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第75話 俺のチートよ開花しろ(5、御腐れ継続中)
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王宮には最新鋭の機材がシュタイアーマリークから献上されていた。
設計担当はリーリエとアンナ。
作成はシュタイアーマリーク領1器用な男、鍛治師のユイ(20歳、彼女募集中)
前世の記憶持ちで、ものづくり大好きな製作所勤めのおじさんだったらしい。
京都在住だったようで、リーリエ達と会うとはんなりした感じで話す。
そのユイが今日はメンテナンスに来ていた。
「リーリエ様、お久しぶりです、まさか来たはるとは思いませんでしたわ!」
「今日は、日本の女子高生だった、マリーさんのエコーを撮るの。印刷用紙大丈夫かしら。」
「へ、女子高生?」
「女子高生に反応しましたね。でも大丈夫ですよ、今回は女子高生ではないので。」
「あー。女子高生とか、神聖な領域やったな。おじさんにも、娘がおったから、懐かしく思っただけ...。」
「ユイも、事故で同じ時期だったのよね。何があるのかしら。」
まさかクラウドがジュードと意気投合してこの世界に降りてくるための、縁つなぎだったとは、いざ知らず
彼らにとっては永遠のなぞなのである。
「いやあ、おめでたい、まだお豆位だけど、しっかり動いてますね‼️」
「マジでファンタジーなんですけど...。」
目に涙を浮かべながら、モニターに映る我が子の力強い鼓動をじっと見つめる。
「ここに、居るんですね。」
「はい。予定日は12月頭ですね!」
寒い中出産とは大変そうだが、予定だと、ルードリッヒ達が戻ってくるのも、時間がかかるだろうし、もう、ここで産んでいっちゃえ!といった雰囲気になっていた。
後はルードリッヒがどう答えるか...。
「良いんじゃないか?幸いここには私の妻も子供も暖かく迎えてくれる準備に不安要素は無いのでな。マリー、君はどうだ?」
「はい、出来れば、ここでゆっくり過ごさせて頂きたいです。ルードリッヒに立ち会いもお願いしたいけど...。やっぱり、初めてだから...。」
「そうだな、冬が来るまでに、不安要素は排除してこよう。」
排除て...。と、みんなが心の中で突っ込んでいると、マリーが、ルードリッヒの袖を引っ張り耳打ちした。
「でも、ちょっと不安だな。毎日、その一緒になっていたでしょ?大丈夫なの?不満に思ったりしない?」
「ふむ。」
そう言って、ルードリッヒはジュードに視線を這わした。
「処理ぐらいには、付き合ってもらうか...。ニヤリ」
耳を大きくしていたマリー達は寛容であった。
「「許す!」」
少し離れたところで、何故か悪寒がお尻まで届いたジュードであった。
設計担当はリーリエとアンナ。
作成はシュタイアーマリーク領1器用な男、鍛治師のユイ(20歳、彼女募集中)
前世の記憶持ちで、ものづくり大好きな製作所勤めのおじさんだったらしい。
京都在住だったようで、リーリエ達と会うとはんなりした感じで話す。
そのユイが今日はメンテナンスに来ていた。
「リーリエ様、お久しぶりです、まさか来たはるとは思いませんでしたわ!」
「今日は、日本の女子高生だった、マリーさんのエコーを撮るの。印刷用紙大丈夫かしら。」
「へ、女子高生?」
「女子高生に反応しましたね。でも大丈夫ですよ、今回は女子高生ではないので。」
「あー。女子高生とか、神聖な領域やったな。おじさんにも、娘がおったから、懐かしく思っただけ...。」
「ユイも、事故で同じ時期だったのよね。何があるのかしら。」
まさかクラウドがジュードと意気投合してこの世界に降りてくるための、縁つなぎだったとは、いざ知らず
彼らにとっては永遠のなぞなのである。
「いやあ、おめでたい、まだお豆位だけど、しっかり動いてますね‼️」
「マジでファンタジーなんですけど...。」
目に涙を浮かべながら、モニターに映る我が子の力強い鼓動をじっと見つめる。
「ここに、居るんですね。」
「はい。予定日は12月頭ですね!」
寒い中出産とは大変そうだが、予定だと、ルードリッヒ達が戻ってくるのも、時間がかかるだろうし、もう、ここで産んでいっちゃえ!といった雰囲気になっていた。
後はルードリッヒがどう答えるか...。
「良いんじゃないか?幸いここには私の妻も子供も暖かく迎えてくれる準備に不安要素は無いのでな。マリー、君はどうだ?」
「はい、出来れば、ここでゆっくり過ごさせて頂きたいです。ルードリッヒに立ち会いもお願いしたいけど...。やっぱり、初めてだから...。」
「そうだな、冬が来るまでに、不安要素は排除してこよう。」
排除て...。と、みんなが心の中で突っ込んでいると、マリーが、ルードリッヒの袖を引っ張り耳打ちした。
「でも、ちょっと不安だな。毎日、その一緒になっていたでしょ?大丈夫なの?不満に思ったりしない?」
「ふむ。」
そう言って、ルードリッヒはジュードに視線を這わした。
「処理ぐらいには、付き合ってもらうか...。ニヤリ」
耳を大きくしていたマリー達は寛容であった。
「「許す!」」
少し離れたところで、何故か悪寒がお尻まで届いたジュードであった。
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