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十七章
おにぎり道、1
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「北斗のおにぎりを、久しぶりに食べたいな。ねえ北斗、今日はウチで夕飯を食べない?」
すると案の定、北斗が「スパイか?」などと宣ったので、やっぱりそうなるよねと僕は演技ぬきに俯いた。その丸まった背中を、北斗が豪快に叩いた。
「おにぎり道の『おにぎり』を、漢字にしたかったのが俺の本音だ。眠留なら、どの字を充てる?」
北斗に意見を求められると、気力が沸々と湧いてくる事がある。それは今のように背中を丸めている時に多いから、巧く操縦されているのが実情なんだろうけど、北斗ならまあいいのだ。僕はノリノリになって答えた。
「ん~、おには鬼ヶ島の鬼で確定だけど、『ぎり』は悩む。切断の切を使うか、それとも斬撃の斬を使うかってさ」
「むっ、さすが眠留。鬼切道と鬼斬道、どちらも捨てがたいよな!」
「例えば漫画のタイトルだったら切を使い、仁侠映画っぽく墨で書いて『鬼切道』だけど、必殺技なら斬を使って『鬼斬道奥義ほにゃらら』って叫びたいみたいな!」
「オオッッ、やっぱお前は、違いの解る漢だ~~!!」
なんてワイワイやりながらお馬鹿二人は神社を目指し、いつもどおり肩を並べて歩いたのだった。
水曜は僕が部活に出るため、美鈴が代わりに部活を休み、夕飯を作ってくれる。自由日を週二日使わせている事に、僕は申し訳なさをどうしても感じていたのだけど、あるとき美鈴に問われた。
――お兄ちゃんが新忍道部の準部員でいることを、おじいちゃんとおばあちゃんに悲しませたいの?――
真顔を懸命に作ろうとする美鈴に、僕は自分の思慮不足を知った。美鈴に撫子部を週二日休ませていると僕が感じていたら、僕に新忍道部を週四日休ませていると祖父母は感じてしまうと、僕はやっと気づいたのである。
いや、本当はそれどころではない。この問題の根は、途方もなく深く長いと言える。深く長く伸びるその根を辿って行くと、それは祖父母の自責に辿り着く。祖父母は、僕ら兄妹のそばに親がいないことを、自分達の罪と考えているのだ。
母の神葬祭後、父は年末年始にのみ帰宅する生活を始めた。息子がそのような道を選んだことに自責を覚えるのが親と言うものなのかもしれないが、母の死についても、祖父母は自分を責めていた。僕と美鈴は祖父母の目に、幼くして母を亡くし父に捨てられた孫として映っていた。そして、そうなった原因は全て自分達にあると考える事で、祖父母は僕らに償おうとしていたのだ。しかしどんなに償おうと僕らが両親のいない日々を送っていることに変わりはなく、祖父母は少しずつ憔悴していった。ダメ人間の僕はそんな祖父母に何もしてあげられなかったが、美鈴は違った。自ら進んで台所に立ち、非の打ちどころのない孫娘になり、両親がいずとも幸せに生きる自分を見てもらうことで、祖父母の自責を軽減しようとしたのだ。美鈴のその心を何より尊んだ祖父母は、家事を精力的にこなす孫娘に、特別な働きかけをしなかった。特別な手助けや労いをしたら、孫娘が特殊な境遇にいることの証明になってしまう。よって自然に手助けし感謝の言葉を掛け、普通の日常を孫娘が過ごしていることに、祖父母はしたのである。三人のその愛情と高潔さを、ダメ人間の僕が十全に理解するには、あと何年かかるのか。祖父母と美鈴の高みに手が届くまで、僕はどれほどの努力をしなければならないのか。それはわからない。未熟過ぎる僕にはわからない。だが、
