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第二章『異世界探索 新しい仲間(眷属)が入る(手に入る)予感』

猫耳と猫しっぽの少女

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「…あー、いてて。酷い目にあったな。」

 リーフウールシープの大群から逃げ切るため森に入る直後、僕らはヤツらの親玉に出会ってしまい、その攻撃の余波で吹き飛ばされてしまった。
 もし真正面で挑めば、瞬殺されてた。僕らはまだ弱いということだ。

「でも怪我人はなんとか救出できたし、とりあえず良かった。」

 馬車から脱出する際、僕らは怪我人を担ぎ脱出した。
 僕の手元にはフードを被った怪我人がいて、吹っ飛ばされた際に怪我人が地面に激突して死ぬことがないよう『黒鞭』で離れないようお互いを縛り、宙に浮かんでる間に『黒鞭』で木に縛り付け遠くまで吹っ飛ぶのを防ぎ、余波が収まる前に『光壁』を出現して自分のいる位置まで伸ばし、そのまま滑り台のように滑り地面に降りた。
 一か八かの賭けだったけど、なんとか上手くいったようだ。

「それはそうと、みんなは大丈夫かな。」

 僕以外にもみんな吹き飛ばされただろうから、きっとみんな大怪我してるだろう。

「…ううん。…ここは?」キョロキョロ

 怪我人の意識が戻ったようだ。
 声からして女性のようで、身長は僕より少し小さい。

「こんにちは。どこか体に痛いところはありませんか。」

「…あなたは?」

 僕はこれまでの経由を話し、先程起きたことを話す。

「そうでしたか。怪我をして気絶してた間にそんなことが。」

「あなた以外にも馬車から脱出した人はいます。まずは彼らと合流しましょう。」

 そうして僕は『気配察知』を発動して辺りの気配を探る。

「ええと、気配察知だと…あっちか。」

 僕は気配がする方向へ向かう。勿論怪我人と一緒にだ。



「申し遅れましたけど、僕の名前はキヨミツ。キヨミツクロカワといいます。」

 名前は英語と同じく姓を後ろで名が前だ。

「…私は……名無しです。」

「名無し?」

 彼女の話を聞くと、彼女は奴隷で奴隷商の売り物だった。
 奴隷になると名前を消されて、名無しになるというらしい。

「…そうでしたか。ということはあの身なりのいい連中は奴隷商ということですね。」

「…はい。」

 先ほどから彼女の言葉がぎこちない。
 気になって魔眼で鑑定をしてみる。

 名前 ーーー   年齢 15   種族 獣人種・猫人族ワーキャット
 Lv3   適性属性 植物   称号 ーーー
 クラス(職業)踊り子

~ エクストラスキル・スキル一覧 ~
 【舞踊者(ダンサー)】
 『舞踊』Lv5
 『避舞(ドッジステップ)』Lv3
 『流水舞(パリィステップ)』Lv2

 なんと!
 今僕の隣にいる女性…いや女の子か、まさか獣人とは驚いた。それもワーキャットとは。
 今はローブとフードで見えてないけど、ワーキャットというからには、猫耳としっぽがあるはずだ。
 ここは一つ聞いてみるか。

「あの、ーーー」

「おーい、旦那!無事だったか!」

 彼女に聞こうとした瞬間、気配を感じ取った場所からクルーエルの声が聞こえ、そこにはクルーエルを含め二人と怪我人たちがいた。

「みんな、無事だったんだね。」

「ああ、なんとかな。」

 よく見るとみんな、余り怪我をしていない。

「爆発する前にガラハが『光壁』で俺たちを守って、グリムは『影潜』で怪我人と潜ったんだ。お陰で軽傷で済んだ。」

 なるほど。クエストでモンスターと戦う際役に立つと思って貸与してたけど、みんなスキルを使って爆風を免れたようだ。
 …僕もみんなのようにすれば良かったな。

「ところで護衛たちとあの豚は?」

 奴隷商のあの太ったヤツを豚って呼んでしまったけど、まぁいい。

「アイツらも脱出したようだが…運悪く、な。」

「…そうか。」

 ……考えてみるとアイツら、助けなくてもよかったじゃね?
 奴隷たちを蔑んでいたし、特にあの豚は別に死んでも構わないと思うし。
 愚か者たちの末路としては当然だろう。

「そうなると、奴隷の人たちは自由ということになるのかな。」

「そうですね。契約者が死ぬことによってその契約はなくなりますから、自由になるといえばなりますね。」

 となると奴隷の人たちは奴隷ではなくなったわけだ。そういえばさっき猫人族の女子にも、奴隷とステータスにかかれてなかった。すっかり忘れてた。

 元奴隷の人たちを治療し終えた後、僕らは馬車があった場所に向かった。なにか使えそうなものがあるかもしれないからだ。
 そこには馬車の残骸や馬の死骸などがあった。他にも何かの肉片もあったけど、そこはスルーした。
 とりあえず馬車にあったものを集め、使えそうなものを探す。
 探した結果、武器などの類に生活必需品などがあって、使えそうなものはあった。あと防具も見つけることができた。
 武器や防具は戦える人に持たせ、それ以外の人は荷物を持つということになった。猫人族の女子も荷物持ちだ。
 僕の暗黒箱なら問題はないけど、悪目立ちしそうだからやめといた。

