84 / 114
80話 終わりの時
しおりを挟む
俺の視線の先にニースは座り込んでいた。もはや死に体、ほとんど力も残っていないようだった。俺が与えてダメージだけではない、全身が内部からズタズタになっていた。脇腹の傷は深いが治療すれば助かる傷だ。異質な力を取り込んだニースの守護壁は硬く、残虐王の恩寵量を備えた俺の全力の打ち込みも完全には届ききらなかったのだ。
「異端の力を使用した反動だ」
話しながら距離をつめる。
「肉体組織が崩壊を起こしている、お前は死ぬだろう」
「なんだ。残虐王さまかよ」
ニースが懐から拳銃を取り出したことで進めかけた足を止める。リボルバーに込められた6発の弾丸すべてを撃ち尽くした。乾いた破裂音とともに飛翔する弾丸を俺はひとつ残らず空中で受けとめ、弾丸をバラバラと地面に落とす。
「もはや何をしても無駄だ」
「なんか前より化け物になってねえか」
ニースは残弾のなくなった拳銃を地面に放った。
「今お前は何を思う?」
わずかに距離を置いて立ち止まり、ニースを上から見下ろした。
「後悔か? 絶望か? 憎しみか? 怒りか? それとも救いを求めるか?」
「……神々に会いたかった。あんたならいずれ会えるのかもな」
ふと、かつてのニースの言葉を思い出した。この男は以前も似たようなことを口走っていた。
「なぜ神々を求める?」
「決まってる。ぶっ殺して俺が神々になってやるのよ」
くくくと笑い、のんきに煙草を吸い始めた。暗闇の中で頼りない火がともる。ゆらゆらと揺れて今にも消えてしまいそうだった。
「残虐王、お前は約束を守るのか?」
「何の話だ」
「亜人を解放すればイリナ姫を解放すると」
「当然だ」
その言葉でニースはわずかに安堵したようだった。あのアリーチェ・リノンのように取り乱すと思っていた、レギルのように怯えるものかとも思っていた。しかし彼は死期を悟ったのか静かなものだった。
あまりにも静かだった。ニースはどんな時も飄々として、人を食ったようなことを言う男だった。死の間際でさえそれは変わりはなかった。
俺の求めた復讐とはこんなものだったのだろうか。裏切りによってこの男はいったい何を得たのだろうか。
「お前らしくもないことをしたものだ。不利な賭けはしない流儀だったろうに」
「ずいぶん知ったようなことを言うな」
知ったようなではない、よく知っている。俺はニースをこのまま死なせることを良しとはしなかった。
「俺はエル・デ・ラントだ」
「何を馬鹿なことを」
冗談とでも思ったのか鼻で笑った。
「信じられんだろうが残虐王の身体を乗っ取った」
「本当に言ってるのか?」
「お前はイリナ姫とのポーカーでイカサマをしていた。バーテンにのぞき見をさせてな」
これはあの場にいた人間しか知らない情報だ。意図は伝わっただろう。
──何を見せる。懺悔か。後悔か。俺は意表を突かれる。なぜならニースが高笑いをしたからだったからだ。愉快そうに大きな笑い声をあげた。
「こりゃあ傑作だ。またお前に負けたってわけかよ」
「何がおかしいんだ?」
「まったく。これが笑わずにいられるかっての。敵に回したら最悪な奴だと思ってたら、ここまでとはな。残虐王の身体を乗っ取ったって。ははっ。神々の存在を信じたくなったぜ。真面目に頑張ってきた報いってやつなのかもな。そして俺はこのざまだ」
ニースはなぜか楽し気に語る。
「レギルのやつも不憫なやつだ。こんなやつに付け狙われるなんてな」
「ニース。どうして俺を裏切った?」
ある意味で言えばニースの裏切りの理由が最も理解できなかった。看守は借金が云々などと言っていたが、この男は人から借りた金を返すために裏取引をするような、そんな殊勝な男ではなかった。当然の顔をして踏み倒す男だ。
