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十五章
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末吉が遊びに出かけたのは、そろそろ午後二時になろうかという頃合いだった。
真夏の午後二時という、一年で最も暑い時刻にもかかわらず末吉が外に駆け出せたのは、二歳という若さゆえの事。
然るにその日々から遠ざかった者達は、この時間を微睡に充てる他なかった。
長老猫を始めとする十一匹の猫は緑の天蓋の下で寝息をたて、おじいさんとおばあさんは風通しの良い板間に身を横たえていた。老夫婦と猫達は、温暖化の進む国におけるこの時刻の過ごし方として、まこと模範的な選択をしたのである。
だが、
「輝夜さん、眠い?」
「ううん、眠くない。眠留くんは?」
「ん~、部活を掛け持ちしていない今年は、昼寝の必要があまりないんだよね」
「うん、私も同じ。この三日間は翔薙刀術と部活を掛け持ちしていないから、眠気を感じないの」
青春時代を突っ走る僕と輝夜さんには、まどろみ以外の未来があるように思えた。そして僕らは、その未来をいつも楽しみながら見つけて来たのだけど、今回は複雑だった。複雑な理由は、この家には輝夜さんの私室がある、という事だった。
僕らは未来を見つけるとき、その進行役を、場所より状況を優先して決めていた。例えば「僕の神社にいるのだから進行役は僕」のように場所を優先するのではなく、「神社にいても輝夜さんの研究について話すのだから進行役は輝夜さん」のように、状況を優先してその役を決めていたのだ。これは現代日本の常識なので偉そうに宣うことではないが、僕らにとっては非常に価値あることだった。なぜなら僕らは始めからそれができたのではなく、輝夜さんの努力によってそれを獲得したからである。
湖校入学当初、仲の良いお隣さんだった僕と輝夜さんにとって、話の進行役を状況によって決めるのは至極当然なことだった。気の合う僕らは労せずそうなれたと、二人とも信じ切っていたのだ。しかし輝夜さんが神社を訪れるようになると、それはただの思い込みだったことが発覚した。輝夜さんはもともと先陣を切るタイプではなく、かつ輝夜さんは自分を神社の新参者と感じていたため、神社における会話の進行役は毎回必ず僕が担うようになったのである。輝夜さんを深く理解している昴も緊急避難的措置としてそれを後押しし、僕自身もそれを妥当と考えたから、三人でいる時も僕か昴が進行役を担うことに変わりはなかった。だがそれはあくまで緊急避難的措置であり、いつまでもそれを続けていると、他人行儀や依存心になってしまう。よって輝夜さんは少しずつそれを改め、僕らだけでなく祖父母や美鈴のいる場であっても、状況によっては自分が会話をリードするようになって行った。それは輝夜さんと猫将軍家の係わりを深め、家族の絆を構築するに至ったから、努力を経てそれを獲得したのは非常に価値ある事だったのだ。よって今回もいつもどおり、現在の状況を優先して会話の進行役を決めるのが、つまり輝夜さんがそれを担うのが順当なのだけど、そうは問屋が卸さないのが青春だった。なぜならそれをすると必然的に、「私の部屋に行きましょう」というセリフを、年頃娘に言わせなければならなくなるからである。
去年の十二月五日、輝夜さんは初めて僕の部屋を訪れ、僕らは二人っきりの時間を過ごした。それは年頃の男女にとって生涯の記念となるイベントだったから、本来なら僕の主導によって事態を進行させるべきだったのだけど、
――部屋を掃除しておいてね眠留くん
という輝夜さんの素敵すぎるセリフによってそのイベントは発生した。でも僕は、その件について輝夜さんに負い目を感じなかった。あのセリフは輝夜さんの努力の賜物だったから、輝夜さんがきっかけを作った事を、僕は自分の失態と感じなかったのだ。ただそれでも、輝夜さんの部屋を初めて訪ねる際はもっと役に立たねばと、具体的には「私の部屋に行きましょう」なんてセリフを乙女の輝夜さんに絶対言わせてはならぬのだと、僕はずっと考えてきたのである。
だが三日前、輝夜さんの家に行くことが確定し、その準備として僕の行動をシミュレーションした結果、重大な事実が浮上した。輝夜さんの部屋で僕がある状態に陥るのは100%避けられないと、僕はやっと気づいたのである。それは・・・
「ね、眠留くん」
「ひゃっ、ひゃい!」
超重要案件を熟考していたせいでその案件の核心たる女性が隣にいることを失念していた僕は、驚愕の余り「ひゃい」などという返答をしてしまった。にもかかわらず、
「あのね眠留くん、聞いておきたいことがあるの」
ヘンテコ返答などまるで耳に入っていないかの如く、輝夜さんは話を先へ進めた。優しく聡明なこの女性は僕がヘンテコ発言をしたら、いつも決まって明るい笑みを浮かべて安心させてくれるのに、今回はそれをしなかったのである。それはつまり輝夜さんも内心では相当テンパっている証であり、そして年頃娘がこの状況で何をテンパっているかは火を見るより明らかだったので、僕は背筋を伸ばし、いかなる事へも正直に答える意思を示した。すると輝夜さんも普段の礼儀正しい女性に戻って僕に問いかけたが、
「眠留くんは私の部屋に入ったら・・・」
たちまち少女の面持ちになり、口ごもり俯いてしまった。僕は消えた言葉を待たず、世界一好きな人を守るべく本心を告げた。
「僕は輝夜さんの部屋で二人っきりになっても、人に話せないような事を、輝夜さんに決してしません」
大胆な発言をしたと我ながら思うが、かけがえのないこの人を安心させるためなら、正直な気持ちなんて幾らでも打ち明けられるのである。僕は頼りがいのある大人の気配を纏い、安堵の表情になるであろう輝夜さんを精神的に受け止める準備をした。のだけど、
――輝夜さんと過ごした一年四カ月の月日の中で、僕は今、最大の勘違いをしているのかもしれない――
みたいな感覚にふと心が揺らいだ。極めて残念なことに、このような状況におけるこのような感覚が間違っていた事例は、過去に一度もない。恐怖した僕は大急ぎで対策を考えるも、それは間に合わなかった。
「そんなにそればかり繰り返されると、眠留くんはそればかり考えているって、思えてしまうのですが」
俯いたまま発せられた輝夜さんの呟きに、僕の大人の気配は一瞬で消滅してしまった。けどそんなのお構いなしに、輝夜さんは先を続けた。
「去年の十二月五日、昴が初の魔想討伐から無事帰還した日の朝食時、『人に話せない事など』って眠留くんが三度繰り返したのを、覚えてる?」
背中に冷たい汗がドッと流れ、その冷たさのあまり僕は何も言えなかったが、輝夜さんは再度お構いなしに言葉を紡いだ。
「昴の両親の了承を得ず大切な一人娘を戦闘に送り出したおじいちゃんとおばあちゃんは、自責の念に押しつぶされそうだった。だから私は恥ずかしさより、恩返しができる嬉しさを胸にあれを言ったの。その嬉しさを、恥ずかしさに換えてもう一度言うね」
お願いです許して下さいと嘆願しようとする僕を、真っ赤に染まった顔を持ち上げることで制した輝夜さんは、有言実行の人に、ならなかった。
「そんなにそればかり繰り返されると、眠留くんはエッチな事ばかり考えているって、思えてしまうのですが!」
もう一度言うと明言したにもかかわらずそれを破棄し、『エッチ』なる語彙を新たに加えられた僕は、その個所を必死で訂正した。しかし必死過ぎたせいで、
「違うんだ輝夜さん、僕はエッチな事なんて、エッチな事なんて、エッチな事なんて!」
またもやそればかりを繰り返してしまい、前回同様意識が遠のいていくのを僕ははっきり感じた。が、
――僕は二度と気絶しない!
