29 / 33
text29:獣の本能
しおりを挟む
一方、桃源城地下コロシアム。
「ーーーー おおおおおおおッ!!!」
アルファの剛腕に装備されたパイルバンカーガントレットが、海市蜃楼製の巨大な二足歩行機械に巨大な風穴を開ける。火花と轟音を上げ、その体がズシンと重い音を立てると会場が一気に歓声に包まれた
『すごい!!こいつはすごいぞアルファ!!流石元、海市蜃楼のナンバー2だった機械兵器!!容赦がない!!』
リングアナウンサーの声にアルファは不愉快そうに舌打ちをするが、すぐに後ろに控えている美琴に視線を移した
「・・・体は大丈夫なのか」
「少し疲れてるけど、大丈夫・・・ここで手を緩めるわけにはいかないでしょ」
そう言葉を返す美琴の額には汗が滲んでいたが、アルファはあえてソレを見てみるふりをした。
・・トーナメントは10回戦。現在はその9回戦目に入るのだ。その間美琴は常に【神結システム】を展開し続けアルファのバックアップを行っている・・長時間、神経を張り詰めさせアルファと意識を同調させている形に近いのだ。疲労の色は隠しきれなかった
本来ならばここで美琴を休ませるべきなのだろう・・しかし、ソレを美琴自身が望んでいないのならば己がなすべきはただ一つ。
ーー すべての敵を壊すまで。
『さぁーて!!つぎは第九回戦!!これを越えればいよいよ決勝!!海市蜃気楼が誇る最強の2体!!デルタ&ガンマへの挑戦が可能となります!!』
どうやらつぎの対戦相手の準備ができたらしく、リングアナウンサーが高らかに声を上げて向かいの入り口を指さした
「!?」
「ーーーー 。」
暗がりの入場口からのそり、のそりと鈍い動きと共に、びちゃりびちゃりと赤黒い粘液をまき散らしながらリングに上がってくるソレに美琴とアルファだけが言葉を失った。
四つ足のソレは一見すれば蜘蛛のように見えるだろう。しかし四本の脚に見えたのは機械ではなく〝マキナロイドの手〟・・そしてその手がつながっているであろうそこには数十体のマキナロイドやデウスロイドがまるでむりやりくっつけたかのような状態で置かれていたのだ
「ッ・・・・この外道どもが!!!!」
観客の笑い声に美琴が怒りの声を上げる。己の権力や金のためなら人間はこうも外道に堕ちることができるのかと美琴は震える手を強く握りしめてアルファを見る
「アルファ、集中し・・・・・アルファ?」
「ーーーーっ・・」
止まっている。アルファの動きが
そしてただ一点を・・目の前にたたずむ人間の成れの果てを見つめながら
「・・く、そ・・・・」
その深い緑の瞳には後悔と懺悔の色が静か滲んでいる
「アルファ!!!」
『第九回戦!!アルファVS人造兵器ヒュドラ!!レディー・・・ファイ!!!』
美琴がアルファに声をかけるが、それよりも早く、巨大な鋼鉄のハンマーのようなヒュドラの右腕がアルファの体を思い切り横凪にたたきつけた
「ッ・・・が、あ・・・」
吹っ飛ばされたアルファをさらに追撃するかのようにヒュドラの猛攻が続く
【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】
「ッ・・・く・・・」
【ヤメテ】【シニタクナイ】【ヒトリダケイキノコッタ】【ユルサナイ】
「っ!!・・・これは・・・・」
防戦一方のアルファを見守る美琴の脳内にそんな言葉が過る。アルファの物では無い・・なら、この声は・・
『察しがいいなぁ天使食らい!その通り!ヒュドラに使われたデウスロイドやマキナロイドは・・元々アルファの部下だった奴らなのさ!!』
「っ・・・・」
ーー つまり、今アルファの目の前にいる相手はアルファ自身の罪の形。己のデータに救う罪悪感の証そのものと言える
「アルファ!!!」
必死に声をかけるが、その声はアルファに届いていない。拳を振るうことができずにただ、一方的に踏みつぶされ、殴られ、蹴り飛ばされるたびにその体はぼろぼろになっていく
「なんだよ・・けっきょく弱いままじゃねぇか」
「金返せぇ!!一撃くらい攻撃しろってんだ!!」
観客のヤジが飛ぶ中、アルファはよろよろと立ち上がり防御の構えを取るが、またヒュドラの重い一撃がその体を吹き飛ばした。
「ーーーー。」
嗚呼、終わる。
自分はこんなところで終わってしまうのだろう。今まで見殺しにしてきた部下たちの手によって。
仕方がない。なぜなら己は罪人なのだから
生きて帰るぞと部下たちに誓ったはずなのに誰一人守れず、生き残って帰ってきた死神。デウスロイドでありながら、兄弟機とは違い冷酷になれない失敗作。
もし今ここで壊されるなら、それも仕方ないのかもしれない。ならば罰も受けなければいけない。己の今までの罪が、己が破壊されることで終わるのならば
それで部下たちが満足するならば
ーーーー ほんとうに?
「・・・・・っ」
ー 耐えて・・・っ・・わたし、も、たえる、から ー
脳裏に過ったのは、あの地獄の夜に己を救い出した女の横顔。
失敗作と罵られて廃棄寸前だった自分を助けて名前を与えた物好きで、どこか壊れていた女。
・・ここで自分が終われば、美琴はどうなる?
「ーーーー アルファ!!!」
「!・・・・」
ゆっくり視線だけを声のするほうこうに向ければ、そこにはまっすぐ己を見つめる美琴の姿。
「迷うな!!!」
「っ?・・・・」
「アンタは私の獣!!獣は本能のままに動いてこそでしょ!!今更過去の亡霊が何なの!!」
美琴の瞳が静かにアルファを見つめる
「思い出しなさい!!〝アンタの本能が求めてるのは〟一体何!?」
「ーーーーー 俺、は・・」
そうだ。何を躊躇していたのか。
あの時、自分をこの女が拾ったあの夜からすべては決まっていたじゃないか
鎖など此処には無い。自分を閉じ込める檻も、ここには無い。
ーーー ならばもう、〝獣〟である自分がやることなんて決まっている。
「・・・・・がァアアアア゛!!!!」
【!?】
襲い来るヒュドラのハンマーのような腕を両腕で掴み、ありったけの力を込めて引きちぎる。先ほどまで防戦一方だったアルファの豹変に観客、そして眼前に相対するヒュドラ自身も動きを止めた
「・・・ッ・・はは・・・あぁ、そうだ。そうだった・・そうだったよなぁ、美琴」
額から流れる赤など気にせず、その深い緑の瞳は獰猛に輝き眼前の敵を睨みつける
「・・そうだ。俺を許すな」
一歩、また一歩と歩みを進めながら、両手に装備されたパイルバンカーガントレットの質力を最大まで引き上げる
「俺を許すな。憎め。呪え・・・いいや、違うな。」
ちらり、と自分の後ろに佇む美琴に視線を移しアルファは凶暴な笑みを浮かべる
「ーーーー 俺たちを許すんじゃねぇ。」
そう。復讐と怒りの道を歩む自分たちに、お前たちのような奴らの許しなんていらない。
獣である己は、本能のままにこの地獄の運命を共にすると誓ったこの女とともに進むとそう決めたのだから
「さぁ・・・反撃開始だ。」
「ーーーー おおおおおおおッ!!!」
アルファの剛腕に装備されたパイルバンカーガントレットが、海市蜃楼製の巨大な二足歩行機械に巨大な風穴を開ける。火花と轟音を上げ、その体がズシンと重い音を立てると会場が一気に歓声に包まれた
『すごい!!こいつはすごいぞアルファ!!流石元、海市蜃楼のナンバー2だった機械兵器!!容赦がない!!』
リングアナウンサーの声にアルファは不愉快そうに舌打ちをするが、すぐに後ろに控えている美琴に視線を移した
「・・・体は大丈夫なのか」
「少し疲れてるけど、大丈夫・・・ここで手を緩めるわけにはいかないでしょ」
そう言葉を返す美琴の額には汗が滲んでいたが、アルファはあえてソレを見てみるふりをした。
・・トーナメントは10回戦。現在はその9回戦目に入るのだ。その間美琴は常に【神結システム】を展開し続けアルファのバックアップを行っている・・長時間、神経を張り詰めさせアルファと意識を同調させている形に近いのだ。疲労の色は隠しきれなかった
本来ならばここで美琴を休ませるべきなのだろう・・しかし、ソレを美琴自身が望んでいないのならば己がなすべきはただ一つ。
ーー すべての敵を壊すまで。
『さぁーて!!つぎは第九回戦!!これを越えればいよいよ決勝!!海市蜃気楼が誇る最強の2体!!デルタ&ガンマへの挑戦が可能となります!!』
どうやらつぎの対戦相手の準備ができたらしく、リングアナウンサーが高らかに声を上げて向かいの入り口を指さした
「!?」
「ーーーー 。」
暗がりの入場口からのそり、のそりと鈍い動きと共に、びちゃりびちゃりと赤黒い粘液をまき散らしながらリングに上がってくるソレに美琴とアルファだけが言葉を失った。
四つ足のソレは一見すれば蜘蛛のように見えるだろう。しかし四本の脚に見えたのは機械ではなく〝マキナロイドの手〟・・そしてその手がつながっているであろうそこには数十体のマキナロイドやデウスロイドがまるでむりやりくっつけたかのような状態で置かれていたのだ
「ッ・・・・この外道どもが!!!!」
観客の笑い声に美琴が怒りの声を上げる。己の権力や金のためなら人間はこうも外道に堕ちることができるのかと美琴は震える手を強く握りしめてアルファを見る
「アルファ、集中し・・・・・アルファ?」
「ーーーーっ・・」
止まっている。アルファの動きが
そしてただ一点を・・目の前にたたずむ人間の成れの果てを見つめながら
「・・く、そ・・・・」
その深い緑の瞳には後悔と懺悔の色が静か滲んでいる
「アルファ!!!」
『第九回戦!!アルファVS人造兵器ヒュドラ!!レディー・・・ファイ!!!』
美琴がアルファに声をかけるが、それよりも早く、巨大な鋼鉄のハンマーのようなヒュドラの右腕がアルファの体を思い切り横凪にたたきつけた
「ッ・・・が、あ・・・」
吹っ飛ばされたアルファをさらに追撃するかのようにヒュドラの猛攻が続く
【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】【イタイ】
「ッ・・・く・・・」
【ヤメテ】【シニタクナイ】【ヒトリダケイキノコッタ】【ユルサナイ】
「っ!!・・・これは・・・・」
防戦一方のアルファを見守る美琴の脳内にそんな言葉が過る。アルファの物では無い・・なら、この声は・・
『察しがいいなぁ天使食らい!その通り!ヒュドラに使われたデウスロイドやマキナロイドは・・元々アルファの部下だった奴らなのさ!!』
「っ・・・・」
ーー つまり、今アルファの目の前にいる相手はアルファ自身の罪の形。己のデータに救う罪悪感の証そのものと言える
「アルファ!!!」
必死に声をかけるが、その声はアルファに届いていない。拳を振るうことができずにただ、一方的に踏みつぶされ、殴られ、蹴り飛ばされるたびにその体はぼろぼろになっていく
「なんだよ・・けっきょく弱いままじゃねぇか」
「金返せぇ!!一撃くらい攻撃しろってんだ!!」
観客のヤジが飛ぶ中、アルファはよろよろと立ち上がり防御の構えを取るが、またヒュドラの重い一撃がその体を吹き飛ばした。
「ーーーー。」
嗚呼、終わる。
自分はこんなところで終わってしまうのだろう。今まで見殺しにしてきた部下たちの手によって。
仕方がない。なぜなら己は罪人なのだから
生きて帰るぞと部下たちに誓ったはずなのに誰一人守れず、生き残って帰ってきた死神。デウスロイドでありながら、兄弟機とは違い冷酷になれない失敗作。
もし今ここで壊されるなら、それも仕方ないのかもしれない。ならば罰も受けなければいけない。己の今までの罪が、己が破壊されることで終わるのならば
それで部下たちが満足するならば
ーーーー ほんとうに?
「・・・・・っ」
ー 耐えて・・・っ・・わたし、も、たえる、から ー
脳裏に過ったのは、あの地獄の夜に己を救い出した女の横顔。
失敗作と罵られて廃棄寸前だった自分を助けて名前を与えた物好きで、どこか壊れていた女。
・・ここで自分が終われば、美琴はどうなる?
「ーーーー アルファ!!!」
「!・・・・」
ゆっくり視線だけを声のするほうこうに向ければ、そこにはまっすぐ己を見つめる美琴の姿。
「迷うな!!!」
「っ?・・・・」
「アンタは私の獣!!獣は本能のままに動いてこそでしょ!!今更過去の亡霊が何なの!!」
美琴の瞳が静かにアルファを見つめる
「思い出しなさい!!〝アンタの本能が求めてるのは〟一体何!?」
「ーーーーー 俺、は・・」
そうだ。何を躊躇していたのか。
あの時、自分をこの女が拾ったあの夜からすべては決まっていたじゃないか
鎖など此処には無い。自分を閉じ込める檻も、ここには無い。
ーーー ならばもう、〝獣〟である自分がやることなんて決まっている。
「・・・・・がァアアアア゛!!!!」
【!?】
襲い来るヒュドラのハンマーのような腕を両腕で掴み、ありったけの力を込めて引きちぎる。先ほどまで防戦一方だったアルファの豹変に観客、そして眼前に相対するヒュドラ自身も動きを止めた
「・・・ッ・・はは・・・あぁ、そうだ。そうだった・・そうだったよなぁ、美琴」
額から流れる赤など気にせず、その深い緑の瞳は獰猛に輝き眼前の敵を睨みつける
「・・そうだ。俺を許すな」
一歩、また一歩と歩みを進めながら、両手に装備されたパイルバンカーガントレットの質力を最大まで引き上げる
「俺を許すな。憎め。呪え・・・いいや、違うな。」
ちらり、と自分の後ろに佇む美琴に視線を移しアルファは凶暴な笑みを浮かべる
「ーーーー 俺たちを許すんじゃねぇ。」
そう。復讐と怒りの道を歩む自分たちに、お前たちのような奴らの許しなんていらない。
獣である己は、本能のままにこの地獄の運命を共にすると誓ったこの女とともに進むとそう決めたのだから
「さぁ・・・反撃開始だ。」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる