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第五章 幸せに向かって
第三話 演目 師の歩いた道
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早送りをしてきた縁達は、一本槍が桜野学園へと戻ってくる所まで来た。
映像としては、まだ朝一番の桜野学園は誰も来ていない、一本槍が来る前の様だ。
『あれから一本槍はグリムアルで、あの猫娘の情報を集めた』
『どんな奴なんだ?』
『レポートに書いてあったのは、小さい頃から力を奮って、好き勝手してたらしい、あ、名前は地獄谷炎花』
『ふむ……え? 両親とかは?』
『あまりにも手に余るので、縁を切ったらしい』
『つまりあの年まで好き勝手に生きてきたのか』
『ちなみに、両親を超える力を持っていたらしいよ』
『ああ……抑止力が無かったのか』
『可哀そうだけど……知ったこっちゃないよね』
悪事を働いて怒られる、至極当たりの事だ。
だが幼少の頃より、わがままを続けた人物にソレは通用しない。
自分のしたい事を押し通す、気に食わなければ力で押し通す。
そんな奴と一緒に居るのは、その奮っている力で利益を得ようとする者だろう。
言わば、悪い子を操る悪人だ。
このまま行けばそうなるだろうが、縁達にも一本槍に関係ない事だ。
『お、一本槍が来たね』
『……む!?』
縁は思わず声を上げた、普段見る一本槍とはかけ離れていたからだ。
殺意をむき出しにして、服装は風月のような界牙流の服装をしていた。
顔は何度も涙をぬぐった様な後がある、そしてそれはただの涙ではない。
血の涙の後だった、まさにこれから誰かを殺しに行くか、始末した後か。
結びは平然としていたが、縁は同様を隠し切れない。
『……一本槍君は人を殺めたのか?』
『いや、それは大丈夫、この時はギリギリの所で踏みとどまっているね』
『俺達に連絡し――』
『私達なら間違いなく相手を殺してたよ? 殺さずともそれに近い状態にしただろうさ』
『……ああ、そうだな』
『てな訳で、私達よりちゃんと先生している、シーナに相談するのさ』
『なるほど』
一本槍は桜野学園の教師用の出入口で、シーナを待っている。
しばらくして、出勤してきたシーナと出会った。
シーナはあまりの変わりように、ビックリしながら一本槍に話しかけた。
「お! お前! 一本槍か!?」
「お久しぶりです、サンディ先生」
「……よし、一本槍、今のお前は普通じゃないな? そして、私にお願い事があるのだろう?」
「はい」
「だったら付いて来い、私のいう事聞けば、叶えてやるかは知らんが」
シーナが一本槍を連れて行ったのは、桜野学園にある合宿所。
衣食住がそろっていて、住み込みで修行したい者、補習授業を受ける者。
色々と用途がある合宿所だ、部活をしている生徒達も使ったりもしている。
シーナは一本槍を台所の椅子に座らせた後、冷蔵庫から飲み物と茶菓子を出す。
そして風呂掃除をささっと済ませて、お湯を入れる。
一本槍はその間も動こうとはしない、出された物にも手を付けていない。
次にシーナはご飯の支度を始め、しばらくして風呂が入れる様になったら一本槍を入れる。
下着類の替えは無いが、合宿所にあるフリーサイズのジャージを渡した。
しばらくして一本槍が風呂から出で来る、多少スッキリとした顔で椅子に座った。
シーナはテーブルに、ご飯、味噌汁、お漬物、焼き魚、肉入りの野菜炒めを出した。
「まずは食え」
「……いただきます」
一本槍は最初の一口機械的に運んだ。
「……!」
一本槍の目が変わった、死んでいた魚の目が少しだけ、生きる希望を見出した様だった。
シーナは何も言わず、自分の作った料理を一心不乱食べる一本槍を見ていた。
しばらくして、一本槍は出された料理を完食した。
「ごちそうさまでした!」
「よし、心身共に疲労した時は、寝る、食う、身を清めるだ」
「すみませんシーナ先生」
「お、呼び方も戻ったな」
「え?」
「お前さっき私を名字呼びしてたぞ?」
「え? あ、ああ……そうですね」
「よし、片付けるから待ってろ」
「あ、手伝います」
「いいよ、座ってろ」
シーナは食器類をささっと洗った。