「俺はお前が羨ましかった」
「剣の腕以外何もない俺のどこを羨ましがる必要があった」
「お前は持ってた。剣以外にもな。イリナ姫があそこまでお前の行方を捜すなんて思いもよらなかったか?」
それは事実だった。あのイリナ姫がこんな辺境に俺の行方を探しに来ているなど、完全に予想の範疇の外だった。だからこそ疑いもした、彼女は俺を抹殺しに来た手先なのではないかとすら。
「エル。手に入らない花こそ最も美しい。そうは思わないか?」
ニースは深いため息とともに呟いた。話の流れで俺もすぐに理解が及んだ。
「惚れてたのか。イリナに」
にやりと笑った顔は肯定を示していた。
「馬鹿な野郎だ」
「知ってるだろ。俺は救いようもねえ悪党だ。くそ馬鹿野郎だっての。そんな俺を英雄にまでしたのはイリナ姫だ。俺はお前を裏切ってでもあいつが欲しかった。レギルなんぞに渡したくなかった」
ニースがしたことは許されざる裏切りだ。悲劇を振りまき薄汚い行為を繰り返した悪党だった。だが彼はもう既に命を落としつつある、死を賭してなお捧げる思いには、少しばかり報いてやろうと思った。
「最期に何かイリナ姫に伝えたいことはあるか?」
ニースの驚いた気配が伝わった。
「エル。お前変わったな」
「変わった? 俺がか」
「ああ。前はもっと冷たかった。剣しか興味がない狂犬じみた頭のおかしな野郎だった。そんな野郎にあいつが持っていかれるのが悔しかったんだ。今のお前は嫌いじゃないぜ」
「くだらない話をしている時間はないぞ」
「構いやしねえ。言うことは何もねえ。俺は今まで好き放題生きた。奪い蹂躙し虐げてきた。多くの者に不幸をふりまいてやった。もうやるだけやった、さすがにもう満足だ。いくら俺でもこれ以上の悪党になる方法は思いつかねえ」
本当に何も言うつもりはないのか空を見上げたまま口を閉じた。彼の身体からじわじわと流れだした血が地面で版図を広げていった。このままではいずれ失血死することだろう。
「ニース。最期に答えろ。俺を裏切ったのは誰の差し金だ」
「確か……賢人会議とか名乗ってたな」
「賢人会議だと?」
それはかつて世界の中枢にいたとされる、今ではそんなことを口にすれば鼻で笑われるような秘密結社の名前だった。数百年前にあった亜人との聖戦、その大遠征隊の裏側にいたとされる。今でも彼らの財宝がどこかに眠っているなど、くだらないゴシップとして語られていた。
だが、つまらない嘘をついているとは思えなかった。
「理由なんざ知らねえよ。詳しいこともな。だが権力だけは本物だ。おそらくパラディソスの王さえ支配下だ」
「そうか」
キン、と鯉口を繰る音色が響く。
「ニース。かつての仲間として、お前に慈悲を与えよう」
体組織が崩壊する地獄の苦しみの中で死なせてやっても良かった。地べたを這いずらせて、惨めに殺すものだと思っていた。しかしこの男は既に死の覚悟を決めて、最初からこんな末路が訪れることを知りつつ戦っていたのだ。生粋の悪ではあるが、戦士の決意には報いてやるつもりだった。同じく戦士として。
「ふん。戦士の言う慈悲ってのは死刑宣告ってんだよ」
もはやその力もないのか煙草が口から零れ落ちた。だがニースはそれでも立ち上がった。壁にもたれかかるようにしながらも。
「エル。最後に渡すものがある」
「なんだ」
「レギルの弱みの情報だ」
ニースは懐に手を入れた。そして足を止めた俺の前に何かを放った。
──閃光発音筒。眩い光で目が焼かれる前に咄嗟に腕で目を覆った。
「慈悲なんてまっぴらごめんだ! 俺は憐れみは受けねえ。世紀の大悪党ニース様だぞ!」
残った力をかき集めてニースは最後の反撃に出た。
いつものような汚らしいやり口だった。最後の最後まで。それが彼の決めた生き方なのだろう。すべての力を振り絞ったといえ、ニースの攻撃はあまりに遅かった。俺は目を閉じたまま居合術にて抜刀しざまに剣を閃かせた。
「地獄で会おうぜ。エル」
わずかに風がそよぎ、鮮血が飛び散った。一刀のもとに命を刈り取ったが、最後にニースの言葉が聞こえた気がした。
「ああ、地獄でな」
刃はかつて仲間だったものの血でべっとり濡れていた。俺は悪でもいいと決めたのだ、だから行く場所はきっとやつと同じなのだろう。
「それまで俺は進むだけさ」
まだ何も終わってはいないのだから。まだまだこの復讐劇は序章に過ぎない。
「手に入らない花こそ美しい……か」
ニースは高嶺の花に魅了された愚かな男だった。
だが俺もまたそうなのかもしれない。
高みへと登り詰めんために自らを磨き続けてきた。生きるために、自分の存在価値を示すために。そして失ってしまった少女を心の底で追い求めて生き続けてきた。家族の愛を知らなかった俺に姉のように接してくれた恩人である彼女を。
それが強さを求めるという形で熾烈に表層に現れていた。それ以外はほとんど目に入らなかった。俺の以前の人生はそんなものだった。もう少し周りを見ていれば、レギルの裏切りにも気が付いたかもしれなかったのに。
きっと一歩間違えればこの憐れな男と同じ末路が待っていたはずだった。それを変えてくれたのは……。死の淵より救い上げてくれたアステール、強く他人を思いやる心を持ったラナ、そして底抜けに明るいルシャ、彼女ら仲間たちの存在だった。
『マスター。さすがは悪の帝王です!』
ルシャの能天気な声が頭に浮かんで微笑する。最後に一度だけかつての仲間に視線を落とし、踵を返した。
帰ろうと思った、仲間たちのもとへと。
「異端の力を使用した反動だ」
話しながら距離をつめる。
「肉体組織が崩壊を起こしている、お前は死ぬだろう」
「なんだ。残虐王さまかよ」
ニースが懐から拳銃を取り出したことで進めかけた足を止める。リボルバーに込められた6発の弾丸すべてを撃ち尽くした。乾いた破裂音とともに飛翔する弾丸を俺はひとつ残らず空中で受けとめ、弾丸をバラバラと地面に落とす。
「もはや何をしても無駄だ」
「なんか前より化け物になってねえか」
ニースは残弾のなくなった拳銃を地面に放った。
「今お前は何を思う?」
わずかに距離を置いて立ち止まり、ニースを上から見下ろした。
「後悔か? 絶望か? 憎しみか? 怒りか? それとも救いを求めるか?」
「……神々に会いたかった。あんたならいずれ会えるのかもな」
ふと、かつてのニースの言葉を思い出した。この男は以前も似たようなことを口走っていた。
「なぜ神々を求める?」
「決まってる。ぶっ殺して俺が神々になってやるのよ」
くくくと笑い、のんきに煙草を吸い始めた。暗闇の中で頼りない火がともる。ゆらゆらと揺れて今にも消えてしまいそうだった。
「残虐王、お前は約束を守るのか?」
「何の話だ」
「亜人を解放すればイリナ姫を解放すると」
「当然だ」
その言葉でニースはわずかに安堵したようだった。あのアリーチェ・リノンのように取り乱すと思っていた、レギルのように怯えるものかとも思っていた。しかし彼は死期を悟ったのか静かなものだった。
あまりにも静かだった。ニースはどんな時も飄々として、人を食ったようなことを言う男だった。死の間際でさえそれは変わりはなかった。
俺の求めた復讐とはこんなものだったのだろうか。裏切りによってこの男はいったい何を得たのだろうか。
「お前らしくもないことをしたものだ。不利な賭けはしない流儀だったろうに」
「ずいぶん知ったようなことを言うな」
