しとねのうた

「この身体は、呪われている…」
 馴染みになった客が、次々と不慮の死を遂げてしまい、それを気に病んだ陰間・時羽。
 武家の次男として何不自由なく育ったが、女に欲情出来ず、陰間を買った武士・雪安。
 大店の跡継ぎとして生まれたが、商売に興味がなく、廓遊びに興じる商人・宗一。
 天下泰平の江戸の片隅で、一人の陰間と、二人の男の間で垣間見た、四季を巡るうつつの夢。
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