6 / 18
吐露
しおりを挟む
本当は言うつもりは……
無かったのだけど……
わたし杠葉くんと一緒に居て凄く楽しくて……
今日みたいな時間がこれからも続くと良いなって思ってて………
うつ向いて話す小暮さんは長く息を吐くと俺の目を見て話を続けた。
わたしね、中学の時からずっと杠葉くんの事が好きだったの。
まさに青天の霹靂で俺は驚きすぎて言葉が出てこなかった。
そんな俺の姿を見て、困らせるつもりは無くて自分の気持を伝えたかっただけと言う。
そして入学式の日に勇気を出して学校に一緒に行こうと思い駅で待っていたそうだ。
その時、理由は分からないけど蒼に注意されたと話してくれた。
やっぱり、あの時の女の子だったんだ似てるとは思っていたけど本人だったら納得だと思っていると。
気持を伝えたいだけって言ったけど、本当は杠葉くんに彼氏になって欲しいし私の事をもっと知ってほしいし、返事も欲しい………です。
と消え入りそうな声で伝えてくれた。
俺は今すぐには答えが出せないけれど、ちゃんと考えてから小暮さんに返事をするから少し待ってほしいと伝えた。
駅へと向かう道中は、なんとも言えない気まずい空気が流れて居たが小暮さんの、また明日ねとの言葉に少しだけ空気が柔らんだ気がした。
正直、小暮さんと別れてからの記憶が曖昧だ
たった数時間の間に色々な事があり過ぎて情報処理ができてない感じかした。
正直、小柄で黒髪のボブで純粋そうな所は俺の好みのタイプなんだよな話すと楽しいし。
この時、生まれてはじめて告白されて浮かれていた俺は頭の中が小暮さんで埋めつくされていた。
蒼から着信やメッセが来ていた事に、この時の俺は気付かず蒼がどんな気持で返事を待っていたかなんて分かっていなかった。
スマホのアラームで目を覚ますと通知ランプで蒼からの着信とメッセがあった事にこの時、初めて気付いたのだった。
「なっちゃん今日はごめんね明日は一緒に帰ろう」
「何回か電話してごめんね、何かあった?」
「もう寝ちゃったかな?困ったことあったら言ってね明日は一緒に行こうね、おやすみ」
全然気付かなかった蒼に悪いことをしてしまったかもしれないと思い俺は蒼にメッセを送った。
返事できなくてごめん今日もいつもの時間に駅で待ち合わせなと連絡をした。
いつもの俺なら、悩んだり迷ったりした時に蒼からアドバイスを貰うことが多かったが今回の事は自分で結論を出したいと考えていた。
内緒にする訳ではないけど、なんとなく蒼に言いづらい………自分の中で結論が出てから報告する事にした。
この曖昧な判断が間違っていたとこの時の俺は考えてもいなかったのだった。
夏樹!早くご飯食べないと遅刻するよ!
母さんの声で一気に現実に戻された俺は急いで支度をすると駅へと向かった。
既に着いていた蒼に遅くなってゴメンと伝えると。
僕が少し早めに着いただけだから気にしないでと答えてくれた、そんないつもの蒼と変わらない姿に安心していると。
なっちゃん昨日、何かあった?と心配そうに聞かれた。
俺は昨日の告白の事は、今はまだ言わなくても良いかと安易に考えて黙っていることにした。
特に変わった事はないけど小暮さんと、こないだオープンしたお店でパフェ食べて帰宅したら疲れて爆睡しちゃってたよと言うと
蒼いが小さく、えっ?と呟いたと同時に蒼の目の奥が笑ってないように見えて、この間の時のように背中に冷たいものが走った気がした。
何か、気に触る事を言ってしまったかと思ったけれど
蒼の口から発せられた言葉は、僕もパフェ食べたかった、なっちゃん今度一緒に行こうよ、いいなぁ~パフェ羨ましいなと頬を膨らませていた。
そうだ、蒼は甘党だからパフェの話をしたら羨ましがるにきまってる蒼に行く日にちを決めてパフェ食べようと提案をしてみると凄く喜んでもらえた。
結局、その後もパフェや甘味の話をしていたらあっという間に学校に到着した。
今日は委員会とか無いから一緒に帰ろうね教室で待ってとだけ言うと早歩きで行ってしまった。
俺はクラスへと向かう蒼の後ろ姿を見送りながら自業自得とはいえ、秘密を作ってしまい若干、罪悪感を感じながら教室へと向かった。
夏樹いつもと感じが違うけど何かあったか?