「よし、お前が普通に近くなった所で、何があったか話してみろ」
「……はい」
一本槍はゆっくりと語りだした。
担任の先生から、逍遥という人の魂を封じた巻物を貰った事。
その人の考え方に共感をして、回歴という流派の弟子になった事。
師との山籠もりの為に、桜野学園を休学していた事、山籠もりが終わり、師との旅をした事。
師の母校でもあるチーリメ学園の生徒に、巻物を盗まれた事。
そして、後日燃えカスとなった巻物が、自分の元に届いた事。
それから怒り狂い、犯人を徹底的に調べ上げた事。
殺すのは簡単だったが、本当に殺していいのか迷ったから誰かに相談したかった事。
これらをシーナに伝えたのだった。
「……一本槍、お前は正解だ」
「え?」
「縁達に相談していたら、間違いなくお前の拳は修羅の入り口だったろう」
「……はい、我が師から教えられたのは、相手の歩みを止める……つまり、殺す事は禁じ手としています」
「殺す技はあるのか?」
「はい、ですが禁じ手です」
「ふむ……回歴はどんな流派なんだ? 一言で言えば」
「そうですね……旅をする様に人生を歩む……でしょうか」
「その流派は好きか?」
「はい」
「んじゃ、お前の他に弟子はいるのか?」
「いいえ、僕だけです」
「なるほどなるほど」
シーナはうんうんと頷いた後、一本槍がビックリする事を言った。
「ならお前は、回歴流派の二代目逍遥ってなるのか」
「ファ!?」
「いやいや何を驚いてるんだ? 世界でお前しか回歴の技を知らんのだろう?」
「え? あ、あや……しょの……ええ?」
「んで、私から見たらだが、もうお前は達人の領域に片足突っ込んでるよ……そうだな、殺し合いでなければ、風月といい勝負が出来そうだ」
「んん!? 冗談ですよね!?」
「あのなぁ……自分がどれだけ強くなったのかを知ってろよ」
「あ、す、すみません……師匠の事でいっぱいいっぱいで」
「まあ落ち着け落ち着け、当たり前の事を言っただけだ」
「えぇ……」
「んで……話を戻して、そのムカつく相手ってさ、お前の流派の禁じ手使うほどの相手か?」
「つまりは殺して利益があるか……復讐で心はスッキリとしますが……奴は師を殺したも同然ですが……」
シーナに言われた『禁じ手を使うほどの相手か?』
この言葉を一本槍は深く考えていた。
禁じ手は、使っちゃいけないから禁じ手なのだ。
それを破るとなれば、大層な理由や覚悟が必要だろう。
だが、一本槍の想い出になってしまった師匠が、頭をよぎった。
師匠なら『ワシではなく、人生の長い旅をして、助けたい人物に使いなさい』と。
そう言ったに違いないと、考えていたからだ。
とは言え、一発ぶん殴りでもしないと、腹の虫が収まらない。
真剣に悩んでいる一本槍に、シーナは言葉をかけた。
「で、お前は学園以外でいい距離感の親友が居るか?」
「いい距離感ですか?」
「お前のクラスメイトなら、間違いなく復讐だとか言いそうだからな」
「……そうですね」
「だからこそ身近ではなく、ある程度の距離感で、お前を支えてくれる人は居るか? って話だな」
「……居ます」
「んじゃ、そいつらにあって来い、そしてだ、師匠の件は担任の先生と解決しろ、私はそろそろ授業の準備をしたい」
「あ、時間を取らせてしまって申し訳ありません!」
「いやいやいいよ」
「シーナ先生、早速行動に移します! ありがとうございました! このお礼は絶対にします!」
「おう、行ってらっしゃい」
一本槍は気合いの入った顔で、合宿所を出で行った。
シーナは一本槍が居なくなった後に、深いため息をした。
「あのバカップルは何処で何をしているんだ? 大切な生徒ほっぽり出してよ、はぁ……一発ハリセンでぶっ叩いてやるか」
そうぶつくさ文句言いながら、飲み物のコップを洗うシーナだった。
『いやぁ、私達が神様といざこざしている間にこんな事があったんだね』
『ああ、後でシーナに袖の下を渡しておこう』
『なんでワイロみたく言うのさ』
『それより、一本槍君は何処へ行ったんだ?』
『紅水仙成樹を覚えてる?』
『ああ、ちょいと昔一本槍君と手合わせしたな、っても忘れかけてる』
『ま、映像見てみましょう、早送り早送り』
『ああ』
シーナの助言に従って、行動を起こした一本槍。
拳を血に染めずに済んだのは、師の残した想い。
自分達では、その導き方は出来ないだろうと思う2人だった。
映像としては、まだ朝一番の桜野学園は誰も来ていない、一本槍が来る前の様だ。
『あれから一本槍はグリムアルで、あの猫娘の情報を集めた』
『どんな奴なんだ?』
『レポートに書いてあったのは、小さい頃から力を奮って、好き勝手してたらしい、あ、名前は地獄谷炎花』
『ふむ……え? 両親とかは?』
『あまりにも手に余るので、縁を切ったらしい』
『つまりあの年まで好き勝手に生きてきたのか』
『ちなみに、両親を超える力を持っていたらしいよ』
『ああ……抑止力が無かったのか』
『可哀そうだけど……知ったこっちゃないよね』
悪事を働いて怒られる、至極当たりの事だ。
だが幼少の頃より、わがままを続けた人物にソレは通用しない。
自分のしたい事を押し通す、気に食わなければ力で押し通す。
そんな奴と一緒に居るのは、その奮っている力で利益を得ようとする者だろう。
言わば、悪い子を操る悪人だ。
このまま行けばそうなるだろうが、縁達にも一本槍に関係ない事だ。
『お、一本槍が来たね』
『……む!?』
縁は思わず声を上げた、普段見る一本槍とはかけ離れていたからだ。
殺意をむき出しにして、服装は風月のような界牙流の服装をしていた。
顔は何度も涙をぬぐった様な後がある、そしてそれはただの涙ではない。
血の涙の後だった、まさにこれから誰かを殺しに行くか、始末した後か。
結びは平然としていたが、縁は同様を隠し切れない。
『……一本槍君は人を殺めたのか?』
『いや、それは大丈夫、この時はギリギリの所で踏みとどまっているね』
『俺達に連絡し――』
『私達なら間違いなく相手を殺してたよ? 殺さずともそれに近い状態にしただろうさ』
『……ああ、そうだな』
『てな訳で、私達よりちゃんと先生している、シーナに相談するのさ』
『なるほど』
一本槍は桜野学園の教師用の出入口で、シーナを待っている。
しばらくして、出勤してきたシーナと出会った。
シーナはあまりの変わりように、ビックリしながら一本槍に話しかけた。
「お! お前! 一本槍か!?」
「お久しぶりです、サンディ先生」
「……よし、一本槍、今のお前は普通じゃないな? そして、私にお願い事があるのだろう?」
「はい」
「だったら付いて来い、私のいう事聞けば、叶えてやるかは知らんが」
シーナが一本槍を連れて行ったのは、桜野学園にある合宿所。
衣食住がそろっていて、住み込みで修行したい者、補習授業を受ける者。
色々と用途がある合宿所だ、部活をしている生徒達も使ったりもしている。
シーナは一本槍を台所の椅子に座らせた後、冷蔵庫から飲み物と茶菓子を出す。
そして風呂掃除をささっと済ませて、お湯を入れる。
一本槍はその間も動こうとはしない、出された物にも手を付けていない。
次にシーナはご飯の支度を始め、しばらくして風呂が入れる様になったら一本槍を入れる。
下着類の替えは無いが、合宿所にあるフリーサイズのジャージを渡した。
しばらくして一本槍が風呂から出で来る、多少スッキリとした顔で椅子に座った。
シーナはテーブルに、ご飯、味噌汁、お漬物、焼き魚、肉入りの野菜炒めを出した。
「まずは食え」
「……いただきます」
一本槍は最初の一口機械的に運んだ。
「……!」
一本槍の目が変わった、死んでいた魚の目が少しだけ、生きる希望を見出した様だった。
シーナは何も言わず、自分の作った料理を一心不乱食べる一本槍を見ていた。
しばらくして、一本槍は出された料理を完食した。
「ごちそうさまでした!」
「よし、心身共に疲労した時は、寝る、食う、身を清めるだ」
「すみませんシーナ先生」
「お、呼び方も戻ったな」
「え?」
「お前さっき私を名字呼びしてたぞ?」
「え? あ、ああ……そうですね」
「よし、片付けるから待ってろ」
「あ、手伝います」
「いいよ、座ってろ」
シーナは食器類をささっと洗った。
「よし、お前が普通に近くなった所で、何があったか話してみろ」
「……はい」
一本槍はゆっくりと語りだした。
担任の先生から、逍遥という人の魂を封じた巻物を貰った事。
その人の考え方に共感をして、回歴という流派の弟子になった事。
