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第4話 そりゃ目がいくよね
しおりを挟む「いやあ、お楽しみ中の様でしたので....」
「すみません、お邪魔しました」
「どうぞ、お気になさらず、つづけてください」
柄の悪い男達と女性の横を通りすぎようとしたが、女性が一生懸命鼻水を垂らしながら言葉を放った
「ちょっと、貴方達?これが見えないの?これ!普通助け船出すでしょう?」
手枷をブンブン振って見せている。涙と鼻が垂れて、よたりよたりかな。
「え、てっきり、そういうプレイかと....」
「あ、シャルロットじゃない?ウケる」
「知ってる人?あ、悪役令嬢?」
「そうそう」
ニコニコ話し出す3兄弟に柄の悪い男達がイライラしながら、聞いてきた
「おいおい、お前達どこから来やがった?」
「あ、下から上がって来ました」
「は?下から?そんな軽装備で冗談も休み休み言えよ」
「いや、さっきこれ倒してきたんで....」
と言って、収納空間からずるりと体長は10メートル位だが直径2メートル位の太さのシーサーペントを取り出した、頭の部分はぐちゃりと潰れてしまっている
「う、うあああ」
「ヤバい、逃げろ!」
後ろに何か居るのかと3兄弟は振り向いたが特に何も居ないので女性の方に向きなおしたら、柄の悪い男達は、居なくなっていた。
「あれ?やっぱり白けちゃったんですかね」
「これ見て逃げたんだ....これ強いやつなんじゃない?ぁあそういや、ここ最終ダンジョンだっけ?だからだよ!」
「寛太鋭い」
「いや、普通考えたら判るだろ」
「そっか!」
一徳はちょっとズレているところがある。
「貴方達、一体何処から、それを出したの?」
女性は、凄く美人だった。鼻水出てるけど
「えーーーーと」
「おい、言わない方がいいんじゃないか?」
「でも」
「ねえ、シャルロットめっちゃオッパイデカイw」
「おい、言わない様にしていたのに!」
「俺も思った!」
3兄弟はテンション上がっておしゃべりし始めた
今彼らはオッパイの事しか考えていない
「ちょっと、貴方達、もしかして私の召喚魔法で呼び出した召喚獣?」
「え?呼び出した?お嬢さんが?まあ、さっき地下6階にいきなり出ちゃったんだよね!」
「おい、一徳!」
言ってしまった感甚だしくも嬉々とした表情に変わった女性は、ぶつぶつ何か言っている
「成功してたの?魔法陣には、現れないでダンジョンの地下ですって?真下?真下ね!」
オッパイは大きいし凄く綺麗な人だが、鼻水がまだ出てる
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