胸が大きい女性を助けたら、エロいクラスメートのお母さんだった件

あかせ2

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『千玲』3日目~1泊2日のバイトを終えるまで

第120話 千春さんのプレゼント

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 千春さんの買い物に付き合うため、俺・満里奈さん・月夜さんは彼女の車に乗って同行する。俺と満里奈さんは後部座席で、月夜さんは助手席だ。

「そういえば満里奈ちゃん。昨日集金するために歩き回ったって千夏ちゃんから聞いたけど、足は大丈夫?」

「はい、大丈夫です。お気遣いありがとうございます」

靴ズレや筋肉痛になってないみたいで一安心だ。

「満里奈ちゃんはしっかりお礼言えて良い子よね~♪」

「いえ、そんな…」

満里奈さんは謙遜してるが、紬さんだったら調子に乗るかも…。

「――もうそろそろ目的地のドラッグストアに着くわ。そこに『お一人様2つまで』になってる、お買い得の洗剤の詰め替えがあるの♪」

洗剤は毎日使うし、なるべくまとめ買いしたいよな。

「会計は別々にしたほうが怪しまれないから、着いたらお金を渡すわね。真くんと満里奈ちゃんは一緒で大丈夫だと思うけど♪」

その基準は何なんだよ…?


 目的のドラッグストアに着き、千春さんは駐車場に車をとめる。

「…はい、これで足りるわ。余った分は返さなくて良いから、好きなように使ってね♪」

「高校生の瀬川君と古宮さんはともかく、私は社会人なのでお返しします」
月夜さんが異議を唱える。

「返さなくて良いわ。一部のお客さんが“ソフィー”の紹介で来たって言ってくれる事があるの。そのお礼として受け取ってちょうだい♪」

「それは私と朱里も同じです。『千玲』の紹介で来てくれたお客さんはたくさんいるので、受け取る訳には…」

こういうのが“持ちつ持たれつ”なんだな。

「――だったら、真くんと満里奈ちゃんに受け取ってもらおうかしら♪」

「それなら私も賛成です」

「えっ? どうしてそうなるんですか?」
急展開過ぎるだろ。

「だって真くん達と知り合ってから、千夏ちゃん楽しそうだもん。もちろん私も楽しんでるからそのお礼よ♪」

「その気持ちは私と朱里も同様ですし、昨日の温泉ではができました。なのでお礼させて下さい」

「満里奈さんどうする?」
俺1人では決めづらい…。

「ありがたく受け取ろうよ。せっかくのご厚意だから」

「満里奈ちゃんは話が分かるわね♪」

「本当にそうですね」

方針が決まったので、車を降りてからドラッグストアに入る。――入口すぐに目立つポップがあり、そこに洗剤の詰め替えがたくさん陳列されているぞ。

「これを買いに来たの♪」

「これって…」
満里奈さんが独り言を漏らす。

千春さんは早速、洗剤の詰め替え2つを買い物カゴに入れる。月夜さんと俺も少し遅れて入れた。

「この後は別行動しましょうか。ここで真くんのお礼の物を買うわ♪」

「私もついでに色々買い物してきます」

千春さん・月夜さんが別行動するので、満里奈さんと2人きりになる。

「この洗剤、私の家で使ってるのと同じなの」

「そうなんだ、すごい偶然だな」
だからさっき独り言が出たのか。

「まこくんの家ではどれ使ってるの?」

「どれなんだろう? そういうのは母さんがやってくれるからサッパリだ…」
興味すら持った事がない。

「見たら思い出せるかもしれないし、探してみようよ♪」

「そうだな」

俺達は手を繋ぎながら、ドラッグストア内を巡る。


 結局、俺の家で使ってる洗剤はパッケージを見ても思い出せなかったが、一部は満里奈さんの家で使ってる物と被ってる事が判明した。

具体的には、布製品にかける消臭スプレーの商品・香りや歯磨き粉・風邪薬だな。もっと時間をかけて探せばさらに共通点を見つけられるかもしれないが、千春さん達を待たせると思い止めた。

「やっぱり同じ物を使ってると嬉しくなるね♪」
レジに向かう途中、満里奈さんが声をかけてきた。

「俺もそう思うよ」

「…昨日、みんなでユニセックスの下着の話をしたじゃない?」(104話参照)

「ああ」
男女兼用の下着なんて考えた事がなかったから驚いたな…。

「今でも嬉しいのに、下着も一緒になったらどうなっちゃうんだろう? 考えるだけで楽しみ♪」

「確か“マコール”のキャンペーンはお盆の間だったよな? みんなで絶対行こう」

「うん♪」

――レジに到着し、早速レジのおばさんに清算をお願いする。…清算しながらチラチラ見てくるのは何でだ? もしかして『お一人様2つまで』に引っかかってる?

「ごめんなさい。お似合いのカップルだからつい…」

そういう意味かよ!? 心配して損した。だが、満里奈さんが機嫌良さそうだからチャラにしておこう。

清算が終わり、洗剤の詰め替えを千春さんから借りたエコバッグに入れてる途中で2人もやって来た。タイミングを合わせてきたか。

「真くん、お礼は車の中で渡すわね♪」

「わかりました」

ドラッグストアで買える物だ、高価ではないと思うが気になるな。


 車に戻り、俺達はさっきの席に再び座る。

「真くん。これが私からのお礼よ♪」

受け取ってすぐ確認すると…、活力サポートのサプリ60日分みたいだ。

「それは玲君も飲んでるサプリなの。それを飲んでから『4回戦』できる事が多くなったから、効果あると思うわ♪」

「3人の相手をする瀬川君には必需品ですね」

「月夜ちゃんもそう思う? 真くんにも効果あったら、と一緒に常備しておくわ♪」

「ありがとうございます…」

やっぱり、千夏さんのお母さんだな~。そんな事を考えてしまう。

「みんな、もう1件寄って良い?」

「私は大丈夫ですよ」

「俺達もです」
時間的にそこで最後になると思う。

「ありがとう。すぐ向かいましょうか♪」

車は次の目的地に向かって走り出す…。
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