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バイトを終えてから~夏休みが終わるまで
第129話 おっぱいみたいな枕を探せ!
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千夏さん達に渡すお礼の品は、枕とそれ以外になった。枕は事前に渡す事を伝えるが、それ以外はサプライズにする予定だ。
俺達はいつものように、沙織さんの車に乗り込む。それからすぐ、彼女はスマホを操作し始める。
「枕を選び終わるまでに返事があると良いんだけど…」
『千玲』は営業中だから厳しいかもしれない。ついさっき思い付いた事を実行しようとすればそうなるよな…。
「――送信できたわ。行きましょうか」
沙織さんは車を発進させる。
もう少しで目的地のショッピングモールに着くタイミングで、沙織さんのスマホの着信音が鳴る。返信が来たかも?
「紬ちゃん。カバンに入れたスマホを出して確認してくれるかしら?」
紬さんは助手席に座ってるから、沙織さんのカバンは目と鼻の先だ。
「了解! カバンを漁るのって、悪い事してる気分だよね~」
本人が許可したんだから漁るとは言わないだろ…。紬さんはすぐスマホを見つけて確認し始める。
沙織さんはスマホのロックをしてない事を以前聞いたので、誰でもチェック可能だ。
「…オバさんから返信来たよ~。早いね~」
「なんて書いてあるの?」
「えーと、お姉さんは『固め』が好きで、オバさんは『柔らかめ』が好きだって! オッパイが大きいと、柔らかい枕が好きになるみたいだね」
ただの偏見だろ。
「わたしも千春さんと同じで柔らかい方が好きよ♪」
「あたしは固いほうが良いな~」
巨乳2人の意見が割れてるから、紬さんの考えは正しくないようだ。
「オッパイじゃないなら、この差は何?」
「個人差でしょ」
さすが満里奈さん、的確なツッコミだ。
ショッピングモールに着いたので、俺達は寝具コーナーに向かう。――寝具も種類が豊富なんだな~。家にある寝具に不満を持った事がないから、こういうところに来たのは初めてだ。
「好きな枕を選んでね、真君。買ってあげるから♪」
沙織さんはそう言うが、普段俺が使ってる枕は固いのか柔らかいのかどっちだ? いちいち試すのは面倒だし、目星を付けないと…。
「ねぇ沙織ママ。まーちゃんの枕は、沙織ママのオッパイで良くない?」
紬さんは急に何を言い出すんだ? 本当に読めないな…。
「あの返信の後に枕について調べたんだけど、“おっぱい枕”っていうのがあるらしいじゃん? 沙織ママがやらなくて誰がやるの? って感じ」
大きさだけを考えるなら沙織さんは適任だが、話はそう単純じゃないだろ。
「紬ちゃん。その“おっぱい枕”はどうやれば良いの?」
「色々あるみたいだよ。例えば肩に寄りかかるところをオッパイにするとか、寝ている沙織ママのオッパイに顔を埋めるとか。沙織ママは枕に顔を埋める事ある?」
「たまにあるわね。でもそれらって、いつも紬ちゃんがやってる事じゃない?」
「そうなんだよ、ウチはおっぱい枕の意味を知らずにやってたみたい。オッパイと枕は切っても切れない関係だね」
――満里奈さんが不安そうに辺りをキョロキョロしている。公共の場で“おっぱい”を連呼しないでくれ…。
「よーし、オッパイみたいに柔らかい枕を探すぞ~」
そんな俺達の元に女性スタッフが近付いてきた。周りに人はいないからクレームじゃないのはわかっているが緊張する。
紬さんは何故かその女性スタッフに近付いていく。何か嫌な予感がするぞ…。
「すみませ~ん。オッパイ…」
機転を利かせた満里奈さんが紬さんの口を塞ぐ。おそらく『オッパイみたいに柔らかい枕はどこ?』と訊こうとしたんだろう。
