甘い一時

藍 湊

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甘い一時

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「ん…ぅ…」

夕日が差す放課後の教室に二つの影が重なる。
とある高校に通う1年『花日舞斗はなびまいと』は先輩である『星影涼ほしかげすず』と両想いになり、ついに今日を迎えたのであった。

涼は舞斗と深い口付けを交わしながら四つほど繋げた机の上に押し倒す。
舞斗はキスされただけで頭がいっぱいいっぱいになっていた。

額、目元、頬、そして首

涼は鳥のようなキスの雨を降らしながら舞斗の服を脱がせていった。

肌に触れられる度に小さく感じる舞斗。
彼のモノは既に熱を帯びており、早く触ってと強く主張をしていた。
しかし、涼はそんなことお構いなく、同じくやらしく主張している、二つの蕾に手をかけた。

「んんっ…////ぁ…や…////」

「ここがいいのか?なぁ…教えて?」

「んんっ…///いぃっ…////」

摘んだり、爪で引っ掻いたり、口で吸ったり…
涼はいやらしく、舞斗の胸を弄った。
ビクビクと動く舞斗の身体。
反り上がる腰。
下着には触ってとばかりに熱を帯びたソレがいやらしい愛液を零していた。
しかし、涼はまだ触らない。
ギリギリまで触らず、彼を喘がすのが涼のやり方だ。

誰もいない教室に甘い声が響き渡る。
しかし、いつ人が来るかわからない。
舞斗はそんな恐怖に怯えながらも、足を開き彼を誘惑する。大きく開いた花弁をひくつかせながら。

「先輩…っ…///早くここ触って…////」

「お前は本当いやらしいな?」

涼は持っていたローションをそのまま舞斗にかけていく。
敏感な舞斗の身体はローションが触れる度に腰をビクつかせる。

そして、涼は舞斗の願望通りにゆっくり花弁を撫でたあと、長い指を中へ押し込んだ。

「ぁあっ….////」

涼の指はまだ中へと入っていく。
そして、限界まで入れると1度ギリギリまで抜いた。

「あぅっ…..///そんなっ…あぁっ…!/.///」

かと思うと再び奥まで指を入れたのであった。
そして、ゆっくりゆっくり、焦らすように指を出し入れした。
少し慣れていくと1本だった指を2本3本と増やしていき、舞斗の花弁は柔らかくなっていた。
涼の手つきはなにかを探るような手つきへ変わっていった。
外壁をなぞるようにそして、掻き回すように動かしていくと、なにか突起物に当たった。

「ひゃああっ…!!/////」

「ここか…」

涼はなにか確信を得たのか先程見つけた突起物を攻めるように動かしていく。

「あぁっ…////先輩ぃっ…////そこは…らめっ…////!!」

舞斗の喘ぎ声は段々と増していく。
しかし、涼の手つきは変わらず、ましてや段々と激しくなっていった。

「んんぅっ…////も、もう…イクっ…///」

舞斗の腰が震え出すと、涼はすぐさま指を抜き動きを止めた。

「あぅっ…////先輩っ…なんでっ…///?」

「俺の指でイッていいなんて誰が言ったんだ?」

「イくなら俺のでイけ…」

耳元でそう囁いた涼は舞斗に自分のを押し当て、ゆっくり挿入れた。

「あぁあっ…」

思いがけない挿入に舞斗は声を零す。
涼は奥まで入れたあと、優しく舞斗を抱き寄せ口にキスを落とした。

「やっと…ひとつ…になれた…」

「クスッ…そうだな」

涼は舞斗が弱い所をしっかりと当てながら、奥へと突いた。
突くたびに響き渡る喘ぎ声。
もしかしたら、教室の外に聞こえてるかもしれない。

「あぁっ…あぅっ…////ひゃぁっ…////」

「こらこら、声外に聞こえるぞ?」

「らってぇ…///先…ぱぃが…ぁ…//..///」

「俺がなんだって?ほら、ラストスパートだ」

「あっ、んんっぅ、ゃぁっ/////」

涼は全てを舞斗の奥に注いだ。
零れないように。しっかりと。

「赤ちゃんできるかもな?」

「もうっ…先輩ってば…////」

夕日が差し込む教室で2人は抱き合い、一生の愛を誓った。
その夕日は2人を祝福するかのように真っ赤に燃えていたのであった。

-end-
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