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二十三章
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ベヒモスは水牛に似た角を持つ、体高3メートル半の二足歩行モンスターだ。ベヒモスの突進速度はサタンに劣り、それがサタンに及ばない最大の理由になっていた。例えばインハイ本選時の真田さんと荒海さんと黛さんがベヒモスと戦うシミュレーションをすると、勝率は99%以上、疲労度はサタンの50%という数値になった。湖校の誇る三戦士にとってベヒモスは、油断さえしなければ勝てる敵だったのである。
けれどもそれは、新忍道と3DGの両方で殿堂入りしてしまうような、あの三戦士だからこそ可能な事。去年のインハイ決勝を戦った大阪研究学校と福岡研究学校と鎌倉研究学校の選手の中に、三人チームでベヒモスに勝てるのは、鳳さんしかいなかった。鳳さんを加えずシミュレーションした場合、勝率50%を超えたのは、阪高のトップ選手二人と福校のトップ選手二人による四人チームのみだったのだ。そうベヒモスは、超高校級の選手以外にとって、三人より四人で挑むべき敵だったのである。
三人より四人が望ましい理由は二つあった。一つは頭部から横に突き出た全幅2メートルの二本の角、もう一つは腰から伸びる、全長5メートルの尾だ。幅2メートルの角はサタンと同等の飛び込み受け身を選手に要求し、全長5メートルの尾はサタンより離れた距離からの射撃を選手に要求した。前者が可能な高校生は全国でもほんの一握りしかおらず、後者はそれより多いにせよ、やはり圧倒的に少なかった。かつそこに三つ目の要素である持久力を加えると、三人チームより回避数が25%減る四人チームが適切と量子AIは試算したのだ。
しかしこれだけなら、このパワーランチは開かれなかったと思われる。正確には、
――ベヒモス以降に実装されるモンスターはいない
と3DG本部が確約していたら、入学から最後のインハイまで五年四カ月あるという六年制学校の特性を活かし、超高校級の技術を習得する道を僕らは高確率で選んだだろう。でも、そうはならなかった。なぜならベヒモスがそうだったように、今後も新たなモンスターが実装されてゆくに違いないからだ。そしてその中には、三人でも攻略可能だったベヒモスとは異なり、四人でなければ攻略不可能なモンスターがいるかもしれない。新一年生が最後のインハイを迎える五年後までに、それに該当するモンスターが実装されるかもしれない。その時になって四人チームを急遽作るのではなく、入学以来ずっと苦楽を共にしてきた戦友と、最後のインハイを戦わせてあげたい。そんな想いのもと湖校新忍道部は今日、黛さん、竹中さん、菊池さん、そして僕の四人チームで、ベヒモスに挑んだのである。
ただそれでも薙刀部のように、同学年部員が四十人もいるような部には決してならないだろう。個々の身体能力を重視する競技では部員数の多さはプラス要素になっても、少人数での連携を重視する競技では、部員数の多さは連携練度を削ぐマイナス要素になるからだ。
かと言って三人チームにこだわったら、時代の流れに取り残される虞がある。いやそもそも、四人チームで強敵と一度も戦ってないのに四人チームの是非を問うなど、研究者として絶対してはならない事だろう。幸運にも、連携訓練を七カ月間続けてきた四人チームがあるのだから、ベヒモスと戦ってみよう。そのデータを基に、新入部員を四人にするか否かを論じよう。そのような趣旨のもと、ベヒモス戦は実施されたのである。
とはいえ、僕らは世界的な専門家を目指す湖校生。組織形態の変更を決める重要な戦いに、学術的準備を何もしていないなど、ある訳がない。四人チームによるベヒモス戦をシミュレーション済みなのは当然であり、またそれと結果の乖離についても数多のシミュレーションを終えており、そしてその上で、
――シミュレーションが先入観にならない訓練
も僕らは自らに施していた。学術的準備に多大な労力と時間を費やそうと決してそれに流されず、ありのままを直視する客観性を僕らは磨いてきた。それを成し遂げ、かつシミュレーションにピッタリ合致したからこそ、僕らはベヒモスに勝利した瞬間、湖校新忍道部の組織形態を変更する事実上の決定をしたのである。
という議論を、二年生以上の全員が、お昼ご飯をもぎゅもぎゅ食べながらいとも容易く行っていった。パワーランチに慣れていない颯太は当初、そんな部員達に呆然としていたが、自分と一学年しか変わらない松竹梅が議論にしっかり参加している様子を見るにつれ、希望の光を煌々と放つようになっていった。「一年後には自分も、この議論に参加してみせます!」 颯太は輝く瞳で、そう訴えていたのである。その背中を押すべく、おおらかこの上ない声で黛さんが問い掛けた。