知ったようなではない、よく知っている。俺はニースをこのまま死なせることを良しとはしなかった。
「俺はエル・デ・ラントだ」
「何を馬鹿なことを」
冗談とでも思ったのか鼻で笑った。
「信じられんだろうが残虐王の身体を乗っ取った」
「本当に言ってるのか?」
「お前はイリナ姫とのポーカーでイカサマをしていた。バーテンにのぞき見をさせてな」
これはあの場にいた人間しか知らない情報だ。意図は伝わっただろう。
──何を見せる。懺悔か。後悔か。俺は意表を突かれる。なぜならニースが高笑いをしたからだったからだ。愉快そうに大きな笑い声をあげた。
「こりゃあ傑作だ。またお前に負けたってわけかよ」
「何がおかしいんだ?」
「まったく。これが笑わずにいられるかっての。敵に回したら最悪な奴だと思ってたら、ここまでとはな。残虐王の身体を乗っ取ったって。ははっ。神々の存在を信じたくなったぜ。真面目に頑張ってきた報いってやつなのかもな。そして俺はこのざまだ」
ニースはなぜか楽し気に語る。
「レギルのやつも不憫なやつだ。こんなやつに付け狙われるなんてな」
「ニース。どうして俺を裏切った?」
ある意味で言えばニースの裏切りの理由が最も理解できなかった。看守は借金が云々などと言っていたが、この男は人から借りた金を返すために裏取引をするような、そんな殊勝な男ではなかった。当然の顔をして踏み倒す男だ。
「俺はお前が羨ましかった」
「剣の腕以外何もない俺のどこを羨ましがる必要があった」
「お前は持ってた。剣以外にもな。イリナ姫があそこまでお前の行方を捜すなんて思いもよらなかったか?」
それは事実だった。あのイリナ姫がこんな辺境に俺の行方を探しに来ているなど、完全に予想の範疇の外だった。だからこそ疑いもした、彼女は俺を抹殺しに来た手先なのではないかとすら。
「エル。手に入らない花こそ最も美しい。そうは思わないか?」
ニースは深いため息とともに呟いた。話の流れで俺もすぐに理解が及んだ。
「惚れてたのか。イリナに」
にやりと笑った顔は肯定を示していた。
「馬鹿な野郎だ」
「知ってるだろ。俺は救いようもねえ悪党だ。くそ馬鹿野郎だっての。そんな俺を英雄にまでしたのはイリナ姫だ。俺はお前を裏切ってでもあいつが欲しかった。レギルなんぞに渡したくなかった」
ニースがしたことは許されざる裏切りだ。悲劇を振りまき薄汚い行為を繰り返した悪党だった。だが彼はもう既に命を落としつつある、死を賭してなお捧げる思いには、少しばかり報いてやろうと思った。
「最期に何かイリナ姫に伝えたいことはあるか?」
ニースの驚いた気配が伝わった。
「エル。お前変わったな」
「変わった? 俺がか」
「ああ。前はもっと冷たかった。剣しか興味がない狂犬じみた頭のおかしな野郎だった。そんな野郎にあいつが持っていかれるのが悔しかったんだ。今のお前は嫌いじゃないぜ」
「くだらない話をしている時間はないぞ」
「構いやしねえ。言うことは何もねえ。俺は今まで好き放題生きた。奪い蹂躙し虐げてきた。多くの者に不幸をふりまいてやった。もうやるだけやった、さすがにもう満足だ。いくら俺でもこれ以上の悪党になる方法は思いつかねえ」
本当に何も言うつもりはないのか空を見上げたまま口を閉じた。彼の身体からじわじわと流れだした血が地面で版図を広げていった。このままではいずれ失血死することだろう。
「ニース。最期に答えろ。俺を裏切ったのは誰の差し金だ」
「確か……賢人会議とか名乗ってたな」
「賢人会議だと?」
それはかつて世界の中枢にいたとされる、今ではそんなことを口にすれば鼻で笑われるような秘密結社の名前だった。数百年前にあった亜人との聖戦、その大遠征隊の裏側にいたとされる。今でも彼らの財宝がどこかに眠っているなど、くだらないゴシップとして語られていた。
