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第48話  3年戦争って...。

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シュワルツコフルートでは、実はシュワルツコフが学園に留学してくるのだが、そういった事実は無かった為戦争ルートは避けれたのかと思ったが、ヒロインがシュワルツコフと結ばれると、ルート突入するというフラグがあったため、何か発動したのかもしれない。

「まさか...。身も心も...。」

「シュワルツコフの物になったって事?」

リーリエとジュードの頭の中では、お互いに愛を確かめ合ったシーンが繰り広げられているが、勿論ジュードの頭の中では、シュワルツコフとマリーがベッドの上で互いに手を取り合う、美しいキスシーンのスチルである。


リーリエの頭の中では、もう組んず解れつのヌルヌルアニメーションが繰り広げられている。

ジュードとリーリエ達のそういったアニメーションもあるが、シュワルツコフの前儀が兎に角もう、見てて濡れない女性はいないんじゃないかと言われるほど、前儀が大好きな女性達にとっては、ご褒美の何者でもなかった。

声優さんも、いつもは3枚目の役柄が多かったのだが、シュワルツコフの出演を期に
お色気のあるダンディーな男性や、イケメンの役柄が多くなった事も記憶にある。

ツー...。


「り、リーリエ?ちー!...。ちーちえ!」

「ジュード様落ち着いて下さい。」

リーリエが鼻血を出すことが予想できていたのか、侍女はそっと綿を丸めた物をリーリエの鼻に刺す。
さながら華道でもやっているかのような優雅な手つきである。

そしてそのそっとリーリエに耳打ちする。

「やはり発動しましたね。」

「ヌルヌルアニメーションが見たかったわね。」


ボソボソ


「それはやはり、ヒロインの特権ですから...。お嬢様はジュード様と、お楽しみください。」

「は、そ、それは、出来るかしら!私に...。」

「どうでしょう。今のうちから勉強していた方が宜しいかもしれませんね。」

ボソボソ...。

リーリエ達、なんか話し始めた。
戦争回避について何かはなしてるのかな?


ボソボソ...。
「やはりスチルを全部制覇しようと思ったら、普通のプレイだけではだめですよ。」

「じゃあ、やはりライナー様も必要かしら!」

「ライナールートはありませんでしたからね...。無理かもしれませんが。我々の作品や、その他カプ違いでのあまたの作品で
推していたあの表情を確かめる絶好のチャンスですよ!」

「ライナー様と繰り広げられている物は期待できないかもしれないけど、私が頑張れば、あのドロドロのジュード様が見られるということ?」

「そおのとおーーーーーり」

ジュード様、そこにおわすは腐女子どもでございますよ。(2回目)
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