「全国大会に随行許可を貰える人数を、颯太は知っているか?」
「いえ、知りません。ですが去年の人数の十二人と、黛さんがその問いをした意図から察するに、一学年四人の五学年にマネージャーを一人加えた二十一人は、随行人数として認められないということでしょうか?」
颯太の返答に、これは一本取られた、と黛さんは嬉しげに肩を竦めた。クールイケメンの魅せたそのギャップに、和やかな空気が部室を覆ってゆく。それを、丁度良い息抜きと判断したのだろう。コミュ王の竹中さんが颯太の返答を補足した。
「六年生はマネージャーも含めて随行ではなく、五年生以下を随行にした颯太は、賢いな」
そんな事ないです、議論に参加できませんでしたし、と颯太は肩を落とした。だがそれも、コミュ王の手の内だったのである。竹中さんの「あとはよろしく」のハンドサインに頷いた菊池さんが、子犬をじゃらす天才としてその力を揮った。
「旅館の宿泊客の特色を部屋ごとに暗記し、それに沿って食事や備品を用意してきた経験が、随行員の計算に役立ったんじゃないか颯太」
そのとたん颯太はパッと顔を輝かせ、年齢や性別が異なるとおもてなしの内容も変わることを、尻尾をブンブン振りながら話した。菊池さんはすかさず、家族を手伝ってきたことが活きて良かったな、と微笑みかける。顔をデレデレにして喜ぶ颯太に、準備が整ったと判断したのだろう、菊池さんは本命を放った。
「颯太は知らなかったようだが、湖校には準レギュラー制度がある。二名を枠とする準レギュラーは随行員に含まれないから、さっきの計算に当てはめるとマネージャーが二人いても、随行員上限の二十人に収まるんだよ。良かったな、颯太」
「はい、良かったです! わ~い!!」
万歳して喜ぶ颯太に改めて気づかされた。新忍道部の仲の良さを去年の夏から知っている颯太にとって、新入部員を三人から四人に増やすことは、
―― 生涯の親友が一人増える事
と同義なのだと、僕らは改めて気づかされたのである。その瞬間、今回の議題の是非は確定したが、模範を示すのも先輩の大切な役目。五年生以下の部員は颯太に「良かったな」と声を掛けたのち、手に持っていたお弁当を床に置いて黛さんに正対した。颯太も、賢さを遺憾なく発揮してそれに続く。そんな後輩達に、群の長は朗々たる声を響かせた。
「決を採る。新入部員の増員に賛成の者は、挙手」
ザッ
十三本の腕が一斉に上がる。黛さんは大きく頷き、宣言した。
「本年度の新入部員は四名とする!」
「「「「イエッサ――ッッ!!」」」」
僕らはその後、湖校新忍道部の新たな門出を祝い、万歳三唱したのだった。
けれどもそれは、新忍道と3DGの両方で殿堂入りしてしまうような、あの三戦士だからこそ可能な事。去年のインハイ決勝を戦った大阪研究学校と福岡研究学校と鎌倉研究学校の選手の中に、三人チームでベヒモスに勝てるのは、鳳さんしかいなかった。鳳さんを加えずシミュレーションした場合、勝率50%を超えたのは、阪高のトップ選手二人と福校のトップ選手二人による四人チームのみだったのだ。そうベヒモスは、超高校級の選手以外にとって、三人より四人で挑むべき敵だったのである。
三人より四人が望ましい理由は二つあった。一つは頭部から横に突き出た全幅2メートルの二本の角、もう一つは腰から伸びる、全長5メートルの尾だ。幅2メートルの角はサタンと同等の飛び込み受け身を選手に要求し、全長5メートルの尾はサタンより離れた距離からの射撃を選手に要求した。前者が可能な高校生は全国でもほんの一握りしかおらず、後者はそれより多いにせよ、やはり圧倒的に少なかった。かつそこに三つ目の要素である持久力を加えると、三人チームより回避数が25%減る四人チームが適切と量子AIは試算したのだ。
しかしこれだけなら、このパワーランチは開かれなかったと思われる。正確には、
――ベヒモス以降に実装されるモンスターはいない
と3DG本部が確約していたら、入学から最後のインハイまで五年四カ月あるという六年制学校の特性を活かし、超高校級の技術を習得する道を僕らは高確率で選んだだろう。でも、そうはならなかった。なぜならベヒモスがそうだったように、今後も新たなモンスターが実装されてゆくに違いないからだ。そしてその中には、三人でも攻略可能だったベヒモスとは異なり、四人でなければ攻略不可能なモンスターがいるかもしれない。新一年生が最後のインハイを迎える五年後までに、それに該当するモンスターが実装されるかもしれない。その時になって四人チームを急遽作るのではなく、入学以来ずっと苦楽を共にしてきた戦友と、最後のインハイを戦わせてあげたい。そんな想いのもと湖校新忍道部は今日、黛さん、竹中さん、菊池さん、そして僕の四人チームで、ベヒモスに挑んだのである。