だが、つまらない嘘をついているとは思えなかった。
「理由なんざ知らねえよ。詳しいこともな。だが権力だけは本物だ。おそらくパラディソスの王さえ支配下だ」
「そうか」
キン、と鯉口を繰る音色が響く。
「ニース。かつての仲間として、お前に慈悲を与えよう」
体組織が崩壊する地獄の苦しみの中で死なせてやっても良かった。地べたを這いずらせて、惨めに殺すものだと思っていた。しかしこの男は既に死の覚悟を決めて、最初からこんな末路が訪れることを知りつつ戦っていたのだ。生粋の悪ではあるが、戦士の決意には報いてやるつもりだった。同じく戦士として。
「ふん。戦士の言う慈悲ってのは死刑宣告ってんだよ」
もはやその力もないのか煙草が口から零れ落ちた。だがニースはそれでも立ち上がった。壁にもたれかかるようにしながらも。
「エル。最後に渡すものがある」
「なんだ」
「レギルの弱みの情報だ」
ニースは懐に手を入れた。そして足を止めた俺の前に何かを放った。
──閃光発音筒。眩い光で目が焼かれる前に咄嗟に腕で目を覆った。
「慈悲なんてまっぴらごめんだ! 俺は憐れみは受けねえ。世紀の大悪党ニース様だぞ!」
残った力をかき集めてニースは最後の反撃に出た。
いつものような汚らしいやり口だった。最後の最後まで。それが彼の決めた生き方なのだろう。すべての力を振り絞ったといえ、ニースの攻撃はあまりに遅かった。俺は目を閉じたまま居合術にて抜刀しざまに剣を閃かせた。
「地獄で会おうぜ。エル」
わずかに風がそよぎ、鮮血が飛び散った。一刀のもとに命を刈り取ったが、最後にニースの言葉が聞こえた気がした。
「ああ、地獄でな」
刃はかつて仲間だったものの血でべっとり濡れていた。俺は悪でもいいと決めたのだ、だから行く場所はきっとやつと同じなのだろう。
「それまで俺は進むだけさ」
まだ何も終わってはいないのだから。まだまだこの復讐劇は序章に過ぎない。
「手に入らない花こそ美しい……か」
ニースは高嶺の花に魅了された愚かな男だった。
だが俺もまたそうなのかもしれない。
高みへと登り詰めんために自らを磨き続けてきた。生きるために、自分の存在価値を示すために。そして失ってしまった少女を心の底で追い求めて生き続けてきた。家族の愛を知らなかった俺に姉のように接してくれた恩人である彼女を。
それが強さを求めるという形で熾烈に表層に現れていた。それ以外はほとんど目に入らなかった。俺の以前の人生はそんなものだった。もう少し周りを見ていれば、レギルの裏切りにも気が付いたかもしれなかったのに。
きっと一歩間違えればこの憐れな男と同じ末路が待っていたはずだった。それを変えてくれたのは……。死の淵より救い上げてくれたアステール、強く他人を思いやる心を持ったラナ、そして底抜けに明るいルシャ、彼女ら仲間たちの存在だった。
『マスター。さすがは悪の帝王です!』
ルシャの能天気な声が頭に浮かんで微笑する。最後に一度だけかつての仲間に視線を落とし、踵を返した。
帰ろうと思った、仲間たちのもとへと。
0
あなたにおすすめの小説
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
農民レベル99 天候と大地を操り世界最強
九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
「これは投擲用大根だ」
「「「投擲用大根???」」」
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる