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第一章 勇者降臨、伝説の幕開け
第十話『ここまでのおさらい』
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「よし…それじゃ、いくぞ!」
僕を含むみんなが真剣な表情で円になって並んでいる。
辺りが静かになり、そよ風で髪が靡いたのを感じた瞬間、一斉で叫んだ。
「「最初はグー、ジャンケンポン!」」
「「ポン、ポン、ポン…」」
「「勝ったー‼︎」」
「「負けたー‼︎」」
ジャンケンで勝ったのは僕とパチラ、アロエ、ストック、ガーベラの五人だ。
そもそもなんでジャンケンをしてるのかというと、数分前に遡る。
「さてと、…食事も終わったしそろそろ決めようか。」
「…そうだね。」
「遂にか…」
「この勝負…負けるわけにはいかないな。」
食事が済んだあと、僕は解体した一角大兎の素材を『アイテム収納』から取り出した。
このスキルは名前の通りアイテムを収納することができるスキルだ。
スキルを発動すると、目の前の空間が歪み別の空間の入り口が現れる。そこでは時間が止まっていて、アイテムが腐敗したりすることはない。
これは行商などの運搬ではかなり便利なスキルだ。ものが腐ることはないため、新鮮な食材を運ぶことができる。
ちなみに、『アイテム収納』は僕とジニア、パチラ、ウツギ、アーモンドの五人が解放できてる。
おそらくレベルが5になると解放出来るのだろう。
話を一角大兎に戻して、ーーー
一角大兎の素材は肉、毛皮、ツノ、骨、魔核の五つだ。
「よし…それじゃ、いくぞ!」
というわけで、今に至る。
「それじゃ僕はこれにするね。」
「じゃあ俺はこれだ。」
「私はこれを。」
「ふっ、俺にはこれが相応しい。」
「私はこれでぇ。」
それで吸収した結果がこれだ。
エイスト…魔核→『消音』
パチラ…毛皮→『捨身の突進』
アロエ…肉→『一点全力』
ストック…ツノ→『兎走刺突』
ガーベラ…骨→『骨癒促進(こつゆそくしん)』
※レシピも取得。
見事スキルを獲得した。
しかも僕が欲しかったスキルを獲得できて嬉しい。
『消音』はその名の通り音を消すスキルだ。このスキルを銃に使えば発砲音が響くことなく攻撃できるため、相手に気づかれることなく奇襲ができる。
まさにスナイパーの僕には相性がいいスキルだ。
他の四人も嬉しそうだ。
パチラは『捨身の突進』という攻撃系スキルを獲得した。
聞いてみたところ、防御力が減少する代わり攻撃力が上がる攻撃系スキルのようだ。『捨身』のスキルと似ているが、攻撃力が防御力に比例して威力が上がるスキルと言っていた。要は防御力が高ければ高いほど攻撃力は高いわけだ。このスキルはパチラと相性がいい。
アロエは『一点全力』というスキルを獲得した。これは自身の筋力を部分的に集中することができるスキルと言ってた。
例えば足に集中すると走るとき素早くなって蹴りがも強くなる。また腕に集中すると腕力が強くなる。
このスキルは汎用性が高めれるため、一撃が強い《盗賊(シーフ)》のアロエと相性が良い。
ストックは『兎走刺突』というパチラと同じ攻撃系スキルを獲得した。これは兎のように足をバネのように跳躍して、その勢いに乗って槍を突くスキルだ。また、相手との距離と間合いを詰めるのにも有効だ。
ストック曰く、「俺の一閃でその命の灯火を消してやる。」と言ってた。つまり一撃必殺で倒すぞということだ。また病気が発症したようだ。
最後に、ガーベラは魔法スキル『骨癒促進』を獲得した。これは骨の治りが早めるスキルだ。
早速先ほどの戦闘で骨折した僕に魔法を掛けたところ、骨折したところの痛みが引いてきた。効果はちゃんとあるようだ。
一角大兎の素材を吸収したあと、僕たちは今後のことを考えたり新しく獲得したスキルの試し打ちをしていた。
ここでこれまでのおさらいをしよう。
《スキルについて》
そもそもスキルとは何なのか。
僕の知識にはゲームや漫画でよく聞く単語で超能力や気力、魔法などの非現実的な力とされている。
また、スキルから種類が分けられる。
『護身術』や『体術』などの身体を使う武術スキル、『全銃術』や『全剣術』などの武技を使う武具スキル、『雷響球』や『癒しの光』、『氷塊球』などの魔法を使う魔法スキル、『採取』や『細工』などの生産スキル…etc
とにかくスキルの種類が豊富で多い。
