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十二章
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自分基準で今の話を考えると、手本という語彙ばかりが肥大してゆき、そのせいで「手本になんてなるはずない」などとほざく卑屈な自分が発生した。
だが考えの基準を輝夜さんに置くと、様相が一変した。「騎士見習いの講義を心の赴くまま受けていい」という言葉を背に受け、広大な大地を飛ぶように疾走してゆく、覇気あふれる自分が発生したのだ。
その相反する自分のどちらで輝夜さんの隣にいたいかなど、自問するまでもない。僕は大地を駆ける駿馬となり、「悩みが解決したよ」と輝夜さんへ告げた。
のだけど、
「ううん、眠留くんは朝食の場で、同じ事をまた悩み始めるよ」
あっけらかんと否定されたものだから、僕は比喩でなくズッコケてしまう。銀鈴を振るように笑ったのち、輝夜さんは柔らかな掌で僕の両手を包んだ。
「ゆらゆら揺れ動く状態こそが今の眠留くんなのだから、それでいいの。だってその揺らめきは、眠留くんの覚悟を練り上げる、最大の力になるんだから」
なんて謎の言葉を残し、じゃあ後でね、と輝夜さんは走り去ってゆく。
地球の六分の一しかない月の重力に守られているかのような、いつもと変わらぬ軽やかな姿を、僕は時を忘れて見つめたのだった。
その、約二時間後。
朝食の時間を迎えた僕は、思い知らされた。
僕はとことん、妹想いのバカ兄なのだと言うことを。
朝ご飯の準備を終え、テーブルに着き手を合わせ、さあ食べ始めますかとお箸を手に取りかけたところで、輝夜さんと昴が台所に現れた。タイミング的には慣れっこでも二人が玄関の方角に現れたのは今日が初めてだったから、僕は少し驚いて二人へ視線をそそいだ。二人は台所と玄関を結ぶ扉の両側に立ち、「じゃじゃ~ん!」「お待たせしました~!」と華やかな声を出した。それに合わせ開かれた扉の向こうに、制服姿の美鈴が立っていた。湖校の制服を着た美鈴が、笑みを浮かべて立っていた。不思議だった。妹が、妹でなくなった気がした。どんなに神々しくともどんなに隔絶した存在であっても、片時も変わることなく美鈴は僕の妹だったのに、それを忘れさせる何かをまとい美鈴は扉の向こうに佇んでいた。その気配を一段高め、美鈴が僕に微笑みかける。そして表情を改め、体の向きを僅かに変え一礼し、僕の妹に戻ってから、美鈴は台所に入って来た。
あのとき美鈴に何が起こったかを、僕は知らない。ただ、一礼したのが台所の神棚だったことと、その際の所作が巫女ではなく親を前にした子供のそれだったことから、美鈴は母に何かを詫びたのではないかと僕は考えている。いや正確には、神棚に一礼していると感じるや母に詫びる美鈴の姿が脳裏に映ったため、「考える」とは少し違うのだけど、人の言葉ではそうとしか表現できないのだ。人を超えた存在の水晶に尋ねれば、あの時の美鈴も脳裏に映った映像も詳らかにしてくれると知りつつも、その代償に「美鈴も人を超えているからのう」との呟きを耳にせねばならない気がしきりとして、それを問うことが僕にはどうしてもできなかった。よってその代償をものともしない自分を獲得してから、美鈴本人に直接尋ねてみようと今は考えている。
とはいえこれも、あの時の正確な描写ではない。何もかも隠さず白状すると、美鈴の制服姿に僕はただただ涙腺を決壊させ、そしてふと気づくと、テーブルの正面に輝夜さんが座っていた。三人娘はテーブル西側の上座から昴、輝夜さん、美鈴の順をいつも守っていたのだけど、入学式を迎え湖校の制服を初めて披露した美鈴を、今日は中心にしていた。よって正面が、輝夜さんに入れ替わっていたのである。僕が正気に戻ったことを察した輝夜さんは中腰になり、僕のご飯茶碗を僕の左手に乗せ、僕のお箸を僕の右手に握らせて、
