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失ったモノ 掴んだモノ
彩る・上
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カランカランと店のドアベルを鳴らし1人の男の人が入ってきた。
サングラスに白い杖。目が見えていないのは明らかだった。
「いらっしゃいませ。」
俺が声をかけると男の人は少しキョロキョロしてから俺の方に顔を向けて
「鉄花はここであっていますか?」
そう男の人は言った。
俺はそうですよと答え、男の人を店にある椅子に座らせた。その向かい側に俺と師匠は座って男の人の話を聞いた。
「初めまして。井藤真吾と申します。」
そう丁寧な口調で井藤さんは話し始めた。依頼は自分にあった義眼を両眼分作って欲しいとの事だった。
井藤さんの要望を聞き、これから何度か鉄花に通ってもらう約束をして俺たちは井藤さんを送り出した。
井藤さんを送り出したあと、師匠は俺に向かって
「義眼が初仕事ってのはキビしいかもしれねぇがこの仕事はお前が受け持て。」
と言うのだった。
義眼は小さい分、作業も細かく難しい。でもそんな仕事を任せてくれた師匠の期待に応えるために俺ははいと勢いよく返事をして仕事に取り掛かった。
サングラスに白い杖。目が見えていないのは明らかだった。
「いらっしゃいませ。」
俺が声をかけると男の人は少しキョロキョロしてから俺の方に顔を向けて
「鉄花はここであっていますか?」
そう男の人は言った。
俺はそうですよと答え、男の人を店にある椅子に座らせた。その向かい側に俺と師匠は座って男の人の話を聞いた。
「初めまして。井藤真吾と申します。」
そう丁寧な口調で井藤さんは話し始めた。依頼は自分にあった義眼を両眼分作って欲しいとの事だった。
井藤さんの要望を聞き、これから何度か鉄花に通ってもらう約束をして俺たちは井藤さんを送り出した。
井藤さんを送り出したあと、師匠は俺に向かって
「義眼が初仕事ってのはキビしいかもしれねぇがこの仕事はお前が受け持て。」
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