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閑話
ペーラと肉尽くし
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ー試験に合格した日のお昼ー
デアドさんが魔物を狩ってくるのを待っている間、ラウラさんが用意してくれたペーラを食べる事になった。
「洗ってきたよ、お待たせ!
今日採ってきたばかりのペーラだよ!」
そう言って出されたのはどう見ても巨大なマッシュルームだった。
「ラウラさん、これ果物なんですか?!」
「おや?ナートは食べた事ないのかい?正真正銘果物だよ!」
「初めて見ました!これどうやって食べればいいんでしょう?」
「皮を剥いて、食べるんだよ。」
そう言われたので人の握りこぶし位あるペーラの皮を剥いて一口噛り付いた。
「ん~!美味しい!甘くて濃い梨みたいな味にこのゼラチンみたいなプルプルがまた堪らない!
はぁ、一口食べたらその分だけ増えればいいのに…。」
「ハッハッハッ!それじゃ何時までも経っても食べ終わらないじゃないか!」
「食べ終わらない、それが良いんじゃないですか!!」
「そんなに果物が好きならこれから美味しいのが出てたら買ってきてあげるからね!」
「本当ですか?!ありがとうございます!!」
いつの間にか3つくらい食べ、最後にあと一つと思って手を伸ばした時、デアドさんが悲しそうな目をして立っていた!
「お、おかえりなさい!早かったですね!
いや~お肉楽しみ過ぎてお腹減っちゃって…えっと、あんまりお腹空き過ぎてると食べれないって言うから、腹ごしらえしてました!」
「そうなのか?!いや~ナートは物知りだな!
よし!そんなにお腹空いてるなら今直ぐ沢山用意してやるからな!」
まずい…結構お腹が膨れてきてる…どうにかして腹を減らさないと!
「ナート!待たせたな!!出来たぞ!」
そこにはテーブルの上に隙間が無いくらい肉料理で埋め尽くされた光景が広がっていた!
俺は魔法でそよ風を起こしながら腕立て伏せをしてお腹を空かせる事に成功したが、流石にこの量は無理だ!
「さぁ沢山食ってくれ!」
「ちょっとあんた、これは流石に作りすぎだよ。」
「そうか?でも可愛いナートがお腹空かせてたんだ!足りないより良いだろう?余ったら店で炒めご飯とかに使うから大丈夫だ!」
「はぁ…本当に加減を知らないんだから。ナート無理しないで良いからね。食べれる量だけ食べなさい。」
「心配してくれてありがとうラウラさん!いただきます!」
確かに量は凄くて圧倒されるが、色々な肉はどれも美味しそうだ!
まず突撃豚の皮の部分だけを北京ダックみたいにパリパリ焼かれたものが目に入った。。何かが塗ってあるみたいで照がある、一口食べるとパリパリの食感に噛めば噛むほど旨味が出てきて、周りに塗ったのは蜂蜜でスペアリブの様な味わいがして美味しい!ネギの様な野菜セボラべルと一緒に食べると更に美味しい!
次に食べるのは怠惰な牛のステーキにしよう!でも丸ごとだと多いから半分ぐらいにして…見た目は普通の油の乗った上質な肉って感じだ。部位的にはサーロインにあたる部分。でも怠惰な牛ってなんか締まりが無さそうで脂っこそうだな。
そう考えながら一口食べてみる…想像とは全く違っている!肉は程よく引き締まり肉肉しい味わい、脂っこそうに思っていた脂は、脂の旨みだけ感じて嫌な脂っこさは感じない!いくら食べても胃もたれなんてし無さそうだ!多いと思い半分残してたお肉もすべて平らげてしまった。
さて次は…これは何の肉だ? 分からないが薄くスライスして野菜と一緒に鍋っぽい料理に入っている。分からなくて見ているとデアドさんが…
「どうしたんだナート?食べるのが止まってるぞ。」
「このお肉って何のお肉ですか?初めて見る気がするんですが。」
「おお、これか?これはな…魔熊の肉だ!」
「え?マグマ?」
「そう熊だ。」
「クマ?くま?熊?熊?!だって!
…でもそれじゃあ…デアドさんはその…熊の獣人なのに…いいんですか?」
それじゃあ共食いになるんじゃないのか?俺はなんか差別的な発言な気がしてハッキリと口に出せないでいると…
「あ~、共食いじゃないかって気になってるのか?
まぁ人から見るとそうなるのかもしれないが…俺達獣人は言葉を話して人であるという者とそうで無い物は、全く違う物と考えてる。
だからいくら俺が熊の獣人でも魔熊は仲間とは思わないんだ。大体それを言い出すと牛の獣人の友達が居たら、さっきナートが食べてた怠惰な牛が食えないってなっちまうぞ!
俺達は獣人は獣に変身出来るが、人だ。だから気にせずしっかり食え!」
「はい!!」
俺はこの後、少しでも食べるのが止まるとデアドさんが気にしてるのか?と聞いてきて、お腹いっぱいでも食べ続けなきゃいけないという地獄を異次元ポケットを駆使して切り抜けたのだった。
デアドさんが魔物を狩ってくるのを待っている間、ラウラさんが用意してくれたペーラを食べる事になった。
「洗ってきたよ、お待たせ!
今日採ってきたばかりのペーラだよ!」
そう言って出されたのはどう見ても巨大なマッシュルームだった。
「ラウラさん、これ果物なんですか?!」
「おや?ナートは食べた事ないのかい?正真正銘果物だよ!」
「初めて見ました!これどうやって食べればいいんでしょう?」
「皮を剥いて、食べるんだよ。」
そう言われたので人の握りこぶし位あるペーラの皮を剥いて一口噛り付いた。
「ん~!美味しい!甘くて濃い梨みたいな味にこのゼラチンみたいなプルプルがまた堪らない!
はぁ、一口食べたらその分だけ増えればいいのに…。」
「ハッハッハッ!それじゃ何時までも経っても食べ終わらないじゃないか!」
「食べ終わらない、それが良いんじゃないですか!!」
「そんなに果物が好きならこれから美味しいのが出てたら買ってきてあげるからね!」
「本当ですか?!ありがとうございます!!」
いつの間にか3つくらい食べ、最後にあと一つと思って手を伸ばした時、デアドさんが悲しそうな目をして立っていた!
「お、おかえりなさい!早かったですね!
いや~お肉楽しみ過ぎてお腹減っちゃって…えっと、あんまりお腹空き過ぎてると食べれないって言うから、腹ごしらえしてました!」
「そうなのか?!いや~ナートは物知りだな!
よし!そんなにお腹空いてるなら今直ぐ沢山用意してやるからな!」
まずい…結構お腹が膨れてきてる…どうにかして腹を減らさないと!
「ナート!待たせたな!!出来たぞ!」
そこにはテーブルの上に隙間が無いくらい肉料理で埋め尽くされた光景が広がっていた!
俺は魔法でそよ風を起こしながら腕立て伏せをしてお腹を空かせる事に成功したが、流石にこの量は無理だ!
「さぁ沢山食ってくれ!」
「ちょっとあんた、これは流石に作りすぎだよ。」
「そうか?でも可愛いナートがお腹空かせてたんだ!足りないより良いだろう?余ったら店で炒めご飯とかに使うから大丈夫だ!」
「はぁ…本当に加減を知らないんだから。ナート無理しないで良いからね。食べれる量だけ食べなさい。」
「心配してくれてありがとうラウラさん!いただきます!」
確かに量は凄くて圧倒されるが、色々な肉はどれも美味しそうだ!
まず突撃豚の皮の部分だけを北京ダックみたいにパリパリ焼かれたものが目に入った。。何かが塗ってあるみたいで照がある、一口食べるとパリパリの食感に噛めば噛むほど旨味が出てきて、周りに塗ったのは蜂蜜でスペアリブの様な味わいがして美味しい!ネギの様な野菜セボラべルと一緒に食べると更に美味しい!
次に食べるのは怠惰な牛のステーキにしよう!でも丸ごとだと多いから半分ぐらいにして…見た目は普通の油の乗った上質な肉って感じだ。部位的にはサーロインにあたる部分。でも怠惰な牛ってなんか締まりが無さそうで脂っこそうだな。
そう考えながら一口食べてみる…想像とは全く違っている!肉は程よく引き締まり肉肉しい味わい、脂っこそうに思っていた脂は、脂の旨みだけ感じて嫌な脂っこさは感じない!いくら食べても胃もたれなんてし無さそうだ!多いと思い半分残してたお肉もすべて平らげてしまった。
さて次は…これは何の肉だ? 分からないが薄くスライスして野菜と一緒に鍋っぽい料理に入っている。分からなくて見ているとデアドさんが…
「どうしたんだナート?食べるのが止まってるぞ。」
「このお肉って何のお肉ですか?初めて見る気がするんですが。」
「おお、これか?これはな…魔熊の肉だ!」
「え?マグマ?」
「そう熊だ。」
「クマ?くま?熊?熊?!だって!
…でもそれじゃあ…デアドさんはその…熊の獣人なのに…いいんですか?」
それじゃあ共食いになるんじゃないのか?俺はなんか差別的な発言な気がしてハッキリと口に出せないでいると…
「あ~、共食いじゃないかって気になってるのか?
まぁ人から見るとそうなるのかもしれないが…俺達獣人は言葉を話して人であるという者とそうで無い物は、全く違う物と考えてる。
だからいくら俺が熊の獣人でも魔熊は仲間とは思わないんだ。大体それを言い出すと牛の獣人の友達が居たら、さっきナートが食べてた怠惰な牛が食えないってなっちまうぞ!
俺達は獣人は獣に変身出来るが、人だ。だから気にせずしっかり食え!」
「はい!!」
俺はこの後、少しでも食べるのが止まるとデアドさんが気にしてるのか?と聞いてきて、お腹いっぱいでも食べ続けなきゃいけないという地獄を異次元ポケットを駆使して切り抜けたのだった。
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更新再開、ありがとうございます!
続きを読めて嬉しいです。
無理に書こうとしても納得できる文書にはなりませんし、気持ちが「表現したい!」って時に書き連ねてもらえればと思います。焚き付けておいてなんですが(笑)
ナートの真っ直ぐなところ、デアドさんのくっそ暑苦しいところ(褒めてますよ(笑))、ラウラさんの懐の深さ。この家族が大好きです。ほっこりします。
のんびりと続きを待ってます。
私なんて、書きたい題材あるのに投稿できないでいるので、投稿開始して更新するだけでもすごいことだと思うし、とても労力がいることだと思います。
ですので、お身体に気をつけて頑張ってくださいませ。
応援ありがとうございます!
ナートは真っ直ぐなキャラになっちゃいましたね(´・`;)
本当はキャラ的にはクールな感じが好きなんですが…それだと話を進められなくて;
デアドの浸すら暑苦しいぐらい家族大好きでちょっと抜けてる感じは描きやすいですが、たまには格好いい彼を描きたい!
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初めての感想頂きました!
ありがとうございます!
これからも頑張ります!
( ´ ▽ ` )ノ<感想のお陰でビールが美味いよ~♪