「ここから町まで数キロありますから、着く頃には夕方でしょうね。」

「それまでにみんな、無事に帰れるように気をつけよう。」

 そうして僕らは町のある方向まで進んでいく。
 途中あのリーフウールシープのようなモンスターがいないか確認しながら慎重に進んでいった。
 ちなみにだけど、あのワーキャットの女の子に聞きたいことがあったがやめといた。
 荷物を持ってるときも自分の顔を隠してて、人に顔を見られるのを嫌がってるようだった。
 なにか理由がありそうだし、無理に聞くわけにもいかないため聞くのは諦めることにした。



「ふぅ、なんとか着いたね。」

「なんだか町が懐かしく感じるぜ。」

 町に着いたときにはもう日が沈んでいて、予定より少し遅れしまった。
 道中モンスターの危険を注意しながら進んでたからだ。

「とりあえず門番のいるところまで行こう。」

 僕らが門番がいる関所まで近づくと、僕らに気づいたのか二人の門番がこっちにやってきた。

「やっぱりあなたたちだったか。そんなにボロボロで大丈夫か。」

「…後ろにいる奴らは誰だ?」

 僕らは街を出てから今に至るまでの起きたことを門番の二人に話した。

「盗賊との戦いが始まる前には既に奴隷商の人間はやられてたんです。…もっと早く駆けつけていれば…」

 僕は話の中で一つ嘘をついた。
 僕らは怪我をした元奴隷の彼らだけと馬車から脱出した。つまり奴隷商を見捨てたことになる。
 そうなると僕を含め元奴隷の彼らにも責任がくる。
 ちなみに元奴隷の彼らには既に打ち合わせをしてるため話を合わせてもらってる。

「そうか、大変だったな。」

「というか盗賊を倒したあとにリーフウールシープと出くわすとは、アンタらついてないな。しかも親玉にも出くわすって、運がいいのか悪いのか。」

 門番が言うには、リーフウールシープは群れで行動していて、冒険者には緑色の悪魔と呼ばれているそうだ。
 さらにそいつらの親玉であるヘルウッドシープは地獄の大樹とも呼ばれていて、出くわしたら生きて帰れるか分からないとも言われてるそうだ。
 そんなのに出くわすなんて運が悪いに決まってる。

「なにはともあれ、生きて帰れて良かったよホント。」

「地獄の大樹なんてAランク冒険者でも倒せるか分からないからなぁ。」

 …ホント、生きて帰れて良かったよ僕ら。



「ふぅ…帰るところがあるってのは安心するねぇ。」

 僕は今宿屋に戻ってきて自分の部屋のベットで寛いでる。
 隣にはワーキャットの彼女が椅子に座っている。
 あの後関所を通って町に入ってから、僕らは冒険者ギルドに行ってクエスト完了のことを報告した。
 モンスター討伐での報酬とモンスターの素材売却で合計金貨5枚手に入った。
 そして盗賊討伐のことを受付の人に話したところ、奴隷商の遺品の提出をすることになって、提出したあと盗賊の討伐報酬を貰うことになった。
 ちなみに、受付の人が水晶玉を取り出してきて手を当てるよう要求され、応じて手を当てると青色に変わった。

「これに触れると不正を行なっていないかが分かるんです。青だと正常で、赤だと不正したことになります。」

 つまり嘘発見器みたいなものか。恐らく不正だと僕らが奴隷商に手をかけたことになるってことだ。

(これが冒険者カードを作るときの水晶玉に組み込まれてなくて良かったよ。)

 そして元奴隷の彼らのことだが、彼らは門番の仕事に就いたり冒険者になったりと、各々がこの町で暮らすことになった。
 そして未だにフードを被っている彼女なのだが。

「…冒険者になる。」

 彼女は冒険者になることになった。
 でも彼女のクラスは踊り子で戦闘には向いていない。
 それに彼女は自分以外の元奴隷の彼らと組むこともしなかった。一人でやっていく気なのだろうか。

「…ねぇ君、よかったら僕らと一緒にこない?」

「…え?」

 僕は思わず彼女にそう言った。
 正直仲間(眷属)全員が男だし華が欲しかったところだ。
 それに一人人外の種族が増えても気にしないし。

「…でも私ーーー」

「一人で生きていくのは大変だしさ、とりあえず一時的にパーティーを組むってことでね。それにーーー」

 僕は彼女に近づいて、耳元に低く囁く。

「何か事情があってずっとフード被ってるでしょ。それに君一人だとモンスターと戦うのは難しいだろうし。」

 彼女のスキルを見てみたけど、戦闘向けのスキルはこれといってない。どちらかと言うと回避系のものばかりだ。
 レベルも低いし、正直誰かの助けが必要だ。

「無理に僕らを信じろとは言わないよ。けど君一人だけだと冒険者として生きてくにはとても厳しい。誰かと組んだ方が得策だよ。」

 戦闘系スキルもない、レベルも低い、パーティーを組むのも事情によりできない。
 これじゃ到底冒険者として生きていくのは難しい。
 踊り子ならスキルを活かして働くのもあるけど、冒険者にしたところを見るに踊り子として働くのも無理そうだ。

「……分かった。今はあなたたちとパーティーを組む。」

 そういうわけで彼女を合わせて五人パーティーになった。ちなみに三人の了承は先に受け取り済みだ。
 そして僕らは宿に戻って各々の部屋に戻って今に至るわけだ。

「さてと、そろそろ君に幾つか質問をしようか。」

「質問?」

 僕はベットから立って、椅子に座ってる彼女と目を合わせる。

「まず一つ、君はなんで今でもフードを被ってるの。…君がワーキャットだと知られたくないからかな。」

「…!」

 フード越しから彼女が驚きの表情が見える。

「僕はあらゆるものを鑑定することができるスキルを持ってるんだ。君の種族にレベル、そして君の行動パターンもね。」

 僕は自分が鑑定スキルを持ってることを話す。その中で相手の先の動きを読めることも言ったがこれはブラフだ。これを言えば自分の未来の動きが読まれるため、攻撃しようとした途端やられると思わせれるからだ。

「…なんで、今まで黙ってたの。」

 彼女の声からして、緊張してるようだ。
 今戦っても逆にやられると思ってるはずだ。

「なんとなくだよ。僕はただ、どうして君が自分自身を隠してるのかを知りたくてさ。」

「……この姿を見ても叫ばないで。」

 そう言って彼女は着ていたローブを脱ぎ始めた。
 そしてローブを脱ぎ終え、彼女の身体を見た瞬間、僕は驚き絶句した。
 そこにはロングヘアーの髪型で、汚れてはいるが桜色に見える毛並みの猫耳と尻尾が生えてる。
 しかし問題はそこではなく、彼女の身体には無数の傷や痣があって、まるで虐待でもされたかのような姿だった。

「…どうしたの、それ。」

「…私、子供の頃から親に嫌われてたの。姉が私よりも踊り子の才能があるから、いつも姉ばかり優遇されてた。私努力して踊り子として強くなろうとしたけど、親は全く私を見てくれなくて。」

 なるほど、親が自分の子供の内一人だけ優遇する兄弟姉妹差別というやつか。
 前いた世界でそういうのがあるのを聞いたことがあるけど、どこの世界にもそういう差別があるのか。

「…数ヶ月前、姉から呼ばれていつも踊りの練習してる場所に行くと、姉の取り巻きが現れて私を傷つけてきたの。その時にやられた傷と痣がこれ。そして私が倒れた後姉が現れて私を奴隷商に売った。」

 ……どの世界にも、本当にどうしようもないクズがいるな。
 要するに彼女の姉が自分より劣ってる妹が邪魔になって奴隷商に売ったというところか。

「…君は、自分を蔑んだ連中を許さない?復讐したいと思っている?」

 思わず彼女に聞いてみた。彼女がどこか自分と似ているところがあるからだ。
 でも僕は友人と呼べる人たちがいたから苦しみを発散できてた。でも彼女にはその存在がいるか分からないし、いないかもしれない。
 もしかしたら僕よりも辛い日を送ってきた人なのかもしれない。

「…許さない気持ちはある。でも…もうどうでもいいとも思ってる。…生きることにもちょうど疲れていたし。」

 生きることにも疲れていた、か。
 それだけ辛いことを溜め込んでいたんだろう。

「……ねぇ、良かったらだけどさ、僕の仲間にならない。」

「へ?仲間ならもう…」

「いや、正確にいうとね、……僕の眷属にならないかってこと。」

「…は?」

 僕は自分のスキル『強制服従』のことを話した。
 このスキルは相手を眷属にすることができ、その眷属のスキルや魔法を行使できる。また、眷属にも僕自身のスキルに魔法を行使することをできるようにする。
 そして、眷属になった者は進化する可能性がある。いい例があのアンデット三人だ。
 つまりこのスキルで眷属になった者はより強くパワーアップすることができるわけだ。

「そんなスキルを持ってるなんて…。」

「実際に僕の仲間は眷属になって、以前よりとっても強くなったよ。」

 三人はもとアンデットの上位種のキングだったが、それよりも強いとされるアンデット・ヒューマンになった。
 進化するというのはあくまで可能性だけど、それだけ眷属になる価値はある。

「それでどうする?僕の眷属になって強くなるか、眷属にならず碌に戦闘力がなく地道にレベルを上げていくか。」

 ここでどうなるかは彼女自身が決めることだ。第一に本人の意思が大切だ。
 こちらが一方的に決めるのは筋違いだ。

「…どうしてそこまで私に気にかけるの?」

 気にかける?
 強いて言うなら猫耳と尻尾があるからだけど、ここでそれを言うのはちょっとなぁ。

「……まぁ、あれだよ。その……」

 どう言えばいいのか思いつかない。
 ここでカッコ悪いところをかますと引かれ、うわぁと思われてしまう。

「……まぁ、なんとなくだよ。ただそれだけ。」ニコッ

「……」

「……」

 うん、これは…滑ったな。
 自分でも何言ってんだと思うけど、他に良い言葉が見つからなかった。
 とりあえず適当に良さそう漫画の名ゼリフとニコッて笑っとけばなんとかなると思ったが、流石に滑ったかこれは。

「…ハァ、なんとなく、か。それでここまで気にかけられるなんて。」

 やっぱり滑ったか。
 自分が恥ずかしい、穴があったら入りーーー

「…分かった。私を貴方の……いや、ご主人様の眷属にさせてください。」

「…へ」

「生きるのを諦めた私には何も価値はありませんが、ご主人様の眷属となって新しい自分として、新しい生を歩みます。」

 …なんだか話を勝手に進められてる気がするけど、これで良かったのかな。

「…よし、それじゃあ君を僕の新しい眷属とするよ。」

 もうこの際だし、ここは素直に話をあわせとこう。

「はい、ありがとうございます、ご主人様」

 そんなことで、彼女は正式に僕らの仲間になったわけだ。

「でも君を眷属にするのは、新しい仲間としてのパーティーをやってからだ。一階でみんなと乾杯しよう。」
 
「はい。」

 そうして僕らはアンデット三人組と共に一階で新しい仲間の歓迎会をした。
 ちなみにだけど、この世界では15歳で成人という設定のためアルコール類を飲むことができる。
 僕は度数が少ないのを注文して、みんなと祝った。
 三人には彼女が正式なメンバーになることを話した。三人はそれを聞いて、仲間になるのを了承してくれた。



 歓迎会が終わってそれぞれが部屋に戻り、僕は彼女を眷属にするところだ。

「それじゃあスキルを発動するけどその前に、本当にいいんだね?」

 念のため聞いておく。
 眷属になれば強くはなれるけど、僕に絶対服従、僕が死ねと言えば死ぬし逃げずに戦えと言えば囮として戦わせることだってできる。
 彼女にはそう言った最悪の可能性を考えているのだろうか。

「…今の私には何も価値がありません。生きる意味もありません。…ですので、今の私には何も失うものはありません。」

 失うものはない、か。
 どこかの有名なセリフと似てはいるけど、それは自分はゴミですとか虫ケラですと言ってるのとおなじだ。

「…サクラ。」

「えっ?」

「今日から君の名前は“サクラ”だ。君は僕の眷属であり仲間、自分の命を軽く思わず、僕と共に歩んでもらう。歩んでほしい。」

 彼女は沢山辛い思いをした。辛く苦しく、僕なんかよりもとても苦しい環境にいた。
 そんな彼女には、これからは自分を大切にしてほしい。アンデット三人組もそうだ。
 辛い過去を持つ仲間たちにはこれからは良い思い出、楽しい思い出を作ってほしい。
 必ずそうなるとは限らないけど、でも僕は、みんなには幸せであってほしい。

「…ありがとうございます、ご主人様。」ニコッ

 少しだけだが笑顔でお礼を言ってくれた。満面の笑みほどではないがとても可愛らしい、いや美しいが似合うかな。
 この子には笑顔が似合いそうだ。

「そうだ、できれば僕のことはーーー」

 キヨミツと呼んでと言おうとした途端、急に眠気がやってきた。
 これは三人のときと同じ感覚だ。
 やはりこのスキルは行使すると急に眠気が襲ってくるようだ。

「ご主人様、大丈…夫…」

 まぶたが閉じる寸前、サクラも眠気に襲われてるのが見えた。
 する方もされる方も眠気がやってくるとは、とんだデメリットだな。

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※ゾンビ・ヒューマン及びスケルトン・ヒューマン、ゴースト・ヒューマンは総称として、アンデット・ヒューマンとします。ご変更のこと、誠に申し訳ありません。
※各箇所を変更しました。“猫人族”→“猫人族ワーキャット”へと変更しました。
※『強制服従』が発動する際のエフェクトはなくなり、眠気が襲ってくるだけにしました。
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