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王子様はいささかハイテンション
しおりを挟むここは、アイゼンバルト王国。
国王陛下の執務室である。
その部屋は国王の部屋らしく、厳格な雰囲気に包まれて…
いなかった。
そこには困惑した様子の側近と
笑顔のままうーんと唸っている国王。
そして、場違いとも言える、御歳5才の男の子が延々と喋り続けるというなんとも奇妙な光景が広がっていた。
「それで、これがHooo!ってなったから、めっちゃイェーイ!って感じでマジヤッベーの!……」
「「「……」」」
延々と現代語で話し続ける男の子。
御歳5歳のアルト・デ・シャラ・アイゼンハルト王弟殿下であらせられる。
もう一度言おう。
王弟殿下である。
大人たちは、この現状に何故こうなった!?と頭を抱えるしかなかったのだった…。
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