銀月の聖女は穢れた勇者に唇を捧ぐ ~浄化の儀式は、快感に濡れる始まりの契約~

どえろん

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第1話:銀月の聖女は、穢れた勇者を『口』で浄化する

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「――聖女様。こいつが、魔王の呪いを受けた勇者です」

 薄暗い儀式の間。石造りの壁には、月光を模した魔道具の灯りが揺らめいている。
 僕、相川カイト(17)は、まるで罪人のように床に膝をつかされていた。異世界に召喚されて一週間。早々に魔王軍の幹部と遭遇し、腹に消えない呪印を刻まれてしまったのだ。

「……顔を上げなさい、勇者」

 凛、と澄んだ声が響く。
 顔を上げると、そこにいたのは銀色の髪を腰まで伸ばした絶世の美少女だった。純白の儀式服は、彼女のまだ成熟しきらない身体のラインを、逆に聖なるものとして際立たせる。
 彼女こそ、この国が誇る『銀月の聖女』セシリア様(16)。
 噂通りの、氷の人形のような美貌。だがその瞳は、僕を値踏みするかのように冷たく細められていた。

「これが呪印……。なんと禍々しい。魔素が渦を巻き、あなたの生命力を根こそぎ啜っていますね」
「っ……!?」

 セシリア様は僕のローブを乱暴にめくると、呪いの刻まれた下腹部を何の躊躇もなく指でなぞった。ひんやりとした指先が肌に触れただけで、身体の奥がビクンと跳ねる。

(うわ、めっちゃ冷たい人……。っていうか、近い!)

 彼女の顔が、僕のすぐ目の前にある。吐息がかかるほどの距離で、甘い花のような香りが鼻腔をくすぐった。
 そんなことを考えていると、彼女は僕のモノにまで指先を伸ばし、くいっと持ち上げた。

「ひっ!?」
「静かに。……ふむ。呪いの中心核は、あなたの“マナの源泉”に巣食っているようですね」

 何のためらいもなく、僕の銀の燭台を弄ぶ聖女様。彼女の表情は真剣そのもので、そこにいやらしい色は一切ない。だが、僕の身体は正直だった。ただでさえ敏感になっているところに、少女の柔らかな指が触れたのだ。もう、それだけで熱が集まっていくのが分かる。

「聖女様、あの、これは……っ」
「浄化の儀を執り行います。私の聖なるマナを、あなたの源泉に直接注ぎ込む。他に方法はありません」

 有無を言わさぬ口調。彼女は僕の前に跪くと、純白のヴェールをそっと外した。月明かりに照らされた銀髪が、さらりと床にこぼれる。
 そして――ためらいなく、僕の昂りをその小さな唇で包み込んだ。

「んんっ……!?」

 ちゅ♡ くちゅ♡ と、小さな吸啜音が儀式の間に響き渡る。
 聖女様の聖なる泉が、僕の穢れた先端を清めていく。彼女の舌は、まるで呪いの形を探るように、丁寧に表面を舐め上げていく。

(うそだろ……転校初日にいきなりフェラ、みたいなラノベ展開あるかよ……!)

 頭が真っ白になる。これは治療だ。そう自分に言い聞かせようとしても、腰が勝手に震えだす。
 セシリア様の顔は真剣そのものだ。だが、その白い頬はほんのりと赤く染まり、伏せられた睫毛が小さく震えている。

「んっ……ふ……。大きいですね、勇者の源泉は……」

 ぽつりと漏れた彼女の言葉は、羞恥か、それともただの感想か。
 彼女はゆっくりと顔を上げ、潤んだ紫色の瞳で僕を真っ直ぐに見つめた。

「……少し、動きますよ。呪いの核を刺激しますから、耐えなさい」

 その言葉と同時に、彼女はゆっくりと腰を揺らし始めた。僕の竿を咥えたまま、深く、浅く、まるで魔法の呪文を詠唱するかのように、一定のリズムで。

 ぬちゅ♡ じゅぷっ♡

 粘膜と粘膜が絡み合う、神聖なはずの儀式にはあまりにも不釣り合いな音が、僕の理性を焼き切っていく。

「あっ……せ、セシリア、さま……っ、もう、それ、は……!」
「……静かに、と言ったはずです。これも、世界を救うため……っ、んぅ……」

 彼女自身も、感じているのが分かった。眉をひそめ、吐息が甘くなっていく。
 “嫌がっているのに濡れている”どころじゃない。“聖なる儀式のはずが、快感に溺れかけている”のだ。

 彼女の舌が、僕の先端の裏側にある筋を、きゅっと舐め上げた瞬間。

「あ゛っ――――♡♡♡」

 脳天を突き抜けるような快感と共に、僕の視界が白く染まった。身体の奥から、熱いマナの奔流がほとばしる。それは呪いの最後の抵抗かのように、激しく、セシリア様の聖域の奥へと注がれていった。

「んぐっ……!?♡♡」

 彼女はそれを、一滴もこぼさずにすべて受け止めた。ごくり、と喉が鳴る音がやけに大きく聞こえる。
 僕のマナを受け入れた彼女の身体が、淡い光に包まれた。僕の下腹部に刻まれていた禍々しい呪印が、光の粒子となって霧散していくのが見えた。

「はぁ……はぁ……。浄化、完了……です……」

 口の端から、僕の白い名残を糸のように引かせながら、セシリア様はそう呟いた。
 その顔は、先程までの氷のような表情が嘘のように、蕩けていた。頬は紅潮し、瞳は潤み、どこか放心したような顔で僕を見上げている。

「……ありがとうございます、聖女様」

 僕はまだ痺れの残る身体で、なんとかそう言った。
 すると彼女は、はっと我に返ったように目を見開いた。そして、自分の今の状況を理解したのだろう。さっと顔を青ざめさせ、慌ててローブの袖で口元を拭った。

「……勘違い、しないでください。これは、ただの儀式です。あなたを救うための、義務。それ以上でも、それ以下でも、ありませんから……っ」

 震える声でそう言い放つ彼女。だが、その耳は熟れた果実のように真っ赤に染まっている。
 そして、僕は見てしまった。
 彼女が立ち上がろうとした時、その儀式服のスカートの奥、純白の生地が、一点だけじっとりと濡れて色を変えているのを。

 聖女様は、感じていたのだ。僕との、この穢れたはずの儀式で。

(……ただの儀式、か)

 僕の身体を蝕んでいた呪いは消えた。だが、代わりに、もっと甘くて、どうしようもなく心をかき乱す“呪い”が、僕と彼女の間に生まれてしまったのかもしれない。
 セシリア様の潤んだ瞳から、ぽろり、と一粒の涙がこぼれ落ちた。

「どうして……ただ、儀式をこなしただけなのに……こんなに、身体が熱いの……?」

 その言葉は、誰に言うでもなく、儀式の間に虚しく響いた。

【続く】
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