幽霊の俺が使い魔召喚されたのだが

松林 松茸

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第62話 暗黒ドラゴンホウモとの戦い

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王達が暗黒ドラゴンホウモを取り囲む。そして各々が真の紋章の力を発揮しだした。

「我が覇王の紋章よ!我に力を!!」

竜馬がそう言うと彼の神力は数倍に跳ね上がる。

「闇の紋章よ。その力を示せ」

美女魔王が闇魔法で暗黒ドラゴンホウモを攻撃しながら竜馬に闇の力を注ぐ。すると竜馬の力は更に跳ね上がり神魔融合の力となっていた。

「我が暁の紋章よ!我と眷属に力を!!」

美少女真祖はヴァンパイアと真祖の力を強化する。

「我が森の紋章よ!自然の力を持って敵を滅ぼせ!」

妖精王が呪文を唱えると木々から刃状の枝が襲い掛かり、鞭みたいにしなるツタ植物が表面を刃状にしてホウモに襲い掛かる。

「大地の紋章よ!暗黒ドラゴンホウモを滅ぼせ!」

ドワーフ王がそう言うと地上から無数の刃状の物体がホウモに襲い掛かる。

「艦隊の紋章よ!暗黒ドラゴンホウモを滅ぼせ!」

獣人の王がそう言うと数万のゴーレムが出現して暗黒ドラゴンホウモに襲い掛かった。

「無駄だよ」

暗黒ドラゴンホウモはドワーフの王、妖精の王、獣人の王、美女魔王の攻撃を受けたが無傷だった。

「隙あり!」

そこに真祖と竜馬が接近戦に持ち込む。しかし暗黒ドラゴンホウモはひらりと回避し逆に真祖と竜馬に攻撃をする。そして体中から気を発し王達を吹き飛ばした。

「ウゥ…」

王達は呻き声を上げながら倒れる。

「我が生命の紋章よ!傷ついた者に癒しと力を!」

エルフの王が紋章を使い王達の傷を癒し戦闘力を強化する。

「だから君達の攻撃は無駄だよ。それに前に封印された時は俺が寝ている時だったし」

そう言うと暗黒ドラゴンホウモは王達に攻撃を仕掛ける。

「させない」

竜馬は暗黒ドラゴンホウモの攻撃を受け止め反撃する。そこへドラゴンと真祖たちが加勢に加わるが暗黒ドラゴンホウモはビクともしない。

「俺の牧場の一部を破壊したんだ。おまえたちはその間、俺の性処理道具にしてやるよ!」

そう言いながら暗黒ドラゴンホウモは王達を攻撃する。

「食らえ!必殺!!包茎ドリル!!!」

和也は無数の包茎ドリルを具現化し念動力(ポルターガイスト)で回転させながら暗黒ドラゴンホウモに攻撃した。しかし僅かに傷がついたが暗黒ドラゴンホウモは致命傷を負っていない。

「お前生意気だな」

そう言うと暗黒ドラゴンホウモは和也を吹き飛ばす。和也の腕はもげるが具現化の紋章が直ぐに再生させる。

(なんて力だ…このままでは…)

和也は焦りながら包茎ドリルで暗黒ドラゴンホウモの注意を王達から逸らした。その隙に、王達はホウモに攻撃を仕掛ける。

「無駄な事が好きだな、お前ら」

そう言いながらホウモは再び気を放つ。するとまたもや王達は吹っ飛ばされる。エルフの王が回復をするが時間が経過するほどに王達の顔に疲労の色が出る。

「食らえ!神の一撃を!」

神が悪魔達と協力して結界魔法を放つ。

「こんなものが通じるかよ」

暗黒ドラゴンホウモはそう言いながらあっさり結界を吹き飛ばした。

「まさか…ここまでとは…」

全ての王や神、悪魔、ドラゴンは驚愕の表情を浮かべる。そして少しずつ恐怖とあきらめの表情を浮かべる。

「負けないぞ!」

竜馬は再び接近戦に持ち込む。ホウモに竜馬の攻撃は通じない。それでもホウモも竜馬に致命傷を与えることが出来なかった。

「君の力がもっと強ければ俺と対等に戦えたのにな」

「抜かせ!俺は闘神だ!負けるわけにはいかない!!」

それからしばらく激しい戦いが繰り広げられる。それでも竜馬は徐々に傷を負っていく。

「君さ、強いけどもう諦めたら?俺には勝てないのを君が一番解っているだろ?」

「あぁ、お前に勝てないかもしれない。それでも俺は戦う。俺はかつて嫁を浮気で傷つけた。真祖と洋子を抱いて魔王を悲しませた。これ以上彼女たちを傷つけない!俺の命に代えてもお前を止める!!」

その言葉に美女魔王と美少女真祖は涙する。

「希望が絶望に変えてから君の愛した女を汚すのも良いかもしれないな」

そう言いながら暗黒ドラゴンホウモは竜馬に強烈な一撃を加える。そして竜馬は吹っ飛ばされて倒れ込むのであった。
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