【日月神示】 神様のお示しになられた幸福への道

蔵屋

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第四巻 粋な生き方と野暮な生き方


 【第五巻 粋な生き方と野暮な生き方】

 人生色々。粋な生き方もあれば野暮な生き方もある。
 江戸時代、静岡を根城とする清水次郎長という渡世人がいた。彼の妻お蝶は義理人情に生きる次郎長に一目惚れした。
 大政、森の石松など次郎長一家は清水港から相模、江戸等関東一園にその名を轟かせた。
 次郎長の妻お蝶は次郎長一家の子分達の出入りには必ず言った言葉があった。
 「決して野暮なことするんじゃないよ。人様から後ろ指を差されるんじゃないよ。
粋な生き方をするんだよ。」
 
 私はこのお蝶のことばを人生の座右の銘にしているのだ。
 抑々この野暮な生き方のことを野暮天という。
 この野暮天とは、気が利かず、融通が利かない人や、洗練されていない様子を指す言葉である。多くの場合、侮蔑的なニュアンスを含んでいる。現代社会のサラリーマンなどでよく言われる「野暮な奴」というあの屈辱的な言葉である。
 殆どの人々は自分のことを野暮天とは思っていない。いや、そのような屈辱的な言葉など、聞きたくもないと思っているからだ。
 野暮天は「野暮」を強調した表現で、粋ではない、風雅な心を解さないといった意味合いがある。 
 この風雅という言葉を解すればこの野暮な生き方は恥ずべき生き方であるということがよく分かる。
 私は常にこの風雅という言葉に惹かれて心を踊らせたものだ。
 これこそが日月神示国常立尊のお示しになられた生き方であるからだ。
 では、この風雅という語源について考えて見たい。
 風雅は高尚でみやびな趣があること、または詩文・書画・茶道などの芸術にたしなみがあることを指す言葉である。
 主にこの風雅には次の3つの意味があると私は考えている。
 一つ目は先程来私が申し上げている高尚でみやびな趣という意味である。
 つまり上品で美しいさまや、世俗から離れたゆとりある様子を表している。
 よく世間で言われる風流という言葉に類似していると、言える。
 
 二つ目は芸術へのたしなみという意味合いである。
 詩文、書画、茶道といった芸術分野に深い造詣があることを指している。

 三つ目は俳諧の美の本質という意味である。特に人間というものは人生を極めて神様の実在を知れば知る程自分の肉体の中に存在する霊魂は綺麗になる。しかも水晶のように透明になる。この水晶のような霊魂は胎児の時に母体の中で成長している時の霊魂である。
 しかし、胎児から出産を経てこの世の中の空気に触れた途端に濁るのだ。
 何故なら私達の暮らしているこの世つまり現界が偽悪醜に満ちた悪魔、悪霊の世界だからである。
 そしてその赤子の運命はその生まれた宿命や因縁により様々な人生を歩むことになる。
 幸せな人生を送る者、不幸な人生を歩む者、殺人を犯す者、世の為人の為に生きる者、科学者となり多くの人間を殺す為の兵器を開発する者、或いは人類に役立つ便利な機器を開発し人類に貢献する者等々。
 様々な人間がいてこの世は成り立っているのだ。
 さて、三つ目の俳諧について話を戻す。
特に松尾芭蕉の一門(蕉門)に於いては、俳諧そのものやその美意識を意味した。
 
 風雅は元を辿ると古代中国の詩集『詩経』に於ける風(諸国の民謡風の詩)と雅(宮廷の儀礼的な詩)に由来する。
 時代とともに、芸術的な文芸全般を指す言葉へと変化して来たのである。

 私はよくこの風雅と引き合いに出す言葉がある。私のように俳句や短歌、和歌などを嗜む者には必要な言葉である。
 例えば風流という言葉。
 この言葉は世俗から離れて上品であることに加え、趣向を凝らして美しく飾ることを含む言葉である。
 或いは優雅という言葉。
 これは、しとやかで気品があることや、俗事から離れてゆとりがあることを指す言葉だ。
 特に風雅と共通する部分が多いと言える。

 さて、現代では主に「高尚でみやびな趣」や「芸術へのたしなみ」という意味で使われることが多くなっている。いい傾向である。一例を挙げるなら「風雅な住まい」といった表現で使われることがよくある。
 
 次に野暮の語源について少し触れておきたい。野暮という言葉は諸説あるが遊里ゆうりから発生したと考えられている。
 遊里とは遊女屋(遊女がいる店)が多く集まっていた地域を指す言葉だ。遊郭ゆうかくとも呼ばれ、公認の遊女屋が集まった区域や、私娼ししょうを置いた店が集まった地域(岡場所)も含む。
 まあ、こんな話はどうでもいい。

 野夫やぶ訛りなまりである。これは田舎者を意味する野夫やぶが変化したという説である。
 やぶ訛りなまりは物事を見通せない人を指す藪医者やぶいしゃの 
 やぶが変化したという説。

 谷保天満宮説やぶてんまんぐうせつ。東京都国立市にある谷保天満宮やぼてんまんぐうが語源という民間語源説もある。
 江戸時代の文人•御家人•狂歌師、大田蜀山人おおたなんぼが「神ならば 出雲の国に行くべきに 目白で開帳 やぼの天神」と詠んだことに由来するとされますが、「野暮」という言葉はそれ以前から存在していたため、後世の付会と考えられている。

「野暮」と「粋」のまとめである。

野暮やぼ」は「いき」の反対の概念とされている。その意味合いは対象的に用いられる。粋は洗練された美意識や振る舞いを指し、野暮はその対極にあると理解されている。
 人間この世に生まれたならば、「粋」な生き方を貫いて生きたものだ。

 この「粋」な生き方とは日月神示国常立尊のお示しになられた生き方である。
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