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第七章:来訪者
7-5:王家の「命令」、農協の「現実」
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宰相、ゲオルグ・フォン・ブラントは、ファティマのその、あまりにも静かで、あまりにも「重い」問いかけに、一瞬、言葉を失った。
(……この、小娘が……!)
彼が想定していた「再会」は、こうではなかった。
飢えと、追放の苦しみで、みすぼらしく、やつれたファティマが、王都からの「権威」である自分(宰相)の前に、泣いて、すがりつき、「どうか、王都へ、お戻しください」と、命乞いをする。
―――そう、なるはずだった。
だが、現実は、どうだ。
泣いているのは、王都の、方だ。
命乞いを、しなければならないのは、この、食料(いのち)を、独占する、少女に対して、自分(宰相)の、方だ。
この、あまりにも、屈辱的な、力関係の「逆転」。
だが、彼は、七十年、この国の政治の「闇」を、渡り歩いてきた、老獪な、政治家。
(……落ち着け、ワシは)
(……この小娘が、どれほど、変わろうが、……どれほどの、奇跡を、起こそうが、……所詮は、追放された『罪人』)
(……そして、ワシは、国王陛下の『代理』として、……王家の『権威』を、背負って、ここに、立っている)
(……『交渉』など、あってはならん)
(……これは、『命令』でなければ、ならんのだ)
宰相は、自らの、その、硬直した「プライド」と「権威主義」に、必死で、しがみついた。
彼は、ファティマの、その、まっすぐな、黒い瞳から、あえて、視線を、そらした。
代わりに、彼女の背後にある、あの、黄金の「麦」が、詰まった、麻袋の「山」を、まるで、それが、自分のものであるかのように、値踏みする、傲慢な、視線で、見渡した。
「……ファティマ。……いや、追放者ファティマよ」
あえて、その、身分を、貶める、言葉を、選ぶ。
「……何の、ご用か、だと? ……とぼけるのも、大概に、いたせ」
彼は、馬車から、持ってきた、国王の「勅書」(もちろん、この事態を、受けて、急遽、用意させた、形式だけの、紙切れだ)を、ファティマの、目の前に、叩きつけるように、広げてみせた。
「……王国が、今、未曾有の『大蝗害』により、存亡の危機に、あることは、……その、忌まわしき『スキル』を持つ、お前とて、知って、いよう」
宰相は、自らの、論理の、破綻を、感じながらも、言葉を、続けた。
「……国王陛下は、寛大にも、お前に、罪を、償う、機会を、お与えになった」
「……ファティマよ」
彼は、ファティマを、その、老獪な、瞳で、射抜いた。
「……その、作物を。……そこに、ある、すべての、食料を、……王家に、献上せよ」
「……これは、国王陛下の、御命令である!」
彼は、そう、言い放った。
「御命令」。
その、言葉が、集会所(のうきょうじむしょ)の、冷え切った、空気を、震わせた。
それは、「交渉」の、余地を、一切、含まない、……王国という、絶対的な「権力」が、弱者に、突きつける、一方的な、「強奪」の、宣言。
宰相の、背後に、控えていた、近衛の、騎士たちが、宰相の、その「強気」な、態度に、呼応し、カシャリ、と、鎧を、鳴らし、剣の、柄に、手を、かけた。
(……そうだ。……この、小娘が、どれほどの、力を持とうが、……所詮は、丸腰の、農婦)
(……この、二十の、精鋭の、騎士団(ちから)の、前には、……無力)
(……ワシは、まだ、勝てる。……ワシは、まだ、『強者』だ)
宰相は、自らの、権力を、確認し、安堵の、息を、漏らそうと、した。
その、瞬間だった。
「…………」
集会所の、暗がり。
ファティマの、右斜め後ろ。
それまで、壁に、寄りかかり、まるで、置物のように、気配を、消していた、一人の、男が、……ゆっくりと、動いた。
カイ・アシュトン。
彼は、その、朴訥(ぼとつ)な、顔を、ゆっくりと、上げ、その、実直な、瞳で、……ただ、静かに、宰相と、彼が引き連れてきた近衛騎士たちを、見つめた。
彼は、何も、言わない。
剣にも、手を、かけていない。
ただ、そこに「いる」だけ。
だが、近衛の騎士たちは、その男の、瞳を、見た、瞬間、……まるで、巨大なドラゴンの前に裸で放り出されたかのように、全身が、凍り付いた。
(……な、……なぜ、あの男が、ここに……!)
(……『剣聖』が、ご子息……カイ・アシュトン卿……!)
(……騎士団(われら)を、裏切った、最強の、剣士……!)
カイの、その、静かな、瞳は、宰相に、そして、彼が連れてきた騎士たちに、明確に、告げていた。
『―――それ以上、彼女に、近づけば、……お前たちの、首が、飛ぶ』
と。
そして、
「……宰相、閣下」
集会所の、入り口。
ファティマの、左斜め後ろ。
それまで、黙って、控えていた、組合長、エドガーが、その、氷の、瞳で、宰相を、見据えながら、口を、開いた。
「……恐れながら」
「……我ら、バルケン領の、民は、……もはや、国王陛下の、『臣民』、では、ございません」
「……我らは、『追放者』ファティマ様と、……この、死んだ、土地で、……共に、生きることを、選んだ、……『棄民(きみん)』に、ございます」
「……『棄民』に、『命令』は、届き、ますまい」
エドガーの、言葉は、静かだったが、その、覚悟は、カイの、剣よりも、重く、鋭く、宰相の、胸に、突き刺さった。
(……こ、こいつら……!)
(……村長、も、……騎士崩れ、も、……あの、小娘に、……完全に、『心酔』、しきって、いる……!)
(……武力(ちから)も、……論理(ことば)も、……通じぬ、と……!?)
宰相の、額から、脂汗が、吹き出した。
彼が、必死で、しがみついていた、「権威」という名の、最後の、砦が、……音を、立てて、崩れ落ちていく。
「……お、おのれ……! ……貴様ら、……王家に、弓を、引く、気か……!」
震える、声で、そう、叫ぶのが、精一杯だった。
その、時。
「―――宰相閣下」
それまで、黙って、彼らの、やり取りを、見つめていた、ファティマが、……ついに、口を、開いた。
(……この、小娘が……!)
彼が想定していた「再会」は、こうではなかった。
飢えと、追放の苦しみで、みすぼらしく、やつれたファティマが、王都からの「権威」である自分(宰相)の前に、泣いて、すがりつき、「どうか、王都へ、お戻しください」と、命乞いをする。
―――そう、なるはずだった。
だが、現実は、どうだ。
泣いているのは、王都の、方だ。
命乞いを、しなければならないのは、この、食料(いのち)を、独占する、少女に対して、自分(宰相)の、方だ。
この、あまりにも、屈辱的な、力関係の「逆転」。
だが、彼は、七十年、この国の政治の「闇」を、渡り歩いてきた、老獪な、政治家。
(……落ち着け、ワシは)
(……この小娘が、どれほど、変わろうが、……どれほどの、奇跡を、起こそうが、……所詮は、追放された『罪人』)
(……そして、ワシは、国王陛下の『代理』として、……王家の『権威』を、背負って、ここに、立っている)
(……『交渉』など、あってはならん)
(……これは、『命令』でなければ、ならんのだ)
宰相は、自らの、その、硬直した「プライド」と「権威主義」に、必死で、しがみついた。
彼は、ファティマの、その、まっすぐな、黒い瞳から、あえて、視線を、そらした。
代わりに、彼女の背後にある、あの、黄金の「麦」が、詰まった、麻袋の「山」を、まるで、それが、自分のものであるかのように、値踏みする、傲慢な、視線で、見渡した。
「……ファティマ。……いや、追放者ファティマよ」
あえて、その、身分を、貶める、言葉を、選ぶ。
「……何の、ご用か、だと? ……とぼけるのも、大概に、いたせ」
彼は、馬車から、持ってきた、国王の「勅書」(もちろん、この事態を、受けて、急遽、用意させた、形式だけの、紙切れだ)を、ファティマの、目の前に、叩きつけるように、広げてみせた。
「……王国が、今、未曾有の『大蝗害』により、存亡の危機に、あることは、……その、忌まわしき『スキル』を持つ、お前とて、知って、いよう」
宰相は、自らの、論理の、破綻を、感じながらも、言葉を、続けた。
「……国王陛下は、寛大にも、お前に、罪を、償う、機会を、お与えになった」
「……ファティマよ」
彼は、ファティマを、その、老獪な、瞳で、射抜いた。
「……その、作物を。……そこに、ある、すべての、食料を、……王家に、献上せよ」
「……これは、国王陛下の、御命令である!」
彼は、そう、言い放った。
「御命令」。
その、言葉が、集会所(のうきょうじむしょ)の、冷え切った、空気を、震わせた。
それは、「交渉」の、余地を、一切、含まない、……王国という、絶対的な「権力」が、弱者に、突きつける、一方的な、「強奪」の、宣言。
宰相の、背後に、控えていた、近衛の、騎士たちが、宰相の、その「強気」な、態度に、呼応し、カシャリ、と、鎧を、鳴らし、剣の、柄に、手を、かけた。
(……そうだ。……この、小娘が、どれほどの、力を持とうが、……所詮は、丸腰の、農婦)
(……この、二十の、精鋭の、騎士団(ちから)の、前には、……無力)
(……ワシは、まだ、勝てる。……ワシは、まだ、『強者』だ)
宰相は、自らの、権力を、確認し、安堵の、息を、漏らそうと、した。
その、瞬間だった。
「…………」
集会所の、暗がり。
ファティマの、右斜め後ろ。
それまで、壁に、寄りかかり、まるで、置物のように、気配を、消していた、一人の、男が、……ゆっくりと、動いた。
カイ・アシュトン。
彼は、その、朴訥(ぼとつ)な、顔を、ゆっくりと、上げ、その、実直な、瞳で、……ただ、静かに、宰相と、彼が引き連れてきた近衛騎士たちを、見つめた。
彼は、何も、言わない。
剣にも、手を、かけていない。
ただ、そこに「いる」だけ。
だが、近衛の騎士たちは、その男の、瞳を、見た、瞬間、……まるで、巨大なドラゴンの前に裸で放り出されたかのように、全身が、凍り付いた。
(……な、……なぜ、あの男が、ここに……!)
(……『剣聖』が、ご子息……カイ・アシュトン卿……!)
(……騎士団(われら)を、裏切った、最強の、剣士……!)
カイの、その、静かな、瞳は、宰相に、そして、彼が連れてきた騎士たちに、明確に、告げていた。
『―――それ以上、彼女に、近づけば、……お前たちの、首が、飛ぶ』
と。
そして、
「……宰相、閣下」
集会所の、入り口。
ファティマの、左斜め後ろ。
それまで、黙って、控えていた、組合長、エドガーが、その、氷の、瞳で、宰相を、見据えながら、口を、開いた。
「……恐れながら」
「……我ら、バルケン領の、民は、……もはや、国王陛下の、『臣民』、では、ございません」
「……我らは、『追放者』ファティマ様と、……この、死んだ、土地で、……共に、生きることを、選んだ、……『棄民(きみん)』に、ございます」
「……『棄民』に、『命令』は、届き、ますまい」
エドガーの、言葉は、静かだったが、その、覚悟は、カイの、剣よりも、重く、鋭く、宰相の、胸に、突き刺さった。
(……こ、こいつら……!)
(……村長、も、……騎士崩れ、も、……あの、小娘に、……完全に、『心酔』、しきって、いる……!)
(……武力(ちから)も、……論理(ことば)も、……通じぬ、と……!?)
宰相の、額から、脂汗が、吹き出した。
彼が、必死で、しがみついていた、「権威」という名の、最後の、砦が、……音を、立てて、崩れ落ちていく。
「……お、おのれ……! ……貴様ら、……王家に、弓を、引く、気か……!」
震える、声で、そう、叫ぶのが、精一杯だった。
その、時。
「―――宰相閣下」
それまで、黙って、彼らの、やり取りを、見つめていた、ファティマが、……ついに、口を、開いた。
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