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番外編
変態妄想一〇八式~義兄妹編~
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平凡な顔の女が、大きめのベッドに縛り付けられている。身動ぎすると、黒い革製の拘束具がギシギシと音を立てて彼女の焦りと恐怖を煽った。
せめてもの抵抗に、拘束されていない足をもじもじと動かすが……ヒラヒラの白いネグリジェの裾が上がり、白くむっちりした太腿を曝け出す結果となってしまった。
「おっ……おにい、さま……腕、解いて……!」
傍らに立つ『兄とおぼしき男』を見上げ、彼女は緊張した声音で話しかけた。何故なら、この部屋には今、彼しかいない。彼女が例え大声で叫んでも、助けなど来ない―――この男以外は。
「嗚呼、サラ……駄目ですよ。これはいけない妹への、お仕置きですから」
兄にしては丁寧な口調で、男は少女……サラに話しかける。白い手袋を外した長い指が彼女の頬に触れ、ゆっくりと首筋まで辿って……胸元へ行き着いた。
「あッ………!」
その指先が、ネグリジェを押し上げていた桃色の蕾を強く摘みあげる。痛みと快感が同時にサラを襲い、彼女はあられもない声をあげた。
「いけない子ですね、サラ。これはお仕置きなんですよ……?気持ちよくなったら駄目でしょうに」
「や、ァッ……マクシム…おにいさま……!」
両方の蕾を摘み、コリコリと弄るとそれだけでサラは体を痙攣させはじめた。兄のマクシムが彼女の体で知らない場所はほぼない。どこを触れば彼女の体が悦ぶか、マクシムはすべて熟知している。
だから、幼気な妹を快楽に陥落させるなど――――造作もない。
マクシムは、既に陥落し始めた妹をじっと見つめながらほくそ笑んだ。ああ、何と愛らしいのだろうか。
「ぁ、あッ……だめ、おにいさま!もう……ッ」
「いけませんよ、サラ。これはお仕置きです。一度乳首で絶頂するまで、下は触りません」
「そんな……や、触って……おにいさまぁ」
涙ぐんだ瞳を覗き込み、マクシムはうっとりと微笑む。その優しげな微笑みに、サラは少し力を抜いた………その瞬間。
「あァあ!?んっ…………!!」
乳首に軽く爪をたてられ、不意打ちの快感はいとも簡単に彼女を絶頂に押し上げた。
「上手に乳首でイけましたね?サラ……」
「ぁ、あ……おにいさまのいじわる……んっちゅ、ふ」
ちゅ、ちゅ、と何度も軽く唇を合わせながら、マクシムは妹の上に乗り上げ彼女を見下ろす。そこには、ネグリジェ越しに桃色の乳首をツンと勃ちあがらせて、頬を染め涙目で彼を見上げる世界で一番可愛い女がいた。
「触って……お願い、おにいさまぁ……!」
「ふふ、分かりました。ちゃんとイけたサラには、お兄様がご褒美を差し上げます」
ゆっくりと彼女のパンツを脱がせ、マクシムはその秘裂に指を這わせる。栗色の下生えはサラの愛液でしっとりと濡れ、秘裂を押し開けば蜜壺はヒクヒクと震えた。
マクシムがヒクつく蜜壺に息を吹きかけると、新たな愛液が彼女の下生えとシーツをしとどに濡らした。
「ぁ、あ………おに、さま……もっとちゃんと、さわってぇ……」
「おや、ご褒美はこれでおしまいですよ?」
「やだ………やだぁ………もっとして、マクシムさ……マクシムおにいさま……」
「それでは、説明しなさい。その小さな唇で、私に、どうしてほしいのか……」
サラはぎゅっと目を閉じ、しばらく固まって………ゆっくりと口を開いた。その息は荒く、彼女の精神的な限界を知らせている。
「おにいさまの、太い指で……めちゃくちゃに、かき回して………!」
「嗚呼、可愛いサラ……こうですか?」
「ぁあぁあ!!!ぁ!ぁあアンッあ!や、はげし、ぁああぁアンッ!!!」
マクシムの指をいきなり三本飲み込んだにも関わらず、サラの蜜壺は指に吸い付くように蠢きさらに涎を垂らした。
グチュグチュとそこをかき回しながら、マクシムは質問を続ける。
「この後は………?」