「? どうかされましたか?」
「いえ、何でもないです。柔らかい枕はどこにありますか?」
「こちらです。ご案内しますね」
「お願いします」
沙織さんのおかげで何とかなった…。――俺達は女性スタッフに付いて行く。
「こちらになります。サンプルでご自由に感触を確かめて下さい」
「ありがとうございます」
用が済んだ女性スタッフは去っていく。
「あんたねぇ、気を付けてよね」
「そんな大きい声で話してないし、女の人にオッパイの事言って何が悪いの? 満里奈はビビり過ぎだって」
紬さんなりに考えているようだが、ヒヤヒヤする事に変わりない。
「紬ちゃん。おっぱい枕はわたしが寝返りできないから厳しいわ…」
「それもそっか。沙織ママに無理させたら、まーちゃんも気まずいよね」
「そうだな」
俺も頭が安定しないから寝れそうにない。
「時間はたっぷりあるし、のんびり合う枕を探しましょ♪」
俺達は別行動しながら、自分に合う枕を試す。…思ったより感触に差があるな。気分によって柔らかさを変えたくなる気がするし、枕はたくさんあって良いかも。
とはいえ、沙織さんに買ってもらう以上そんな事はできない。バイト代を使えば買えるが、枕に使う気は今のところないぞ…。
俺は一番好みの枕を見つけ、沙織さんにお願いした。彼女は俺が頼むより前に、千夏さん・千春さんの枕を購入したみたいだった。その後に事前に決めた集合時間になったので合流する。
「真見て見て~。この枕カバー買ったんだけど良くない?」
そこには可愛いマスコットキャラが描かれている。
「良いと思うよ」
「私はこれ。子犬が可愛くて♪」
満里奈さんはイラストが載ってるタイプを買ったのか。
「それも良いな」
「ウチは買ってない。買うならエロい物が良い♡」
「そうか…」
寝具にエロい物はないよな。
「みんな買い物を楽しんだみたいで良かったわ♪ “マコール”に寄る前に、一旦車に置きに戻りましょうか」
俺・千夏さん・千春さんの枕は簡易包装だから、持って行動すると目立つ…。
各自買い物を楽しんだ俺達は、沙織さんの車に戻る事にした。
俺達はいつものように、沙織さんの車に乗り込む。それからすぐ、彼女はスマホを操作し始める。
「枕を選び終わるまでに返事があると良いんだけど…」
『千玲』は営業中だから厳しいかもしれない。ついさっき思い付いた事を実行しようとすればそうなるよな…。
「――送信できたわ。行きましょうか」
沙織さんは車を発進させる。
もう少しで目的地のショッピングモールに着くタイミングで、沙織さんのスマホの着信音が鳴る。返信が来たかも?
「紬ちゃん。カバンに入れたスマホを出して確認してくれるかしら?」
紬さんは助手席に座ってるから、沙織さんのカバンは目と鼻の先だ。
「了解! カバンを漁るのって、悪い事してる気分だよね~」
本人が許可したんだから漁るとは言わないだろ…。紬さんはすぐスマホを見つけて確認し始める。
沙織さんはスマホのロックをしてない事を以前聞いたので、誰でもチェック可能だ。
「…オバさんから返信来たよ~。早いね~」
「なんて書いてあるの?」
「えーと、お姉さんは『固め』が好きで、オバさんは『柔らかめ』が好きだって! オッパイが大きいと、柔らかい枕が好きになるみたいだね」
ただの偏見だろ。
「わたしも千春さんと同じで柔らかい方が好きよ♪」
「あたしは固いほうが良いな~」
巨乳2人の意見が割れてるから、紬さんの考えは正しくないようだ。
「オッパイじゃないなら、この差は何?」
「個人差でしょ」
さすが満里奈さん、的確なツッコミだ。
ショッピングモールに着いたので、俺達は寝具コーナーに向かう。――寝具も種類が豊富なんだな~。家にある寝具に不満を持った事がないから、こういうところに来たのは初めてだ。