その決意のもと僕は意識の手綱を、命懸けで握り続けたのだった。
真夏の午後二時という、一年で最も暑い時刻にもかかわらず末吉が外に駆け出せたのは、二歳という若さゆえの事。
然るにその日々から遠ざかった者達は、この時間を微睡に充てる他なかった。
長老猫を始めとする十一匹の猫は緑の天蓋の下で寝息をたて、おじいさんとおばあさんは風通しの良い板間に身を横たえていた。老夫婦と猫達は、温暖化の進む国におけるこの時刻の過ごし方として、まこと模範的な選択をしたのである。
だが、
「輝夜さん、眠い?」
「ううん、眠くない。眠留くんは?」
「ん~、部活を掛け持ちしていない今年は、昼寝の必要があまりないんだよね」
「うん、私も同じ。この三日間は翔薙刀術と部活を掛け持ちしていないから、眠気を感じないの」
青春時代を突っ走る僕と輝夜さんには、まどろみ以外の未来があるように思えた。そして僕らは、その未来をいつも楽しみながら見つけて来たのだけど、今回は複雑だった。複雑な理由は、この家には輝夜さんの私室がある、という事だった。
僕らは未来を見つけるとき、その進行役を、場所より状況を優先して決めていた。例えば「僕の神社にいるのだから進行役は僕」のように場所を優先するのではなく、「神社にいても輝夜さんの研究について話すのだから進行役は輝夜さん」のように、状況を優先してその役を決めていたのだ。これは現代日本の常識なので偉そうに宣うことではないが、僕らにとっては非常に価値あることだった。なぜなら僕らは始めからそれができたのではなく、輝夜さんの努力によってそれを獲得したからである。
湖校入学当初、仲の良いお隣さんだった僕と輝夜さんにとって、話の進行役を状況によって決めるのは至極当然なことだった。気の合う僕らは労せずそうなれたと、二人とも信じ切っていたのだ。しかし輝夜さんが神社を訪れるようになると、それはただの思い込みだったことが発覚した。輝夜さんはもともと先陣を切るタイプではなく、かつ輝夜さんは自分を神社の新参者と感じていたため、神社における会話の進行役は毎回必ず僕が担うようになったのである。輝夜さんを深く理解している昴も緊急避難的措置としてそれを後押しし、僕自身もそれを妥当と考えたから、三人でいる時も僕か昴が進行役を担うことに変わりはなかった。だがそれはあくまで緊急避難的措置であり、いつまでもそれを続けていると、他人行儀や依存心になってしまう。よって輝夜さんは少しずつそれを改め、僕らだけでなく祖父母や美鈴のいる場であっても、状況によっては自分が会話をリードするようになって行った。それは輝夜さんと猫将軍家の係わりを深め、家族の絆を構築するに至ったから、努力を経てそれを獲得したのは非常に価値ある事だったのだ。よって今回もいつもどおり、現在の状況を優先して会話の進行役を決めるのが、つまり輝夜さんがそれを担うのが順当なのだけど、そうは問屋が卸さないのが青春だった。なぜならそれをすると必然的に、「私の部屋に行きましょう」というセリフを、年頃娘に言わせなければならなくなるからである。
去年の十二月五日、輝夜さんは初めて僕の部屋を訪れ、僕らは二人っきりの時間を過ごした。それは年頃の男女にとって生涯の記念となるイベントだったから、本来なら僕の主導によって事態を進行させるべきだったのだけど、
――部屋を掃除しておいてね眠留くん
という輝夜さんの素敵すぎるセリフによってそのイベントは発生した。でも僕は、その件について輝夜さんに負い目を感じなかった。あのセリフは輝夜さんの努力の賜物だったから、輝夜さんがきっかけを作った事を、僕は自分の失態と感じなかったのだ。ただそれでも、輝夜さんの部屋を初めて訪ねる際はもっと役に立たねばと、具体的には「私の部屋に行きましょう」なんてセリフを乙女の輝夜さんに絶対言わせてはならぬのだと、僕はずっと考えてきたのである。
