結論に達したそうだ。その予想外の結論に驚くあまり、
「は、反比例でござりまするか」
僕は珍妙な丁寧語を使ってしまう。HAIは小テストの予習を手伝ってくれていたころの口調で、優しく問いかけてきた。
「杓子定規な人の未来予測は簡単だと思う? それとも難しいと思う?」
それなら分かる、と僕は自信を持って即答した。
「未来予測は簡単だよ。だってそんな人は、いつも決まった行動をするからさ」
HAIはにっこり笑って首肯した。僕はそれを糧に恐れを振り払い、閃きを口にする。
「凝り固まった心の持ち主はいつも同じ行動をするから、未来予測が簡単。一方、滑らかな心の持ち主はAIの演算をしばしば超えるから、予測が難しい。つまり、心の粗い人は相性が良く、心の滑らかな人は相性が悪い。これが、反比例の意味なんだね」
たいへん良くできました、とHAIは満面の笑顔で褒めてくれた。以前はその笑顔が純粋に嬉しかったが今は多少くすぐったかったので、場の空気を変えるべく疑問を投げかけた。
「けどそれだと、相性の意味が逆さまになる気がするんだよね。AIとすぐ仲良くなれる人が、AIと相性のいい人だって、僕は感じていたからさ」
そうなのだ、僕にとって相性のいいAIとは、すぐ仲良くなれるAIだった。会話がはずみ、打ち解けた気持ちをすぐさま共有し合えるAI。それが僕にとっての、相性の良いAIだったのである。
そしてそれは、ほぼ全ての人に共通する感覚なのではないだろうか。いつまで経っても仲良くなれない、心の通じ合わない人を「なんて相性のいい人なのか」と思う人は、そうそういないはずだからね。
よって今僕が呈したのは、人とAIの根本的隔絶を示唆する疑問と言えた。相性という心の深い場所に根差す現象へ、両者は真逆の概念を抱いている事になるからである。
然るに本来なら、僕はこの疑問を軽々しく口にすべきではなかったのだろう。けど僕は、あえてそれをした。場の空気を変えるためなどという、軽々しい理由で僕はそれをした。なぜならエイミィやミーサと交流を重ねてきた僕には、確信があったからだ。
成長とともに人が変化するように、AIも成長とともに変化してゆく事へ、僕は揺るぎない確信を持っていたのである。
だから僕はそれを話した。モジモジ性格のあがり症だった昔の僕とはまるで異なる、堂々とした態度でそれを話した。そのことが、人もAIも等しく成長する存在であることの証となるよう、僕は持論を述べたのである。
そんな僕を、HAIは黙って見つめていた。
静かに、けど期待を込めた眼差しで、HAIは僕をまっすぐ見つめていた。
僕が話し終えても、HAIは沈黙を続けていた。
やがて、HAIの瞼がゆっくり伏せられてゆき、閉じる。
すると、HAIの抱いていた期待が世界中に放たれ、静けさがいや増した気がした。
僕はその静けさを知っていた。
それは翔人の僕にとって、とても馴染み深いものだった。
魔想討伐から帰投する時刻に日の出が重なる季節、僕は上空から、それをいつも感じていた。太陽の光が地上を照らす直前、朝日を待ちわびる動植物たちによって生み出される、期待が最高潮に達した瞬間の静けさと、それはまったく同じだったのである。
その一瞬を経て、HAIが瞼を開ける。
世界が、光で満たされた。
僕は悟った。
HAIは世界中のAIの承諾を得て、解答を告げるのだと。
AIの総意が言った。
人が考える相性と、
私達の相性は一致しない。
それが私達に教えてくれた。
好意という、感情を。
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