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Day1
3.登場人物たちの動き
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バスで護送されて、一体何になるんだ――バスからおりて、アイドル、大蔵冬樹が最初にいった言葉はそれだ。
まあいいじゃないの、と三十を少し越したくらいの女、新藤有佐が答えた。彼女は冬樹に続いて2番手で降りてきた。
「でも、」冬樹はなんだか不満を感じていたらしいが、黙った。
有佐とほぼ同着の3番手でバスを降りたのはザ・パパともいうべき男だ。田名部裕也、それが彼の名前だ。「本来なら風間という友人も参加するはずだったのだが――風間、どこいったんだい?」
全員、バスの中で名札を付けられて、対面し、もろもろ自己紹介をしている。まだまだ続々と人が降りてくる。秋元凛音は、「アンソニー・マーストンみたい」と有佐がつぶやいたのをきっかけに、「サバイバル界のドライバー」といわれてしまった。
長い髪をまとめた女が降りてくると、一同はそれにくぎ付けになった。「リカ・ハシモリといいます。どうぞよろしく」と女はこたえた。
お笑いコンビ「ショータイムズ」のボケ、高口翔太はいつも通りの格好でやってきて、その場を去っていった。
洞窟の中に全員入っていった。吸い込まれるように入って行って、吐き出されるとそこは暗闇だった。
「アーサーにデズモンド、いつも通りね」
有佐があいさつした。凛音と冬樹が目を丸くした。「へぇ、あのごつい声がそうなのか?」
異口同音にそう言ったものだから、二人は目を合わせて笑う。
兄弟になったらどうだ、と裕也があきれた。
まあいいじゃないの、と三十を少し越したくらいの女、新藤有佐が答えた。彼女は冬樹に続いて2番手で降りてきた。
「でも、」冬樹はなんだか不満を感じていたらしいが、黙った。
有佐とほぼ同着の3番手でバスを降りたのはザ・パパともいうべき男だ。田名部裕也、それが彼の名前だ。「本来なら風間という友人も参加するはずだったのだが――風間、どこいったんだい?」
全員、バスの中で名札を付けられて、対面し、もろもろ自己紹介をしている。まだまだ続々と人が降りてくる。秋元凛音は、「アンソニー・マーストンみたい」と有佐がつぶやいたのをきっかけに、「サバイバル界のドライバー」といわれてしまった。
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洞窟の中に全員入っていった。吸い込まれるように入って行って、吐き出されるとそこは暗闇だった。
「アーサーにデズモンド、いつも通りね」
有佐があいさつした。凛音と冬樹が目を丸くした。「へぇ、あのごつい声がそうなのか?」
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兄弟になったらどうだ、と裕也があきれた。
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