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第53話 アルファを超えしネオアルファが生まれた件〜前編〜
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性別を司る遺伝子を人為的に改良し、人間の性別を自由に選べる社会を築くことを目的とした実験の過程で、ネオアルファと呼ばれるαを超えし者が生まれた。
ネオアルファは2メートル級の体格からΩを惹きつける特殊な性フェロモンを出すことが可能であり、ただ突っ立っているだけで異性獲得競争の頂点に立つ存在となっていた。
うちの学校には強井 成志というネオアルファの男子生徒が在籍している。彼は学校ヒエラルキーの頂点に君臨しており、我が校に在籍する殆どのΩを孕ませるほどのモテ男となっていた。
2メートル級の体格をした強井 成志は自分がまだ孕ませていないΩをゴリラみたいに筋肉質な腕で、ひょいと持ち上げてトイレの個室まで連れて行き、種付けをするそうだ。
次の体育は肌寒くなってきたというのに未だに水泳であり、クラス全員分のプリントを職員室まで取りに行かされていた僕は今頃更衣室で水着に着替えていた。
「はぁ~、遅くなっちゃったよ! 早く着替えてプールに行かないと……」
水着に着替えた僕が慌てて更衣室を出ようとした瞬間、巨大な筋肉の塊と衝突してしまった。
「Ωの匂いがすると思ったら、スク水姿の可愛いΩが1人残っていたとはなぁ♡」
そこにいたのは一護くんよりも規格外れに大きい強井 成志だった。背が140センチ程度しかない僕には一護くんでさえ、巨人に見えるレベルなのだが、強井 成志ほどになると怪獣に見えた。
「お前は確か、一護の恋人だったよなぁ。前々から狙ってたんだけど、一護の近くでは声をかけずらくてさ♡ 名前はアオイくんだったよね?」
そう言うと、強井はいきなり僕の胸をぎゅっと揉んできた。
「い、痛ッ!」
「おっと、ワリイ。オレ、Ωの胸が好きでさ♡ 貧乳でも俺に揉まれれば大きくなるかもよwww」
そう言って、再び僕の胸を揉もうとする強井の手を思わず叩いてしまった。
「僕はΩだけど……一応、男だから。揉んだって大きくならないもん!」
Ωとして生まれたせいか、たまに自分の正確な性別が分からなくなる時があるが、僕は単に子供を産むことができるというだけで、性別はれっきとした男の子なのだ。
性自認も男の子だが、世間はΩとしての役割を否応なく押し付けてくる。だから自分を偽って、Ωとして振る舞っているけど、今の僕には本当の自分を知ってくれる一護くんがいる。それが僕にとって唯一の心の支えとなっていた。
「そっか……男の子だったとは気づかなかったぜ。わりいな、失礼なこと言ってよ」
「……別に慣れてるから、気にしないで」
「Ωって、大変だろ? 化粧とか髪の手入れとか、生理とかさ。オレ、元Ωだったから分かるんだ」
あまりにも衝撃的な発言に僕はしばし言葉を失ったが、すぐに正気に戻って、口を開いた。
「そうだったんだ……。何でネオアルファになったの?」
「オレ、性同一性障害でΩとしての社会的役割を押し付けられるのが嫌だったんだ。だから性別を司る遺伝子操作の実験を受けて、晴れてネオアルファとして生まれ変わることが出来たってわけよ」
成志くんは初恋の相手がΩだったにもかかわらず、自分自身もΩであることに悩み葛藤したことを語って聞かせてきた。
「性自認が男でもΩに生まれただけで将来は優秀なαと番いになることを期待されるのはホントに辛くてな。今はマジで人生が充実してるよ。Ωの時は、ひたすら肉便器としてしか扱われなかったけど、今じゃオレがΩを肉便器のように扱ってるから、なんだか悪者になった気分だぜ。でも、そう考えると余計に興奮して加虐心をそそられちまう。ほ~ら、オレのチンポもすっかりヤル気満々だ♡」
そう言うと、再び成志くんは僕の胸を手のひら全体で包み込むように揉みしだく。
「どんなに性自認が男の子であったとしても、身体の方はΩだ。嫌でもアオイくんの胸も膨らみ始めていくぞぉ~♡」
「そ、そんな……でも、確かに少しずつ膨らんで来てるかも? あ、痛ッ……」
ネオアルファ相手に力では絶対に勝てない僕はされるがままだった。僕を背後から抱きしめ、水着姿をじっくり眺めつつ胸の感触を堪能される。
「ちょっと、離して。チンポも押しつけないで……」
「太腿もいい感触だなぁ……あぁ、やっぱり性転換して良かった! Ωの身体にはロマンが詰まってるぜ♡」
「そんなにΩの身体が好きなら、性転換しないで自分の身体で満足してれば良かったのに……」
「どうしてもチンポが欲しかったんだよ。そんじゃなきゃ、Ωとセックスできないだろwww」
反り返る肉棒を僕の股間へ挿入し、クロッチと太腿の感触を堪能しながら成志くんは歓喜のため息をもらす。肉棒はますますいきり勃ち、血管を浮かび上がらせる。
ネオアルファは2メートル級の体格からΩを惹きつける特殊な性フェロモンを出すことが可能であり、ただ突っ立っているだけで異性獲得競争の頂点に立つ存在となっていた。
うちの学校には強井 成志というネオアルファの男子生徒が在籍している。彼は学校ヒエラルキーの頂点に君臨しており、我が校に在籍する殆どのΩを孕ませるほどのモテ男となっていた。
2メートル級の体格をした強井 成志は自分がまだ孕ませていないΩをゴリラみたいに筋肉質な腕で、ひょいと持ち上げてトイレの個室まで連れて行き、種付けをするそうだ。
次の体育は肌寒くなってきたというのに未だに水泳であり、クラス全員分のプリントを職員室まで取りに行かされていた僕は今頃更衣室で水着に着替えていた。
「はぁ~、遅くなっちゃったよ! 早く着替えてプールに行かないと……」
水着に着替えた僕が慌てて更衣室を出ようとした瞬間、巨大な筋肉の塊と衝突してしまった。
「Ωの匂いがすると思ったら、スク水姿の可愛いΩが1人残っていたとはなぁ♡」
そこにいたのは一護くんよりも規格外れに大きい強井 成志だった。背が140センチ程度しかない僕には一護くんでさえ、巨人に見えるレベルなのだが、強井 成志ほどになると怪獣に見えた。
「お前は確か、一護の恋人だったよなぁ。前々から狙ってたんだけど、一護の近くでは声をかけずらくてさ♡ 名前はアオイくんだったよね?」
そう言うと、強井はいきなり僕の胸をぎゅっと揉んできた。
「い、痛ッ!」
「おっと、ワリイ。オレ、Ωの胸が好きでさ♡ 貧乳でも俺に揉まれれば大きくなるかもよwww」
そう言って、再び僕の胸を揉もうとする強井の手を思わず叩いてしまった。
「僕はΩだけど……一応、男だから。揉んだって大きくならないもん!」
Ωとして生まれたせいか、たまに自分の正確な性別が分からなくなる時があるが、僕は単に子供を産むことができるというだけで、性別はれっきとした男の子なのだ。
性自認も男の子だが、世間はΩとしての役割を否応なく押し付けてくる。だから自分を偽って、Ωとして振る舞っているけど、今の僕には本当の自分を知ってくれる一護くんがいる。それが僕にとって唯一の心の支えとなっていた。
「そっか……男の子だったとは気づかなかったぜ。わりいな、失礼なこと言ってよ」
「……別に慣れてるから、気にしないで」
「Ωって、大変だろ? 化粧とか髪の手入れとか、生理とかさ。オレ、元Ωだったから分かるんだ」
あまりにも衝撃的な発言に僕はしばし言葉を失ったが、すぐに正気に戻って、口を開いた。
「そうだったんだ……。何でネオアルファになったの?」
「オレ、性同一性障害でΩとしての社会的役割を押し付けられるのが嫌だったんだ。だから性別を司る遺伝子操作の実験を受けて、晴れてネオアルファとして生まれ変わることが出来たってわけよ」
成志くんは初恋の相手がΩだったにもかかわらず、自分自身もΩであることに悩み葛藤したことを語って聞かせてきた。
「性自認が男でもΩに生まれただけで将来は優秀なαと番いになることを期待されるのはホントに辛くてな。今はマジで人生が充実してるよ。Ωの時は、ひたすら肉便器としてしか扱われなかったけど、今じゃオレがΩを肉便器のように扱ってるから、なんだか悪者になった気分だぜ。でも、そう考えると余計に興奮して加虐心をそそられちまう。ほ~ら、オレのチンポもすっかりヤル気満々だ♡」
そう言うと、再び成志くんは僕の胸を手のひら全体で包み込むように揉みしだく。
「どんなに性自認が男の子であったとしても、身体の方はΩだ。嫌でもアオイくんの胸も膨らみ始めていくぞぉ~♡」
「そ、そんな……でも、確かに少しずつ膨らんで来てるかも? あ、痛ッ……」
ネオアルファ相手に力では絶対に勝てない僕はされるがままだった。僕を背後から抱きしめ、水着姿をじっくり眺めつつ胸の感触を堪能される。
「ちょっと、離して。チンポも押しつけないで……」
「太腿もいい感触だなぁ……あぁ、やっぱり性転換して良かった! Ωの身体にはロマンが詰まってるぜ♡」
「そんなにΩの身体が好きなら、性転換しないで自分の身体で満足してれば良かったのに……」
「どうしてもチンポが欲しかったんだよ。そんじゃなきゃ、Ωとセックスできないだろwww」
反り返る肉棒を僕の股間へ挿入し、クロッチと太腿の感触を堪能しながら成志くんは歓喜のため息をもらす。肉棒はますますいきり勃ち、血管を浮かび上がらせる。
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