ただそれでも薙刀部のように、同学年部員が四十人もいるような部には決してならないだろう。個々の身体能力を重視する競技では部員数の多さはプラス要素になっても、少人数での連携を重視する競技では、部員数の多さは連携練度を削ぐマイナス要素になるからだ。
かと言って三人チームにこだわったら、時代の流れに取り残される虞がある。いやそもそも、四人チームで強敵と一度も戦ってないのに四人チームの是非を問うなど、研究者として絶対してはならない事だろう。幸運にも、連携訓練を七カ月間続けてきた四人チームがあるのだから、ベヒモスと戦ってみよう。そのデータを基に、新入部員を四人にするか否かを論じよう。そのような趣旨のもと、ベヒモス戦は実施されたのである。
とはいえ、僕らは世界的な専門家を目指す湖校生。組織形態の変更を決める重要な戦いに、学術的準備を何もしていないなど、ある訳がない。四人チームによるベヒモス戦をシミュレーション済みなのは当然であり、またそれと結果の乖離についても数多のシミュレーションを終えており、そしてその上で、
――シミュレーションが先入観にならない訓練
も僕らは自らに施していた。学術的準備に多大な労力と時間を費やそうと決してそれに流されず、ありのままを直視する客観性を僕らは磨いてきた。それを成し遂げ、かつシミュレーションにピッタリ合致したからこそ、僕らはベヒモスに勝利した瞬間、湖校新忍道部の組織形態を変更する事実上の決定をしたのである。
という議論を、二年生以上の全員が、お昼ご飯をもぎゅもぎゅ食べながらいとも容易く行っていった。パワーランチに慣れていない颯太は当初、そんな部員達に呆然としていたが、自分と一学年しか変わらない松竹梅が議論にしっかり参加している様子を見るにつれ、希望の光を煌々と放つようになっていった。「一年後には自分も、この議論に参加してみせます!」 颯太は輝く瞳で、そう訴えていたのである。その背中を押すべく、おおらかこの上ない声で黛さんが問い掛けた。
「全国大会に随行許可を貰える人数を、颯太は知っているか?」
「いえ、知りません。ですが去年の人数の十二人と、黛さんがその問いをした意図から察するに、一学年四人の五学年にマネージャーを一人加えた二十一人は、随行人数として認められないということでしょうか?」
颯太の返答に、これは一本取られた、と黛さんは嬉しげに肩を竦めた。クールイケメンの魅せたそのギャップに、和やかな空気が部室を覆ってゆく。それを、丁度良い息抜きと判断したのだろう。コミュ王の竹中さんが颯太の返答を補足した。
「六年生はマネージャーも含めて随行ではなく、五年生以下を随行にした颯太は、賢いな」
そんな事ないです、議論に参加できませんでしたし、と颯太は肩を落とした。だがそれも、コミュ王の手の内だったのである。竹中さんの「あとはよろしく」のハンドサインに頷いた菊池さんが、子犬をじゃらす天才としてその力を揮った。
「旅館の宿泊客の特色を部屋ごとに暗記し、それに沿って食事や備品を用意してきた経験が、随行員の計算に役立ったんじゃないか颯太」
そのとたん颯太はパッと顔を輝かせ、年齢や性別が異なるとおもてなしの内容も変わることを、尻尾をブンブン振りながら話した。菊池さんはすかさず、家族を手伝ってきたことが活きて良かったな、と微笑みかける。顔をデレデレにして喜ぶ颯太に、準備が整ったと判断したのだろう、菊池さんは本命を放った。
「颯太は知らなかったようだが、湖校には準レギュラー制度がある。二名を枠とする準レギュラーは随行員に含まれないから、さっきの計算に当てはめるとマネージャーが二人いても、随行員上限の二十人に収まるんだよ。良かったな、颯太」
「はい、良かったです! わ~い!!」
万歳して喜ぶ颯太に改めて気づかされた。新忍道部の仲の良さを去年の夏から知っている颯太にとって、新入部員を三人から四人に増やすことは、
―― 生涯の親友が一人増える事
と同義なのだと、僕らは改めて気づかされたのである。その瞬間、今回の議題の是非は確定したが、模範を示すのも先輩の大切な役目。五年生以下の部員は颯太に「良かったな」と声を掛けたのち、手に持っていたお弁当を床に置いて黛さんに正対した。颯太も、賢さを遺憾なく発揮してそれに続く。そんな後輩達に、群の長は朗々たる声を響かせた。
「決を採る。新入部員の増員に賛成の者は、挙手」
ザッ
十三本の腕が一斉に上がる。黛さんは大きく頷き、宣言した。
「本年度の新入部員は四名とする!」
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