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第一章 失くした記憶と巡り会う運命
4. 金の子山羊亭
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「やさしそうな人だったね」
にこにこと嬉しそうなアルシュに声をかける。
「うん!ルシェンダはとってもやさしいよ」
「ううむ……」
クロは何故か思うところがあるようで、顎に手をかけて小さく唸っていた。
「どうかした?クロ」
「いや……エルフは他種族に対しての警戒心が強い種族だと、認識していたものだから……」
たしかに、ファンタジーでもそんな設定が多かったような……この世界でも同じなのか……?
アルシュは無垢な瞳を上向かせ、クロに尋ねた。
「警戒心……?どうして?」
「エルフは過去に人間と敵対していた時代があっただろう。その名残りが両種族間では未だ燻っている……と、私は過去に学んだのだが」
「えっ……記憶が戻ったの⁉︎」
「いや、この世界の成り立ちや常識は覚えているのだ。それなのに、何故か自分のことだけは、まったく思い出せない……」
悲痛な面持ちで顔を俯かせるクロに、なんと言葉を返したらいいのか……僕にはわからなかった。
そうこうしている内に、酒場らしき店の前に辿り着いた。店の前にはテラス席が設置されており、窓からは覗いた店内には、幾人かの先客がいるようだった。
「……ここ?」
「うん、そうだよ!」
アルシュが店の扉を押すと——カランコロン、とベルが鳴った。
「こんにちは!」
「いらっしゃい。おっ、アルシュじゃないか!」
「ひさしぶり、マスター」
アルシュからマスターと呼ばれたエルフの中年男性は、カウンターの向こうでグラスを磨いていた。顔立ちは面長で、金の髪は短く切り揃えられている。白いシャツに濃い色のベストを着用していた。
店内は落ち着いた雰囲気だ。数人の客たちは、僕たち——見慣れない来客を気にしているようだった。明け透けにではないが、ひっそりと様子を伺っている気配が感じられた。
「そちらの兄さん達はアルシュの知り合いかい?」
「うん!ぼくの友だちだよ」
「ほーう……」
店主は探るような目を僕とクロに向けている。
「は、はじめまして、僕はミツキです」
「……クロです」
「ミツキにクロか……聞き慣れない名前だねえ」
アルシュのうしろにいたクロが進み出て、カウンター越しにマスターに話しかける。
「少々事情があるのです。お時間があれば話を聞いていただいてもよろしいでしょうか?」
「お、おぉ……」
「ああ、いきなり失礼しました。もちろん何か注文しますので……」
「マスター!ぼく、ミルク飲みたい」
アルシュが先ほど女性からもらったコインをカウンターのテーブルに置いた。
「これ、ルシェンダがくれたんだ。マスターによろしくって」
「おお、ありがとな。……そっちは何にする?」
「お茶をいただけますか?」
「じゃあ、僕もお茶で……」
アルシュを真ん中に僕たちはカウンターの席に座り、マスターに事情を聞いてもらうことになったのだった。
「要するにだ……二人とも村の近くで気を失ってて、今さっき目覚めたんだな……で、クロは記憶喪失で自分の事は名前以外はわからない。ミツキは二ホンって国の出で、どうやってここに来たのか、その記憶がない……と」
「そうなんです……」
マスターは深い溜め息を吐いた。
「難儀だなあ……」
「マスター、助けてあげようよ」
アルシュは大きな瞳でマスターを見上げ、瞳を潤ませた。店を照らすやわらかなランプの光を受けて、琥珀色の瞳がきらきらと瞬いている。
「だなあ……」
「うん!」
笑顔になったアルシュに顔を綻ばせるマスター……さっきのルシェンダといい、アルシュは村の人たちからとても愛されているようだ。
「だが……助けるって言ってもなぁ……」
「マスター……?」
「はあ……そんな顔しないでくれよ、アルシュ。モネルの村にゃ呪い師すらいねぇだろ。近くにあるクリュシェットの町を教えてやるくらいしか俺にはできんよ」
「うん……」
「近くに町があるのですか?」
クロがマスターに尋ねた。
