【BL】正統派イケメンな幼馴染が僕だけに見せる顔が可愛いすぎる!

ひつじのめい

文字の大きさ
51 / 51
番外編

⭐翠くんと大晦日

 翠くん受験勉強もあるし忙しいと思うけど冬休みに少しでも会えない?
そう問いかけたのは、冬休みに入る前だった。

 付き合ってから知ったけれど、翠くんは甘そうに見えてもダメな事はダメときちんとピシャリ伝えてくれる……
それでも無理させてしまってる事も沢山あるんだろうな。

「毎日とかだと難しいけど、必ず予定は空けとく」

 いつもよりも少し疲れてそうな笑顔を向けてくれた翠くんに、僕は笑顔を返した。


****

 初めて恋人としてのクリスマスを楽しんだのが昨日の事みたいに日々が過ぎるのが早く感じた。
 今日は31日、大晦日……遥と父さんは泊まり掛けで初日の出を見に行きたいらしく、僕も誘われたけれど笑顔で断った。
  父さんには家を出るときに、羽目を外すなよと僕の耳元で言葉を発すると意味深な笑みを浮かべていた。

 きっと……僕が翠くんを家に誘ってる事に気づいているんだろうな……

 前日までに大掃除は終わらせている……

 あとは翠くんが来るのを待っているのに1日が過ぎるより1時間が過ぎるのが遅く感じるのは何故なんだろう……

 空が茜色に染まり初めた頃、待ちに待った音が耳に飛び込んできた。

 玄関のチャイムが鳴りモニターに翠くんが映し出されると僕は急いで翠くんの元へと向かった。

「翠くん、寒いから早く入って」

 そう言いながら翠くんの手を引きながら家の中に案内すると、楓ってやっぱり犬っぽい言いながらと翠くんが笑っていた。

 忙しくしている翠くんがリラックスできるように今日は、家で、まつまたりする事に決めている……
 イヴもクリスマスも一緒に過ごしてくれた翠くんが、一時でもゆっくりできるように。

「楓こっちに来て」

 そう言いながら、翠くんの隣をポンポンとたたいているのを見ると反射的に体が動き隣に座るとお互いの視線が絡み合った。
 外が寒かったからか冷えた翠くんの唇と何度も音を立てながら触れあうと徐々に熱をおびてきた。
 
 翠くんから求めてくれるのが嬉しくて、さらに深く唇を重ねると翠くんから声が漏れた……
 このまま、体を重ねるのも悪くないけど一緒に年越しそばを食べたり出来なくなりそうだ……
 今はキスだけで我慢しようと思った……その時。

 えっ……翠くん……キスだけで反応してる……

 服の上からでも分かるほどに、主張するソレを目にすると僕の好奇心を止める事柄できなかった。

「翠くん、キスだけで感じたの?」

 そう、たずねると顔を背けながら頷いた。

 ヤバッ……可愛い……

 恥ずかしそうにしてる翠くん、もっと気持ちよくなって欲しくて腰へ手を回しボトムスを下げると、これからの事を期待する様にピクピクと反応していた。

「楓……恥ずかしい……」

 そう言いながらも嫌がってはいないのが分かったから、そまま顔を近付けると。
 翠くんは汚い……やめて……そう言いながら腕で顔を隠していた。
 そんな恥じらった姿は僕を刺激するには十分だった。

 下着の上からキスを落とすと、翠くんの腰が跳ねた……
手でしごきながら、何度もキスをすると徐々に翠くんの呼吸が乱れてくると同時に、下着にあきらかに、染みが浮かんできたのが目に入り、その場所を舌で刺激すると甘い声が漏れてきた……

すでに僕の唾液と翠くんが作った染みで役目をはたしてはいない下着を脱がし、大きく主張したソレを僕は口に含みながら舌で刺激すると、甘い声から野性的な声に変わってきた。

 アッアッ……か、かえで……ムリ……でちゃうからはなれて…
そう言いながらも、翠くんの腰は快楽からのがれようと揺れていた。

 ア"ッア"ッ…ハァハァ……

 翠くんがくれる物はどんな物でも僕にとっては宝物だ……

 口の中に広がる苦味に、僕のフェラで翠くんが気持ちよくなってくれた事の達成感に顔が緩んだ。

「楓、口の中の出して早く!」

 翠くんの焦ったような今まで聞いたことのない口調を初めての聞いて、年が変わる前に僕の知らない翠くんを新たに知れて嬉しかった。

 このまま、翠くんの唇にキスをしたいけれど……
翠くんに、苦い思いはさせたくない……
 翠くんを抱き締めながら一緒にお風呂に入ろうと声をかけたけれど、即答で嫌だと断られた……

 小さい頃は何度か一緒に入ってたのにと思うと納得がいかなかった……。

***

 別々にお風呂に入った後、なぜだか翠くんの警戒心が強くなってしまい甘い雰囲気にもっていけなかった。
 元々、先に煽ったのは翠くんだったのに……

「翠くん、ごめんね……」

 そう言いながら、炬燵に座っている翠くんを後ろから抱き締めると、怒ってないよと呟いた。

「僕の事、嫌いになった?」 

「楓を嫌いになるのは無理だよ」

その答えに嬉しくなって翠くんの首筋に鼻を近付けると、翠くんから僕のシャンプーの香りが鼻を刺激して、翠くんが僕の物のような感覚になった。

「僕は翠くんに嫌われたくないから嫌なことは、ちゃんと教えて」
 
 翠くんを、逃すつもりはない……
それでも、翠くんが大学生になったら今よりよ会える時間が減ってしまう……どうしたら繋ぎ止めることが出来るかな……

「きっと、俺は楓が思っている以上に楓の事が好きだよ、楓と付き合ってから楓には俺の気持ちは伝えてるよな?」

 僕が頷くと、翠くんは良かったと言葉をもらした。
その後は今後の話を沢山して年越しそばを食べながら、翠くんが疲れからか寝落ちしてしまった。

 僕のベッドへと寝かせ、その寝顔を見ながら無意識に声が出ていた……


翠くんと初詣行きたかったな……
翠くんと同じ年に生まれたかったな……
もっと一緒に翠くんと高校生で居たいよ……

それでも、僕が神様にお願いするのは、翠くんの合格祈願。

翠くんが志望校に合格しますように……
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 まったり書いていきます。 2024.05.14 閲覧ありがとうございます。 午後4時に更新します。 よろしくお願いします。 栞、お気に入り嬉しいです。 いつもありがとうございます。 2024.05.29 閲覧ありがとうございます。 m(_ _)m 明日のおまけで完結します。 反応ありがとうございます。 とても嬉しいです。 明後日より新作が始まります。 良かったら覗いてみてください。 (^O^)

【本編完結】黒歴史の初恋から逃げられない

ゆきりんご
BL
同性の幼馴染である美也に「僕とケッコンしよう」と告げた過去を持つ志悠。しかし小学生の時に「男が男を好きになるなんておかしい」と言われ、いじめにあう。美也に迷惑をかけないように距離を置くことにした。高校は別々になるように家から離れたところを選んだが、同じ高校に進学してしまった。それでもどうにか距離を置こうとする志悠だったが、美也の所属するバレーボール部のマネージャーになってしまう。 部員とマネージャーの、すれ違いじれじれラブ。

元魔術師の主夫は過保護剣士の扶養から抜けたい

鳥羽ミワ
BL
ナラは年下の幼馴染のソルに誘われて故郷を飛び出し、魔術師になった。ところが全然芽が出ないまま10年が経ち、現在は剣士として名を上げたソルに養われて主夫をやっている。ナラが大怪我を負って以来、過保護になってしまったソルは、ナラへ何でも買い与えてくれる。けれど、目の届く範囲にいてくれと家から出させてはくれない。 もやもやが募るばかりのある日、ソルと口論をしたナラは家を飛び出し、郊外でスライムに襲われる。たまたま通りがかった薬師のエルフ・ガーデに助けられ、さらに薬学を学ばないかと打診されたナラは、二つ返事で薬師になることを決めた。 夢破れても人生セカンドシーズン到来!ナラの新しい挑戦が始まる! 両片思いの幼馴染は、ちゃんとカップルになれるのか?(作者注:なります!!!) ※拙作「鈍感苦労人魔術師は、年下凄腕剣士の片思いに気づかない!」と世界観を同じくしていますが、前述の作品をご覧いただかなくとも楽しんでいただけます ※アルファポリス、ムーンライトノベルズへ掲載しています

俺は夜、社長の猫になる

衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。 ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。 言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。 タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。 けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。

束縛彼氏から逃げたのに、執着が想像以上に重すぎた

鱗。
BL
愛されても、満たされない。 それでも彼は、相手を手放さない。 空虚な社会人、湊と。 彼に執着する、後輩の悠真。 そして二人の関係を見抜く占い師、榊。 三人の想いは交錯し、やがて静かに壊れていく。 選ばれるのは、愛か、それとも支配か。 ——誰のものにもならない男が、最後に選んだのは。 歪んだまま成立する、逃げ場のない関係。

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

本気になった幼なじみがメロすぎます!

文月あお
BL
同じマンションに住む年下の幼なじみ・玲央は、イケメンで、生意気だけど根はいいやつだし、とてもモテる。 俺は失恋するたびに「玲央みたいな男に生まれたかったなぁ」なんて思う。 いいなぁ玲央は。きっと俺より経験豊富なんだろうな――と、つい出来心で聞いてしまったんだ。 「やっぱ唇ってさ、やわらけーの?」 その軽率な質問が、俺と玲央の幼なじみライフを、まるっと変えてしまった。 「忘れないでよ、今日のこと」 「唯くんは俺の隣しかだめだから」 「なんで邪魔してたか、わかんねーの?」 俺と玲央は幼なじみで。男同士で。生まれたときからずっと一緒で。 俺の恋の相手は女の子のはずだし、玲央の恋の相手は、もっと素敵な人であるはずなのに。 「素数でも数えてなきゃ、俺はふつーにこうなんだよ、唯くんといたら」 そんな必死な顔で迫ってくんなよ……メロすぎんだろーが……! 【攻め】倉田玲央(高一)×【受け】五十嵐唯(高三)

ヤンキーΩに愛の巣を用意した結果

SF
BL
アルファの高校生・雪政にはかわいいかわいい幼馴染がいる。オメガにして学校一のヤンキー・春太郎だ。雪政は猛アタックするもそっけなく対応される。  そこで雪政がひらめいたのは 「めちゃくちゃ居心地のいい巣を作れば俺のとこに居てくれるんじゃない?!」  アルファである雪政が巣作りの為に奮闘するが果たして……⁈  ちゃらんぽらん風紀委員長アルファ×パワー系ヤンキーオメガのハッピーなラブコメ! ※猫宮乾様主催 ●●バースアンソロジー寄稿作品です。