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第三章 外の世界へ
41不穏なみんな*
「ヴー……」
腹が減った。
宿の離れにある便所で小用を足してたオレは食堂から漂ってくる朝飯の匂いに腹を鳴らしてしまう。
皆が娼館に遊びに行った日は、大体夜中には帰って来た。
「出すモン出したら即帰る。寝る時間分まで無駄に金取られるのは御免だからな!」と言っていた三人が、丸々一晩帰ってこず、宿のベッドは三つ空いたまま。
意外なこともあるんだなぁ。でも遅くなるなら朝食分の金を貰っとけば良かった。なんて思いながら離れの便所から出たら、三人の匂いが部屋からした。
朝飯!
そう咄嗟に思って、駆け足で宿の部屋に向かってドアを開けたら、三人が青褪めた顔をしてたが、オレを見た途端にホッとした顔を見せて来た。
「何処行ってたんだよ、クロ」
「ヴーッ」
イグジスが苦笑してオレを見る。なんだか、いつもより顔が強張ってる様な気がするけど、どうしたのだろうか。
「ったく、冷や冷やさせやがって……」
バドが不機嫌だ。やっぱり、どうしたのだろう。
「クロ、今朝は遅れて悪かったね。これはお詫びの印だよ」
タリスが言うなり、オレの手にポンと饅頭菓子をくれた。
腹が減ったオレはすぐにそれを口に放り込む。饅頭は美味しい。皆と一緒に居て色々な食べ物を食べたが、この饅頭は大好きだ。
「……ヴ…?」
なんだか、急に身体が重くなり視界がボヤけだした。皆が二重三重に見えて、突然意識がモヤモヤし始める。なんだ、なんだ?変な毒を食らったような……毒?饅頭に?
「クロ、服を脱げ」
無表情な顔のイグジスが突然言ってきた。意味がわからない。
「良いから脱げって言ってんだよ、おら!」
バドが不機嫌に怒鳴って、頬を殴ってきた。なんだ?どうしたのだ?突然の事に驚いて受け身はとったが、ドタン!と床に倒れたら、バドにシャツの襟首を引っ張りあげられて、無理矢理剥ぎ取られた。ビリって嫌な音がしてどこか破れたのが分かる。この服、着心地良くて好きだったのに。
すると今度は下穿きをイグジスが下着ごと引き下ろして、ブーツで引っかかった下穿きが足元の自由を奪う。
「ヴッ?!ヴーッ?!」
何をされるのか、分からないというより、分かりたくない。咄嗟に攻撃態勢を取ろうとしたら、タリスが手足に魔法の枷を付けてきて、それのせいで身動きができなくなる。
「ヴー?!ギャヴ?ヴッ?!」
なんだ?なんなのだ、皆どうしたのだ。なんでこんなことをする?
「ったく、もう後退り出来るくらい回復してやがるぜ。タリス、もっと拘束キツくしろ」
「待てバド。今防音結界を張ってる」
「さあクロ、饅頭大好きだろ?ほら食え。飲み込んだら手を放してやる」
イグジスが無理やり饅頭をオレの口に押し込んで口と鼻を大きな毛皮の生えた手で閉ざしてくる。窒息しかけて、オレは無理矢理噛んで飲み込んだ。また、毒が回ってきて、力が抜ける。でもまた饅頭を食べろと口に押し込められて、無理矢理何個も食べさせられた。
「……ッハ、見ろよこのケツ!縦割れのワレメだぜ」
「相当遊んできたようだね、クロは」
「へー、ゆるゆるのガバマンの尻をぶら下げて俺らに付いて回ってたとはなぁ」
「ヴッギャヴゥヴ!!」
ベッドにうつ伏せにさせられたオレの尻をバドの毛皮の大きな手が割開くなり、肛門を見られ三人がそれぞれ口々に言う。やめて欲しくて暴れたら、今度はイグジスがオレを殴って来た。
「奴隷の癖に抵抗か?生意気なんだよ」
「ヴゥ……ッ?」
いつもは飄々としてるイグジスが、冷たい目でオレを見下ろしてはまた殴る。なんで?こんな事する?
「付け上がってよぉ!クロ、お前のせいだぜ!この野郎が!」
「ギャヴゔ!!!」
バドの怒声と共に尻に鋭い痛みが走って悲鳴を上げてしまった。
無理矢理肛門に捩じ込まれたバドの大きくて妙な形のペニスが、ぐちぐち、ズンズンと直ぐに出入りし始める。
オレはショックと痛みで固まって、動くことも出来なかった。
腹が減った。
宿の離れにある便所で小用を足してたオレは食堂から漂ってくる朝飯の匂いに腹を鳴らしてしまう。
皆が娼館に遊びに行った日は、大体夜中には帰って来た。
「出すモン出したら即帰る。寝る時間分まで無駄に金取られるのは御免だからな!」と言っていた三人が、丸々一晩帰ってこず、宿のベッドは三つ空いたまま。
意外なこともあるんだなぁ。でも遅くなるなら朝食分の金を貰っとけば良かった。なんて思いながら離れの便所から出たら、三人の匂いが部屋からした。
朝飯!
そう咄嗟に思って、駆け足で宿の部屋に向かってドアを開けたら、三人が青褪めた顔をしてたが、オレを見た途端にホッとした顔を見せて来た。
「何処行ってたんだよ、クロ」
「ヴーッ」
イグジスが苦笑してオレを見る。なんだか、いつもより顔が強張ってる様な気がするけど、どうしたのだろうか。
「ったく、冷や冷やさせやがって……」
バドが不機嫌だ。やっぱり、どうしたのだろう。
「クロ、今朝は遅れて悪かったね。これはお詫びの印だよ」
タリスが言うなり、オレの手にポンと饅頭菓子をくれた。
腹が減ったオレはすぐにそれを口に放り込む。饅頭は美味しい。皆と一緒に居て色々な食べ物を食べたが、この饅頭は大好きだ。
「……ヴ…?」
なんだか、急に身体が重くなり視界がボヤけだした。皆が二重三重に見えて、突然意識がモヤモヤし始める。なんだ、なんだ?変な毒を食らったような……毒?饅頭に?
「クロ、服を脱げ」
無表情な顔のイグジスが突然言ってきた。意味がわからない。
「良いから脱げって言ってんだよ、おら!」
バドが不機嫌に怒鳴って、頬を殴ってきた。なんだ?どうしたのだ?突然の事に驚いて受け身はとったが、ドタン!と床に倒れたら、バドにシャツの襟首を引っ張りあげられて、無理矢理剥ぎ取られた。ビリって嫌な音がしてどこか破れたのが分かる。この服、着心地良くて好きだったのに。
すると今度は下穿きをイグジスが下着ごと引き下ろして、ブーツで引っかかった下穿きが足元の自由を奪う。
「ヴッ?!ヴーッ?!」
何をされるのか、分からないというより、分かりたくない。咄嗟に攻撃態勢を取ろうとしたら、タリスが手足に魔法の枷を付けてきて、それのせいで身動きができなくなる。
「ヴー?!ギャヴ?ヴッ?!」
なんだ?なんなのだ、皆どうしたのだ。なんでこんなことをする?
「ったく、もう後退り出来るくらい回復してやがるぜ。タリス、もっと拘束キツくしろ」
「待てバド。今防音結界を張ってる」
「さあクロ、饅頭大好きだろ?ほら食え。飲み込んだら手を放してやる」
イグジスが無理やり饅頭をオレの口に押し込んで口と鼻を大きな毛皮の生えた手で閉ざしてくる。窒息しかけて、オレは無理矢理噛んで飲み込んだ。また、毒が回ってきて、力が抜ける。でもまた饅頭を食べろと口に押し込められて、無理矢理何個も食べさせられた。
「……ッハ、見ろよこのケツ!縦割れのワレメだぜ」
「相当遊んできたようだね、クロは」
「へー、ゆるゆるのガバマンの尻をぶら下げて俺らに付いて回ってたとはなぁ」
「ヴッギャヴゥヴ!!」
ベッドにうつ伏せにさせられたオレの尻をバドの毛皮の大きな手が割開くなり、肛門を見られ三人がそれぞれ口々に言う。やめて欲しくて暴れたら、今度はイグジスがオレを殴って来た。
「奴隷の癖に抵抗か?生意気なんだよ」
「ヴゥ……ッ?」
いつもは飄々としてるイグジスが、冷たい目でオレを見下ろしてはまた殴る。なんで?こんな事する?
「付け上がってよぉ!クロ、お前のせいだぜ!この野郎が!」
「ギャヴゔ!!!」
バドの怒声と共に尻に鋭い痛みが走って悲鳴を上げてしまった。
無理矢理肛門に捩じ込まれたバドの大きくて妙な形のペニスが、ぐちぐち、ズンズンと直ぐに出入りし始める。
オレはショックと痛みで固まって、動くことも出来なかった。
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