男の子たちの変態的な日常

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242 変態性欲〜後編〜

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「ら、らめぇ~ッ」


 括約筋を引き締めても、唾液が潤滑油の役目を果たしているのか、卵形の物体は容易に僕の中へ入っていく。


「ひッ」


 おぞましい違和感に、僕は鳥肌を立たせてたじろいだ。
 すかさず微振動が僕の中に伝わり、目をカッと見開く。
 リョウの手には、いつの間にかリモコンらしき物体が握られていた。


「あ、ひゃあぁぁッ!」


 より強力な振動が腹の奥に伝わり、全身がビクンと跳ねあがる。排泄感が定期的に襲いかかり、僕は下腹部に力を込めて堪えた。


「リモコンのスイッチはまだ『中』だぞ~♡ これからが本当のお楽しみだwww」


 意識が朦朧としだし、目の前がボーっと霞む。
 戦慄を覚えるほどの快美に襲われ、僕は裏返った声を発した。
 僕の中からモーター音が洩れ聞こえ、僕は脳天から突き抜けるような悲鳴を轟かせた。


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」


 腰をよじり、身を仰け反らせたところで、拘束された状態では下腹部はほとんど動かせず、ローターの衝撃が全身に伝わっていく。
 僕は苦悶の表情で顔を打ち振り、ヒップを前後にわななかせた。
 もはや理性が吹き飛び、官能のパルスが脳幹を駆け抜けている。
 僕の中はすっかり溶け崩れ、股からは淫らな熱気と恥臭がムンムン立ちのぼっていた。
 亀頭冠が天井を睨みつけ、青筋が最大限まで膨張する。


「そろそろ俺のチンポが欲しくてしょうがない頃合いだなぁwww」
「欲しい、欲しいよぉ~♡」


 髪を振り乱した僕が泣き声で訴えると、リョウはソファに這いのぼった。
 中腰の体勢から、我慢汁でぬるぬるの宝冠部を僕の口元に突き出す。


「あ、ン、あンッ!」


 僕は餌をもつ雛のように首を伸ばし、切羽詰まった表情で怒張に貪りついた。
 雁首に舌を絡め、反り返った屹立に唾液をたっぷりまとわす。頰を鋭角に窄め、強烈な吸引力でじゅっぱじゅっぱと啜りあげる。


「ンッ! ふッ! ンッ! ふッ!」


 鼻からリズミカルな吐息をこぼし、怒涛のバキュームフェラを展開する。
 僕は顔をS字に振り、ペニスにスクリュー状の刺激まで吹き込む。男根の味覚と匂いを堪能する姿は本能のままに生きる動物そのものだ。
 口唇の端から小泡混じりの唾液が溢れ出し、肉棒は瞬く間に淫猥な輝きを放っていった。


「リモコンのスイッチを一気にマックスにしてやるぜぇ~♡」
「ンッ! イクッ、イクッ、イックぅぅぅぅぅぅぅぅ~!!!」


 僕はエンストした車さながら、腰を前後に振りたくった。
 瞳がくるっと反転し、口がだらしなく開けられる。結合部から、シャッという音とともに透明な淫水が放たれる。
 僕は絶頂を迎えると同時に潮まで吹いたのだ。 
 リョウは腕の動きを止め、心地いい達成感に満足げな笑みを浮かべた。
 法悦のど真ん中を彷徨う僕は喉を晒して身をひくつかせる。自分でもドン引きするほどの壮絶なイキっぷりだ。
 怒張は垂直にそそり勃ち、鈴口からは我慢汁がゆるゆると溢れていた。


「ビショビショ過ぎて、すんなり入っちまったぜ♡」
「あぁぁン♡」


 挿入口がよく見えるよう、リョウは椅子の背もたれに手を添えて微調整する。
 太い肉筒は、紛れもなく僕を貫いていた。


「う、ン、ふぅぅッ」


 リョウはすでに腰のスライドを開始しており、もはや僕の顔から苦悶の表情は跡形もなく消え失せていた。
 今や括約筋は目いっぱい広がり、猛々しい肉棒をがっぽり咥え込んでいる。
 ゆったりしたピストンのたびに、接合部から白濁がかった液体が溢れだす。
 僕は頰をみるみる染め、眉をくしゃりと歪めた。


「あン、あぁン……リョウのオチンチンがお腹の中を掻きまわしてるよぉ~♡」


 僕の身体が跳ね躍り、とろとろの花蜜が滴り落ちる。
 いっさいの思考が頭から吹き飛び、もはや惚けるしかなかった。


「うン……くふぅぅぅッ」


 腰のスライドが加速し始め、僕の身体が小刻みに揺れる。


「あぁ、あぁ、いいッ! 気持ちいいよぉ~♡」


 僕は口を開け放ち、高らかな声を恥ずかしげもなく張りあげた。


「もっと気持ちよくさせてやるぜ~ッ!」


 リョウが太腿の筋肉を引き攣らせ、目にもとまらぬ速さでピストンを繰りだしていく。


「あッ、いい~! すごくいい~♡ オチンチンがお腹の中をゴリッて、すごい、すごいのぉぉぉッ! あッ、ンはぁッ、ひああぁぁぁ~ッ!!!」


 僕は腰をもぞつかせ、尻上がりの絶叫を喉の奥から絞り出す。やがて腹部をひくつかせ、壮絶とも言える官能の頂点を極めていった。


「イクイクッ、イグッ! イッグぅぅぅぅぅぅッ!!!」
「俺もイクぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!」


 仰け反った僕の身体が、ストップモーションのごとく停止する。
 魂を揺さぶるほどの快美に見舞われた僕はそのままピクリとも動かなくなった。
 リョウの腰も止まり、逞しい筋肉がひきつけを起こす。同時に、僕も愛欲の炎に身を包まれた。
 両足を広げたまま、僕は虚ろな表情で絶頂という大輪の花を咲かせたのだった。
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