VRゲームでも運と愛し合おう!

藤島白兎

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第二章 ジャスティスジャッジメントの正義

第一話 後説 兄のロール反省会のお知らせ

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「さてと」

 ログアウトをしてスマホで妹に連絡した後、身支度をすませ施設の出入りへ。
 少し待っているとあゆさがやってきた。

「お疲れ様」
「うむ、兄貴もお疲れ様」

 お互いに軽く手を挙げる。
 2人は施設の近くにある喫茶店へと向かう、名前は喫茶店もりやま。
 席に案内され、ドリンクバーと軽食を頼んで2人はドリンクを持ってきて話を始める。

「んじゃ、お互いに今日のロールを話そうか」

 あゆさはオレンジジュースを一口飲んだ。

「この店も久しぶりだな、学生の頃はこの喫茶店でよく反省会をやってたな」
「森山ボックス経営のチェーン店だから、施設の近くにあるのはありがたいねぇ、ドリバーで長くいられるし」

 あゆさは近くに置いてあるメニューを取ってそれを見た。
 リーズナブルな値段で軽食から普通の食事、デザートやサイドメニューの見本と価格が書かれている。
 その日にレアスナタをプレイしたプレーヤーはレシートを提示すると色々と割引になりお得だ。

 ちなみにドリンクバーの割引で200円になる。


「内装も変わってしまったな、時の流れを感じる」
「はいはいじじくさい事言わない、さ、兄貴から今日のロールどーぞ」
「簡単に言うぞ?」
「へーい」
「麗華さんといずみと一緒に隣国へ殴り込みの結果、王様の側近に紛れていた元ジャスティスジャッジの幹部クラスと戦う事に、その幹部の名前はルナさん」
「ふむ、グリオードのお話の続きね?」
「麗華さんとルナさんは少年漫画バトル勃発、あれは勢いで見る熱さだった」
「俺の身体持ってくれー! ってやつね?」
「それが始まる前に邪魔が入った」
「なんと、何処の不届き者じゃ!」
「言ってる事がよくわからない異世界人が現れるが、いずみに任せて縁は桜野学園へ、区切るなら一旦はここまでだな」
「そのシナリオは公開してるの?」
「ああ、もちろん」
「そのバトルシーンはちょっと見たい」

 あゆさは目を輝かしている。

「で、学園へ行った縁はどうしたの?」
「まさか唐突に先生やらされるとは思わなかった」
「は? 縁が先生? 突然の先生をよく引き受けたね」
「まあマイクオフにして一瞬だけ『うそだろ!?』と叫んだがな? まあ、物は試しだ」
「生徒達には何を教えたの?」
「縁が経験してきた出来事を話した」
「ほ~生徒達はどんな人達が居たの?」
「まず、死神のツレ・テークダ」
「名前が直接的な……あ、女子生徒は居たの?」
「強烈なのが1人と個性的なのが1人」
「あらまあ」
「じゃあ、スファーリアさんの姪から」
「それリアル姪?」
「多分そうじゃないか? 詳しく聞いてないが」
「その姪ちゃんのキャラクターはどんなの?」
「名前はファリレント、スファーリアのような先生を目指して勉強をしている、恋バナに敏感で聞いたり話したりすると『ミュッハー!』と言いながら自前のトライアングルを叩く」
「また個性が強そうな」
「存在感は一番だったな」
「もう1人の女子は?」
「名前は未来、水晶玉で遊んでいる占い師系学生だった」
「失礼します、ご注文の品をお持ちしました」

 店員がやってきてトレーには2人が注目した品がある、いちごのパフェとウサギっぽい形のケーキがトレーに乗っている。

「どうも~」

 あゆさは軽く頭を下げ、店員はパフェをあゆさの前へ、ケーキを長谷川の前へと置いた。
 続いてそれぞれにスプーンとフォークを置く。

「ごゆっくりおくつろぎ下さいませ」

 店員は伝票を置き、一礼して去っていった。

「で、その未来ちゃんはどんな感じだったの?」
「一言で言えば不思議キャラかな?」
「感じが掴めないと」
「後は男子生徒で一本槍陸奥、プレイヤーは荒野原さんの弟らしい」
「ほえ~」
「生徒は4人だけ?」
「他に2人居るらしいから6人だな」
「俺のロールはそんな感じだったけど、お前の方は?」
「お兄ちゃんのタベリアの街防衛戦をしてたよ」
「ほう、どんな感じだったんだ?」
「こっちも簡単に話すね?」
「その前に飲み物持ってくる」
「あたしも行く」

 2人はグラスを持ってドリンクバーコーナーへと歩き出した。
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