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第一章 後半
第89話:魔王降臨
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「かっかっか! 魔王降臨なのだ! 妾の力の前にひれ伏すがよいぞ!」
とても場違い感半端ない言葉遣いの自称魔王。
だが、そのものが発する魔力は本気のリルラに並ぶほど。
つまり常識の埒外な輩に違いない。
ただ……見た目までリルラと並ぶのはどうなのだろう?
つまり、どこからどう見ても幼女にしか見えない。
え? なに? この世界では圧倒的な魔力を持つものはみんな幼女の姿になるって呪いでもあるのか?
頭にこそ羊のような曲がった角が見えるが、癖の強い緑の髪に幼い瞳。
大人が着れば艶めかしいであろう赤と黒を基調としたドレスだが、着ているものが幼女だとなにか演劇会の衣装のようにしか見えない。
そんな幼女がこう言うのだ。
「さぁ! これからこの世の地獄を味わせてくれよう! この魔王『てとらぽっど』に命乞いでもしてみよ!」
いや、たしかに魔力はすごい。
あのリルラをも上回らんばかりのものを感じる。
でもこういう場合、どのように反応するのが正解なのだろう?
オレたちが呆気に取られていると、それを恐怖で固まっていると勘違いした幼女は……。
「はははははははっ! 妾から溢れ出す魔力に恐れをなしたか! 今からでも遅くない。ひれ伏すが良い!」
とふんぞり返りながら、なぜかご機嫌な様子だ。
「えっ……本当に魔王なのか? たしかに魔力はやべぇが……」
ようやく正気を取り戻し、竜人の誰かがそう呟くのが聞こえた。
でも、どうやら魔王というのは本当のようだ。
「ま、魔ぼうざま!? どうじでごのような場所に!」
「左様でございます! なぜこのような場所においでになられているのですか!?」
アスタロトやビフロンスがあわてて幼女を守るような位置に移動したところを見ると、やはり本物なのか。
二人の慌てようと心の底から心配して敬っている姿を見れば、やはり嘘ではないようだ。
「ちょっと信じがたいが本当に魔王なのか……?」
さっきまでの戦いの高揚感はどこへやら。
なにか緊張感のかける展開に戸惑いつつ問いかける。
おかしいな……今竜気功で力が漲っているはずなのに。
「人族風情が無礼な! この強大な力もわからぬとは!! これだから人族は……」
ビフロンスが周りにアンデッドを召喚して陣を築きながら、ため息とともに愚痴をこぼす。
その対応に満足そうに魔王『てとらぽっど』は首を何度もうんうんと縦にふり、そして尊大にこう呟いた。
「よいよい。妾は久しぶりの外遊で気分がいいのだ。殺す時は苦しまぬようにしてやろうではないか」
その姿は可憐で可愛らしく、楽しそうに笑みを浮かべている様子はどこか微笑ましく感じるが、なるほどその発言は物騒極まりない。
そもそも体から発する魔力からして、容姿にひきずられて油断していいような相手ではないのは確かだ。
それにオレたちのパーティーには、同じように見た目の可憐さからは想像もつかない強さを持つ者もいるのだから。
そんな状況の中、ヴィーヴルが最初に動いた。
「ちょっと信じられない話だけど魔王だと言うならそれでも良いわ! でも……それならここで見逃す手はないわね!」
先に状況を判断したヴィーヴルが、いきなり自身最強の竜言語魔法を唱えた。
「無防備にこの場に現れたこと、あの世で後悔するといいわ!」
≪塵と化せ! 【煉獄の裁き】!≫
口元に魔法陣が現れたかと思うと、守りを固めようとしていたアンデッドたちを薙ぎ払うように圧倒的な火力が放たれた。
並のドラゴンが放つブレスより遥かに強力なそのブレスは、一瞬でアンデッドたちを消し炭に変え、そのままの威力をもって魔王を包み込んだ。
「やったわ! どれだけ強い魔力を持っていようと油断しすぎよ!」
得意げに話すヴィーヴルだが……何かがおかしい。
アスタロトの邪神のギフトが発動して無効化されたわけではない。
高熱によってガラス化した地面から立ち昇る煙と陽炎。ここまで届く熱風。
ヴィーヴルの魔法の威力そのものはジルほどではないにしろ、煉獄の裁きは竜言語魔法の中でも強力な部類に入ると聞いている。
その魔法の一撃をまともに受けて死から逃れられるとは思えない。
さすが『竜昇る日』に生まれた古代竜ヴィーヴルの生まれ変わりだ。
だけど……あれほどの威力のブレスを受けたというのに、まったくの無傷のビフロンスとアスタロトが現れた。
「な!? ヴィーヴル!? 油断するな!」
胸騒ぎのままに視線を陽炎の奥へとやると、そこに小さな影が現れた。
「え? うそ……」
魔王『てとらぽっど』の姿に、ダメージの色は見えない。
それどころか衣服もまったくの無傷で焦げひとつない。
魔法の障壁などを使って防いだのならわかる。
だけど、直撃を受けたように見えた。
いったいどうなっている?
理解できない展開に警戒レベルを数段一気に引き上げるが……。
次の瞬間、魔王てとらぽっどの姿が掻き消えた。
「ヴィーヴル!!」
かろうじて見えたその動きに反応して月歩で追従するが……。
「くっ!? 速い!?」
軽くこづかれただけに見えたヴィーヴルが、まるでおもちゃのように吹き飛んでいく。
続けて後方から聞こえる轟音。
振り返るとそこには迷宮の壁を破壊して倒れ伏したヴィーヴルの姿があった。
「ヴィーヴル!?」
しかし……そこで終わりではなかった。
次々と響き渡る轟音。
その音は立て続けにさらに五つを数えた。
あの強靭な体を持つ竜人たちが、全員この刹那に倒されていた。
もちろんみんな竜化していた。
その竜人たちが、一撃のもとに竜化を解かれて一瞬で戦闘不能へと追いやられていた。
「こ、ここまでとは……想像以上だな……」
ドラゴンゾンビの直撃を受けても怪我ですむだけあって、みんなまだ息があることにちょっとほっとするが、竜気を纏った今のオレでも勝てる気がしない。
「脆いのだ。呆気ないのだ。レアな竜人たちとの戦闘だと聞いてわざわざ出向いてきたのに、ちょっと本気だしたら一瞬で終わってしまったのだ。なぁ? そこのもの、どう思う?」
口元に獰猛な笑みを浮かべ、こちらを振り返ってそう呟くその姿はまさしく魔王にふさわしいものだった。
その容姿にどこか緩んでいた気持ちは完全に消し飛んでいた。
オレは警戒レベルを限界まであげつつ話しかけた。
「魔王てとらぽっどか……すさまじいな。今のオレじゃ勝てないだろう」
……でも……。
ヴィーヴルたちの命がかかっている。
いや、世界の命運がかかっている。
オレのちっぽけな槍使いとしてのプライドにこだわっている場合じゃない。
母さんから授かった黒闇穿天流槍術と、冒険者になってから仲間と培ってきた様々な経験。
ジルから授かったギフトとサポートしてもらった竜気功。
それらすべてを駆使して魔王てとらぽっどに挑んでも勝てないだろう。
だとしても……。
「黒闇穿天流槍術、【月歩】!」
「おぉ! おぬしやるではないか! これはそこで転がっている竜人たちより楽しめそうじゃ!」
次々に繰り出すオレの仕掛けた攻撃は、てとらぽっどにまるで児戯のようにあしらわれる。
「それでも……時間稼ぎぐらいはしてみせるさ!」
オレの技が通じないことぐらいわかっていたさ。
だから……絶対の信頼を以てもこう叫ぶのだ。
「ジル!! 契約の絆により命じる! 時空を超えてやってこい!」
とても場違い感半端ない言葉遣いの自称魔王。
だが、そのものが発する魔力は本気のリルラに並ぶほど。
つまり常識の埒外な輩に違いない。
ただ……見た目までリルラと並ぶのはどうなのだろう?
つまり、どこからどう見ても幼女にしか見えない。
え? なに? この世界では圧倒的な魔力を持つものはみんな幼女の姿になるって呪いでもあるのか?
頭にこそ羊のような曲がった角が見えるが、癖の強い緑の髪に幼い瞳。
大人が着れば艶めかしいであろう赤と黒を基調としたドレスだが、着ているものが幼女だとなにか演劇会の衣装のようにしか見えない。
そんな幼女がこう言うのだ。
「さぁ! これからこの世の地獄を味わせてくれよう! この魔王『てとらぽっど』に命乞いでもしてみよ!」
いや、たしかに魔力はすごい。
あのリルラをも上回らんばかりのものを感じる。
でもこういう場合、どのように反応するのが正解なのだろう?
オレたちが呆気に取られていると、それを恐怖で固まっていると勘違いした幼女は……。
「はははははははっ! 妾から溢れ出す魔力に恐れをなしたか! 今からでも遅くない。ひれ伏すが良い!」
とふんぞり返りながら、なぜかご機嫌な様子だ。
「えっ……本当に魔王なのか? たしかに魔力はやべぇが……」
ようやく正気を取り戻し、竜人の誰かがそう呟くのが聞こえた。
でも、どうやら魔王というのは本当のようだ。
「ま、魔ぼうざま!? どうじでごのような場所に!」
「左様でございます! なぜこのような場所においでになられているのですか!?」
アスタロトやビフロンスがあわてて幼女を守るような位置に移動したところを見ると、やはり本物なのか。
二人の慌てようと心の底から心配して敬っている姿を見れば、やはり嘘ではないようだ。
「ちょっと信じがたいが本当に魔王なのか……?」
さっきまでの戦いの高揚感はどこへやら。
なにか緊張感のかける展開に戸惑いつつ問いかける。
おかしいな……今竜気功で力が漲っているはずなのに。
「人族風情が無礼な! この強大な力もわからぬとは!! これだから人族は……」
ビフロンスが周りにアンデッドを召喚して陣を築きながら、ため息とともに愚痴をこぼす。
その対応に満足そうに魔王『てとらぽっど』は首を何度もうんうんと縦にふり、そして尊大にこう呟いた。
「よいよい。妾は久しぶりの外遊で気分がいいのだ。殺す時は苦しまぬようにしてやろうではないか」
その姿は可憐で可愛らしく、楽しそうに笑みを浮かべている様子はどこか微笑ましく感じるが、なるほどその発言は物騒極まりない。
そもそも体から発する魔力からして、容姿にひきずられて油断していいような相手ではないのは確かだ。
それにオレたちのパーティーには、同じように見た目の可憐さからは想像もつかない強さを持つ者もいるのだから。
そんな状況の中、ヴィーヴルが最初に動いた。
「ちょっと信じられない話だけど魔王だと言うならそれでも良いわ! でも……それならここで見逃す手はないわね!」
先に状況を判断したヴィーヴルが、いきなり自身最強の竜言語魔法を唱えた。
「無防備にこの場に現れたこと、あの世で後悔するといいわ!」
≪塵と化せ! 【煉獄の裁き】!≫
口元に魔法陣が現れたかと思うと、守りを固めようとしていたアンデッドたちを薙ぎ払うように圧倒的な火力が放たれた。
並のドラゴンが放つブレスより遥かに強力なそのブレスは、一瞬でアンデッドたちを消し炭に変え、そのままの威力をもって魔王を包み込んだ。
「やったわ! どれだけ強い魔力を持っていようと油断しすぎよ!」
得意げに話すヴィーヴルだが……何かがおかしい。
アスタロトの邪神のギフトが発動して無効化されたわけではない。
高熱によってガラス化した地面から立ち昇る煙と陽炎。ここまで届く熱風。
ヴィーヴルの魔法の威力そのものはジルほどではないにしろ、煉獄の裁きは竜言語魔法の中でも強力な部類に入ると聞いている。
その魔法の一撃をまともに受けて死から逃れられるとは思えない。
さすが『竜昇る日』に生まれた古代竜ヴィーヴルの生まれ変わりだ。
だけど……あれほどの威力のブレスを受けたというのに、まったくの無傷のビフロンスとアスタロトが現れた。
「な!? ヴィーヴル!? 油断するな!」
胸騒ぎのままに視線を陽炎の奥へとやると、そこに小さな影が現れた。
「え? うそ……」
魔王『てとらぽっど』の姿に、ダメージの色は見えない。
それどころか衣服もまったくの無傷で焦げひとつない。
魔法の障壁などを使って防いだのならわかる。
だけど、直撃を受けたように見えた。
いったいどうなっている?
理解できない展開に警戒レベルを数段一気に引き上げるが……。
次の瞬間、魔王てとらぽっどの姿が掻き消えた。
「ヴィーヴル!!」
かろうじて見えたその動きに反応して月歩で追従するが……。
「くっ!? 速い!?」
軽くこづかれただけに見えたヴィーヴルが、まるでおもちゃのように吹き飛んでいく。
続けて後方から聞こえる轟音。
振り返るとそこには迷宮の壁を破壊して倒れ伏したヴィーヴルの姿があった。
「ヴィーヴル!?」
しかし……そこで終わりではなかった。
次々と響き渡る轟音。
その音は立て続けにさらに五つを数えた。
あの強靭な体を持つ竜人たちが、全員この刹那に倒されていた。
もちろんみんな竜化していた。
その竜人たちが、一撃のもとに竜化を解かれて一瞬で戦闘不能へと追いやられていた。
「こ、ここまでとは……想像以上だな……」
ドラゴンゾンビの直撃を受けても怪我ですむだけあって、みんなまだ息があることにちょっとほっとするが、竜気を纏った今のオレでも勝てる気がしない。
「脆いのだ。呆気ないのだ。レアな竜人たちとの戦闘だと聞いてわざわざ出向いてきたのに、ちょっと本気だしたら一瞬で終わってしまったのだ。なぁ? そこのもの、どう思う?」
口元に獰猛な笑みを浮かべ、こちらを振り返ってそう呟くその姿はまさしく魔王にふさわしいものだった。
その容姿にどこか緩んでいた気持ちは完全に消し飛んでいた。
オレは警戒レベルを限界まであげつつ話しかけた。
「魔王てとらぽっどか……すさまじいな。今のオレじゃ勝てないだろう」
……でも……。
ヴィーヴルたちの命がかかっている。
いや、世界の命運がかかっている。
オレのちっぽけな槍使いとしてのプライドにこだわっている場合じゃない。
母さんから授かった黒闇穿天流槍術と、冒険者になってから仲間と培ってきた様々な経験。
ジルから授かったギフトとサポートしてもらった竜気功。
それらすべてを駆使して魔王てとらぽっどに挑んでも勝てないだろう。
だとしても……。
「黒闇穿天流槍術、【月歩】!」
「おぉ! おぬしやるではないか! これはそこで転がっている竜人たちより楽しめそうじゃ!」
次々に繰り出すオレの仕掛けた攻撃は、てとらぽっどにまるで児戯のようにあしらわれる。
「それでも……時間稼ぎぐらいはしてみせるさ!」
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今までありがとうございました!
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追記:2025/09/20
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