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第1話 フタナリに助けられたんですけど……
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私は底辺高校に通う農田 凛。
昔から頭が壊滅的に悪い私は知能指数40に満たない知的障害レベルだが、そんな人間でも入れる高校があると知り、藁にもすがる思いで受験した結果、テスト用紙がほぼ白紙でも無事合格を果たした。
だが、入学早々に中退することを思わず考えてしまうほど周囲の異常さに私は辟易していた。
私は知能は低いが、根は真面目なのだ。理解できない授業も受けるし、宿題は出来る範囲で提出するし、可能な限り先生の指示にも従う。
これは底辺高校あるあるなのだが、真面目な生徒は超少数派であるため、大多数のDQN共から陰キャ扱いされ、クラスでは嘲笑の対象となる。
DQN文化が主流の底辺高校において真面目=陰キャという構図は自明視され、ブスやオタクといった喪女はスクールカースト底辺という地獄の中、卒業まで3年間サバイブし続けなければならない。
今もまともに授業なんか受ける者はほぼ存在せず、寝てるか騒いでるかのどっちかだ。たまに静かに授業を聞いているヤツがいるかと思ったら、よく見ると机の下でスマホを弄りながらソシャゲやSNSに興じているだけだった。
そんなゴミクズみたいな生徒に絶望した教師たちも当然やる気をなくし、殆どの授業が自習である。英語の時間だけは授業っぽく、先生がお気に入りの洋画を字幕で見せてくれるため唯一楽しいと感じる。濡れ場が多い映画ばかりがチョイスされるのが気になるところだが、気にしたら負けだと思って私はイケメン俳優さんの裸に全集中した。
次は私の嫌いな数学の授業なのだが、珍しく先生が授業っぽいことをやると授業を妨害する生徒が現れる。先生の持ち物を取り上げてダッシュし、追いかけてくる男の先生を痴漢呼ばわりする遊びを始めるのだ。この辺は底辺の女子高生ならではの問題行動と言えるだろう。
基本的に頭の悪い女子生徒は男の気を引こうとして痴漢呼ばわりしてみたり、変態と罵っては女としての優位性を保とうとする。気の弱い男の先生だと女相手には強気に出れず、いつもヘラヘラしてるだけの操り人形と化してしまう。こうした問題行動を起こすのはスクールカースト上位のギャル軍団である。
底辺高校の女子は見事なまでにDQNなギャル系か、陰キャな喪女に二分する。
全然勉強なんかしないクソギャルと真面目に授業を受けているにも関わらず、全く勉強ができない私たちブス。はっきり言って、真面目に勉強してるのにアホギャルに負けるレベルなら間違いなく知的障害あるから精神科で知能検査を受けよう。
ちなみに身体しか取り柄がない援交ギャル共が普通にクリアできた試験でも私は全科目追試だった。その時ばかりは本気で死ぬことを考えるぐらい自信喪失したが、知的障害レベルなら勉強のことで悩んでも仕方がないと今では開き直っているwww
追試は毎日1教科ずつ放課後に執り行われる。昨日は数学Ⅰの追試で今日は数学Aの追試だ。
「つか、何で中学の時と違って『数学Ⅰ』とか『数学A』とかに別れてんの?」
心底どうでもいい疑問を口ずさみながら今日もカラッポな脳ミソをフル稼動させて追試に挑むが、清々しいほどに全く分からない。また明日から『国語』『英語』『現代社会』『生物基礎』といった順に毎日追試に臨むのかと思うと胃がキリキリしてくる。
「ほら、みんな見てよ。キモブスがひいこら追試受けてて超ウケるんですけどwww」
「ブスで頭も悪いなんて人生終わってるよねwww」
「結婚できる見込みもなければ、大学進学さえ出来そうにないブスって生きてて楽しいのかなぁ~?」
スクールカースト上位の派手なギャル軍団は甲高い声で追試を受ける私の悪口を言いまくる。
追試で胃がキリキリしている私は更に打ちのめされ、シャーペンを握る手に力さえ入らなくなった。
「おい、キモブス! 生きてて楽しいのかって聞いてんだよwww」
「ギャハハ、頭悪すぎて人間の言葉が理解できてないんじゃねwww」
「あぁ、なるほどね。じゃあ、もう人間扱いしなくていっかwww」
スクールカースト下位の喪女にマウントを取ることが生きがいのような、心の底から性根の腐った牝どもは私の髪を捻じ切る勢いで引っ張ると床に向かって叩きつける。その反動で私のスカートが捲れ、サニタリーショーツが丸見えになった。
「うわぁ、ブスにも生理が来るとかマジウケるwww」
「どうりでコイツの周り、死ぬほど臭いと思ってたわwww」
「女に生まれたメリットなんか一切ないくせに生理来るとか死にたくならないの~?」
日常的に人間扱いされることがないせいか、こうしたキ◯ガイ女共による不当な暴力やイジメにも慣れてきた。
弱肉強食の世界である底辺高校では動物並みに知能が低いDQNが弱そうな獲物を見つけては徹底的になぶり甚振る光景など日常茶飯事なのだ。悔しいが、ここでは通常の人間社会の常識など全く通じない。性的魅力が皆無の弱い個体は淘汰されるか、オモチャにされるかのどちらかだ。
「女のくせに全く髪の手入れが行き届いてないじゃんwww」
「その無駄にボリューム満点のモッサいキノコ頭、バッサリ切ってあげようかwww」
「いいねぇ~、キノコ狩りマジ最高www」
耳や唇にピアスをつけたリーダー格の金髪ギャルは鞄からバリカンを取り出した。
「ちょ、ちょっと……冗談だよね⁉︎ まさか本気でやる気じゃ……」
狼狽する私の様子をサディスティックな目つきで見やると、盛大に胸の谷間をブラウスから露出させた黒ギャルが後ろから羽交い締めにしてきた。
「髪なんかあってもなくてもブスはブスなんだし、どうせなら最高にウケるブスになりなよwww」
そう言うと、チリチリ茶髪の白ギャルが私のキノコ頭をがしっと掴んでリーダー格の金髪ギャルに捧げる。
「うひゃひゃ、夏だから頭の方もスーパークールビズにしないとねwww」
「スーパークールビズって……まさか、ハゲにする気じゃ⁉︎」
両手で頭を庇いながら必死に抵抗するが、ギャル共は私を蹴飛ばし、追い込み続ける。
胸糞悪い高笑いを浮かべるサイコパスなギャル共に絶望した私はただ泣くことしか出来なかった。
バリカンが私の頭に迫り、もうダメかと思われた次の瞬間、誰かが後ろから金髪ギャルの身体を押し倒した。
押し倒された金髪ギャルは咄嗟のことで受け身がとれず、持っていたバリカンを自分の頭で下敷きにしてしまった。
「うぎゃあああああああああああ~ッ!!!」
見事なまでに前髪から頂上まで左右非対称に刈り上げられた金髪ギャルは狼狽しながらも自分を押し倒した相手を睨みつける。
「あんたは……二也井 珍子⁉︎」
「そんな怖い目で見ないでよ。ブスが余計に際立っちゃうよwww」
クズギャル共は目の前に佇む絶世の美少女を見やると、さっそく臨戦態勢に入る。
「テメエ、ちょっと可愛いからって調子に乗ってっとブッ殺すぞぉ!」
「その頭で凄まれても迫力ないどころか、ただただ面白いだけなんですけどwww」
二也井さんが鈴を転がすような声でケラケラ笑うと、ブチ切れたマジキチ女共は鬼のような形相で襲いかかっていく。
3人のサイコパス女は男にも引けを取らない腕力で二也井さんの制服を剥ぎ取っていく。
「コイツ、全裸にして外に放り出してやろうよwww」
「それだけじゃ、気が済まないから知り合いの男たちにレイプさせてやるwww」
「いいねぇ~、寝ても覚めても終わらない生き地獄を味合わせようかwww」
二也井さんの制服を大胆にはだけさせ、ブラジャーをずらして豊乳を露わにする。そして、その大きさを確かめるように金髪ギャルは揉みしだく。
「ちぃッ、あたしより胸デカイとか死ねよ!」
「こりゃあ、Gカップはあるね。死ねばいいのにwww」
「その巨乳使って、さぞいい思いしてきたんでしょ~? 死ねッ!!!」
大きいだけじゃなくて形もいい。そして、綺麗なピンク色の乳首は同じ女である私が見ても神々しく思えた。私も巨乳美少女だったら、さぞ人生はバラ色だったろう。
「この胸のせいでボクの人生は台無しだよ……」
先程までの鈴を転がすような可愛らしい声とは裏腹に男の子みたいなハスキーボイスで二也井は呟いた。
「はあ⁉︎ 何、訳の分からないこと言ってんだか!」
巨乳に対するルサンチマンを爆発させる金髪ギャルがスカートとショーツを剥ぎ取った次の瞬間、二也井さんの股間からブルンっと奇妙な棒状の何かが飛び出した。
「うぎゃあああああああ~、チンコ⁉︎」
「えぇ~ッ、男⁉︎」
「キモ過ぎ~ッ、もう行こうよ!」
ギャル軍団は二也井さんの股間の逸物を見て卒倒しそうになりながらも千鳥足で退散していった。
「やれやれ、自分たちでチンポ丸出しにしたくせに酷い言い草だなぁwww」
神々しい美少女の股間でグロテスクな棒状のモンスターが脈打つように蠢く光景はあまりにもシュールだった。
狼狽した私は完全に言葉を失い、その場から立ち去ることも出来ないまま、ひたすら二也井さんの股間に目を奪われていた。
「おや? ボクのチンポに釘付けになったようだね♡」
二也井さんは下半身を剥き出しにしたまま立ち上がった。
「ボクにチンポがついてることはナイショだよ♡ バレるといろいろ面倒だから」
足に上手く力が入らず、床に座り込んでいた私の手を二也井さんは優しく握る。
「ほら、勃って♡」
そう言うと、二也井さんは勃起しながら私の手を取って立たせる。
「あの……立たせるのは私だけにしてほしいというか、そっちは勃たせないでほしいというか……」
「ふふふ、素敵な女の子を目の前にしたら勃たせるのが男としてのマナーだよ♡」
妙ちきりんなことを言う男か女か分からない謎のフタナリを目の前にして私は軽くパニックに陥りながらもその温かい綺麗な手をいつまでも離さずにいたのだった。
昔から頭が壊滅的に悪い私は知能指数40に満たない知的障害レベルだが、そんな人間でも入れる高校があると知り、藁にもすがる思いで受験した結果、テスト用紙がほぼ白紙でも無事合格を果たした。
だが、入学早々に中退することを思わず考えてしまうほど周囲の異常さに私は辟易していた。
私は知能は低いが、根は真面目なのだ。理解できない授業も受けるし、宿題は出来る範囲で提出するし、可能な限り先生の指示にも従う。
これは底辺高校あるあるなのだが、真面目な生徒は超少数派であるため、大多数のDQN共から陰キャ扱いされ、クラスでは嘲笑の対象となる。
DQN文化が主流の底辺高校において真面目=陰キャという構図は自明視され、ブスやオタクといった喪女はスクールカースト底辺という地獄の中、卒業まで3年間サバイブし続けなければならない。
今もまともに授業なんか受ける者はほぼ存在せず、寝てるか騒いでるかのどっちかだ。たまに静かに授業を聞いているヤツがいるかと思ったら、よく見ると机の下でスマホを弄りながらソシャゲやSNSに興じているだけだった。
そんなゴミクズみたいな生徒に絶望した教師たちも当然やる気をなくし、殆どの授業が自習である。英語の時間だけは授業っぽく、先生がお気に入りの洋画を字幕で見せてくれるため唯一楽しいと感じる。濡れ場が多い映画ばかりがチョイスされるのが気になるところだが、気にしたら負けだと思って私はイケメン俳優さんの裸に全集中した。
次は私の嫌いな数学の授業なのだが、珍しく先生が授業っぽいことをやると授業を妨害する生徒が現れる。先生の持ち物を取り上げてダッシュし、追いかけてくる男の先生を痴漢呼ばわりする遊びを始めるのだ。この辺は底辺の女子高生ならではの問題行動と言えるだろう。
基本的に頭の悪い女子生徒は男の気を引こうとして痴漢呼ばわりしてみたり、変態と罵っては女としての優位性を保とうとする。気の弱い男の先生だと女相手には強気に出れず、いつもヘラヘラしてるだけの操り人形と化してしまう。こうした問題行動を起こすのはスクールカースト上位のギャル軍団である。
底辺高校の女子は見事なまでにDQNなギャル系か、陰キャな喪女に二分する。
全然勉強なんかしないクソギャルと真面目に授業を受けているにも関わらず、全く勉強ができない私たちブス。はっきり言って、真面目に勉強してるのにアホギャルに負けるレベルなら間違いなく知的障害あるから精神科で知能検査を受けよう。
ちなみに身体しか取り柄がない援交ギャル共が普通にクリアできた試験でも私は全科目追試だった。その時ばかりは本気で死ぬことを考えるぐらい自信喪失したが、知的障害レベルなら勉強のことで悩んでも仕方がないと今では開き直っているwww
追試は毎日1教科ずつ放課後に執り行われる。昨日は数学Ⅰの追試で今日は数学Aの追試だ。
「つか、何で中学の時と違って『数学Ⅰ』とか『数学A』とかに別れてんの?」
心底どうでもいい疑問を口ずさみながら今日もカラッポな脳ミソをフル稼動させて追試に挑むが、清々しいほどに全く分からない。また明日から『国語』『英語』『現代社会』『生物基礎』といった順に毎日追試に臨むのかと思うと胃がキリキリしてくる。
「ほら、みんな見てよ。キモブスがひいこら追試受けてて超ウケるんですけどwww」
「ブスで頭も悪いなんて人生終わってるよねwww」
「結婚できる見込みもなければ、大学進学さえ出来そうにないブスって生きてて楽しいのかなぁ~?」
スクールカースト上位の派手なギャル軍団は甲高い声で追試を受ける私の悪口を言いまくる。
追試で胃がキリキリしている私は更に打ちのめされ、シャーペンを握る手に力さえ入らなくなった。
「おい、キモブス! 生きてて楽しいのかって聞いてんだよwww」
「ギャハハ、頭悪すぎて人間の言葉が理解できてないんじゃねwww」
「あぁ、なるほどね。じゃあ、もう人間扱いしなくていっかwww」
スクールカースト下位の喪女にマウントを取ることが生きがいのような、心の底から性根の腐った牝どもは私の髪を捻じ切る勢いで引っ張ると床に向かって叩きつける。その反動で私のスカートが捲れ、サニタリーショーツが丸見えになった。
「うわぁ、ブスにも生理が来るとかマジウケるwww」
「どうりでコイツの周り、死ぬほど臭いと思ってたわwww」
「女に生まれたメリットなんか一切ないくせに生理来るとか死にたくならないの~?」
日常的に人間扱いされることがないせいか、こうしたキ◯ガイ女共による不当な暴力やイジメにも慣れてきた。
弱肉強食の世界である底辺高校では動物並みに知能が低いDQNが弱そうな獲物を見つけては徹底的になぶり甚振る光景など日常茶飯事なのだ。悔しいが、ここでは通常の人間社会の常識など全く通じない。性的魅力が皆無の弱い個体は淘汰されるか、オモチャにされるかのどちらかだ。
「女のくせに全く髪の手入れが行き届いてないじゃんwww」
「その無駄にボリューム満点のモッサいキノコ頭、バッサリ切ってあげようかwww」
「いいねぇ~、キノコ狩りマジ最高www」
耳や唇にピアスをつけたリーダー格の金髪ギャルは鞄からバリカンを取り出した。
「ちょ、ちょっと……冗談だよね⁉︎ まさか本気でやる気じゃ……」
狼狽する私の様子をサディスティックな目つきで見やると、盛大に胸の谷間をブラウスから露出させた黒ギャルが後ろから羽交い締めにしてきた。
「髪なんかあってもなくてもブスはブスなんだし、どうせなら最高にウケるブスになりなよwww」
そう言うと、チリチリ茶髪の白ギャルが私のキノコ頭をがしっと掴んでリーダー格の金髪ギャルに捧げる。
「うひゃひゃ、夏だから頭の方もスーパークールビズにしないとねwww」
「スーパークールビズって……まさか、ハゲにする気じゃ⁉︎」
両手で頭を庇いながら必死に抵抗するが、ギャル共は私を蹴飛ばし、追い込み続ける。
胸糞悪い高笑いを浮かべるサイコパスなギャル共に絶望した私はただ泣くことしか出来なかった。
バリカンが私の頭に迫り、もうダメかと思われた次の瞬間、誰かが後ろから金髪ギャルの身体を押し倒した。
押し倒された金髪ギャルは咄嗟のことで受け身がとれず、持っていたバリカンを自分の頭で下敷きにしてしまった。
「うぎゃあああああああああああ~ッ!!!」
見事なまでに前髪から頂上まで左右非対称に刈り上げられた金髪ギャルは狼狽しながらも自分を押し倒した相手を睨みつける。
「あんたは……二也井 珍子⁉︎」
「そんな怖い目で見ないでよ。ブスが余計に際立っちゃうよwww」
クズギャル共は目の前に佇む絶世の美少女を見やると、さっそく臨戦態勢に入る。
「テメエ、ちょっと可愛いからって調子に乗ってっとブッ殺すぞぉ!」
「その頭で凄まれても迫力ないどころか、ただただ面白いだけなんですけどwww」
二也井さんが鈴を転がすような声でケラケラ笑うと、ブチ切れたマジキチ女共は鬼のような形相で襲いかかっていく。
3人のサイコパス女は男にも引けを取らない腕力で二也井さんの制服を剥ぎ取っていく。
「コイツ、全裸にして外に放り出してやろうよwww」
「それだけじゃ、気が済まないから知り合いの男たちにレイプさせてやるwww」
「いいねぇ~、寝ても覚めても終わらない生き地獄を味合わせようかwww」
二也井さんの制服を大胆にはだけさせ、ブラジャーをずらして豊乳を露わにする。そして、その大きさを確かめるように金髪ギャルは揉みしだく。
「ちぃッ、あたしより胸デカイとか死ねよ!」
「こりゃあ、Gカップはあるね。死ねばいいのにwww」
「その巨乳使って、さぞいい思いしてきたんでしょ~? 死ねッ!!!」
大きいだけじゃなくて形もいい。そして、綺麗なピンク色の乳首は同じ女である私が見ても神々しく思えた。私も巨乳美少女だったら、さぞ人生はバラ色だったろう。
「この胸のせいでボクの人生は台無しだよ……」
先程までの鈴を転がすような可愛らしい声とは裏腹に男の子みたいなハスキーボイスで二也井は呟いた。
「はあ⁉︎ 何、訳の分からないこと言ってんだか!」
巨乳に対するルサンチマンを爆発させる金髪ギャルがスカートとショーツを剥ぎ取った次の瞬間、二也井さんの股間からブルンっと奇妙な棒状の何かが飛び出した。
「うぎゃあああああああ~、チンコ⁉︎」
「えぇ~ッ、男⁉︎」
「キモ過ぎ~ッ、もう行こうよ!」
ギャル軍団は二也井さんの股間の逸物を見て卒倒しそうになりながらも千鳥足で退散していった。
「やれやれ、自分たちでチンポ丸出しにしたくせに酷い言い草だなぁwww」
神々しい美少女の股間でグロテスクな棒状のモンスターが脈打つように蠢く光景はあまりにもシュールだった。
狼狽した私は完全に言葉を失い、その場から立ち去ることも出来ないまま、ひたすら二也井さんの股間に目を奪われていた。
「おや? ボクのチンポに釘付けになったようだね♡」
二也井さんは下半身を剥き出しにしたまま立ち上がった。
「ボクにチンポがついてることはナイショだよ♡ バレるといろいろ面倒だから」
足に上手く力が入らず、床に座り込んでいた私の手を二也井さんは優しく握る。
「ほら、勃って♡」
そう言うと、二也井さんは勃起しながら私の手を取って立たせる。
「あの……立たせるのは私だけにしてほしいというか、そっちは勃たせないでほしいというか……」
「ふふふ、素敵な女の子を目の前にしたら勃たせるのが男としてのマナーだよ♡」
妙ちきりんなことを言う男か女か分からない謎のフタナリを目の前にして私は軽くパニックに陥りながらもその温かい綺麗な手をいつまでも離さずにいたのだった。
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