ちなみにクラススキルで武具スキルに属する『全銃術』と、常時発動してるであろう『銃弾制御』はどちらともレアスキルで、《銃士(ガンナー)》と《勇者》の二つのクラスが複合してできたスキルだ。
もともとは『銃術』や『銃剣術』、『砲術』とスキルが分かれているけど、それらをまとめたのがこの『全銃術』スキルというわけだ。
みんなの武具スキルも同じだ。
例えばノバラの『長剣術』や『小剣術』、『短剣術』などの剣術系スキルの複合スキルの『全剣術』。
例えばダリアの『長弓術』や『短弓術』、『弩術』などの弓術系スキルの複合スキルの『全弓術』。
つまり結論から言うと、僕たちのクラススキルの武具スキルはチート級だということだ。
全ての銃を使うことができる、全ての剣を、弓を、盾を、槍を、使うことができる。
これはまさにチート級といっても過言ではないだろう。
もちろん全ての銃、剣、弓、盾、槍が使えて他の武器はダメダメというとのは少し痛手だが、これは自分たちにとって大きな武器となる。
またクラススキルの魔法スキルもチート級だ。
ザルビアの『全属性魔法』、これは火、水、風、地、雷、氷、光、闇、時空…etc
いろんな属性の魔法を使うことができる。
デイジーの『全支援魔法』、これはバフやデバフ、罠設置…etc、と味方の援護と敵の妨害に特化した魔法を使うことができる。
ガーベラの『全回復魔法』、これは味方の身体の傷の回復や持続回復、回復速度UP…etc、と回復系の魔法全てを使うことができる。
あと、全ての武器と魔法が使えるスキルも十分すごいけど、『銃弾制御』もなかなかのチートだ。みんなにもこれと同じで、『追撃功』や『激昇深圧』、『壊衝印』などのチート系のクラススキルがある。
これは魔力や体力を必要とせず、謂わば超能力みたいなものだ。
さて、次のおさらいに進もう。
【英雄武具について】
僕たちが持っているこの武器は“英雄武具”といって、銃や剣、槍、弓、杖などの武器と、盾と籠手の防具の全13種類に分けられている。
もともとはキーホルダーの形をしていて、ステータスボードに【解放しますか?】と書かれているのを見つけてイェスと念じたら武器として変化した。
あれからもう一度調べてみたら、【封印しますか?】と書かれているのを見つけて、試しにイェスと念じてみるとキーホルダーに戻った。そしてまた【解放しますか?】と書かれているのにイェスと念じると武器に変化した。
この武器には特殊能力があって、ウェポンスキルというものだ。
【アイテムドロップ】…モンスターがアイテムをドロップするとゲームでよく聞くが、このスキルもそれと同じく、モンスターからアイテムをドロップすることができる。
倒したモンスターをそのまま吸収することによってドロップアイテムを出せる。しかし品質は全て“普通”になるため、どちらかというと解体して“やや良質”や“良質”にした方がいい。
このスキルは解体が難しいモンスターに使った方がいいだろう。
レベルが2に上がった時に解放された。
【アイテム収納】…このスキルは結構役に立つスキルで、現在は薬草や木の実などの素材になりそうなものが沢山入ってる。入る量に限りはなく、中は異空間でものは腐ることはないためいつでも鮮度を保つことができる。
レベルが5に上がった時に解放された。
【武具再現(ウェポンコピー)】…このスキルはまだ使ったことがないけど、おそらく持っている武器の系統の武器をコピーすることができると思う。コピーした武器のスキルも手に入るのだろうか。
レベルが5に上がった時に解放された。
【武具改造(ウェポンカスタム)】…このスキルもまだ使ったことがなく、いまいち使い方が分からない。改造というと、そのままの意味なのだろうか。
例えば銃の形を少し変形させたりすることができるとか、剣の刃の長さや形をいじったりすることができるとかだろうか。
今度【武具再現(ウェポンコピー)】をしたあとにこのスキルも使ってみよう。
レベルが5に上がった時に解放された。
前から疑問だったけど、なぜ僕たちは勇者として選ばれたのだろうか。何か目的があるから、何か使命があるからここに来たのか。
王道的なのだったら、魔王を倒して世界を平和にするというのだけれど。だから僕たちはこんなチート級な力を持っているのだろうか。
分からない。
もしかしたらなぜ僕たちがここに来たのかが一生知らないままかもしれない。