――お兄ちゃんが新忍道部の準部員でいることを、おじいちゃんとおばあちゃんに悲しませたいの?――
ならわかった。
魂のレベルで理解することができた。
だから僕はこの親友に、無限の感謝を捧げずにはいられない。台所にやって来た北斗は夕飯作りに励む美鈴へ、北斗節全開で語り掛けた。
「美鈴ちゃん、お邪魔しま~~す。美鈴ちゃんの料理を抜け駆けして食べたくて、煩いのが来ちゃったよ~~」
「いらっしゃい北斗さん。お邪魔や抜け駆けや煩いを不自然な口調で強調する今日の北斗さんは、何を企んでいるのですか?」
「ふはははっ、よくぞ見抜いたな神饌の巫女よ。そなたの兄がどうしてもと請うゆえ、我が『おにぎり道』の神髄を披露することにしたのだ」
「わあ久しぶり! ありがとう北斗さん!」
僕はもちろん美鈴や祖父母とも真心の交流ができるこの親友へ、僕は今日も胸の中で、無限の感謝を捧げたのだった。
夕飯のお惣菜を美鈴が一人分多く作ってくれている間に、北斗は土鍋でお米を炊き始めた。と言っても土鍋に終始張り付くような事はせず、火加減や加熱時間等々は自作の炊飯プログラムに任せ、僕と一緒に夕飯をがっついていた。僕の家族と初めから仲が良く五年半の付き合いがあり、頭の回転も速く話題も多い北斗は台所に笑いの渦を無数にもたらして来たが、今日に限り美鈴はどうしても訊きたい事があったらしく、談笑を半ば断ち切る勢いで北斗に請うた。
「北斗さん、お米を水に浸す時間を短縮する方法を、ぜひ教えてください」
そうなのだ、実は僕もこれが大いに気になっていた。お米を美味しく炊くには、水にしっかり浸す必要がある。夏は三十分、冬は二時間を目安とする程なのだ。にもかかわらず、北斗はたった一分浸しただけで加熱を始めた。これは祖父母や貴子さん達も気になっていたのだろう、短縮方法が問われるや台所は静寂に包まれたが、それをものともせず北斗は朗々と解説した。
「気温の高い夏はお米の水分浸透率も高く、気温の低い冬は水分浸透率も低い。この差が、お米を水に浸す時間に季節差を設ける理由とされているが、これには落とし穴がある。美鈴ちゃん、新米と古米で水分含有量が多いのは、どちらかな?」
この時点で美鈴は解答に辿り着いたようだけど、未だチンプンカンプンの哀れな兄のため、応答を続けてくれた。
「はい、新米の方が水分含有量は多いです。そして台所のお米は、全て新米です」
「うむ、新米は水分を多く含み、そして残暑が続くこの時期はお米の温度も水の温度も高いため、水に浸す時間が三十分未満でも、米の水分量は適切になる。よって水に一分浸しただけでも火加減等を調整すれば少し硬めのご飯を炊き上げるのは容易く、そしておにぎりに、柔らかくふっくら炊いたご飯は必須ではない。少し硬めでも冷まし方や握り方次第で、美味しいおにぎりに仕上げるのは充分可能なのだ。高度な技術を習得している美鈴ちゃんは、言わずもがなだな」
本来なら希った当人が礼を述べねばならないのだけど、花が咲いたような美鈴の笑みを目にした途端、僕はバカ兄全開になってしまった。
「北斗、ありがとう~」「こら眠留、いきなり抱きつくな!」「だって、だって美鈴が~」「ああ解った、解ったから腕をほどいて、俺に続きを話させてくれ」「えっ、まだあるの?」「当然だ、我を誰だと心得る」「中二病大魔神様、お許しくださいませ~~」
前半は本心だったが後半からコントになった僕らのお約束に、笑いと拍手が沸き起こった。お笑いコンビよろしく二人でどうもどうもと愛想を振りまいてから、おにぎり道解説は再開した。
「お米が水分をどの程度吸収したかを知るには、水に浸けたお米をかき回す方法と、お米を一粒取り出し指で触ってみる方法の、二通りがある。その目安になるセンサーを自作してあるから、興味があるなら美鈴ちゃんのハイ子にインストールしよう」
「「ぜひお願いします!」」
すると案の定、北斗が「スパイか?」などと宣ったので、やっぱりそうなるよねと僕は演技ぬきに俯いた。その丸まった背中を、北斗が豪快に叩いた。
「おにぎり道の『おにぎり』を、漢字にしたかったのが俺の本音だ。眠留なら、どの字を充てる?」
北斗に意見を求められると、気力が沸々と湧いてくる事がある。それは今のように背中を丸めている時に多いから、巧く操縦されているのが実情なんだろうけど、北斗ならまあいいのだ。僕はノリノリになって答えた。
「ん~、おには鬼ヶ島の鬼で確定だけど、『ぎり』は悩む。切断の切を使うか、それとも斬撃の斬を使うかってさ」
「むっ、さすが眠留。鬼切道と鬼斬道、どちらも捨てがたいよな!」
「例えば漫画のタイトルだったら切を使い、仁侠映画っぽく墨で書いて『鬼切道』だけど、必殺技なら斬を使って『鬼斬道奥義ほにゃらら』って叫びたいみたいな!」
「オオッッ、やっぱお前は、違いの解る漢だ~~!!」
なんてワイワイやりながらお馬鹿二人は神社を目指し、いつもどおり肩を並べて歩いたのだった。
水曜は僕が部活に出るため、美鈴が代わりに部活を休み、夕飯を作ってくれる。自由日を週二日使わせている事に、僕は申し訳なさをどうしても感じていたのだけど、あるとき美鈴に問われた。
――お兄ちゃんが新忍道部の準部員でいることを、おじいちゃんとおばあちゃんに悲しませたいの?――
真顔を懸命に作ろうとする美鈴に、僕は自分の思慮不足を知った。美鈴に撫子部を週二日休ませていると僕が感じていたら、僕に新忍道部を週四日休ませていると祖父母は感じてしまうと、僕はやっと気づいたのである。
いや、本当はそれどころではない。この問題の根は、途方もなく深く長いと言える。深く長く伸びるその根を辿って行くと、それは祖父母の自責に辿り着く。祖父母は、僕ら兄妹のそばに親がいないことを、自分達の罪と考えているのだ。
母の神葬祭後、父は年末年始にのみ帰宅する生活を始めた。息子がそのような道を選んだことに自責を覚えるのが親と言うものなのかもしれないが、母の死についても、祖父母は自分を責めていた。僕と美鈴は祖父母の目に、幼くして母を亡くし父に捨てられた孫として映っていた。そして、そうなった原因は全て自分達にあると考える事で、祖父母は僕らに償おうとしていたのだ。しかしどんなに償おうと僕らが両親のいない日々を送っていることに変わりはなく、祖父母は少しずつ憔悴していった。ダメ人間の僕はそんな祖父母に何もしてあげられなかったが、美鈴は違った。自ら進んで台所に立ち、非の打ちどころのない孫娘になり、両親がいずとも幸せに生きる自分を見てもらうことで、祖父母の自責を軽減しようとしたのだ。美鈴のその心を何より尊んだ祖父母は、家事を精力的にこなす孫娘に、特別な働きかけをしなかった。特別な手助けや労いをしたら、孫娘が特殊な境遇にいることの証明になってしまう。よって自然に手助けし感謝の言葉を掛け、普通の日常を孫娘が過ごしていることに、祖父母はしたのである。三人のその愛情と高潔さを、ダメ人間の僕が十全に理解するには、あと何年かかるのか。祖父母と美鈴の高みに手が届くまで、僕はどれほどの努力をしなければならないのか。それはわからない。未熟過ぎる僕にはわからない。だが、
――お兄ちゃんが新忍道部の準部員でいることを、おじいちゃんとおばあちゃんに悲しませたいの?――
ならわかった。
魂のレベルで理解することができた。
だから僕はこの親友に、無限の感謝を捧げずにはいられない。台所にやって来た北斗は夕飯作りに励む美鈴へ、北斗節全開で語り掛けた。
「美鈴ちゃん、お邪魔しま~~す。美鈴ちゃんの料理を抜け駆けして食べたくて、煩いのが来ちゃったよ~~」
「いらっしゃい北斗さん。お邪魔や抜け駆けや煩いを不自然な口調で強調する今日の北斗さんは、何を企んでいるのですか?」
「ふはははっ、よくぞ見抜いたな神饌の巫女よ。そなたの兄がどうしてもと請うゆえ、我が『おにぎり道』の神髄を披露することにしたのだ」
「わあ久しぶり! ありがとう北斗さん!」
僕はもちろん美鈴や祖父母とも真心の交流ができるこの親友へ、僕は今日も胸の中で、無限の感謝を捧げたのだった。
夕飯のお惣菜を美鈴が一人分多く作ってくれている間に、北斗は土鍋でお米を炊き始めた。と言っても土鍋に終始張り付くような事はせず、火加減や加熱時間等々は自作の炊飯プログラムに任せ、僕と一緒に夕飯をがっついていた。僕の家族と初めから仲が良く五年半の付き合いがあり、頭の回転も速く話題も多い北斗は台所に笑いの渦を無数にもたらして来たが、今日に限り美鈴はどうしても訊きたい事があったらしく、談笑を半ば断ち切る勢いで北斗に請うた。
「北斗さん、お米を水に浸す時間を短縮する方法を、ぜひ教えてください」
そうなのだ、実は僕もこれが大いに気になっていた。お米を美味しく炊くには、水にしっかり浸す必要がある。夏は三十分、冬は二時間を目安とする程なのだ。にもかかわらず、北斗はたった一分浸しただけで加熱を始めた。これは祖父母や貴子さん達も気になっていたのだろう、短縮方法が問われるや台所は静寂に包まれたが、それをものともせず北斗は朗々と解説した。
「気温の高い夏はお米の水分浸透率も高く、気温の低い冬は水分浸透率も低い。この差が、お米を水に浸す時間に季節差を設ける理由とされているが、これには落とし穴がある。美鈴ちゃん、新米と古米で水分含有量が多いのは、どちらかな?」
この時点で美鈴は解答に辿り着いたようだけど、未だチンプンカンプンの哀れな兄のため、応答を続けてくれた。
「はい、新米の方が水分含有量は多いです。そして台所のお米は、全て新米です」
「うむ、新米は水分を多く含み、そして残暑が続くこの時期はお米の温度も水の温度も高いため、水に浸す時間が三十分未満でも、米の水分量は適切になる。よって水に一分浸しただけでも火加減等を調整すれば少し硬めのご飯を炊き上げるのは容易く、そしておにぎりに、柔らかくふっくら炊いたご飯は必須ではない。少し硬めでも冷まし方や握り方次第で、美味しいおにぎりに仕上げるのは充分可能なのだ。高度な技術を習得している美鈴ちゃんは、言わずもがなだな」
本来なら希った当人が礼を述べねばならないのだけど、花が咲いたような美鈴の笑みを目にした途端、僕はバカ兄全開になってしまった。
「北斗、ありがとう~」「こら眠留、いきなり抱きつくな!」「だって、だって美鈴が~」「ああ解った、解ったから腕をほどいて、俺に続きを話させてくれ」「えっ、まだあるの?」「当然だ、我を誰だと心得る」「中二病大魔神様、お許しくださいませ~~」
前半は本心だったが後半からコントになった僕らのお約束に、笑いと拍手が沸き起こった。お笑いコンビよろしく二人でどうもどうもと愛想を振りまいてから、おにぎり道解説は再開した。
「お米が水分をどの程度吸収したかを知るには、水に浸けたお米をかき回す方法と、お米を一粒取り出し指で触ってみる方法の、二通りがある。その目安になるセンサーを自作してあるから、興味があるなら美鈴ちゃんのハイ子にインストールしよう」
「「ぜひお願いします!」」
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