「好きな枕を選んでね、真君。買ってあげるから♪」
沙織さんはそう言うが、普段俺が使ってる枕は固いのか柔らかいのかどっちだ? いちいち試すのは面倒だし、目星を付けないと…。
「ねぇ沙織ママ。まーちゃんの枕は、沙織ママのオッパイで良くない?」
紬さんは急に何を言い出すんだ? 本当に読めないな…。
「あの返信の後に枕について調べたんだけど、“おっぱい枕”っていうのがあるらしいじゃん? 沙織ママがやらなくて誰がやるの? って感じ」
大きさだけを考えるなら沙織さんは適任だが、話はそう単純じゃないだろ。
「紬ちゃん。その“おっぱい枕”はどうやれば良いの?」
「色々あるみたいだよ。例えば肩に寄りかかるところをオッパイにするとか、寝ている沙織ママのオッパイに顔を埋めるとか。沙織ママは枕に顔を埋める事ある?」
「たまにあるわね。でもそれらって、いつも紬ちゃんがやってる事じゃない?」
「そうなんだよ、ウチはおっぱい枕の意味を知らずにやってたみたい。オッパイと枕は切っても切れない関係だね」
――満里奈さんが不安そうに辺りをキョロキョロしている。公共の場で“おっぱい”を連呼しないでくれ…。
「よーし、オッパイみたいに柔らかい枕を探すぞ~」
そんな俺達の元に女性スタッフが近付いてきた。周りに人はいないからクレームじゃないのはわかっているが緊張する。
紬さんは何故かその女性スタッフに近付いていく。何か嫌な予感がするぞ…。
「すみませ~ん。オッパイ…」
機転を利かせた満里奈さんが紬さんの口を塞ぐ。おそらく『オッパイみたいに柔らかい枕はどこ?』と訊こうとしたんだろう。
「? どうかされましたか?」
「いえ、何でもないです。柔らかい枕はどこにありますか?」
「こちらです。ご案内しますね」
「お願いします」
沙織さんのおかげで何とかなった…。――俺達は女性スタッフに付いて行く。
「こちらになります。サンプルでご自由に感触を確かめて下さい」
「ありがとうございます」
用が済んだ女性スタッフは去っていく。
「あんたねぇ、気を付けてよね」
「そんな大きい声で話してないし、女の人にオッパイの事言って何が悪いの? 満里奈はビビり過ぎだって」
紬さんなりに考えているようだが、ヒヤヒヤする事に変わりない。
「紬ちゃん。おっぱい枕はわたしが寝返りできないから厳しいわ…」
「それもそっか。沙織ママに無理させたら、まーちゃんも気まずいよね」
「そうだな」
俺も頭が安定しないから寝れそうにない。
「時間はたっぷりあるし、のんびり合う枕を探しましょ♪」
俺達は別行動しながら、自分に合う枕を試す。…思ったより感触に差があるな。気分によって柔らかさを変えたくなる気がするし、枕はたくさんあって良いかも。
とはいえ、沙織さんに買ってもらう以上そんな事はできない。バイト代を使えば買えるが、枕に使う気は今のところないぞ…。
俺は一番好みの枕を見つけ、沙織さんにお願いした。彼女は俺が頼むより前に、千夏さん・千春さんの枕を購入したみたいだった。その後に事前に決めた集合時間になったので合流する。
「真見て見て~。この枕カバー買ったんだけど良くない?」
そこには可愛いマスコットキャラが描かれている。
「良いと思うよ」
「私はこれ。子犬が可愛くて♪」
満里奈さんはイラストが載ってるタイプを買ったのか。
「それも良いな」
「ウチは買ってない。買うならエロい物が良い♡」
「そうか…」
寝具にエロい物はないよな。
「みんな買い物を楽しんだみたいで良かったわ♪ “マコール”に寄る前に、一旦車に置きに戻りましょうか」
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