「……ハァ、とりあえず少しここで休んだらまた森で素材を確保しよう。できればレベル上げもしておくか。」
【修正済】→【変更前2】
僕を含むみんなが真剣な表情で円になって並んでいる。
辺りが静かになり、そよ風で髪が靡いたのを感じた瞬間、一斉で叫んだ。
「「最初はグー、ジャンケンポン!」」
「「ポン、ポン、ポン…」」
「「勝ったー‼︎」」
「「負けたー‼︎」」
ジャンケンで勝ったのは僕とパチラ、アロエ、ストック、ガーベラの五人だ。
そもそもなんでジャンケンをしてるのかというと、数分前に遡る。
「さてと、…食事も終わったしそろそろ決めようか。」
「…そうだね。」
「遂にか…」
「この勝負…負けるわけにはいかないな。」
食事が済んだあと、僕は解体した一角大兎の素材を『アイテム収納』から取り出した。
このスキルは名前の通りアイテムを収納することができるスキルだ。
スキルを発動すると、目の前の空間が歪み別の空間の入り口が現れる。そこでは時間が止まっていて、アイテムが腐敗したりすることはない。
これは行商などの運搬ではかなり便利なスキルだ。ものが腐ることはないため、新鮮な食材を運ぶことができる。
ちなみに、『アイテム収納』は僕とジニア、パチラ、ウツギ、アーモンドの五人が解放できてる。
おそらくレベルが5になると解放出来るのだろう。
話を一角大兎に戻して、ーーー
一角大兎の素材は肉、毛皮、ツノ、骨、魔核の五つだ。
「よし…それじゃ、いくぞ!」
というわけで、今に至る。
「それじゃ僕はこれにするね。」
「じゃあ俺はこれだ。」
「私はこれを。」
「ふっ、俺にはこれが相応しい。」
「私はこれでぇ。」
それで吸収した結果がこれだ。
エイスト…魔核→『消音』
パチラ…毛皮→『捨身の突進』
アロエ…肉→『一点全力』
ストック…ツノ→『兎走刺突』
ガーベラ…骨→『骨癒促進(こつゆそくしん)』
※レシピも取得。
見事スキルを獲得した。
しかも僕が欲しかったスキルを獲得できて嬉しい。
『消音』はその名の通り音を消すスキルだ。このスキルを銃に使えば発砲音が響くことなく攻撃できるため、相手に気づかれることなく奇襲ができる。
まさにスナイパーの僕には相性がいいスキルだ。
他の四人も嬉しそうだ。
パチラは『捨身の突進』という攻撃系スキルを獲得した。
聞いてみたところ、防御力が減少する代わり攻撃力が上がる攻撃系スキルのようだ。『捨身』のスキルと似ているが、攻撃力が防御力に比例して威力が上がるスキルと言っていた。要は防御力が高ければ高いほど攻撃力は高いわけだ。このスキルはパチラと相性がいい。
アロエは『一点全力』というスキルを獲得した。これは自身の筋力を部分的に集中することができるスキルと言ってた。
例えば足に集中すると走るとき素早くなって蹴りがも強くなる。また腕に集中すると腕力が強くなる。
このスキルは汎用性が高めれるため、一撃が強い《盗賊(シーフ)》のアロエと相性が良い。
ストックは『兎走刺突』というパチラと同じ攻撃系スキルを獲得した。これは兎のように足をバネのように跳躍して、その勢いに乗って槍を突くスキルだ。また、相手との距離と間合いを詰めるのにも有効だ。
ストック曰く、「俺の一閃でその命の灯火を消してやる。」と言ってた。つまり一撃必殺で倒すぞということだ。また病気が発症したようだ。
最後に、ガーベラは魔法スキル『骨癒促進』を獲得した。これは骨の治りが早めるスキルだ。
早速先ほどの戦闘で骨折した僕に魔法を掛けたところ、骨折したところの痛みが引いてきた。効果はちゃんとあるようだ。
一角大兎の素材を吸収したあと、僕たちは今後のことを考えたり新しく獲得したスキルの試し打ちをしていた。
ここでこれまでのおさらいをしよう。
《スキルについて》
そもそもスキルとは何なのか。
僕の知識にはゲームや漫画でよく聞く単語で超能力や気力、魔法などの非現実的な力とされている。
また、スキルから種類が分けられる。
『護身術』や『体術』などの身体を使う武術スキル、『全銃術』や『全剣術』などの武技を使う武具スキル、『雷響球』や『癒しの光』、『氷塊球』などの魔法を使う魔法スキル、『採取』や『細工』などの生産スキル…etc
とにかくスキルの種類が豊富で多い。
ちなみにクラススキルで武具スキルに属する『全銃術』と、常時発動してるであろう『銃弾制御』はどちらともレアスキルで、《銃士(ガンナー)》と《勇者》の二つのクラスが複合してできたスキルだ。