「おう。村から出て東の街道沿いをまっすぐ東に進めば半日弱で着くぜ」
「半日弱か……今から出れば日暮れまでには辿り着けるでしょうか」
「近頃日も長くなってきたしな。おそらく行けるんじゃねぇか」
「えっ!今すぐ出発⁉︎ぼく、急いで準備しなきゃ!」
アルシュは残っていたミルクをゴクゴクと飲み干すと、慌てて席を立った。
「マスター、ごちそうさま!」
「お、おう」
「クロ、ミツキ!すぐに戻るから、置いていかないでよ!」
バタバタと忙し気に、アルシュは酒場の扉から出て行ってしまった。家に帰って旅の支度をするのだろうか。
僕はクロと顔を見合わせた。
「アルシュも一緒に街まで行ってくれるのかな」
「いいのだろうか……アルシュはまだ子どもだろう」
ふうー……と、マスターは息を吐いた。
「アルシュは二月前に兄貴を亡くしちまってなあ……」
「えっ……?」
マスターはグラスを布で磨きながら、話を続けた。
「それからあの子は家に閉じこもりがちになっちまって……いや、無理もない話だ。あの歳で、家族をみんな亡くしちまって、ひとりになっちまったんだからなあ……」
アルシュは現在十一歳。五年前に両親を流行り病で亡くなってしまった。それから彼は九つ歳の離れた兄・シャルロとふたりきりで生きてきた。アルシュの両親は狩りの名手だったらしく、シャルロにその技術を引き継がせていてくれたため、二人が生活に窮することはなかったようだ。
だが、二か月前——……シャルロは狩りに出たきり、戻って来なかった。村人総出で捜索隊を組み三日かけて探し続けた結果、シャルロは川の下流で見つかったが、彼はすでに息絶えていた。事故だった。その頃は雨が降り続き、地盤が緩くなっていたのだ。
「そんなことがあっただなんて……」
幼い頃に両親を亡くし、残された唯一の肉親まである日突然いなくなってしまう。どれだけ辛いか……アルシュの心細さは今もまだ続いているのだろうな……
「あんな明るい顔で笑ってるアルシュを見たのはひさびさでな……ああ、シャルロが亡くなっちまって以来だった」
マスターの目にはうっすらと涙の膜が浮かんでいる。
「アルシュ……」
「だからな、あんたらには感謝してるんだ」
マスターは、目を細めて僕たちを見つめている。
にこにこと嬉しそうなアルシュに声をかける。
「うん!ルシェンダはとってもやさしいよ」
「ううむ……」
クロは何故か思うところがあるようで、顎に手をかけて小さく唸っていた。
「どうかした?クロ」
「いや……エルフは他種族に対しての警戒心が強い種族だと、認識していたものだから……」
たしかに、ファンタジーでもそんな設定が多かったような……この世界でも同じなのか……?
アルシュは無垢な瞳を上向かせ、クロに尋ねた。
「警戒心……?どうして?」
「エルフは過去に人間と敵対していた時代があっただろう。その名残りが両種族間では未だ燻っている……と、私は過去に学んだのだが」
「えっ……記憶が戻ったの⁉︎」
「いや、この世界の成り立ちや常識は覚えているのだ。それなのに、何故か自分のことだけは、まったく思い出せない……」
悲痛な面持ちで顔を俯かせるクロに、なんと言葉を返したらいいのか……僕にはわからなかった。
そうこうしている内に、酒場らしき店の前に辿り着いた。店の前にはテラス席が設置されており、窓からは覗いた店内には、幾人かの先客がいるようだった。
「……ここ?」
「うん、そうだよ!」
アルシュが店の扉を押すと——カランコロン、とベルが鳴った。
「こんにちは!」
「いらっしゃい。おっ、アルシュじゃないか!」
「ひさしぶり、マスター」
アルシュからマスターと呼ばれたエルフの中年男性は、カウンターの向こうでグラスを磨いていた。顔立ちは面長で、金の髪は短く切り揃えられている。白いシャツに濃い色のベストを着用していた。
店内は落ち着いた雰囲気だ。数人の客たちは、僕たち——見慣れない来客を気にしているようだった。明け透けにではないが、ひっそりと様子を伺っている気配が感じられた。
「そちらの兄さん達はアルシュの知り合いかい?」
「うん!ぼくの友だちだよ」
「ほーう……」
店主は探るような目を僕とクロに向けている。
「は、はじめまして、僕はミツキです」
「……クロです」