師との山籠もりの為に、桜野学園を休学していた事、山籠もりが終わり、師との旅をした事。
師の母校でもあるチーリメ学園の生徒に、巻物を盗まれた事。
そして、後日燃えカスとなった巻物が、自分の元に届いた事。
それから怒り狂い、犯人を徹底的に調べ上げた事。
殺すのは簡単だったが、本当に殺していいのか迷ったから誰かに相談したかった事。
これらをシーナに伝えたのだった。
「……一本槍、お前は正解だ」
「え?」
「縁達に相談していたら、間違いなくお前の拳は修羅の入り口だったろう」
「……はい、我が師から教えられたのは、相手の歩みを止める……つまり、殺す事は禁じ手としています」
「殺す技はあるのか?」
「はい、ですが禁じ手です」
「ふむ……回歴はどんな流派なんだ? 一言で言えば」
「そうですね……旅をする様に人生を歩む……でしょうか」
「その流派は好きか?」
「はい」
「んじゃ、お前の他に弟子はいるのか?」
「いいえ、僕だけです」
「なるほどなるほど」
シーナはうんうんと頷いた後、一本槍がビックリする事を言った。
「ならお前は、回歴流派の二代目逍遥ってなるのか」
「ファ!?」
「いやいや何を驚いてるんだ? 世界でお前しか回歴の技を知らんのだろう?」
「え? あ、あや……しょの……ええ?」
「んで、私から見たらだが、もうお前は達人の領域に片足突っ込んでるよ……そうだな、殺し合いでなければ、風月といい勝負が出来そうだ」
「んん!? 冗談ですよね!?」
「あのなぁ……自分がどれだけ強くなったのかを知ってろよ」
「あ、す、すみません……師匠の事でいっぱいいっぱいで」
「まあ落ち着け落ち着け、当たり前の事を言っただけだ」
「えぇ……」
「んで……話を戻して、そのムカつく相手ってさ、お前の流派の禁じ手使うほどの相手か?」
「つまりは殺して利益があるか……復讐で心はスッキリとしますが……奴は師を殺したも同然ですが……」
シーナに言われた『禁じ手を使うほどの相手か?』
この言葉を一本槍は深く考えていた。
禁じ手は、使っちゃいけないから禁じ手なのだ。
それを破るとなれば、大層な理由や覚悟が必要だろう。
だが、一本槍の想い出になってしまった師匠が、頭をよぎった。
師匠なら『ワシではなく、人生の長い旅をして、助けたい人物に使いなさい』と。
そう言ったに違いないと、考えていたからだ。
とは言え、一発ぶん殴りでもしないと、腹の虫が収まらない。
真剣に悩んでいる一本槍に、シーナは言葉をかけた。
「で、お前は学園以外でいい距離感の親友が居るか?」
「いい距離感ですか?」
「お前のクラスメイトなら、間違いなく復讐だとか言いそうだからな」
「……そうですね」
「だからこそ身近ではなく、ある程度の距離感で、お前を支えてくれる人は居るか? って話だな」
「……居ます」
「んじゃ、そいつらにあって来い、そしてだ、師匠の件は担任の先生と解決しろ、私はそろそろ授業の準備をしたい」
「あ、時間を取らせてしまって申し訳ありません!」
「いやいやいいよ」
「シーナ先生、早速行動に移します! ありがとうございました! このお礼は絶対にします!」
「おう、行ってらっしゃい」
一本槍は気合いの入った顔で、合宿所を出で行った。
シーナは一本槍が居なくなった後に、深いため息をした。
「あのバカップルは何処で何をしているんだ? 大切な生徒ほっぽり出してよ、はぁ……一発ハリセンでぶっ叩いてやるか」
そうぶつくさ文句言いながら、飲み物のコップを洗うシーナだった。
『いやぁ、私達が神様といざこざしている間にこんな事があったんだね』
『ああ、後でシーナに袖の下を渡しておこう』
『なんでワイロみたく言うのさ』
『それより、一本槍君は何処へ行ったんだ?』
『紅水仙成樹を覚えてる?』
『ああ、ちょいと昔一本槍君と手合わせしたな、っても忘れかけてる』
『ま、映像見てみましょう、早送り早送り』
『ああ』
シーナの助言に従って、行動を起こした一本槍。
拳を血に染めずに済んだのは、師の残した想い。
自分達では、その導き方は出来ないだろうと思う2人だった。
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