もともとは『銃術』や『銃剣術』、『砲術』とスキルが分かれているけど、それらをまとめたのがこの『全銃術』スキルというわけだ。
みんなの武具スキルも同じだ。
例えばノバラの『長剣術』や『小剣術』、『短剣術』などの剣術系スキルの複合スキルの『全剣術』。
例えばダリアの『長弓術』や『短弓術』、『弩術』などの弓術系スキルの複合スキルの『全弓術』。
つまり結論から言うと、僕たちのクラススキルの武具スキルはチート級だということだ。
全ての銃を使うことができる、全ての剣を、弓を、盾を、槍を、使うことができる。
これはまさにチート級といっても過言ではないだろう。
もちろん全ての銃、剣、弓、盾、槍が使えて他の武器はダメダメというとのは少し痛手だが、これは自分たちにとって大きな武器となる。
またクラススキルの魔法スキルもチート級だ。
ザルビアの『全属性魔法』、これは火、水、風、地、雷、氷、光、闇、時空…etc
いろんな属性の魔法を使うことができる。
デイジーの『全支援魔法』、これはバフやデバフ、罠設置…etc、と味方の援護と敵の妨害に特化した魔法を使うことができる。
ガーベラの『全回復魔法』、これは味方の身体の傷の回復や持続回復、回復速度UP…etc、と回復系の魔法全てを使うことができる。
あと、全ての武器と魔法が使えるスキルも十分すごいけど、『銃弾制御』もなかなかのチートだ。みんなにもこれと同じで、『追撃功』や『激昇深圧』、『壊衝印』などのチート系のクラススキルがある。
これは魔力や体力を必要とせず、謂わば超能力みたいなものだ。
さて、次のおさらいに進もう。
【英雄武具について】
僕たちが持っているこの武器は“英雄武具”といって、銃や剣、槍、弓、杖などの武器と、盾と籠手の防具の全13種類に分けられている。
もともとはキーホルダーの形をしていて、ステータスボードに【解放しますか?】と書かれているのを見つけてイェスと念じたら武器として変化した。
あれからもう一度調べてみたら、【封印しますか?】と書かれているのを見つけて、試しにイェスと念じてみるとキーホルダーに戻った。そしてまた【解放しますか?】と書かれているのにイェスと念じると武器に変化した。
この武器には特殊能力があって、ウェポンスキルというものだ。
【アイテムドロップ】…モンスターがアイテムをドロップするとゲームでよく聞くが、このスキルもそれと同じく、モンスターからアイテムをドロップすることができる。
倒したモンスターをそのまま吸収することによってドロップアイテムを出せる。しかし品質は全て“普通”になるため、どちらかというと解体して“やや良質”や“良質”にした方がいい。
このスキルは解体が難しいモンスターに使った方がいいだろう。
レベルが2に上がった時に解放された。
【アイテム収納】…このスキルは結構役に立つスキルで、現在は薬草や木の実などの素材になりそうなものが沢山入ってる。入る量に限りはなく、中は異空間でものは腐ることはないためいつでも鮮度を保つことができる。
レベルが5に上がった時に解放された。
【武具再現(ウェポンコピー)】…このスキルはまだ使ったことがないけど、おそらく持っている武器の系統の武器をコピーすることができると思う。コピーした武器のスキルも手に入るのだろうか。
レベルが5に上がった時に解放された。
【武具改造(ウェポンカスタム)】…このスキルもまだ使ったことがなく、いまいち使い方が分からない。改造というと、そのままの意味なのだろうか。
例えば銃の形を少し変形させたりすることができるとか、剣の刃の長さや形をいじったりすることができるとかだろうか。
今度【武具再現(ウェポンコピー)】をしたあとにこのスキルも使ってみよう。
レベルが5に上がった時に解放された。
前から疑問だったけど、なぜ僕たちは勇者として選ばれたのだろうか。何か目的があるから、何か使命があるからここに来たのか。
王道的なのだったら、魔王を倒して世界を平和にするというのだけれど。だから僕たちはこんなチート級な力を持っているのだろうか。
分からない。
もしかしたらなぜ僕たちがここに来たのかが一生知らないままかもしれない。
「……ハァ、とりあえず少しここで休んだらまた森で素材を確保しよう。できればレベル上げもしておくか。」
【修正済】→【変更前2】
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