GAME OVER

1日目ーpart1ー

－痛っ－

激しい頭痛がして目が覚めた。
私はいつもの寝室と違うところに寝ていた。
真ん中に何か箱があるだけの真っ白な部屋だ。周りには同じクラスの男女20人が座っていた。ここは何処だろう。見渡す限り出口は無さそうだ。私はクラスで仲がいい理想と蘭、涼を見つけたので3人の所へ行った。話をしていると3人とも頭に激痛がはしって目を覚ますとここにいたと言う。私と同じだ。ここは何処かと言う話をしていると真ん中に置いてあった箱が喋り出した。

ｼﾞｼﾞｯ『皆さんおはようございます。私は皆さんの案内人を任されましたgooと申します。これから皆さんにはあるGAMEをしていただきます。GAME OVERになるか、こちらの指示に従わなかった場合は死んでいただきます。まず1つ目のGAMEはこの部屋の出口を探してください。皆さんが出口を探せたらまた指示を出しますのでそれまではこの部屋から出ないで下さい。これではまた。』ﾌﾞﾁ

「GAME？」

「死ぬ？」

わけがわからない。みんなもどうすればいいのか分からなくて棒のように突っ立っている。

･･･一瞬の空白のあとに涼が

「おい、おまえら何やってんだ？早く出口見つけないと･･･俺ら死ぬかもしれないぞっ!!」

と私たちに言った。その言葉を聞いたらみんなすぐに出口を探し始めた。どれだけ私たちが探しても出口は見つからなかった。すると

ｼﾞｼﾞｯ『皆さん苦戦していますね。優しい私からのヒントを1つ差し上げます。皆さんの中に数学が得意な人が居ますよね。その方に問題です。皆さんの誕生日を足して5をかけるとどうなるでしょう？頑張って計算してみてください。 』ﾌﾞﾁ