「ミツキにクロか……聞き慣れない名前だねえ」
アルシュのうしろにいたクロが進み出て、カウンター越しにマスターに話しかける。
「少々事情があるのです。お時間があれば話を聞いていただいてもよろしいでしょうか?」
「お、おぉ……」
「ああ、いきなり失礼しました。もちろん何か注文しますので……」
「マスター!ぼく、ミルク飲みたい」
アルシュが先ほど女性からもらったコインをカウンターのテーブルに置いた。
「これ、ルシェンダがくれたんだ。マスターによろしくって」
「おお、ありがとな。……そっちは何にする?」
「お茶をいただけますか?」
「じゃあ、僕もお茶で……」
アルシュを真ん中に僕たちはカウンターの席に座り、マスターに事情を聞いてもらうことになったのだった。
「要するにだ……二人とも村の近くで気を失ってて、今さっき目覚めたんだな……で、クロは記憶喪失で自分の事は名前以外はわからない。ミツキは二ホンって国の出で、どうやってここに来たのか、その記憶がない……と」
「そうなんです……」
マスターは深い溜め息を吐いた。
「難儀だなあ……」
「マスター、助けてあげようよ」
アルシュは大きな瞳でマスターを見上げ、瞳を潤ませた。店を照らすやわらかなランプの光を受けて、琥珀色の瞳がきらきらと瞬いている。
「だなあ……」
「うん!」
笑顔になったアルシュに顔を綻ばせるマスター……さっきのルシェンダといい、アルシュは村の人たちからとても愛されているようだ。
「だが……助けるって言ってもなぁ……」
「マスター……?」
「はあ……そんな顔しないでくれよ、アルシュ。モネルの村にゃ呪い師すらいねぇだろ。近くにあるクリュシェットの町を教えてやるくらいしか俺にはできんよ」
「うん……」
「近くに町があるのですか?」
クロがマスターに尋ねた。
「おう。村から出て東の街道沿いをまっすぐ東に進めば半日弱で着くぜ」
「半日弱か……今から出れば日暮れまでには辿り着けるでしょうか」
「近頃日も長くなってきたしな。おそらく行けるんじゃねぇか」
「えっ!今すぐ出発⁉︎ぼく、急いで準備しなきゃ!」
アルシュは残っていたミルクをゴクゴクと飲み干すと、慌てて席を立った。
「マスター、ごちそうさま!」
「お、おう」
「クロ、ミツキ!すぐに戻るから、置いていかないでよ!」
バタバタと忙し気に、アルシュは酒場の扉から出て行ってしまった。家に帰って旅の支度をするのだろうか。
僕はクロと顔を見合わせた。
「アルシュも一緒に街まで行ってくれるのかな」
「いいのだろうか……アルシュはまだ子どもだろう」
ふうー……と、マスターは息を吐いた。
「アルシュは二月前に兄貴を亡くしちまってなあ……」
「えっ……?」
マスターはグラスを布で磨きながら、話を続けた。
「それからあの子は家に閉じこもりがちになっちまって……いや、無理もない話だ。あの歳で、家族をみんな亡くしちまって、ひとりになっちまったんだからなあ……」
アルシュは現在十一歳。五年前に両親を流行り病で亡くなってしまった。それから彼は九つ歳の離れた兄・シャルロとふたりきりで生きてきた。アルシュの両親は狩りの名手だったらしく、シャルロにその技術を引き継がせていてくれたため、二人が生活に窮することはなかったようだ。
だが、二か月前——……シャルロは狩りに出たきり、戻って来なかった。村人総出で捜索隊を組み三日かけて探し続けた結果、シャルロは川の下流で見つかったが、彼はすでに息絶えていた。事故だった。その頃は雨が降り続き、地盤が緩くなっていたのだ。
「そんなことがあっただなんて……」
幼い頃に両親を亡くし、残された唯一の肉親まである日突然いなくなってしまう。どれだけ辛いか……アルシュの心細さは今もまだ続いているのだろうな……
「あんな明るい顔で笑ってるアルシュを見たのはひさびさでな……ああ、シャルロが亡くなっちまって以来だった」
マスターの目にはうっすらと涙の膜が浮かんでいる。
「アルシュ……」
「だからな、あんたらには感謝してるんだ」
マスターは、目を細めて僕たちを見つめている。
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