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19話 馬鹿には勝てない
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惑星アレーテイアにある本国にて死刑は存在しない。
全てはこの大地を開墾する労働力として監獄世界に送られるため死刑は廃止されたという経緯がある。そのため終身刑が最も重い罪になる。そんな終身刑を宣告された、この世界に永久に閉じ込められた者たちはある時、看守に反逆し、独裁的に勢力を築き魔帝と名乗った。魔帝はこの監獄世界の支配層の一角である超凶悪犯なのだ。
そしてその赤の魔帝の娘であるルシャは何食わぬ顔で付き添っていた。ルシャに魔帝側との繋がりがあることは聞いていたが、まさか娘だとは考えもしなかった。
不器用なのか寝床を用意させたら不格好で、料理をすれば少し焦げ臭い、狩りをする時には注意力が散漫になりがちで大きな物音を立てることがしばしば。このそそっかしさだと本当に細かい雑事が修行になってるんじゃないかとすら思えてくる。
相変わらず彼女がやることはずっと雑事だけだ。なにせ悪の神髄など教えられるものなど何もない。さすがに俺も悪いことをなど何もしたことのない清廉潔白の身です、というわけではないが、本来の身体の持ち主からすると子供の戯れ程度のものだろう。
さて、道中にて俺が黙々と歩く中、ルシャはあっちで道草を食い、こっちで野良猫と戯れる。元気だ。元気すぎるほどだ。わずかばかりあった遠慮もすっかり消え去ったようで一人できゃあきゃあ騒ぎ、けらけら笑いこけていた。
「ルシャ! あんまり離れるな!」
「だいじょーぶです!」
見かねて声をかけるが、能天気な返事があっただけだった。戦闘能力は高く単独でも生存できるはずだ。だが危なっかしさは付きまとった。
「マスター」
ルシャは駆け寄ってきて一角を指差して見せた。
「あれ、人食い植物です」
そこにいたのは魔物の一種である食虫植物ならぬ、食人植物か。
蝕害もそうだが、道中に魔物が散見されるあたり、やはり治安が悪いなと実感した。本国パラディソスでは殆ど全ての魔物は狩りつくされて、山奥に行けば出会う可能性があるぐらいだった。町中では無害なタイプな魔物が目につく程度だ。
「マスター。あれで度胸試しやったことあります?」
「度胸試し? いや、ないが」
「遊びがあるんですよ。人食い植物はこの奥のほうに人間を感知する場所があって、そこに近寄ると閉じる仕組みになってるんです。だからどれぐらいギリギリまで近づけるかって」
開いた大きな花弁の中に突起物がいくつも突き出ている。ルシャはそれがセンサーなのだと解説し、そろりそろりと足音を殺して近づいていって……バク! と頭から飲まれた。
「ルシャあああああああああ!?」
心臓が口から飛び出るほど驚愕した。早く助けなければと駆け寄った直後に、食人植物はもだえ苦しみ始め、ペッとルシャを吐きだした。
「うぇぇ」
粘膜のような液体を被ったルシャはぶるぶると頭を振る。
「びっくりしました」
「俺は君の奇行にびっくりしたよ」
背中に嫌な汗がダラダラ流れた。未だに心臓がバクバクと跳ねている。この子といると寿命が縮まりそうだ。
食人植物は内部からめらめらと燃え上がった火に巻かれて焼け落ちていった。ルシャを吐きだしたのは、彼女が魔術を使って攻撃したからだったのだ。
塵になった魔物から靄が噴出し、ルシャの身体に吸い込まれていった。
それは精霊の恩寵だ。朽ちた肉体から解放された恩寵は近くにいた者に吸収される。恩寵は死んだ者から奪うことができるのだ。魔物を含めてこの世の生きとし生ける者は恩寵を持っている。他者から奪いそれを獲得し、強化していくことができる。特に人間は亜人と違って持って生まれる恩寵量は少ないが、吸収率が高いと言われている。
普通は魔物を倒して恩寵を増やすのだが、人を殺して力を蓄える危ない人間もいた。もちろんその手の輩はこの監獄世界に終生ぶち込まれることになる。
恩寵とは魔術の源である魔力そのものになる。そのため魔術の習熟度の方向性は恩寵の強い系統に偏って行きやすい。恩寵の種類は無数に存在して全ては解明し切れるものではなく、同じように魔術の種類も人によって千差万別だった。
ルシャが放った火が燃え広がらないうちに踏み消した。だがそんなうちに異変を感じてまだわずかに残る火に指をかざす。頭がおかしくなったわけではない。なぜなら。
「……熱くない」
少し温かなというぐらい、温かった。
炎熱耐性。これはギフトの効果だ。
「火の恩寵ですね。さすがマスター」
こんな才能を持って生まれたかった。きっともっと良い人間になれたはず……と考えて本来の身体の持ち主が正反対なことに気が付いた。結局はその人間の人となりによるのだろう。
「さっさと行くぞ。もう寄り道は禁止だ」
「はーい」
返事だけは素直なことで。
「魔帝の娘ってことで他の亜人から何か言われたりしないのか」
と俺は唐突にルシャに話題を振った。
恨まれていてもおかしくないと思うのだが。
「確かにちょっとそういうこともありますけど。お父さん……赤の魔帝は残虐王様の盟友ですし。私の母はもちろん亜人ですので」
アステールが無意味にリスクを増やすとも思えない。
きっと残虐王が信頼していたメンバーの中に赤の魔帝がいるのだ。先住民と人間が協力する架け橋となる存在、それがルシャなのかもしれなかった。
「亜人は有力な四つの氏族がありますよね。不死鳥、龍人、エルフ、吸血鬼」
ルシャは順番に指を立てて口にした。
「私は不死鳥の血を引いています」
「君以外にどのぐらい一族はいるんだ」
あれだけの力を持つ一族がいれば対蝕害にて大きなアドバンテージがある。
「たぶんもう私だけしかいません」
「え? 不死じゃないのか」
「かなり不死に近いです。ただ他人に命をあげると死んでしまいます。不死鳥の一族はみんな好きになったら一直線な気質みたいで。恋人にあげちゃうことが多いんです」
あはは──と笑い事でもないのに軽く言い放った。
「私は人を好きになったことがないので分かりませんけど」
命を分け与えることができる種族と、命を奪う蝕害、まるきり正反対の性質だ。
それが何か特殊な作用でもしているのだろうか。
蝕害。それはいつからか姿を見せ始めたと言われる謎の存在だ。
最初に発見されたのは今からもう数百年も前の話だったという。それに触れていると物質の命は失われてしまう。命を吸い取る恐ろしき怪物だった。中でも「始まりの一体」と呼ばれる最強の蝕害はもはや倒すことを諦めて監獄世界に隔離されたという経緯があった。
彼らがいったい何で、何を目的として活動しているか。
それを解き明かしたものは誰もいなかった。
全てはこの大地を開墾する労働力として監獄世界に送られるため死刑は廃止されたという経緯がある。そのため終身刑が最も重い罪になる。そんな終身刑を宣告された、この世界に永久に閉じ込められた者たちはある時、看守に反逆し、独裁的に勢力を築き魔帝と名乗った。魔帝はこの監獄世界の支配層の一角である超凶悪犯なのだ。
そしてその赤の魔帝の娘であるルシャは何食わぬ顔で付き添っていた。ルシャに魔帝側との繋がりがあることは聞いていたが、まさか娘だとは考えもしなかった。
不器用なのか寝床を用意させたら不格好で、料理をすれば少し焦げ臭い、狩りをする時には注意力が散漫になりがちで大きな物音を立てることがしばしば。このそそっかしさだと本当に細かい雑事が修行になってるんじゃないかとすら思えてくる。
相変わらず彼女がやることはずっと雑事だけだ。なにせ悪の神髄など教えられるものなど何もない。さすがに俺も悪いことをなど何もしたことのない清廉潔白の身です、というわけではないが、本来の身体の持ち主からすると子供の戯れ程度のものだろう。
さて、道中にて俺が黙々と歩く中、ルシャはあっちで道草を食い、こっちで野良猫と戯れる。元気だ。元気すぎるほどだ。わずかばかりあった遠慮もすっかり消え去ったようで一人できゃあきゃあ騒ぎ、けらけら笑いこけていた。
「ルシャ! あんまり離れるな!」
「だいじょーぶです!」
見かねて声をかけるが、能天気な返事があっただけだった。戦闘能力は高く単独でも生存できるはずだ。だが危なっかしさは付きまとった。
「マスター」
ルシャは駆け寄ってきて一角を指差して見せた。
「あれ、人食い植物です」
そこにいたのは魔物の一種である食虫植物ならぬ、食人植物か。
蝕害もそうだが、道中に魔物が散見されるあたり、やはり治安が悪いなと実感した。本国パラディソスでは殆ど全ての魔物は狩りつくされて、山奥に行けば出会う可能性があるぐらいだった。町中では無害なタイプな魔物が目につく程度だ。
「マスター。あれで度胸試しやったことあります?」
「度胸試し? いや、ないが」
「遊びがあるんですよ。人食い植物はこの奥のほうに人間を感知する場所があって、そこに近寄ると閉じる仕組みになってるんです。だからどれぐらいギリギリまで近づけるかって」
開いた大きな花弁の中に突起物がいくつも突き出ている。ルシャはそれがセンサーなのだと解説し、そろりそろりと足音を殺して近づいていって……バク! と頭から飲まれた。
「ルシャあああああああああ!?」
心臓が口から飛び出るほど驚愕した。早く助けなければと駆け寄った直後に、食人植物はもだえ苦しみ始め、ペッとルシャを吐きだした。
「うぇぇ」
粘膜のような液体を被ったルシャはぶるぶると頭を振る。
「びっくりしました」
「俺は君の奇行にびっくりしたよ」
背中に嫌な汗がダラダラ流れた。未だに心臓がバクバクと跳ねている。この子といると寿命が縮まりそうだ。
食人植物は内部からめらめらと燃え上がった火に巻かれて焼け落ちていった。ルシャを吐きだしたのは、彼女が魔術を使って攻撃したからだったのだ。
塵になった魔物から靄が噴出し、ルシャの身体に吸い込まれていった。
それは精霊の恩寵だ。朽ちた肉体から解放された恩寵は近くにいた者に吸収される。恩寵は死んだ者から奪うことができるのだ。魔物を含めてこの世の生きとし生ける者は恩寵を持っている。他者から奪いそれを獲得し、強化していくことができる。特に人間は亜人と違って持って生まれる恩寵量は少ないが、吸収率が高いと言われている。
普通は魔物を倒して恩寵を増やすのだが、人を殺して力を蓄える危ない人間もいた。もちろんその手の輩はこの監獄世界に終生ぶち込まれることになる。
恩寵とは魔術の源である魔力そのものになる。そのため魔術の習熟度の方向性は恩寵の強い系統に偏って行きやすい。恩寵の種類は無数に存在して全ては解明し切れるものではなく、同じように魔術の種類も人によって千差万別だった。
ルシャが放った火が燃え広がらないうちに踏み消した。だがそんなうちに異変を感じてまだわずかに残る火に指をかざす。頭がおかしくなったわけではない。なぜなら。
「……熱くない」
少し温かなというぐらい、温かった。
炎熱耐性。これはギフトの効果だ。
「火の恩寵ですね。さすがマスター」
こんな才能を持って生まれたかった。きっともっと良い人間になれたはず……と考えて本来の身体の持ち主が正反対なことに気が付いた。結局はその人間の人となりによるのだろう。
「さっさと行くぞ。もう寄り道は禁止だ」
「はーい」
返事だけは素直なことで。
「魔帝の娘ってことで他の亜人から何か言われたりしないのか」
と俺は唐突にルシャに話題を振った。
恨まれていてもおかしくないと思うのだが。
「確かにちょっとそういうこともありますけど。お父さん……赤の魔帝は残虐王様の盟友ですし。私の母はもちろん亜人ですので」
アステールが無意味にリスクを増やすとも思えない。
きっと残虐王が信頼していたメンバーの中に赤の魔帝がいるのだ。先住民と人間が協力する架け橋となる存在、それがルシャなのかもしれなかった。
「亜人は有力な四つの氏族がありますよね。不死鳥、龍人、エルフ、吸血鬼」
ルシャは順番に指を立てて口にした。
「私は不死鳥の血を引いています」
「君以外にどのぐらい一族はいるんだ」
あれだけの力を持つ一族がいれば対蝕害にて大きなアドバンテージがある。
「たぶんもう私だけしかいません」
「え? 不死じゃないのか」
「かなり不死に近いです。ただ他人に命をあげると死んでしまいます。不死鳥の一族はみんな好きになったら一直線な気質みたいで。恋人にあげちゃうことが多いんです」
あはは──と笑い事でもないのに軽く言い放った。
「私は人を好きになったことがないので分かりませんけど」
命を分け与えることができる種族と、命を奪う蝕害、まるきり正反対の性質だ。
それが何か特殊な作用でもしているのだろうか。
蝕害。それはいつからか姿を見せ始めたと言われる謎の存在だ。
最初に発見されたのは今からもう数百年も前の話だったという。それに触れていると物質の命は失われてしまう。命を吸い取る恐ろしき怪物だった。中でも「始まりの一体」と呼ばれる最強の蝕害はもはや倒すことを諦めて監獄世界に隔離されたという経緯があった。
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