だが三日前、輝夜さんの家に行くことが確定し、その準備として僕の行動をシミュレーションした結果、重大な事実が浮上した。輝夜さんの部屋で僕がある状態に陥るのは100%避けられないと、僕はやっと気づいたのである。それは・・・
「ね、眠留くん」
「ひゃっ、ひゃい!」
超重要案件を熟考していたせいでその案件の核心たる女性が隣にいることを失念していた僕は、驚愕の余り「ひゃい」などという返答をしてしまった。にもかかわらず、
「あのね眠留くん、聞いておきたいことがあるの」
ヘンテコ返答などまるで耳に入っていないかの如く、輝夜さんは話を先へ進めた。優しく聡明なこの女性は僕がヘンテコ発言をしたら、いつも決まって明るい笑みを浮かべて安心させてくれるのに、今回はそれをしなかったのである。それはつまり輝夜さんも内心では相当テンパっている証であり、そして年頃娘がこの状況で何をテンパっているかは火を見るより明らかだったので、僕は背筋を伸ばし、いかなる事へも正直に答える意思を示した。すると輝夜さんも普段の礼儀正しい女性に戻って僕に問いかけたが、
「眠留くんは私の部屋に入ったら・・・」
たちまち少女の面持ちになり、口ごもり俯いてしまった。僕は消えた言葉を待たず、世界一好きな人を守るべく本心を告げた。
「僕は輝夜さんの部屋で二人っきりになっても、人に話せないような事を、輝夜さんに決してしません」
大胆な発言をしたと我ながら思うが、かけがえのないこの人を安心させるためなら、正直な気持ちなんて幾らでも打ち明けられるのである。僕は頼りがいのある大人の気配を纏い、安堵の表情になるであろう輝夜さんを精神的に受け止める準備をした。のだけど、
――輝夜さんと過ごした一年四カ月の月日の中で、僕は今、最大の勘違いをしているのかもしれない――
みたいな感覚にふと心が揺らいだ。極めて残念なことに、このような状況におけるこのような感覚が間違っていた事例は、過去に一度もない。恐怖した僕は大急ぎで対策を考えるも、それは間に合わなかった。
「そんなにそればかり繰り返されると、眠留くんはそればかり考えているって、思えてしまうのですが」
俯いたまま発せられた輝夜さんの呟きに、僕の大人の気配は一瞬で消滅してしまった。けどそんなのお構いなしに、輝夜さんは先を続けた。
「去年の十二月五日、昴が初の魔想討伐から無事帰還した日の朝食時、『人に話せない事など』って眠留くんが三度繰り返したのを、覚えてる?」
背中に冷たい汗がドッと流れ、その冷たさのあまり僕は何も言えなかったが、輝夜さんは再度お構いなしに言葉を紡いだ。
「昴の両親の了承を得ず大切な一人娘を戦闘に送り出したおじいちゃんとおばあちゃんは、自責の念に押しつぶされそうだった。だから私は恥ずかしさより、恩返しができる嬉しさを胸にあれを言ったの。その嬉しさを、恥ずかしさに換えてもう一度言うね」
お願いです許して下さいと嘆願しようとする僕を、真っ赤に染まった顔を持ち上げることで制した輝夜さんは、有言実行の人に、ならなかった。
「そんなにそればかり繰り返されると、眠留くんはエッチな事ばかり考えているって、思えてしまうのですが!」
もう一度言うと明言したにもかかわらずそれを破棄し、『エッチ』なる語彙を新たに加えられた僕は、その個所を必死で訂正した。しかし必死過ぎたせいで、
「違うんだ輝夜さん、僕はエッチな事なんて、エッチな事なんて、エッチな事なんて!」
またもやそればかりを繰り返してしまい、前回同様意識が遠のいていくのを僕ははっきり感じた。が、
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