「さあ眠留くん、朝ごはんの時間ですよ」
食事を始めるよう促した。そして自らも食事を再開しにっこり笑ったので、僕も釣られてご飯をパクリ。すると現金なもので食欲がもりもり湧いて来て、それ以降は慣れ親しんだ、朝ご飯の時間となったのだった。
朝食の話題はもちろん美鈴だったが、三人娘はそれを必ず僕に結びつけたため、皆は大笑いで僕だけは照れ笑いといういつもの賑やかさが台所を満たしていた。ただ、たった一つこれまでとは異なることがあり、それがあるお蔭で、幸せをいつもの何倍も感じる時間を僕らは過ごしていた。それは美鈴が、湖校の制服を着ていることだった。テーブルの東側に祖父母と僕が座り、テーブルの西側に三人娘が座るのは普段と同じでも、三人が三人とも同じ制服を着ているのは今朝が初めてだった。美鈴の成長を視覚に直接訴えて来るその光景に祖父母と僕は胸を熱くし、三人娘は連帯感をさらに強めてはしゃぎ、それが皆の顔を一層ほころばせてゆくという、そんな場に台所はなったのである。その中心にいたのが美鈴だったものだから、僕は知らず知らずのうちに、輝夜さんが予言したとおりの状態になっていた。そう僕は、悩みを解決していなかった。妹のために何をしてあげられるのだろうとオロオロ悩み続ける、いつもの僕に戻っていたのだ。
そんな僕へ、正面の輝夜さんが目で語りかけてきた。
『ゆらゆら揺れ動く状態こそが今の眠留くんなのだから、それでいいの。だってその揺らめきは、眠留くんの覚悟を練り上げる、最大の力になるんだから』
ほんの二時間前は不可解に感じた言葉が、今回は胸にストンと落ちた。僕は輝夜さんと、自分自身に誓った。
――妹のためにオロオロ悩む自分を、僕はそうそう変えられないだろう。ならばその自分を受け入れ、そして受け入れる代わりに、揺らめけば揺らめくほど覚悟を深めてゆく自分に、なってみせるぞ!
かく言う次第で、美鈴の湖校入学以降の日々を、僕は心の赴くままオロオロ過ごした。
そして深め続けた覚悟が決死の覚悟にまで育った、一週間後。
見習い騎士の講義を受けるべく、僕は決死の覚悟を胸に、騎士会本部へ歩を進めていたのだった。
するとそれが、思いもよらぬ結果を生んだ。道すがら偶然合流した同期の女の子たちが、こんなことを話し始めたのだ。
「猫将軍君と一緒に歩いていたら、気持ちが落ち着いてきた」「それわかる。さっきまであった不安が、消えちゃった」「この人がいれば大丈夫、みたいに思えてくるの」「猫将軍君って、堂々と歩くのね」「迷いがない、みたいな」「うん、安心するよね!」「「「ね~~!!」」」
女の子たちは口々にそう言い、安心した気配をまとったのである。それはいわゆる、当たらずとも遠からずというヤツだった。湖校の敷地内にいる女の子たちを外敵から守る必要はなくとも、不安を煽る張本人になってはならないと感じた僕は、胸にあった決死の覚悟を腹へ移し、足腰を安定させて歩いた。それを彼女達は本能的に察知し、そしてそれが彼女達の心から、不安を取り除いてくれたのである。僕が見たところ、彼女達の護身術や格闘技はようやく小脳に収まり初めた段階で、脊髄反射にはまだ至っていない。それでもそれは、「身を護る」という彼女達の本能を充分鋭敏にしているようだ。騎士試験に合格すべく費やしてきた彼女達の一年間の努力が、このような形で実りつつあることを目の当たりにした僕は、ますます安定した足取りで歩を進めて行った。
だからだろうか。
「失礼します」「「「失礼します!!」」」
横三列縦四列に並ぶ十二人の女の子たちの先頭に立ち、騎士会本部地下一階の講義会場へ、僕は足を踏み入れたのだった。
結論を言うと、僕の覚悟は的外れだったのと同時に、正鵠も射ていた。的外れだった理由は講義会場には三年生の騎士見習いもいたからであり、正鵠を射ていた理由は、三年生の騎士見習いは僕以上の覚悟を胸にここへやって来ていたからだ。会場に足を踏み入れた際、並べられた椅子の最前列中央に見知った先輩がいるのを認めた僕は、先輩のもとを尋ね、許可を求めた。
「岩手先輩、第八寮で幾度もお世話になった、猫将軍眠留です。先輩の後ろの席に、座らせて頂けないでしょうか」
だが考えの基準を輝夜さんに置くと、様相が一変した。「騎士見習いの講義を心の赴くまま受けていい」という言葉を背に受け、広大な大地を飛ぶように疾走してゆく、覇気あふれる自分が発生したのだ。
その相反する自分のどちらで輝夜さんの隣にいたいかなど、自問するまでもない。僕は大地を駆ける駿馬となり、「悩みが解決したよ」と輝夜さんへ告げた。
のだけど、
「ううん、眠留くんは朝食の場で、同じ事をまた悩み始めるよ」
あっけらかんと否定されたものだから、僕は比喩でなくズッコケてしまう。銀鈴を振るように笑ったのち、輝夜さんは柔らかな掌で僕の両手を包んだ。
「ゆらゆら揺れ動く状態こそが今の眠留くんなのだから、それでいいの。だってその揺らめきは、眠留くんの覚悟を練り上げる、最大の力になるんだから」
なんて謎の言葉を残し、じゃあ後でね、と輝夜さんは走り去ってゆく。
地球の六分の一しかない月の重力に守られているかのような、いつもと変わらぬ軽やかな姿を、僕は時を忘れて見つめたのだった。
その、約二時間後。
朝食の時間を迎えた僕は、思い知らされた。
僕はとことん、妹想いのバカ兄なのだと言うことを。
朝ご飯の準備を終え、テーブルに着き手を合わせ、さあ食べ始めますかとお箸を手に取りかけたところで、輝夜さんと昴が台所に現れた。タイミング的には慣れっこでも二人が玄関の方角に現れたのは今日が初めてだったから、僕は少し驚いて二人へ視線をそそいだ。二人は台所と玄関を結ぶ扉の両側に立ち、「じゃじゃ~ん!」「お待たせしました~!」と華やかな声を出した。それに合わせ開かれた扉の向こうに、制服姿の美鈴が立っていた。湖校の制服を着た美鈴が、笑みを浮かべて立っていた。不思議だった。妹が、妹でなくなった気がした。どんなに神々しくともどんなに隔絶した存在であっても、片時も変わることなく美鈴は僕の妹だったのに、それを忘れさせる何かをまとい美鈴は扉の向こうに佇んでいた。その気配を一段高め、美鈴が僕に微笑みかける。そして表情を改め、体の向きを僅かに変え一礼し、僕の妹に戻ってから、美鈴は台所に入って来た。
あのとき美鈴に何が起こったかを、僕は知らない。ただ、一礼したのが台所の神棚だったことと、その際の所作が巫女ではなく親を前にした子供のそれだったことから、美鈴は母に何かを詫びたのではないかと僕は考えている。いや正確には、神棚に一礼していると感じるや母に詫びる美鈴の姿が脳裏に映ったため、「考える」とは少し違うのだけど、人の言葉ではそうとしか表現できないのだ。人を超えた存在の水晶に尋ねれば、あの時の美鈴も脳裏に映った映像も詳らかにしてくれると知りつつも、その代償に「美鈴も人を超えているからのう」との呟きを耳にせねばならない気がしきりとして、それを問うことが僕にはどうしてもできなかった。よってその代償をものともしない自分を獲得してから、美鈴本人に直接尋ねてみようと今は考えている。
とはいえこれも、あの時の正確な描写ではない。何もかも隠さず白状すると、美鈴の制服姿に僕はただただ涙腺を決壊させ、そしてふと気づくと、テーブルの正面に輝夜さんが座っていた。三人娘はテーブル西側の上座から昴、輝夜さん、美鈴の順をいつも守っていたのだけど、入学式を迎え湖校の制服を初めて披露した美鈴を、今日は中心にしていた。よって正面が、輝夜さんに入れ替わっていたのである。僕が正気に戻ったことを察した輝夜さんは中腰になり、僕のご飯茶碗を僕の左手に乗せ、僕のお箸を僕の右手に握らせて、
「さあ眠留くん、朝ごはんの時間ですよ」
食事を始めるよう促した。そして自らも食事を再開しにっこり笑ったので、僕も釣られてご飯をパクリ。すると現金なもので食欲がもりもり湧いて来て、それ以降は慣れ親しんだ、朝ご飯の時間となったのだった。
朝食の話題はもちろん美鈴だったが、三人娘はそれを必ず僕に結びつけたため、皆は大笑いで僕だけは照れ笑いといういつもの賑やかさが台所を満たしていた。ただ、たった一つこれまでとは異なることがあり、それがあるお蔭で、幸せをいつもの何倍も感じる時間を僕らは過ごしていた。それは美鈴が、湖校の制服を着ていることだった。テーブルの東側に祖父母と僕が座り、テーブルの西側に三人娘が座るのは普段と同じでも、三人が三人とも同じ制服を着ているのは今朝が初めてだった。美鈴の成長を視覚に直接訴えて来るその光景に祖父母と僕は胸を熱くし、三人娘は連帯感をさらに強めてはしゃぎ、それが皆の顔を一層ほころばせてゆくという、そんな場に台所はなったのである。その中心にいたのが美鈴だったものだから、僕は知らず知らずのうちに、輝夜さんが予言したとおりの状態になっていた。そう僕は、悩みを解決していなかった。妹のために何をしてあげられるのだろうとオロオロ悩み続ける、いつもの僕に戻っていたのだ。
そんな僕へ、正面の輝夜さんが目で語りかけてきた。
『ゆらゆら揺れ動く状態こそが今の眠留くんなのだから、それでいいの。だってその揺らめきは、眠留くんの覚悟を練り上げる、最大の力になるんだから』
ほんの二時間前は不可解に感じた言葉が、今回は胸にストンと落ちた。僕は輝夜さんと、自分自身に誓った。
――妹のためにオロオロ悩む自分を、僕はそうそう変えられないだろう。ならばその自分を受け入れ、そして受け入れる代わりに、揺らめけば揺らめくほど覚悟を深めてゆく自分に、なってみせるぞ!
かく言う次第で、美鈴の湖校入学以降の日々を、僕は心の赴くままオロオロ過ごした。
そして深め続けた覚悟が決死の覚悟にまで育った、一週間後。
見習い騎士の講義を受けるべく、僕は決死の覚悟を胸に、騎士会本部へ歩を進めていたのだった。
するとそれが、思いもよらぬ結果を生んだ。道すがら偶然合流した同期の女の子たちが、こんなことを話し始めたのだ。
「猫将軍君と一緒に歩いていたら、気持ちが落ち着いてきた」「それわかる。さっきまであった不安が、消えちゃった」「この人がいれば大丈夫、みたいに思えてくるの」「猫将軍君って、堂々と歩くのね」「迷いがない、みたいな」「うん、安心するよね!」「「「ね~~!!」」」
女の子たちは口々にそう言い、安心した気配をまとったのである。それはいわゆる、当たらずとも遠からずというヤツだった。湖校の敷地内にいる女の子たちを外敵から守る必要はなくとも、不安を煽る張本人になってはならないと感じた僕は、胸にあった決死の覚悟を腹へ移し、足腰を安定させて歩いた。それを彼女達は本能的に察知し、そしてそれが彼女達の心から、不安を取り除いてくれたのである。僕が見たところ、彼女達の護身術や格闘技はようやく小脳に収まり初めた段階で、脊髄反射にはまだ至っていない。それでもそれは、「身を護る」という彼女達の本能を充分鋭敏にしているようだ。騎士試験に合格すべく費やしてきた彼女達の一年間の努力が、このような形で実りつつあることを目の当たりにした僕は、ますます安定した足取りで歩を進めて行った。
だからだろうか。
「失礼します」「「「失礼します!!」」」
横三列縦四列に並ぶ十二人の女の子たちの先頭に立ち、騎士会本部地下一階の講義会場へ、僕は足を踏み入れたのだった。
結論を言うと、僕の覚悟は的外れだったのと同時に、正鵠も射ていた。的外れだった理由は講義会場には三年生の騎士見習いもいたからであり、正鵠を射ていた理由は、三年生の騎士見習いは僕以上の覚悟を胸にここへやって来ていたからだ。会場に足を踏み入れた際、並べられた椅子の最前列中央に見知った先輩がいるのを認めた僕は、先輩のもとを尋ね、許可を求めた。
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