「あ……愛液を、いっぱい絡めた指、で…………サラのやらしいお豆、いっぱい苛めて………ぁ、あぁア!ぁあァんんぁッおにいさま!きもち、い………!はふ…んむぅ……!」
要望通り……愛液を絡めた親指で肉芽を絶妙な力加減で捏ね回され、彼女は涎を垂らしながら軽く果てる。そんなサラの唇の端から溢れた唾液をねっとりとなめとると、マクシムは些か乱暴に前を寛げた。
麗しい顔からは想像できないほど太く大きめの肉棒を取り出す―――――そして、指を引き抜き今度はその熱い肉棒の先をヒクつく蜜壺に押し当てた。その熱さを入り口で感じ、サラの体が一際大きく跳ねる。
「お、おにいさま……!?だめ、それはだめ……!!あ、赤ちゃんできちゃう…!」
精一杯の抵抗か、バタつき始めた足をいとも簡単に押さえこみ、マクシムは妖艶に微笑んだ。
「嗚呼、可愛いサラ………マクシムお兄様との赤ちゃんは駄目なのですか?私達は……血も繋がっていないのに?」
「いや、いやですよぅ………おにいさまは、おにいさまだもの……!!いけない事だって、教えられたもの……!!」
サラは懸命に首を振り、マクシムを拒絶する。しかし焦茶色の瞳は情欲に潤んで、滑らかな頬は上気し赤く染まって熟した林檎のよう……先程まで快楽を訴えていた唇はマクシムと自身の唾液で濡れ、テラテラと光っている。
口で言うこととは裏腹に、彼女の全身が艶めかしくくねりマクシムを誘っていた。
「いけない子ですね、サラ……上のお口が言うことと、下のお口が言うことが違うようですよ。―――――ほら」
クチュクチュと淫靡な音をたてながら、サラの秘裂を亀頭がなぞり、肉の合わせをこじ開けて蜜口をつつく。すると、彼女の蜜口はまるで誘うようにマクシムの欲望に吸い付き締まった。
「だめ、マクシムおにい、さま………ッ違うの、私は……私はいけない子じゃ、ない……ッぁあ、ン!やぁあ!!」
「ふふ、ほらご覧なさい。サラの正直な下のお口は、お兄様をもう半分程食べてしまいました。……はぁ、奥へ奥へとどんどん飲み込んで………正直で、いやらしい、いけないお口ですねぇ、サラ?」
「ぁ、あぁあ……ちが、もぅ……やだ、やだやだやめて下さいよぅ!マクシムさんん!!!」
「お兄様をそんな風に呼ぶのは、このお口ですか?上のお口は悪い子ですねぇ、お兄様が塞いで差し上げましょう……!」
「ぁ、んむ!ふぁ!!まくひむふぁ………ぁあ、んんんぅう!!!!」
マクシムは腰を動かして蜜壺を熱い肉棒で掻き回し、濃密な口づけを繰り返す。サラの嬌声はマクシムの口の中に吸い上げられ、代わりとばかりに唾液を何度も流し込まれた。飲み下せなかった唾液が二人の唇や顎に滴り、シーツに淫らな染みを作り上げていく。
やがて、腰を掻き回す動きから叩きつける動きに変えたマクシムは、肉棒を激しく出し入れしながらサラの最奥を突き上げ始めた。突き上げられる度、彼女の唇から甘くか細い声があがり、それがさらにマクシムの欲望を煽り赤黒い肉棒を肥大化させる。
「あんッあ、あぁん!あん!らめ、奥は……奥は、ぁあん!!マクシムさぁん」
「ちゃんと、『お兄様』と呼べと言ったでしょう?サラ…………悪いお口は、こうですよ……ッ!」
「ぁあぁあ!!!ぁんンぅ!!!ごめ、ごめんなしゃ…………おに、さま!おにいさまぁ!!」
サラの柔らかい尻に腰を打ち付け、肉同士がぶつかる音をたてながら何度も奥をえぐる。子宮口を熱い切っ先で何度も抉られ、サラの目の前に星がチカチカと点滅した。
「はぁ、サラ……ッ出しますよ!マクシムお兄様が、貴女の………義妹の子宮に!たっぷりと種付けしてさしあげます!!残さず飲み込みなさい!サラ!!!!」
「あ、ぁあん!!はい!はいぃ!!いっぱい………いっぱい、ください……マクシムさん……!!」
「『お兄様』、でしょうッ…?覚えの悪い………いけないお口は、これですか」
ゴチュン!と下の口を奥まで侵しながら、マクシムは再び彼女の唇を貪り始める。舌を絡め、今度はサラの唾液をすすり、たっぷり飲み込んだ後その舌先を軽く噛んだ。
キスの心地良さと舌先の痛みが混じり合い、凄まじい快楽となってサラの脳味噌を責め苛む。その瞬間、一欠片だけしがみついていたサラの理性はついにどこかへ飛んでってしまった。
「あん!ァアッ!ぁああ!!おにいしゃま!!マクシムおに、しゃまぁ!!ごめなさ……ふぁ!ごめんなしゃいぃ!!」
「ふ、ははは!!はぁ、可愛い!可愛いですねぇサラ!!『母の再婚相手の連れ子の兄』に射精のお強請りするには、何と言えばいいか教えたでしょう!?」
「さ、サラのぉ!!赤ちゃんのお部屋、マクシムおにいさまのミルクで……いっぱいにして……くだ、しゃい………!!」
「嗚呼、よく言えましたねサラ……!!可愛いサラ、お兄様がご褒美をあげます。たくさん注いであげますね!!サラ!!愛しています、サラぁ!!!!」
「あッ、出てる、出されて…………ふぁ、ぁあぁあぁあアァアアぁあ!!!!!!!」
マクシムの叫びを合図に、彼女の最奥でマクシムの熱い欲望がはじける。子宮口におしつけられた切っ先から生温い白濁が注ぎ込まれ、サラは背中を反らせ絶頂した。
「ぁ、クッ……締まる………搾り取られるようです、サラ………ふふ、そんなに気持ち良かったですか?マクシムお兄様の肉棒は」
「うん………おに、しゃまの…あついの、らいしゅきぃ………!」
「…………………ッサラあぁぁあ!!!!!」
理性が吹っ飛んだサラがふにゃりと微笑んだ。その笑顔を見たマクシムが、再び雄を猛らせ何度も何度も彼女の奥を侵略したのは言うまでもない。
◆◇◆◇
―――――――――――翌朝。
「う、うぅ……誰か私の記憶を消してぇ………!」
「ハァぁあとても愛らしかったですよ、サラ!私の妄想一〇八式のひとつ『義妹サラを快楽堕ちさせて種付け編』を、まさか現実で体験できるなんて……夢のようです!!最高ですサラ!!またしましょう、次は『森で捕獲した発情期のウサギちゃんサラを肉棒の虜に堕とす編』をぜひ!衣装も買ってあります!『裸になってもついたまま☆感情に連動して動く不思議な丸尻尾』の出来が素晴らしいとその筋でも評判で」
「もう!!絶対!!しないですよぅ!!!!ばか!変態ぃいいい!!!」
哀れな心の叫びは、防音仕様の壁に吸い込まれて消えていったのだった。
―――――――――今日も、世界は平和である。
せめてもの抵抗に、拘束されていない足をもじもじと動かすが……ヒラヒラの白いネグリジェの裾が上がり、白くむっちりした太腿を曝け出す結果となってしまった。
「おっ……おにい、さま……腕、解いて……!」
傍らに立つ『兄とおぼしき男』を見上げ、彼女は緊張した声音で話しかけた。何故なら、この部屋には今、彼しかいない。彼女が例え大声で叫んでも、助けなど来ない―――この男以外は。
「嗚呼、サラ……駄目ですよ。これはいけない妹への、お仕置きですから」
兄にしては丁寧な口調で、男は少女……サラに話しかける。白い手袋を外した長い指が彼女の頬に触れ、ゆっくりと首筋まで辿って……胸元へ行き着いた。
「あッ………!」
その指先が、ネグリジェを押し上げていた桃色の蕾を強く摘みあげる。痛みと快感が同時にサラを襲い、彼女はあられもない声をあげた。
「いけない子ですね、サラ。これはお仕置きなんですよ……?気持ちよくなったら駄目でしょうに」
「や、ァッ……マクシム…おにいさま……!」
両方の蕾を摘み、コリコリと弄るとそれだけでサラは体を痙攣させはじめた。兄のマクシムが彼女の体で知らない場所はほぼない。どこを触れば彼女の体が悦ぶか、マクシムはすべて熟知している。
だから、幼気な妹を快楽に陥落させるなど――――造作もない。
マクシムは、既に陥落し始めた妹をじっと見つめながらほくそ笑んだ。ああ、何と愛らしいのだろうか。
「ぁ、あッ……だめ、おにいさま!もう……ッ」
「いけませんよ、サラ。これはお仕置きです。一度乳首で絶頂するまで、下は触りません」
「そんな……や、触って……おにいさまぁ」
涙ぐんだ瞳を覗き込み、マクシムはうっとりと微笑む。その優しげな微笑みに、サラは少し力を抜いた………その瞬間。
「あァあ!?んっ…………!!」
乳首に軽く爪をたてられ、不意打ちの快感はいとも簡単に彼女を絶頂に押し上げた。