諒太が心配そうな顔で俺の返事をまっているようだった
俺はいつも通りだよと言いたいけど少し寝不足と伝えると、今日は早く寝ろよと言われてしまった。
なんだか今日は時間の流れがいつもと違う感じがして気付いた時には、下校時間になり蒼が迎えに来た所だった。
諒太には1日中、心ここにあらずだったと言われ
蒼は、ひたすら心配してくれて自分では気付いていなかったけれど、急激な環境の変化について行けてなかったのかもしれない。
俺は部活で一緒には帰れないから困ってる事があるなら蒼に聞いて貰えよと言うと諒太は部活へと向かって行ってしまった。
帰る途中、蒼はずっと俺の事を心配している素振りを見せてくれたけれど、告白されて浮かれてたと知られるのは恥ずかしい、上手くはぐらかそうと蒼の顔をみて俺は驚いた。
無かったのだけど……
わたし杠葉くんと一緒に居て凄く楽しくて……
今日みたいな時間がこれからも続くと良いなって思ってて………
うつ向いて話す小暮さんは長く息を吐くと俺の目を見て話を続けた。
わたしね、中学の時からずっと杠葉くんの事が好きだったの。
まさに青天の霹靂で俺は驚きすぎて言葉が出てこなかった。
そんな俺の姿を見て、困らせるつもりは無くて自分の気持を伝えたかっただけと言う。
そして入学式の日に勇気を出して学校に一緒に行こうと思い駅で待っていたそうだ。
その時、理由は分からないけど蒼に注意されたと話してくれた。
やっぱり、あの時の女の子だったんだ似てるとは思っていたけど本人だったら納得だと思っていると。
気持を伝えたいだけって言ったけど、本当は杠葉くんに彼氏になって欲しいし私の事をもっと知ってほしいし、返事も欲しい………です。
と消え入りそうな声で伝えてくれた。
俺は今すぐには答えが出せないけれど、ちゃんと考えてから小暮さんに返事をするから少し待ってほしいと伝えた。
駅へと向かう道中は、なんとも言えない気まずい空気が流れて居たが小暮さんの、また明日ねとの言葉に少しだけ空気が柔らんだ気がした。
正直、小暮さんと別れてからの記憶が曖昧だ
たった数時間の間に色々な事があり過ぎて情報処理ができてない感じかした。
正直、小柄で黒髪のボブで純粋そうな所は俺の好みのタイプなんだよな話すと楽しいし。
この時、生まれてはじめて告白されて浮かれていた俺は頭の中が小暮さんで埋めつくされていた。
蒼から着信やメッセが来ていた事に、この時の俺は気付かず蒼がどんな気持で返事を待っていたかなんて分かっていなかった。
スマホのアラームで目を覚ますと通知ランプで蒼からの着信とメッセがあった事にこの時、初めて気付いたのだった。
「なっちゃん今日はごめんね明日は一緒に帰ろう」
「何回か電話してごめんね、何かあった?」
「もう寝ちゃったかな?困ったことあったら言ってね明日は一緒に行こうね、おやすみ」
全然気付かなかった蒼に悪いことをしてしまったかもしれないと思い俺は蒼にメッセを送った。
返事できなくてごめん今日もいつもの時間に駅で待ち合わせなと連絡をした。
いつもの俺なら、悩んだり迷ったりした時に蒼からアドバイスを貰うことが多かったが今回の事は自分で結論を出したいと考えていた。
内緒にする訳ではないけど、なんとなく蒼に言いづらい………自分の中で結論が出てから報告する事にした。
この曖昧な判断が間違っていたとこの時の俺は考えてもいなかったのだった。
夏樹!早くご飯食べないと遅刻するよ!
母さんの声で一気に現実に戻された俺は急いで支度をすると駅へと向かった。
既に着いていた蒼に遅くなってゴメンと伝えると。
僕が少し早めに着いただけだから気にしないでと答えてくれた、そんないつもの蒼と変わらない姿に安心していると。
なっちゃん昨日、何かあった?と心配そうに聞かれた。
俺は昨日の告白の事は、今はまだ言わなくても良いかと安易に考えて黙っていることにした。
特に変わった事はないけど小暮さんと、こないだオープンしたお店でパフェ食べて帰宅したら疲れて爆睡しちゃってたよと言うと
蒼いが小さく、えっ?と呟いたと同時に蒼の目の奥が笑ってないように見えて、この間の時のように背中に冷たいものが走った気がした。
何か、気に触る事を言ってしまったかと思ったけれど
蒼の口から発せられた言葉は、僕もパフェ食べたかった、なっちゃん今度一緒に行こうよ、いいなぁ~パフェ羨ましいなと頬を膨らませていた。
そうだ、蒼は甘党だからパフェの話をしたら羨ましがるにきまってる蒼に行く日にちを決めてパフェ食べようと提案をしてみると凄く喜んでもらえた。
結局、その後もパフェや甘味の話をしていたらあっという間に学校に到着した。
今日は委員会とか無いから一緒に帰ろうね教室で待ってとだけ言うと早歩きで行ってしまった。
俺はクラスへと向かう蒼の後ろ姿を見送りながら自業自得とはいえ、秘密を作ってしまい若干、罪悪感を感じながら教室へと向かった。
夏樹いつもと感じが違うけど何かあったか?
諒太が心配そうな顔で俺の返事をまっているようだった
俺はいつも通りだよと言いたいけど少し寝不足と伝えると、今日は早く寝ろよと言われてしまった。
なんだか今日は時間の流れがいつもと違う感じがして気付いた時には、下校時間になり蒼が迎えに来た所だった。
諒太には1日中、心ここにあらずだったと言われ
蒼は、ひたすら心配してくれて自分では気付いていなかったけれど、急激な環境の変化について行けてなかったのかもしれない。
俺は部活で一緒には帰れないから困ってる事があるなら蒼に聞いて貰えよと言うと諒太は部活へと向かって行ってしまった。
帰る途中、蒼はずっと俺の事を心配している素振りを見せてくれたけれど、告白されて浮かれてたと知られるのは恥ずかしい、上手くはぐらかそうと蒼の顔をみて俺は驚いた。
86
あなたにおすすめの小説
【完結】後悔は再会の果てへ
関鷹親
BL
日々仕事で疲労困憊の松沢月人は、通勤中に倒れてしまう。
その時に助けてくれたのは、自らが縁を切ったはずの青柳晃成だった。
数年ぶりの再会に戸惑いながらも、変わらず接してくれる晃成に強く惹かれてしまう。
小さい頃から育ててきた独占欲は、縁を切ったくらいではなくなりはしない。
そうして再び始まった交流の中で、二人は一つの答えに辿り着く。
末っ子気質の甘ん坊大型犬×しっかり者の男前
勇者様への片思いを拗らせていた僕は勇者様から溺愛される
八朔バニラ
BL
蓮とリアムは共に孤児院育ちの幼馴染。
蓮とリアムは切磋琢磨しながら成長し、リアムは村の勇者として祭り上げられた。
リアムは勇者として村に入ってくる魔物退治をしていたが、だんだんと疲れが見えてきた。
ある日、蓮は何者かに誘拐されてしまい……
スパダリ勇者×ツンデレ陰陽師(忘却の術熟練者)
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
ビジネス婚は甘い、甘い、甘い!
ユーリ
BL
幼馴染のモデル兼俳優にビジネス婚を申し込まれた湊は承諾するけれど、結婚生活は思ったより甘くて…しかもなぜか同僚にも迫られて!?
「お前はいい加減俺に興味を持て」イケメン芸能人×ただの一般人「だって興味ないもん」ーー自分の旦那に全く興味のない湊に嫁としての自覚は芽生えるか??
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?
キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。
知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。
今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど——
「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」
幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。
しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。
これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。
全8話。
好きなあいつの嫉妬がすごい
カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。
ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。
教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。
「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」
ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる