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第64話 温泉ならこうなるよね
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「アァーン・・・そこ凄くイィ」
ハイネの声が部屋に響く。傍らにミュウジィがスマホを握りながら見守る。
「なんか変な気分だ」
苦笑いするグレンだが一物は逞しく反り返る。勇者は隣の部屋だ。ミュウジィと勇者が部屋を変わってもバレないであろう。
「グレーダース卿のあそこがこんなに大きいなんて」
ミュウジィは興奮する。
「あ、そこはダメー」
グレンはハイネの足を持ち上げるとお尻から反り返った一物に舌を這わせる。その度にハイネは快感に顔を歪ませる。部屋には卑猥に鳴り響く舌を這わせる音に合わせハイネが独唱する。
「ハイネ様」
不意にミュウジィがハイネの唇を奪う。そして舌が絡み合う卑猥な音を響かせた。それを見たグレンは更に激しく攻めてくる。声にならない喘ぎと舌が交わる卑猥な音がグレンを更なる欲望に掻きたてる。
「我慢できない」
グレンはハイネを四つん這いにさせるとウホッエキスが滴る一物を後ろの口に押し当てる。そしてゆっくりとこすり合わせてきた。
「アァーン、意地悪しないで・・・」
ハイネは腰をクネクネと動かしグレンに強請る(ねだる)。その様子に更に火が付いたグレンは乱暴に一物をぶち込んだ。激しくベッドが揺れる。グレンがハイネの後ろで荒れ狂う。それを見たミュウジィは再びハイネの唇を奪った。
しばらく軋むベッドの音と刻むリズム、舌が絡み合う音がその場を支配する。
「ハイネ・・・もう・・・」
グレンはそう言うと更に激しく腰を動かす。そして奥へ突き刺すかのように腰を押し付けた。同時にハイネはベッドに白濁した液体をまき散らした。
グレンが一物を抜くとそこから白濁した液体が滴り落ちる。ハイネはうつ伏せに寝転がり荒い吐息を整える。
「ねえ、剛は後悔していない?」
「いや、全くだな」
隣の部屋で勇者は幼女と添い寝をしながら話し込んでいた。
「私は死んじゃったから仕方がないけど剛は召喚者だよ?いつでも帰れるんだよ?」
「そうだな。しかし帰る気はないよ。俺はお前を失ってから世界が灰いろに見えていたよ。周りが支えてくれたから生きてこれたけど・・・もしかしたらこの世界に転生することになったかもしれない」
「そう・・・でも剛に危ない事をして欲しくない。組織と私たちは解りあえないのかな・・・」
「無理だろうな。死の王は死に対する美を探求している。それだけが死の王の存在理由であるかのように」
しばらく沈黙が支配する。微かに隣の部屋の声が聞こえてくる。
「私たちもあんな風に愛し合ったよね」
不意に幼女が微笑みながら囁く。
「そうだな」
勇者は相槌を打ちながら天井を見つめる。日本にいるとき2人は愛し合った。激しく求めあった。当時、人間不信であった勇者には西野 翔は心許せる存在だった。いつも優しい笑顔をする少年に心惹かれた。そして2人は結ばれた。
「剛?」
「あぁ、昔の事を思い出していた。お前と出会って・・・幸せになれると思っていたのにお前を失って・・・」
勇者の目から涙が溢れる。
「剛・・・」
幼女は勇者を抱きしめた。
「俺はお前を失う以外に怖いものはない」
「うん・・・」
「この世界で幸せになろう」
「うん」
何時しか2人は優しい眠りへ落ちていく。ただお互いの温もりがあるだけで幸せだった。
翌朝、朝食会場で顔を合わせる5人。
「昨日はお愉しみだったみたいで」
カテジナはニヤリと笑う。顔を赤らめるハイネ達3人。
「カテジナさんは?」
「直ぐに寝ちゃった」
「でも前世の恋人と2人ですよ?」
ミュウジィは目を輝かせて聞いてくる。
「流石にそれはないね。それにまだ体が成長していない。成長前にそんな事をすると今後に影響するだろ?それに俺は翔が一緒ならそれだけで良い」
勇者があっさり答える。
「本当に勇者様はカテジナ様を愛していらっしゃるのですね」
「あぁ、そうだな」
それから他愛もない話をしながら朝食を摂る5人。どこにでもある普通な平和。
この平和が永遠に続いて欲しいと思うハイネであった。
ハイネの声が部屋に響く。傍らにミュウジィがスマホを握りながら見守る。
「なんか変な気分だ」
苦笑いするグレンだが一物は逞しく反り返る。勇者は隣の部屋だ。ミュウジィと勇者が部屋を変わってもバレないであろう。
「グレーダース卿のあそこがこんなに大きいなんて」
ミュウジィは興奮する。
「あ、そこはダメー」
グレンはハイネの足を持ち上げるとお尻から反り返った一物に舌を這わせる。その度にハイネは快感に顔を歪ませる。部屋には卑猥に鳴り響く舌を這わせる音に合わせハイネが独唱する。
「ハイネ様」
不意にミュウジィがハイネの唇を奪う。そして舌が絡み合う卑猥な音を響かせた。それを見たグレンは更に激しく攻めてくる。声にならない喘ぎと舌が交わる卑猥な音がグレンを更なる欲望に掻きたてる。
「我慢できない」
グレンはハイネを四つん這いにさせるとウホッエキスが滴る一物を後ろの口に押し当てる。そしてゆっくりとこすり合わせてきた。
「アァーン、意地悪しないで・・・」
ハイネは腰をクネクネと動かしグレンに強請る(ねだる)。その様子に更に火が付いたグレンは乱暴に一物をぶち込んだ。激しくベッドが揺れる。グレンがハイネの後ろで荒れ狂う。それを見たミュウジィは再びハイネの唇を奪った。
しばらく軋むベッドの音と刻むリズム、舌が絡み合う音がその場を支配する。
「ハイネ・・・もう・・・」
グレンはそう言うと更に激しく腰を動かす。そして奥へ突き刺すかのように腰を押し付けた。同時にハイネはベッドに白濁した液体をまき散らした。
グレンが一物を抜くとそこから白濁した液体が滴り落ちる。ハイネはうつ伏せに寝転がり荒い吐息を整える。
「ねえ、剛は後悔していない?」
「いや、全くだな」
隣の部屋で勇者は幼女と添い寝をしながら話し込んでいた。
「私は死んじゃったから仕方がないけど剛は召喚者だよ?いつでも帰れるんだよ?」
「そうだな。しかし帰る気はないよ。俺はお前を失ってから世界が灰いろに見えていたよ。周りが支えてくれたから生きてこれたけど・・・もしかしたらこの世界に転生することになったかもしれない」
「そう・・・でも剛に危ない事をして欲しくない。組織と私たちは解りあえないのかな・・・」
「無理だろうな。死の王は死に対する美を探求している。それだけが死の王の存在理由であるかのように」
しばらく沈黙が支配する。微かに隣の部屋の声が聞こえてくる。
「私たちもあんな風に愛し合ったよね」
不意に幼女が微笑みながら囁く。
「そうだな」
勇者は相槌を打ちながら天井を見つめる。日本にいるとき2人は愛し合った。激しく求めあった。当時、人間不信であった勇者には西野 翔は心許せる存在だった。いつも優しい笑顔をする少年に心惹かれた。そして2人は結ばれた。
「剛?」
「あぁ、昔の事を思い出していた。お前と出会って・・・幸せになれると思っていたのにお前を失って・・・」
勇者の目から涙が溢れる。
「剛・・・」
幼女は勇者を抱きしめた。
「俺はお前を失う以外に怖いものはない」
「うん・・・」
「この世界で幸せになろう」
「うん」
何時しか2人は優しい眠りへ落ちていく。ただお互いの温もりがあるだけで幸せだった。
翌朝、朝食会場で顔を合わせる5人。
「昨日はお愉しみだったみたいで」
カテジナはニヤリと笑う。顔を赤らめるハイネ達3人。
「カテジナさんは?」
「直ぐに寝ちゃった」
「でも前世の恋人と2人ですよ?」
ミュウジィは目を輝かせて聞いてくる。
「流石にそれはないね。それにまだ体が成長していない。成長前にそんな事をすると今後に影響するだろ?それに俺は翔が一緒ならそれだけで良い」
勇者があっさり答える。
「本当に勇者様はカテジナ様を愛していらっしゃるのですね」
「あぁ、そうだな」
それから他愛もない話をしながら朝食を摂る5人。どこにでもある普通な平和。
この平和が永遠に続いて欲しいと思うハイネであった。
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