「上手に乳首でイけましたね?サラ……」
「ぁ、あ……おにいさまのいじわる……んっちゅ、ふ」
ちゅ、ちゅ、と何度も軽く唇を合わせながら、マクシムは妹の上に乗り上げ彼女を見下ろす。そこには、ネグリジェ越しに桃色の乳首をツンと勃ちあがらせて、頬を染め涙目で彼を見上げる世界で一番可愛い女がいた。
「触って……お願い、おにいさまぁ……!」
「ふふ、分かりました。ちゃんとイけたサラには、お兄様がご褒美を差し上げます」
ゆっくりと彼女のパンツを脱がせ、マクシムはその秘裂に指を這わせる。栗色の下生えはサラの愛液でしっとりと濡れ、秘裂を押し開けば蜜壺はヒクヒクと震えた。
マクシムがヒクつく蜜壺に息を吹きかけると、新たな愛液が彼女の下生えとシーツをしとどに濡らした。
「ぁ、あ………おに、さま……もっとちゃんと、さわってぇ……」
「おや、ご褒美はこれでおしまいですよ?」
「やだ………やだぁ………もっとして、マクシムさ……マクシムおにいさま……」
「それでは、説明しなさい。その小さな唇で、私に、どうしてほしいのか……」
サラはぎゅっと目を閉じ、しばらく固まって………ゆっくりと口を開いた。その息は荒く、彼女の精神的な限界を知らせている。
「おにいさまの、太い指で……めちゃくちゃに、かき回して………!」
「嗚呼、可愛いサラ……こうですか?」
「ぁあぁあ!!!ぁ!ぁあアンッあ!や、はげし、ぁああぁアンッ!!!」
マクシムの指をいきなり三本飲み込んだにも関わらず、サラの蜜壺は指に吸い付くように蠢きさらに涎を垂らした。
グチュグチュとそこをかき回しながら、マクシムは質問を続ける。
「この後は………?」
「あ……愛液を、いっぱい絡めた指、で…………サラのやらしいお豆、いっぱい苛めて………ぁ、あぁア!ぁあァんんぁッおにいさま!きもち、い………!はふ…んむぅ……!」
要望通り……愛液を絡めた親指で肉芽を絶妙な力加減で捏ね回され、彼女は涎を垂らしながら軽く果てる。そんなサラの唇の端から溢れた唾液をねっとりとなめとると、マクシムは些か乱暴に前を寛げた。
麗しい顔からは想像できないほど太く大きめの肉棒を取り出す―――――そして、指を引き抜き今度はその熱い肉棒の先をヒクつく蜜壺に押し当てた。その熱さを入り口で感じ、サラの体が一際大きく跳ねる。
「お、おにいさま……!?だめ、それはだめ……!!あ、赤ちゃんできちゃう…!」
精一杯の抵抗か、バタつき始めた足をいとも簡単に押さえこみ、マクシムは妖艶に微笑んだ。
「嗚呼、可愛いサラ………マクシムお兄様との赤ちゃんは駄目なのですか?私達は……血も繋がっていないのに?」
「いや、いやですよぅ………おにいさまは、おにいさまだもの……!!いけない事だって、教えられたもの……!!」
サラは懸命に首を振り、マクシムを拒絶する。しかし焦茶色の瞳は情欲に潤んで、滑らかな頬は上気し赤く染まって熟した林檎のよう……先程まで快楽を訴えていた唇はマクシムと自身の唾液で濡れ、テラテラと光っている。
口で言うこととは裏腹に、彼女の全身が艶めかしくくねりマクシムを誘っていた。
「いけない子ですね、サラ……上のお口が言うことと、下のお口が言うことが違うようですよ。―――――ほら」
クチュクチュと淫靡な音をたてながら、サラの秘裂を亀頭がなぞり、肉の合わせをこじ開けて蜜口をつつく。すると、彼女の蜜口はまるで誘うようにマクシムの欲望に吸い付き締まった。
「だめ、マクシムおにい、さま………ッ違うの、私は……私はいけない子じゃ、ない……ッぁあ、ン!やぁあ!!」
「ふふ、ほらご覧なさい。サラの正直な下のお口は、お兄様をもう半分程食べてしまいました。……はぁ、奥へ奥へとどんどん飲み込んで………正直で、いやらしい、いけないお口ですねぇ、サラ?」
「ぁ、あぁあ……ちが、もぅ……やだ、やだやだやめて下さいよぅ!マクシムさんん!!!」
「お兄様をそんな風に呼ぶのは、このお口ですか?上のお口は悪い子ですねぇ、お兄様が塞いで差し上げましょう……!」
「ぁ、んむ!ふぁ!!まくひむふぁ………ぁあ、んんんぅう!!!!」
マクシムは腰を動かして蜜壺を熱い肉棒で掻き回し、濃密な口づけを繰り返す。サラの嬌声はマクシムの口の中に吸い上げられ、代わりとばかりに唾液を何度も流し込まれた。飲み下せなかった唾液が二人の唇や顎に滴り、シーツに淫らな染みを作り上げていく。
やがて、腰を掻き回す動きから叩きつける動きに変えたマクシムは、肉棒を激しく出し入れしながらサラの最奥を突き上げ始めた。突き上げられる度、彼女の唇から甘くか細い声があがり、それがさらにマクシムの欲望を煽り赤黒い肉棒を肥大化させる。
「あんッあ、あぁん!あん!らめ、奥は……奥は、ぁあん!!マクシムさぁん」
「ちゃんと、『お兄様』と呼べと言ったでしょう?サラ…………悪いお口は、こうですよ……ッ!」
「ぁあぁあ!!!ぁんンぅ!!!ごめ、ごめんなしゃ…………おに、さま!おにいさまぁ!!」
サラの柔らかい尻に腰を打ち付け、肉同士がぶつかる音をたてながら何度も奥をえぐる。子宮口を熱い切っ先で何度も抉られ、サラの目の前に星がチカチカと点滅した。
「はぁ、サラ……ッ出しますよ!マクシムお兄様が、貴女の………義妹の子宮に!たっぷりと種付けしてさしあげます!!残さず飲み込みなさい!サラ!!!!」
「あ、ぁあん!!はい!はいぃ!!いっぱい………いっぱい、ください……マクシムさん……!!」
「『お兄様』、でしょうッ…?覚えの悪い………いけないお口は、これですか」
ゴチュン!と下の口を奥まで侵しながら、マクシムは再び彼女の唇を貪り始める。舌を絡め、今度はサラの唾液をすすり、たっぷり飲み込んだ後その舌先を軽く噛んだ。
キスの心地良さと舌先の痛みが混じり合い、凄まじい快楽となってサラの脳味噌を責め苛む。その瞬間、一欠片だけしがみついていたサラの理性はついにどこかへ飛んでってしまった。
「あん!ァアッ!ぁああ!!おにいしゃま!!マクシムおに、しゃまぁ!!ごめなさ……ふぁ!ごめんなしゃいぃ!!」
「ふ、ははは!!はぁ、可愛い!可愛いですねぇサラ!!『母の再婚相手の連れ子の兄』に射精のお強請りするには、何と言えばいいか教えたでしょう!?」
「さ、サラのぉ!!赤ちゃんのお部屋、マクシムおにいさまのミルクで……いっぱいにして……くだ、しゃい………!!」
「嗚呼、よく言えましたねサラ……!!可愛いサラ、お兄様がご褒美をあげます。たくさん注いであげますね!!サラ!!愛しています、サラぁ!!!!」
「あッ、出てる、出されて…………ふぁ、ぁあぁあぁあアァアアぁあ!!!!!!!」
マクシムの叫びを合図に、彼女の最奥でマクシムの熱い欲望がはじける。子宮口におしつけられた切っ先から生温い白濁が注ぎ込まれ、サラは背中を反らせ絶頂した。
「ぁ、クッ……締まる………搾り取られるようです、サラ………ふふ、そんなに気持ち良かったですか?マクシムお兄様の肉棒は」
「うん………おに、しゃまの…あついの、らいしゅきぃ………!」
「…………………ッサラあぁぁあ!!!!!」
理性が吹っ飛んだサラがふにゃりと微笑んだ。その笑顔を見たマクシムが、再び雄を猛らせ何度も何度も彼女の奥を侵略したのは言うまでもない。
◆◇◆◇
―――――――――――翌朝。
「う、うぅ……誰か私の記憶を消してぇ………!」
「ハァぁあとても愛らしかったですよ、サラ!私の妄想一〇八式のひとつ『義妹サラを快楽堕ちさせて種付け編』を、まさか現実で体験できるなんて……夢のようです!!最高ですサラ!!またしましょう、次は『森で捕獲した発情期のウサギちゃんサラを肉棒の虜に堕とす編』をぜひ!衣装も買ってあります!『裸になってもついたまま☆感情に連動して動く不思議な丸尻尾』の出来が素晴らしいとその筋でも評判で」
「もう!!絶対!!しないですよぅ!!!!ばか!変態ぃいいい!!!」
哀れな心の叫びは、防音仕様の壁に吸い込まれて消えていったのだった。
―――――――――今日も、世界は平和である。
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