1 / 2
プロローグ
しおりを挟む
私はカイナ。高校二年生。
スタイルも良くないし、顔もブス。
そんな私にも彼氏が出来た。
きっと中身を好きになってくれたんだろう。
そんな私に、悲劇が起きた。
そう、事故です!
彼氏が出来た日、浮かれながら横断歩道を歩いていたら、トラックに跳ねられ、そのまま一度目の人生終了。
まぁ、彼氏には申し訳ないけど、モテていた訳じゃないし、来世は美人になりたいとか思ってた所だし、ま、別にいっか。
そして私は、ワクワクしながら二度目の人生を歩み始めたが…
「オギャーオギャー!」
部屋中に産声が響き渡る。
私の声だ。
『おめでとうございます!元気な〝男の子〟です!』
えぇぇぇ!?
わ、私、男子として産まれた!?
きっとこれは、何かの間違いだ!
いや、でも男子としての生活もいいかもな…
「今日からよろしくね、カイト」
カイト…そうか、私カイトなんだ。
俺は…カイトだ。
──────約10年後
わた…いや、俺は中一になっていた。
二度目の人生と言うのに、勉強法も全然覚えてなくて、平凡な小学生活が終わった今。
また平凡な中学生活が待っている。
「はぁ…」
〝美人〟ではなく〝イケメン〟になったカイト。
そんなカイトも結構モテて、元女子だったからこそ、女子のやってほしいことが分かり、数々の女子の心を射止めていた。
「カイト~!」
そこに居たのは、〝マサト〟だった。
マサトはすごくイケメンで、自分が女子だったら既に恋しているだろう。
「一緒に行こうぜ」
「おう!」
口調も男になり、頑張っているカイト。
これからは、すごく大変な道のり…
でも俺、カイナから性格を離してみせる!
スタイルも良くないし、顔もブス。
そんな私にも彼氏が出来た。
きっと中身を好きになってくれたんだろう。
そんな私に、悲劇が起きた。
そう、事故です!
彼氏が出来た日、浮かれながら横断歩道を歩いていたら、トラックに跳ねられ、そのまま一度目の人生終了。
まぁ、彼氏には申し訳ないけど、モテていた訳じゃないし、来世は美人になりたいとか思ってた所だし、ま、別にいっか。
そして私は、ワクワクしながら二度目の人生を歩み始めたが…
「オギャーオギャー!」
部屋中に産声が響き渡る。
私の声だ。
『おめでとうございます!元気な〝男の子〟です!』
えぇぇぇ!?
わ、私、男子として産まれた!?
きっとこれは、何かの間違いだ!
いや、でも男子としての生活もいいかもな…
「今日からよろしくね、カイト」
カイト…そうか、私カイトなんだ。
俺は…カイトだ。
──────約10年後
わた…いや、俺は中一になっていた。
二度目の人生と言うのに、勉強法も全然覚えてなくて、平凡な小学生活が終わった今。
また平凡な中学生活が待っている。
「はぁ…」
〝美人〟ではなく〝イケメン〟になったカイト。
そんなカイトも結構モテて、元女子だったからこそ、女子のやってほしいことが分かり、数々の女子の心を射止めていた。
「カイト~!」
そこに居たのは、〝マサト〟だった。
マサトはすごくイケメンで、自分が女子だったら既に恋しているだろう。
「一緒に行こうぜ」
「おう!」
口調も男になり、頑張っているカイト。
これからは、すごく大変な道のり…
でも俺、カイナから性格を離してみせる!
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
冷遇妻に家を売り払われていた男の裁判
七辻ゆゆ
ファンタジー
婚姻後すぐに妻を放置した男が二年ぶりに帰ると、家はなくなっていた。
「では開廷いたします」
家には10億の価値があったと主張し、妻に離縁と損害賠償を求める男。妻の口からは二年の事実が語られていく。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる