男だらけの変態異世界冒険譚

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日常編part②

47 変態騎士討伐〜後編〜

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 男根王の首を討ち取り、チンポ騎士団を壊滅させたヒビキと一緒に僕は久しぶりにギルドに来ていた。

「あんなヤツらの首でも結構儲かったね」
「あんなアホな連中でも世間に名の知れた闇ギルドではあったからなぁ。当然の報酬を受け取ったまでさ。――それより、ようやく2人っきりになれたな♡」

 情熱的に囁きながら、ヒビキは僕の唇へ優しくキスをする。
 ヒビキの自省心は、一気に断ち切れた。
 すがりつく僕をヒビキは力を込めて抱きしめた。
 ヒビキも、陶然となっていく。僕の唇をそっとこすり、舌で舐めまわす。ヒビキが舌先を口中に潜りこませても、僕は抗わなかった。繰り返し吸われる唇から忍び声をもらし、自分からも舌を吸いかえす。

「ふぅうん、あぁん……」

 口腔の粘膜をねぶりまわされて、僕は喘ぎ声をもらし、頰を薔薇色に上気させた。身も心もヒビキの中に溶けこませて、安らぎに似た心地のままに目をうっとりと細めて、ゆらゆらと首を揺する。
 腕の中に抱きしめられた僕のことだけが、ヒビキの心を占めていた。もはや自分の感情を抑えられない。男根も痛いほど硬く勃起していた。
 ヒビキは僕の身体を椅子の上に押し倒す。

「ミライ、相変わらず可愛い過ぎるぜ……もう我慢できねえ~♡」

 僕の頰にキスの雨を降らせて、熱っぽく囁いた。

「うん、構わないよ♡ ヒビキになら何をされたってね……」

 僕は消え入りそうな声で答えて、うなずいた。
 僕の肢体から、ヒビキはゆっくりと衣服を脱がしていく。

「あぁん、恥ずかしい♡……」

 ヒビキは自分も服を脱ぎ捨てて、羞恥にふるえる僕の身体を撫でまわした。ヒビキの手はスベスベとなめらかで、しっとりと手のひらに僕の肌が吸いつく。
 心地良さそうにくなくなと首を揺する。

「あああんッ、あんッ! うふん……」

 ヒビキは、たっぷりと唾をまぶして、乳首を舌で転がすように舐めまわす。さらに咥えた唇でしごきたてると、敏感な突起はますます硬くふくらんできた。
 僕はむずかるように鼻を鳴らして、一糸まとわぬ裸身をのけぞらせた。

「ヒビキッ、ヒビキ♡ みゃあんッ……」

 紅潮した顔を切なげに揺すって、僕はヒビキの名をつぶやいた。潤んだ瞳を虚ろにさまよわせる。興奮したヒビキの荒々しい愛撫も、発情した僕には快美な刺激だった。
 乳首を吸いあげたヒビキは内腿を手で撫でまわして、僕のアソコに触れる。

「あぁあんッ! いや、ギルドの中なのに……恥ずかしい♡」

 僕は消え入りそうな声をあげて両の太腿を閉じ合わせた。

「ギルドの中だろうが関係ない! ミライの全てを俺にさらけ出すんだぁ~♡」

 頰を真っ赤に染めた僕へ熱っぽく囁きかけながら、ヒビキは火照った腿に挟まれた手を動かし、アソコを撫であげる。

「ああッ、いやッ……」

 優しい丹念な愛撫を受けて、閉じていた脚もしだいに緩んでいった。それでも僕はしきりに身体を横向きにさせて、縮めようとする。
 ヒビキはかまわず、両脚を手で強引に割り開いた。ヒビキの目の前に僕のアソコがあらわになる。

「相変わらず綺麗だぜ、ミライ♡」

 うっとりと囁いたヒビキは、僕のを指先でそっと撫でまわした。

「らめぇッ、恥ずかしい……。ああッ……見ないで♡」

 自分の身体が官能を貪るように恥ずかしく濡れているのを感じ取った僕は、アソコをヒビキに触れられて、声を絞ってのけぞった。
 愛液の湧出とともにこもった悩ましい僕の濃密な性臭が、ヒビキの本能を熱く刺激した。その匂いに酔い痴れたようにヒビキは濡れたところへ口をあてがい、あらわになった粘膜を舐めまわす。

「ああぁんッ!……そこ、舐めないで♡ うぅッ、らめぇ……」

 僕はヒビキの舌を感じて、熱く火照った裸身を震わせた。たまらずビクッと腰を跳ね上げる。
 その腰を抱え込んだヒビキは熱いアナルへ情熱的な口唇愛撫を繰り返した。

「はうッ、らめぇ……そこ、らめぇ……いッ、いやあ……あッ!」

 加減のない刺激を受けてつづけて、僕は身も心もとろけていった。
 たっぷりとフェロモンを含んだ愛液を、いやらしい音をたててすするうちに、ついに興奮が限界を越えた。

「はああぁ、ぁんッ! ふぅうん……」

 僕はヒビキの首に手をまわした。愛らしく喉を鳴らしてヒビキの頰に自分の唇をこすりつける。

「あぁ、ミライ……愛してるぜ♡」

 熱い喘ぎが交差し、2人の唇が重なった。互いに差しのべた舌を絡ませて、吸い合う。触れ合う肌から伝わる灼熱の衝動を感じて、激しく舌を舐めまわす。
 ヒビキは仰向けになって、自分の上に小柄な僕の身体を反対向きに乗せ上げた。
 僕のヒップを両手で抱え込み、割り開いた脚の間に鼻先を突っ込む。濃密な性臭に頭がクラクラするのを感じながら、ヒビキはのばした舌で滴る蜜をすすり上げる。

「はああんッ……ヒビキ、気持ち良すぎ♡ 溶けちゃうぅ……」

 僕は肢体をしならせて悦びの声を噴きこぼした。身体の芯が溶けてしまいそうな快美な波がひろがり、全身に満ちていく。
 うっとりと揺れる顔の間近でヒビキの男根がそそり立っていた。
 屹立した肉棒は、亀頭のエラを大きくひろげて腹を打たんばかりにそりかえっていた。太い胴体には血管が浮かんでいる。
 僕は、はち切れんばかりの勃起に指を絡めた。愛おしげに頬ずりをして男根の芯のある弾力を楽しむ。そして、たどたどしい手つきで肉茎をしごき始めた。吸い寄せられるようにエラをひろげた亀頭へ唇をこすりつける。
 突然、心地よい刺激を感じたヒビキは低い唸り声をもらした。口づけを受けた男根がビクンッと大きく跳ねた。

「ヒビキ、気持ちいいでしょ?……僕だけ気持ち良くしてもらうのは悪いからさ。ヒビキも気持ち良くなってよ♡」

 うっとりと囁きながら肢体をくねらせた僕は再び啄むように大きくふくらんだ亀頭に口づけた。左右に顔を傾け、肉棒全体にキスの雨を降らせると、舌でペロペロと膨張した肉茎を舐める。口をいっぱいに開いて、剛直を頬張った。

「ふぅ……うんッ、くぅう~」

 あまりの巨大さに顔が紅潮し、くぐもった呻きがもれる。
 僕の小さな口では、3分の1ほどをおさめるのがやっとだった。赤らんだ唇いっぱいに熱い怒張を咥え、甲高い喘ぎをもらしながら、舌と唇で肉幹をしごきたてる。顎が痛くなってくると、改めて亀頭を咥え、唇でエラのくびれをこすりまわす。
 ヒビキのチンポは僕とエッチの回数を重ねるごとに心持ち大きくなっていっている気がする。

「うッ、うぅッ……」

 温かく濡れた僕の口に野太い肉棒を含まれて、ヒビキは小さな呻き声をもらした。再び僕のヒップを抱え込み、尖らせた舌でヒクつくアナルをくすぐり、いじりまわした。すっかりとろけきった粘膜を吸い、とめどなく溢れる熱い愛液をすする。
 ふたりは互いに刺激し合い、相手を悦ばそうと口唇奉仕に熱を込めていった。
 ヒビキは指先をアナルの中にねじ入れた。
 固く締まっていたアナルは、いったん指を挿入されると、そのまま柔らかく呑み込んでいく。

「ン、くッ……ンふぅん。くぅ~……」

 僕はおもわず身体をこわばらせた。
 が、指をゆっくりと抜き差しされると、甘い泣き声をもらしてまた男根にしゃぶりついた。喘ぎながら顔を小刻みに揺する。
 すぼまったアナルがキュンッと収縮して、ヒビキの指を食いしめた。

「はぁあんッ! もぉらめぇッ、おかしくなっちゃう……。お腹の中がヒクヒクしてるぅ……ふぅう~んッ!」

 えぐる指で奥までつつかれて、僕はたまらず身悶えした。剛直から口を離し、切なげに鼻を鳴らす。喘ぎ声が高まり、感泣が切羽詰まってきた。

「ふぅッ……はあンッ! いい、いいッ、うぅん……ッ!」

 ふいに身体の奥から激しい快感の奔流が駆け抜けて、脳天まで灼きつくした。
 悩ましい声を噴きこぼす僕の中から、熱い絶頂の証が溢れかえる。

「すごく……気持ちいいッ!!!」

 激しいエクスタシーの波に飲み込まれて、僕の頭の中は真っ白になった。ぐったりとヒビキの上に伏せて、ヒップをビクビクッと引きつらせる。
 目を血走らせたヒビキは僕の身体を仰向けに組み敷いた。猛り切った剛直を愛液でヌルつくアナルへ突きつける。はだけた亀頭は発情で色濃く染まっていた。
 太い唸り声をあげたヒビキは腰を強引に突き入れた。

「ひいぃ~ッ!!!」

 ふわふわとした陶酔感に浸っていた僕は、ひときわ甲高い悲鳴をあげた。
 ヒビキはずり上がって逃れようとする僕を押さえつけて、一気に野太い肉棒でアナルを貫いた。
 僕の凌辱されて悶える表情がヒビキの欲情をさらに駆りたてた。腰に力をこめて、硬い亀頭の先端で荒々しく突き上げる。

「はあぁんッ!」

 僕はヒビキの体にすがりついた。
 僕は気死したように身じろぎもせず、引きつった喘ぎをもらして、脂汗で濡れ光る喉をさらす。
 ヒビキはぐったりとなった身体を抱きしめて、小刻みに収縮する唇を奪った。そのまま舌を口中に差し入れる。ヒビキの腕にすっぽりとおさまった僕の裸身は口づけに応えて小さくわななき、力なくはだけきった太腿を健気にこすりつけた。

「あ……ッ、あぁッ。ヒビキ……うぅ~、ふふッ……」

 僕は腕をヒビキの首に巻きつかせ、自ら唇をこすりつけた。夢中で口腔を這いまわる舌を吸いかえすうちに、いつしか甘い疼きへと変わっていくのを感じる。痺れにも似た熱い感覚が芽生え始める。こわばっていた身体の芯がゆっくりと溶けていき、わななく唇から甘美な喘ぎが嫋々ともれる。

「あぁ、ミライ♡ 愛してるぞ……」

 僕の肢体を抱きしめたヒビキは熱っぽく囁いた。華奢な首筋を吸いながら、ゆっくりと腰を律動させ始める。

「はぁッ、あぁん……」
「あぁッ……気持ちいいぜ、ミライ♡ とても柔らかくて、あったけえ……」

 男根が溶けてしまいそうな心地よさを感じて、ヒビキは低い唸り声をあげながら、ピストン運動のピッチを速めた。愛液にまみれた巨大な肉棒が、押し開かれた小さなアナルから抜き差しされる。
 アナルを突きあげられ、エラが中をえぐるたびに、痺れるような衝撃が脳髄まで走る。僕はたまらず顎を突き上げた。

「はぁあんッ……気持ちいいぉ~♡ お腹の奥がジンジンちて……僕はッ、もうッ!」

 熱い感覚に包まれた僕はヒビキの下で舌足らずなよがり声を噴き上げて、腰を切なげによじる。

「あひッ……ヒビキ♡ いいッ、気持ちいいよぉ~……」

 快感はますます大きくなり、唇からもれる声は甘美なよがり泣きへと変わっていった。朦朧と首を揺すりたてる僕は、喘ぎながらヒビキへ激しい悦びを訴え、すがりついた腕に力をこめて、ヒビキの口へ唇をこすりつける。

「あぁ……ミライ♡ 俺も天国に昇ったみたいだぜ~ッ!」

 ヒビキは心地よさげに囁いた。ヒビキは身をこすりつける僕を抱きしめて、唇を吸いたてる。
 僕たちは舌を絡め合い、溢れる唾液をすすった。
 猛り狂っていた精神が静まった僕の胸に、ヒビキへの愛しさが込み上げてくる。
 この想いを伝えたい。もっと、ヒビキを感じさせてあげたい。ヒビキの腰の動きに合わせて僕は自分も激しく動いた。
 深く突き入れられては、腰を『の』の字にまわす。
 剛棒を激しく撃ちこまれるたびに僕の脚が宙を蹴った。
 甘美な衝撃をつづけざまに受けて、僕の意識は粉々になった。頭の中が真っ白になり、全身の血が逆流する。身体の芯まで溶かす熱い快感が身体中に染みこんでいった。

「はぁあんッ! あぁッ、ヒビキ~ッ、ヒビキ~ッ!!!」

 愉悦のあまり、僕はあられもないよがり声を放って、なまめかしくのたうった。自ら男根の先で奥をえぐりまわすように腰を動かす。

「はあぁッ、ああッ! も、もおッ……!!!」

 強烈な快感の矢でたてつづけに貫かれ、切羽詰まった僕は首を振りたてて、狂わんばかりの泣き声を噴きあげた。僕の相貌が真っ赤に染まり、汗まみれの裸身が痙攣した。

「いいッ……いぃッ、いいぃんッ!」
「くうぅッ……おおおぉ~ッ!」

 激しくも心地よい締めつけに耐えきれず、ヒビキは絶頂の叫び声をあげるとともに大量の精液を放った。

「ああぁんッ! んあぁッ、あッ、熱……い、ひいぃい~ッ!」

 射精で灼かれたアナルを痙攣させ、僕は昇り詰めた。断続的に注ぎこまれる熱いほとばしりに合わせて、僕は肢体をそりかえらせる。
 ギルド内に僕たちの性臭が入り混じり、むっとするほど悩ましく揺らめいた。

「みゃ……あ、あぁ……」

 か細い吐息をもらしながら、僕の身体は弛緩していくのであった。
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