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19.天使の笑顔
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ルルドお兄様に抱き寄せられた後
またさらにギュッと強く抱き寄せられた。
「スーに出会えて良かった。こんなに心が穏やかな気持ちになれるのはスーが居る時だけだ。」
びっくりしてルルドお兄様の顔を見ると、今まで見た事のない柔らかく綺麗な笑顔でこっちを見ていた。
な…天使!!
可愛すぎる…
胸キュンやばい…
こんな表情も出来るの!?ズルい…っ!
こんなの見たら世の女性はコロっと堕ちる人続出するよ…。
「ルルドお兄様…あのっ…そろそろ離して下さい」
流石に異性に抱きつかれるのは慣れない。
しかもその笑顔で…
画力レベルヤバすぎて
顔が真っ赤になっているのが自分でも分かる。
「頬赤らめてるの?可愛い…。ねぇスー。もうお兄様呼びは卒業してこれからルルって呼んでもいいんだよ?呼んでくれるまで離さないから。」
天使の様な笑顔に甘い声…
ダブルパンチ過ぎてキャパオーバーになりそう。
いや愛称呼びは流石に…
婚約者でもないのに無理よ。
え~~なんかこの展開フラグ立ってない?
私ヒロインでも何でもないのに
何処で変わっちゃったの…?
でも愛称呼びしないと絶対離してくれなさそう…
どうしたものか。
「流石に愛称呼びは…」
言いかけるとガシッと肩を掴み、
更に綺麗な笑顔が私の顔に近づく。
圧が凄い…。
「ル…ルル…お兄様
近すぎです!流石にこれ以上は…」
ルルお兄様の胸を手でぐいぐいと押しながら
離れようとした。
「お兄様はもう要らないんだけどな…。及第点だな。」
ルルお兄様は一瞬ガッカリした顔を見せたが
愛称で呼ばれた事に喜び満面な笑みを見せ離れてくれた。
とりあえず満足そう。
良かった…。
心臓に悪いわ…イケメンの笑顔とハグ。
今まで見た事がない機嫌の良さで
ルルお兄様は私の手を引っ張ってホールまで向かった。
そんなルルお兄様を見て少しドキドキしてる私。
ルルお兄様のこういう可愛い所に私ちょっと弱いかも…。
そんな時ふと頭の中に前世で読んでいた小説のストーリーが浮かんできた。
あれ…?『最恐王子』の小説
王太子の名前、ルルドじゃなかったような…
私の中でストーリーも登場人物もごちゃごちゃになる。
一度整理する必要がありそう。帰ったら紙に書いてみよう思い出せる限り。
私の中にある不安や不穏な気持ちは拭いきれず
入学式が早く終わらないかとそわそわしていた。
またさらにギュッと強く抱き寄せられた。
「スーに出会えて良かった。こんなに心が穏やかな気持ちになれるのはスーが居る時だけだ。」
びっくりしてルルドお兄様の顔を見ると、今まで見た事のない柔らかく綺麗な笑顔でこっちを見ていた。
な…天使!!
可愛すぎる…
胸キュンやばい…
こんな表情も出来るの!?ズルい…っ!
こんなの見たら世の女性はコロっと堕ちる人続出するよ…。
「ルルドお兄様…あのっ…そろそろ離して下さい」
流石に異性に抱きつかれるのは慣れない。
しかもその笑顔で…
画力レベルヤバすぎて
顔が真っ赤になっているのが自分でも分かる。
「頬赤らめてるの?可愛い…。ねぇスー。もうお兄様呼びは卒業してこれからルルって呼んでもいいんだよ?呼んでくれるまで離さないから。」
天使の様な笑顔に甘い声…
ダブルパンチ過ぎてキャパオーバーになりそう。
いや愛称呼びは流石に…
婚約者でもないのに無理よ。
え~~なんかこの展開フラグ立ってない?
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何処で変わっちゃったの…?
でも愛称呼びしないと絶対離してくれなさそう…
どうしたものか。
「流石に愛称呼びは…」
言いかけるとガシッと肩を掴み、
更に綺麗な笑顔が私の顔に近づく。
圧が凄い…。
「ル…ルル…お兄様
近すぎです!流石にこれ以上は…」
ルルお兄様の胸を手でぐいぐいと押しながら
離れようとした。
「お兄様はもう要らないんだけどな…。及第点だな。」
ルルお兄様は一瞬ガッカリした顔を見せたが
愛称で呼ばれた事に喜び満面な笑みを見せ離れてくれた。
とりあえず満足そう。
良かった…。
心臓に悪いわ…イケメンの笑顔とハグ。
今まで見た事がない機嫌の良さで
ルルお兄様は私の手を引っ張ってホールまで向かった。
そんなルルお兄様を見て少しドキドキしてる私。
ルルお兄様のこういう可愛い所に私ちょっと弱いかも…。
そんな時ふと頭の中に前世で読んでいた小説のストーリーが浮かんできた。
あれ…?『最恐王子』の小説
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私の中でストーリーも登場人物もごちゃごちゃになる。
一度整理する必要がありそう。帰ったら紙に書いてみよう思い出せる限り。
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入学式が早く終わらないかとそわそわしていた。
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